小笠原で年越し 2005-2006（出発日＆到着日）

2005/12/30 - 2006/01/03

年末に東京晴海港から出航するチャーター船の｢いしかり｣で小笠原に行って来ました。
小笠原はものすごく遠い所と思って、二の足を踏んでいましたが、いざ船に乗ってみると船内はホテルの様で豪華なバフェ形式のレストランありお風呂あり、様々なイベントありで時間が経つのはあっという間でした。

ホテルシップなので毎日停泊中の船内に泊まるわけですが、女性専用の部屋でダイビング目的の人、観光目的の人、クジラ目的の人などいろんな人が居て、いろんな話をして、食べ物を分け合って・・・船内でも学生時代の合宿の様に楽しめました。
素晴らしい一期一会でした。

エリア 東京

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船

朝９時までの受付に間に合う様に晴海港へ行きました。

朝の晴海港。
寒いけど空気が澄んでて気持ちのいい朝です。

全長が２００ｍ近くもある大きな船です。
広いデッキをあちこちと歩き回りました。

まもなく出航。
タラップを閉めます。
上から見てると面白いです。

音楽が流れていよいよ出航。
船酔いしやすい私なので不安と期待がいっぱいでした。

レインボーブリッチをくぐって・・・

どんどん離れていく・・・もう戻れない・
実は船がかなり苦手です・

私はＢ寝台の女性専用に泊まりました。
二段ベットの１６人部屋でした。
少し閉所感はありますが、とりあえずプライベートは保たれます。
女性の一人旅が多いです。
同じような年代で独身、旅好きでいろんな所へ行かれている人が多くいました。
話が合い、夜中までいろんなことを話しました。

ちなみにこちらは一等の６人部屋。
トイレやシャワー、テレビなども付いています。
いいなぁ〜！

船内探検。
カーデッキです。
乗用車とトラックなど各１５０台くらいずつ停められるそうです。
でも小笠原では車を降ろすことが出来ません。

バフェ形式のレストラン｢カリブ｣
夕食は２０００円です。
ホテルなみの美味しい料理がたくさんあります。

まだ船に不安の私はあっさりしたものだけ食べました。

翌朝、予定時間よりも早く小笠原父島に着きました。
でも停泊作業があるのでしばらくは船から降りられません。
良かった〜無事船酔いする事無く小笠原に来れた！

二見港には定期船のおがさわら丸が停泊していました。

烏帽子岩

いしかりから見た境浦海岸。

下船準備の為の通船が私達を歓迎しながらやって来ました。
普段は漁師さんの漁船として使われている船です。

海の色が深く青いです。

船どうしがぶつからない様に慎重です。

まず大きめの船をいしかりに固定させます。

続いて上陸用の通船が来ます。
これもぶつからない様に慎重です。

ふたつ船が並んで下船準備完了です。

いしかりの船外壁に沿って設置された細い階段を降りて通船に向かいます。

もうすぐで、いしかり下船。

下から見るとこんなかんじ。

ついにいしかりから離れました。
念願の小笠原上陸までもう少し！

停泊しているおがさわら丸の前を通過。

ついに父島上陸！
おじさん、ありがとう！
下船する人の為、何回もいしかりと二見港を往復します。

二見港青灯台。

東京都なのに南国の雰囲気。
ついに来た〜！
嬉し〜い！

まず、お腹を満たす為に名物の島寿司を食べにお寿司屋さんへ。

左奥から亀寿司、島寿司、小笠原寿司です。
亀寿司って海亀のお寿司なんです。
ここでしか食べられないものなのでチャレンジしましたが、気分は複雑でした。
島寿司はワサビではなくカラシで食べるお寿司です。
変わった感じですが美味しいです。

２日にフォエールウォッチングでお世話になる父島タクシーの掲示板。
今日もクジラが見られたようで期待に胸が膨らみます。

情報収集の為、観光案内のあるＢシップへ。
ここで元日に行われるイベントなどの時間をチェックします。

帰りの通船まであまり時間が無いので、大神山神社への長い階段を上りました。
結構しんどい階段です・
いしかりが見えます。

上から見た二見港です。

大神山公園遊歩道をグルッとまわって降りてきました。

いしかりの船内イベント。
年越しのビンゴ大会＆カウントダウンパーティー。
とっても楽しいです！
でも、当たらなかった・

みんなでカウントダウンをして多いに盛り上がります。
新年を迎えると同時に停泊している船がみな汽笛を一斉に鳴らし、港では新年の花火がたくさんあがります。
船上で潮の香りと共に、ボーッという汽笛とバンバンとあがる花火。
今までに経験のしたことのない新年の迎え方で感動しました。

年が明けるとお酒が振る舞われます。
その後はダンスパーティーが始まります。

真ん中にいる方が船長さんです。