2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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9月18日。
長い長い旅の終わりは、暖かな空気と優しげな風が向かえて呉れた。
同行者のクニクニにとっては、殆どが道の訪問だった。
振り返ってみると、旅の始まりは広州、しかも郊外の番禺。挑む長距離ロードは、最初に回族の多い蘭州、思いでの敦煌、そしてまだ見ぬ地、天山に抱かれた維吾爾族の土地新疆・・・
そして、今また中国で一番賑やかな町上海へ。
30日と聞くと長くも感じるが、実際は、将にめまぐるしく変化して行く人種、文化、そして生活習慣が、その時間を殆ど感じさせないのだと感じた。
今日は、安徽省蚌埠(バンプゥ)~江蘇省南京~上海(上海駅には午後15時到着)まで。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
朝目覚めて車窓から外を眺めると、景色は緑に包まれていた。
起きてから最初に到着した駅は、安徽省の「蚌埠(バンブゥ)」
前にも書いたが、安徽省にある鉄道が集約されているポイントで、鉄路交通の要でもある。
色々な地方からの人達が、この駅を通過したり、ここで降りてバスで移動したりする。
こま達にとっては嫌な思い出のある町でもある。。。 -
そう言った背景から、ここでの停車時間も長くなる。
-
何か、今日のカメラは機嫌が悪く、オートで撮影すると露出が低くなってしまう。
真っ暗の画像を加工してここまで持ち上げたが、後の景色がとんでしまってまるで駄目。。。 -
目の前には、蓮の畑が沢山見られた。
安徽省合肥などは、街中に大きな池がある構図で、水の都って感じの町。
西北地方とは大違いだ。 -
橋桁が見えてきた。
もうすぐ南京の長江大橋を渡るサインだ。
画像は、橋に差し掛かった列車から見た長江の様子。 -
こんなタンカーも往来可能。
流石に長江(揚子江)はデカイ!南京長江大橋 建造物
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南京側に到着。
結構長い。 -
全部同じデザインのバスが並んでいる。
バスの終点のようだ。 -
長江大橋は、あとは橋桁を残すだけ。
その後、新しくなった南京駅に滑り込む。 -
11時56分、南京駅到着。
開放的で上海駅より遙かに感じが良い。
降りた人やこれから乗る人、外で息抜きする人などで賑わっている。南京駅 駅
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ホームの上海方向側の様子。
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安徽省方向。
売店後のシマシマの服を着た人、一寸クニクニに似ている。(^^;
その横に、大きな熊みたいな維吾爾人が早足で迫ってくる。
誰かを探しているらしく、キョロキョロして遠くばかり見ていた。
見つからずに焦っているような感じ・・・。 -
そのくまさん維吾爾人のおじさん、暫くして上海方向から戻ってきた。
見つからなかったのかな?・・・
きっと先に降りたと思うよ。 -
しかし、こんな広いホームなのに、中々人が減らない。
南京駅 駅
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ホームから、町の様子が見えた。
上海同様、駅の北はゴチャゴチャしたドヤ街みたいだ。
「男女浴室」が気になる・・・?南京駅 駅
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その後には、町のシンボルなのだろう、お城(廟)が見えていた。
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13時24分、次は「常州」に到着。
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ホームの上海方向側。
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常州の到着列車表示。
既に「T51次」になっているのが判る。 -
13時59分、「无錫」に到着。
無錫駅 駅
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ジャパニーズらしき人発見!
写真だけでも中国人じゃない事が判る。
何故かしっかり写真撮ってしまった・・・(^^; -
ホームの上海方向側。
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14時30分、「蘇州」に到着。
あの古風な駅舎正面の様子が、裏側からでも窺われる。蘇州駅 駅
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クニクニ、蘇州駅ホームで喫煙タイム。
蘭州でメロンを便乗買いした人が後に。
殆ど話しはしないけど、車内では近所の者同士が頻繁に顔を合わすので、何となく気にし合っている感じが妙におかしかった。蘇州駅 駅
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蘇州発の北京行き直通ノンストップ「Z次」列車。
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蘇州を出て暫く工業地帯が続き、その後田園風景が続いたが、45分後、ビルや家が見えてきて、町の感じがしてくる。上海が間近だ!
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上海駅北の、新バスターミナルビルの裏側。
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やっと到着〜!!
少しだけ遅れて、結果的には48時間25分掛かったが、ほぼ定刻みたいなものだ。
駅には老劉夫婦が向かえに来て呉れていた。
いつも済みません・・・。 -
烏魯木齊から予約していた駅北広場傍の「美興大酒店」へ急ぐ。
アメリカ人経営で、一泊139元で3食付きと言う、上海では破格値のホテル。駅から直ぐの中興路へ出て、共和新路へ向かって50m。徒歩3分で到着するところにある。
何とか、スーツケースを転がして行ける距離だ。
画像は、新しくできた長距離バスターミナル(逆光なので・・・)。 -
ホテルで暫く休憩。蘭州で買った白蘭瓜(蘭州メロン)を1つみんなで食べた。
残りは老劉と爺ぃの友人へのお土産。
食べた白蘭瓜は余り美味しくはなかった。まぁ、ご当地のお土産と言う事で・・・
やはり、駅で買うモノにろくなモノはない。。。
食べ終わってから、送り出していた荷物を受け取りに荷物受取所へ出掛けた。
荷物を整理して、老劉へのお土産などを整理し、落ち着いた後は、夕食で駅南側の「中亜飯店」へ。夕飯後、老劉たちとはそこで別れて、我々はホテルへ戻った。
クニクニには休憩して戴き、我々は、荷物の大半を持って上海の家へと急いだ。
何か、チェックアウトしないままで、沢山の荷物を持ってフロントを抜けると、夜逃げして居るみたいで気まずかったが、サッサとタクシーを拾って閘北の家まで急いだ。
家に到着して確認した。老劉から教えられていた「ネズミ」の事。。。
案の定、家にはネズミが住み着いていた。
明日、クニクニを空港へ見送った後、3日はここで過ごさなければならない。
かなり憂鬱だが、兎に角疲れているので、荷物を置いてホテルへ急いだ。
明日は、最後の締め。
クニクニを送り出したら家へと急ぎ休憩したい所だったが、ネズミ退治と広州行きの手配が待っているのだ。
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