2002/08/14 - 2002/08/14
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よっしーさん
確か2002年の夏だと思いますが、板門店に行ってきました。
南北分断の象徴にして、正面に北朝鮮があり、簡単に足を踏み入れられそうな土地が、実は出入り不自由という、なんとなく悲しくなってくるところです。
同じ言語を共有する民族が、自由に通行もできない。
いつか近い未来にこの異常な状態が、完全に解消されることを祈るものです。
内容は、早朝ロッテホテルを出発して、途中、都羅山駅を見学したあと、最前線の国連軍(事実上米軍)キャンプで板門店ツアー参加者のためのレクチャーを受け、そのあとトラブルに巻き込まれる恐れがあることを確認した上で宣誓書見たいのにサインをし、キャンプ内の食事施設(バイキング形式でなかなかうまい)で食事をし、非武装地帯に入っていきます。
途中、韓国側と北朝鮮側が高さ競争をした国旗掲揚台などをとおり、板門店に入りました。
板門店は不思議な空間です。今はどちらかというと観光地化している傾向は否めませんが、分断の事実を真正面から見ることができます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 航空会社
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
先にうっすらと見えるのが、確かあれは韓国側の国旗掲揚台だったと思います。
添乗員さん行っていました。「馬鹿馬鹿しい競争でした」と。もちろん板門店ガイドのライセンスを持っている方です。
この時期は、南北共同宣言など両者の友好ムードすら強かった時期で、南北両者によるプロパガンダ競争は行われておらず、韓国人も冷静に北側との関係改善、前進に向き合っていた時期という影響もあるとは思うのですが。 -
確か自由の家だったでしょうか。
ここで軍事も含めた首脳会議なども行うそうです。 -
南北会談などを行う際に使用する会議室。
北側もツアーを行っており、お互いにバッティングしないよう調整もされているよう。
マイク線が国境になっており、右側が北朝鮮です。
会議室自体はしまっており、マイク線を越えたりすること自体は自由。数歩程度ですが、北朝鮮に入国してきました。 -
正面の大きな建物は、北朝鮮側の板門閣です。
ツアー中、朝鮮人民軍の兵士を見かけることはなかったのですが、板門閣前に一人だけ見ることができました。
すぐ正面にあっても、もし踏み越えてしまえば、北朝鮮に亡命したことになるか、不法越境者として身柄を拘束されることは間違いなし。その前に、韓国側の守備兵に殺されるでしょう。 -
奥のほうに小さな茶色い小屋が見えます。
あれが元板門店といい、停戦会談を行ったりした、本来の板門店らしいです。
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