豊島の海でラピュタに出合った。

2006/12/11 - 2006/12/11

寒い朝、東向きの水平線を見ると、島や船が浮かんでいます。
「浮島」という現象で、蜃気楼の一種です。
豊島でも朝の船から見ることが出来ます。
小豆島フェリー07：45宇野行きとか豊島フェリー08：00高松行き等の便で家浦沖に出た所で、東の水平線を見ると結構浮かんでいます。
写真に撮るには３００?以上の望遠レンズが必要です。
カメラの感度もＡＳＡ８００以上でないと、ブレてしまいます。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船

朝0745発の小豆島フェリー宇野行き・0800豊島フェリー高松行きで、家浦港を出た所で東側の水平線上を見ると島が浮き上がっているのが見える。

船まで浮かんでいる。

岡山方面の東側も浮かんでいた。

海苔筏のブイの列も浮かんでいる。

小豆島の隣の葛島だと思う。
他の島や岡山側は青く浮いているが、葛島だけ、なんかちゃんと木や土の色が見え、「ラピュタ」みたいだ。
やっぱりパズーのお父さんは嘘つきでなかったんでがんす。

フェリーは豊島の東側を回り、礼田崎の「ダビガス」(貝塚)も見えてきた。
ダビガスの向こう側も浮いている。

朝日がさして逆光の中を島が浮いている。

海苔の筏では採り入れが最盛期だ。
筏の網をはぐるようにして船が入っている。

去年は海苔の色がつかなくて出荷できない所もあったそうだが、今年は順調に育っているようで、品質もいいようだ。
重油流出事件で心配されたが、豊島周辺での被害は最小限に止まった。
小豆島の方は流出した重油がまだ残っている海岸もあって、来年以降、心配だ。