2004/08/11 - 2004/08/20
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ロシア、カザフスタン、モンゴル三国と国境を接する中国最北西部にある未開の湖ハナス湖と、強風によって創られた灼熱の大地魔鬼城を巡る1500?の旅
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
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今回の旅はウルムチを起点にアルタイ・ハナス湖・カラマイを巡る。雨のそぼ降るウルムチ空港を発ちアルタイへ約1時間強のフライト。ここらから日本人観光客の姿は消え、少数の白人ツアーと大部分の中国人に埋め尽くされた狭い機内が、いよいよ辺境への旅立ちを思わせる。しばらく飛ぶと、眼下に広がっていた緑の平原が突然にとぎれ、砂地一色の広大な砂漠が現れた。まだ砂漠なんて見たことが無い者にとっては、これは感動ものだ。
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所々、川に沿う緑はあるものの、すべての命の営みや文明を拒絶するかのように延々と続く砂の大地の上を我々は飛んでいる。そんな砂漠の中にあるアルタイ空港から我々は車でさらに北を目指す。目的地はカザフスタン・ロシア・モンゴル国境のハナス自然保護区である。
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空港から目的地まで布爾津市を抜けて約200?、はじめは車窓にはひまわり畑のあざやかな黄色い世界が広がるが、やがて荒涼たる砂色の地へ。
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少年が馬に乗って「チーマ!チーマ!」と叫ぶ。こんな田舎でも観光地化はかなり進んでいて、客と見れば営業をする子供たちなのであった。
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幾つ目かの山越えをしたところから、周辺の様相は深い緑に覆われてくる。山一つで自然環境が180度変わる。標高約1400?のハナスの自然保護区域に近づいたようだ。
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緑の森、清流が下り降りる川を越える。
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しばらくすると本日の目的地、ハナス湖が目に入ってくる。アルタイ山の雪解け水が流れ込む湖面は乳白色と淡いブルーを混ぜたような色で、いかにも中央アジアのオアシスを想定させる。
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この湖、深いところでは177?の水深があるそうで、その穏やかさ故に魚たちが産卵をするに適していて、珍しい魚も多いという。湖にはネッシー伝説にも見られるように、怪魚、恐竜の話がつきもので、ここにも体長10?、口の大きさ2?の巨大魚が水辺にいた馬やラクダを湖に引きずり込んで食った!という話が伝わっているとか。
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そのレイクサイドにある草原にたたずむ山小屋が我々の宿泊地である。
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