2007/05/06 - 2007/05/07
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Clipperさん
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5月6日(日)
昨日の天気予報の通り、きょうは、ほぼ一日中雨降り模様でんな。
どうも近頃、週末に崩れる事が多い様に感じるなあ。
まあ、なにはともあれ、泊りがけのバス旅行は、ホンマに久しぶりやから嬉しいな。
今日は、アホが所属する協会の、二年に一度の懇親会、兼、総会と言う事で、昼神温泉へ出発や。
参加者は、当日欠席も出て23名。 正シート45席の大型バスなので、ずい分ゆっくりと座れるのじゃ。
バスガイドさんの横に立ってる女性は、手配をしてくれた旅行会社の方。
添乗はしないが、雨の中を、お見送りに来てくれてますねん。
8:35。 ほんの少しの遅れだけで発車やな。
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- 交通手段
- 観光バス
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ボディには、何処かで見たような人物が描かれてるよ。
「前田観光」さんのイメージキャラクターは、元大関の朝潮さんやな。 現在の高砂親方でんな。
この会社の社長さんが、後援会か何んかをしてはったんやろか。
勝手に、この車両を「スーパーあさしお」号と名づけるのやね。
-
各シートカバーにも刺繍で、ダイちゃん(ふる〜)が。
車両の後部、四分の一ほどはサロン風に椅子を回転させてある。
女性の方たちは、前方に皆さんお座りなので、そんならここに居とこうか。
男四人で、13人分のスペースを占拠しちゃおう。 -
高速に入ったところで、会長の挨拶があり、つづいてガイドさんがお話を。
連休の最終日やけど、道、空いてるなあ。
ん? このガイドさん、見覚えがあるぞ。
以前に、一緒に行った事があるんかな。 -
しばらく走ると、モーニングサービスのコーヒーを頂きましたんや。
「コーヒーをどうぞ」
「おおきに。 あのー、ガイドさん、どっかで見たこと有るんやけどなあ」
「ええ、私も配車場所に記憶が有るんですよ」
「そうかー、ほんなら、前に一緒に旅行したんやな。 何処行った時やろか」
てな事を言いながら、以前の旅行先を思い出そうとしてるアホであった。 -
なかなか記憶を引き出せないアホは、とりあえずコーヒーを飲んで、脳の活性化を図るのであった。
まあ、その内カフェインが効いてくれば思い出すやろ。 -
大阪から奈良を抜け、三重の、関ドライブインで休憩。
いつもは、この時間帯、20台以上のバスで混み合ってるのに。 すっくなあ。 -
それでも店内は、結構お土産などを買ってる人がいてますなあ。
きっと、自家用車で帰省してた方々やな。 -
再び走り出した「スーパーあさしお」号は東名阪道へ乗り、木曽三川を渡って、愛知県へ。
これは、木曽川。 増水してるな。 -
中央道を下りて、きょうのお昼は、恵那「山菜園」へ。 雨、まだ強し。
しかし、バスおらんな。 駐車場ガラガラ。 -
お昼は、山菜定食みたいなもんじゃな。
きょうは、雨が降ってて、少し肌寒いくらいに感じるので、鍋の中の「うどん」が良えわあ。
4つに仕切られた角鉢には、山菜の佃煮が各種と、おまんじゅう。 佃煮は、ごはんに合うよな。 -
お席の向こうに、お土産のご案内札。
お食事に、お付けしました、やてさ。
なんじゃ、四角い鉢ものは、試食兼用だったのか。
商売うまいわ。 これで、売店で試食出す必要無いもんな。
これが帰りの昼食やったら、勢いで買ってたかもね。 -
奥に、日本庭園があるとの事で、ちょいと覗いてみよやおまへんか。
雨やから、誰も居てませんわ。
小っちゃな橋を渡り、下へ降りてみるのだな。 -
ホホウ、橋の向こうには、滝に見立てた大きな石。
そして、階段を降りた所には、木組みで出来た「能舞台」が設えておました。
日本庭園は、雨の日も、またヨロシ。 -
午後からは、「寝覚めの床」を観光する予定だったんやけど。
増水してるし、足場も濡れてて、危険な箇所も在るかも知れんので、コース変更。
明日の「水引工芸館」を今日のうちに行っとこか、と言う事になりましてん。
まあな、一箇所ぐらい何処か観光しとかんとな。
それに、3時前に旅館に着いても、部屋の準備は出来てへんわなあ。
しかし楽やわあ。 予定通り行かん時でも、乗務員さんと、幹事さんに任しときゃ良えんやから。 -
館内に入ったところに飾られてある、「龍」。
おっきいぞ。 全部、水引で作ってるのだわ。 -
ホールに来れば、団体扱いなので、水引工芸の実演を見せて呉れるんだな。
色んな水引が、机に置かれてますわ。 -
ご主人さんか、職人さんが現れて、お話をしながら、水引を巧みに操って行きますわ。
しゃべりも上手いから、皆、引き込まれちょります。 -
10分足らず、話を聞かせながら、出来上がりました。
ちょっと見づらいけど、鶴でしたわ。
これは、会へのプレゼントにくれましてん。
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つぎに展示販売コーナーへ。
家紋を水引で作ってますよ。
勿論、特注もOKだっせ。 -
肖像画も出来ます。
写真を提出すれば、どなた様でも、お作りします。
との事でした。 -
名古屋城ですわ。
横にいてはる係りの人に。
「少し、鯱が大きいみたいやねえ」
「ええ、縮尺スケールを、そこだけ換えて、デフォルメしてます」
なるほど、金鯱城がモデルやもんな。 -
ここから数枚は、水引で作られた美術品やね。
どれも、これも、大作ですな。
関島 登師(雪水流宗家)が昭和30年代より水引の細工物を考案して、昭和57年にここを設立したんやそうな。 -
はあ〜。
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へえ〜。
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ほお〜。
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ふあ〜。
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売店に通じるところに有った「結納」セット(関西風)やて。
近頃、結納を交わさない家がすこぶる増えたので、こうして、PRを兼ねて展示してるんやてさ。
どこもタイヘンやねえ。 -
それでも未だ午後3時過ぎやわ。
もう一箇所、今日までやってるイベントが、温泉地から10分程度の場所に在るんやと。
時間調整も兼ねて、一丁見にいくか。
鯉のぼりが、川の両岸に渡って吊り下げられちょります。
雨に打たれて重くなり、風も無いので、まるで、メザシの様に見えるわあ。
「はなもものさと」は、きょうまでの催し。 臨時の売店も出てますぞ。
-
阿智川の、両岸に沿って植えられている「桃の木」の並木道。
ちょうど、今が見ごろやねえ。
白いの、赤いの。 上手いこと、散らして植わってますがな。
では、ブラブラ散策を。
今は、上手い具合に、雨もほとんど止んでるしね。
へ〜、同じ幹から延びてるのに、枝によって、花の色が白かったり、赤かったり違ってる木も有るなあ。
面白いもんやなあ。 -
白い花。
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紅い花。
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桃色の花もおますなあ。
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さあ、あとは、今宵のお宿へ向かうんだな。
「昼神グランドホテル・天心」へ御到着だす。
へー、奇麗な旅館やなあ。
コマ(個人客の事)で泊まったら、結構するんやろな。 -
玄関横のちょっとした庭園。
向こうの、張り出しテラスはウッドデッキになってて、足湯が用意されちょります。
では、部屋に行き、ひと風呂浴びるかね。
大浴場は七階、露天は足湯の、さらに左奥におまっせ。 -
お風呂のあとは宴会、いやいや、総会であります。
会長の年次報告につづいて、副会長の発声で。
食前酒の梅酒でカンパイ。
きょうは、バスにトイレが付いてなかったので、此処までアルコールは控えていたんだな。
美味ちいよ。
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先付けの八寸、さざえ、山菜の天麩羅、うなぎ、鯉の筒煮、鱒のムニエル風ポテトクリーム乗せ・松茸風キノコ添え(エリンギね)、白魚鍋でスタート。
やっぱり和食には、お酒やねえ。
日本酒に切り替えて、頂きますんやわ。 -
あと出しで、お造り。
鯛にハマチ、鮪の三種。
長野県なのになあ。 鯉か岩魚、山女魚の洗い何んかの方が、感覚的には合うんやけどね。
まあ、川魚は好き嫌いがあるからね。 -
そして、牛肉ブロックと、ロールキャベツ、トマトソース煮。
左手には、茶碗蒸し。
お料理は以上。
あとは、ごはんと香の物。
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ふー、満腹じゃわい。
と思ったら、こいつは「百合根まんじゅう」なんやて。
外を道明寺粉でこさえてあるので、ごはんと間違ったんや。 -
そして、本当のごはんと、お漬物。
デザートにメロンとグレープフルーツ。
メロンだけ喰っとこう。
もう、入らんわ。 ご馳走さまでした。 -
ウッドデッキから見る中庭の夜景。
雨はあがってるみたいやけど、床はまだ乾いてへんのやろな。
そんなら、露天と足湯は、明日の朝入ったろ。
今宵はこれまで。 お休みやす。
(「蜂の子」たべるか?へ、つづく)
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この旅行記へのコメント (2)
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- moonbigさん 2007/05/14 22:21:07
- 水引名古屋城天守閣作者の一人より
- 私の作品を掲載していただきありがとう御座います。シャチは正確な縮尺の七倍でお作りしたものです。理由は原寸で作って見たのですが原寸の細工がシャチに見えなかったからであります。
また今作の名古屋城天守閣の姿は元禄時代の図面を探し出して作った名古屋城元禄時代版であります。そうひのきつくりという事なので、中の骨組みは檜の角材を用い、最上階にはふすまも張ったのですが、途中で中は見えないということに気が付いたのでふすま・壁は最上階のみであります。金のしゃちほこから石垣まで四方四面総水引細工で、屋根瓦は緑青色の水引を用い、結びと結びを結んで繋いで葺いてあります。壁・石垣は家紋の細工と同じく貼り合わせの水引細工で作りましたが、それぞれ壁らしく見えるよう、石垣らしく見えるよう日本絵の具で彩色をしたら、水引細工らしくなく見える仕上がりと成りました。
- Clipperさん からの返信 2007/05/16 06:49:42
- RE: 水引名古屋城天守閣作者の一人より
- moonbigさん、おはよう御座います。
そうですか、水引会館の方でしたか。 ひょっとしたら、あの写真の方でしょうか。 その節はお世話になりました。
楽しく見学させていただき、有り難うございました。 水引で、あんなにみごとな作品が出来るとは驚きです。 感嘆いたしました。
これからも、素晴らしい工芸品の数々を期待します。
行って良かったと感じております。
実は、最後に出てきた瓶詰めの「蜂の子」は、ここで購入いたしました。
では、また宜しくお願い致します。
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