2007/05/25 - 2007/05/25
277位(同エリア346件中)
早島 潮さん
平成19年5月25日(金)
三連泊したラサホテルを8時に出発して聖なる湖ヤムドゥク湖とサムエ寺の観光に向かった。
ヤムドゥク湖は湖面の標高4440mである。チベット4大聖湖の一つで神秘的な雰囲気を湛えており人々の祈りの対象となっている。別名トルコ石の湖といわれている。湖畔には小さな集落がある。カンパ・ラ峠(4749m)からは雪を被ったネンチンカンサン山(7000m以上)も望見することができた。
ヤムドゥク湖を後にして次の訪問地サムエ寺まで川越え、山越え、砂漠を疾走した。道路はヤルツァンポ川の南側に沿って走っている。サムエ寺へは小人数であればサムエの渡しで、渡し舟に乗り換え対岸へ渡りお参りするのが普通であるが観光バスを使用しての大きなグループだと舟にバスを積むことが出来ないので、遠廻りをしてヤルツァンポ大橋のある所まで行かなければならない。大橋を渡ってからサムエ寺へ辿りつくまでが大変である。砂漠を走りヘヤピンカーブの続く山を越えてやっとサムエ寺へ辿り着く。こんなところがいかにもチベット的で都会生活の便益を享受している我々には想定外の体験である。
サムエ寺はほぼ円形の塀で囲まれ、立体曼荼羅になっている。チベット仏教建築最高の傑作と言われ、8世紀に出来た最初の僧院である。僧院を構成する3要素は寺院、経典、僧侶であるがこの寺は3条件を備えていた。1階にはチベット風、2階には中国風、3階には印度風の仏像が安置されている。
近くにあるヘポリの丘から見下ろすと全体を俯瞰することができる。
チベットの歴史と仏教については次のURLに要領よく纏められている。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/yfukuda/Tibet/tibetanhistory.html
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ヤムドゥク湖
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ヤムドゥク湖畔
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ネンチンカンサン
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ヤムドゥク湖でヤクを連れた少年
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ヤムドゥク湖周辺の村落
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カンパ・ラ峠(4749m)のタルチョ
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カンパ・ラ峠で咲く可憐な花、ドメネト
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道路を横切った羊群
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高地の荒野に咲く刺のある花、ツマ
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ヤルツァンポ川原で弁当を食べる同行者
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ヤルツァンポ川で弁当を食べる我々を見つけて現れた羊飼い。石投げの道具を持っている。
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放牧されている羊
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ヤルツォンポ大橋。遠回りしてこの橋を渡った
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チベット族の民家
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農耕用トラクターにリアカーを付けて往来する現地の人
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ヤクを使役して作業する農民
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山間の廃墟
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砂漠と植樹の成果
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緑化に成功した耕地
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サムエ寺の前を力走する人力車
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サムエ寺
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サムエ寺の青塔
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サムエ寺の仏像
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サムエ寺の仏像
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サムエ寺。写経を納めた箱
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サムエ寺。ヤクの乳で作ったバターで灯る灯明
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サムエ寺。裸麦から醸造された酒。
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サムエ寺の食料庫に保管されている裸麦の粉。
チヘ゛ット人の主食である。 -
サムエ寺内の点景
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サムエ寺内の点景
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サムエ寺内のタンカ
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サムエ寺全景
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サムエ寺の俯瞰
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サムエ寺からの帰路。砂漠
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サムエ寺の帰路。道路を遮ってワイヤーを引いている。バスを平気で20分も待たせる。
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サムエ寺からの帰路。ヤムツォンポ川の点景
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ツェンタンでの夕食で飲んだビール
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ツェンタンの夕食を摂ったレストラン
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ツェンタンのホテル
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ツェンタンのホテル
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ツェンタンのホテル
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