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海外旅行編〜フィリピンーその3

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1999/04 - 1999/04

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life-travelerさん

 スチュワーデスのおねえさんが私たちに持ってきたのは、グレーのアメニティーグッズだ。 Yさんと私はさっそく中を見た。くし、ひげそり等・・・グレー一色でまとめられた今では百円ショップのほうがよほど品質はいい(ごめんなさい!!)。
 おかげで、未だに利用されることなく私の宝箱にその原型をとどめて、深い眠りについている。
 しばらくすると、おねえさんはワイン等の洋酒を運んできた。Yさんと私はワイン、ビール、ウィスキーをそこそこ飲んで音楽を聴いていると、今度は食事とのこと。来た来た!!
 量は多そうだ。鶏肉、野菜、ライス、サラダ、パン、パスタ等で味はよく覚えていない。空腹だったため、Yさんも私もすべて平らげた。
 その後もおねえさんは、Yさんと私のもとへ、コーヒーだ、ワインだ、キャンディだ、とかあれやこれや運んできてくれ、それなりにかいがいしくサービスをしてくれた。
 マニラ行きのパキスタン航空は乱気流に遭うこともなく、順調にフライトを続けていた。私はうとうとしていると、アナウンスでまもなく着陸態勢に入るので、徐々に高度を下げる、とのこと。
 私は窓越しに外をながめている。雲が流れている。高度が徐々に下がっていくのが体感できる。いよいよ始めてのマニラだ、との期待感が否が応でもあふれてくる。
 あたかも地上の星のような光の集合がだんだん目の前に形作られてくる。あの光のどこかで
フィリピーナが、いや、フィリピンの人たちがたくましく生きているのだ。
 私たちの便は、やがてマニラ湾からニノイアキノ国際空港への着陸態勢に入った。
 ドドォーと両輪が空港にすべるように無事着陸。その時、Yさんと私、思わずガッツポーズ。「ああ、無事着いた。よかった。」当たり前のことがうれしかった。
 やがて、ドアが開き、タラップから入国手続きのために、ひたすら歩く。時間は現地時間午後9時(日本時間は午後8時)。空港内はムッとする熱気。エアコンはあるのだろうが、あまり効いていない。汗が噴出す。
 やがて、入国手続きの順番を待つ人々の姿が見える。Yさんと私も真ん中あたりの列にならんだ。もうすでに他の便からの乗客でかなりの人数が順番を待ってならんでいる。
 待っている間、まわりを見ると、いるいる6ヶ月の日本での滞在を終え、家族の待つふるさとに帰ってきたフィリピーナたちの集団。フィリピンパブで見る彼女たちとは違って皆、無邪気である。これがほんとうの彼女たちの姿なのかもしれない。
 遅い、それにしても遅い。だんだんYさんと私は吹き出る汗の量に比例して、頭にきた。
                                     −つづく
 

同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー
航空会社
パキスタン航空

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