特急「はまかぜ」に乗る旅～前奏曲

2006/09/26 - 2006/09/26

この旅を通じて自分の間抜けぶりが浮き彫りになってしました。
ことの次第はというと・・・１８１系気動車を使用する最後の特急である「はまかぜ」に無性に乗りたくなった。餘部鉄橋にも架け替え工事が始まる前に行ってみたい。１２：０５大阪発のはまかぜ３号に乗るべく家を飛び出した。ところが、数分の差ではまかぜを逃す。それでは、香住１６：５０発の上り４号を掴まえようと大阪駅から福知山線経由で香住を目指す。そこで気が付いた。香住は餘部の手前ではないか。つまり、餘部鉄橋は通らない。なんたる間抜けぶり！結局鳥取で１泊して翌日浜坂発の４号に乗車することに。したがって、この前奏曲には「はまかぜ」は登場しません。「本編」のアップをお待ち下さい。

エリア 鳥取

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル

大阪駅から
平成の大改造中の大阪駅からスタートです。旧環状内回り・外回りホームが１・２番線に改められた為、福知山線は３・４番線からの発車に。どこか違和感を覚えます。

丹波路快速
ファーストランナーは篠山口行き丹波路快速。２２１系４両編成です。

今日のスタータ
カフェイン中毒の私に缶コーヒーは欠かせません。今日は何となく秋の山陰を思わせるコイツを選びました。

淀川を越えて
新淀川の長い鉄橋を渡り大阪から離れていきます。

分岐点
尼崎を出ると高架で東海道線をオーバークロスし福知山線の旅の始まりです。そして・・・

あの場所
シャッターのタイミングがずれ判り難いのですが、昨年４月の脱線転覆事故の現場です。テントの中には今も献花台があります。私も事故後初めて通過したので胸を締め付けられる思いでした。黙祷・・・

トンネル路線
宝塚から三田までは複線電化に際し武庫川沿いにカーブが連続していた旧線からトンネルで一直線に貫く新線に付け替えられ、西宮名塩などは前後をトンネルに挟まれています。

武田尾付近
武庫川と直交します。旧線はこの川沿いを走っていました。

篠山口駅
丹波路快速はここまでです。ここから先は特急北近畿にリリーフを仰ぎます。

北近畿９号
古ぼけた１８３系４両でやって来ました。

谷川にて
行き違い列車待ち合わせの為停車しますとのこと。やって来たのは普通電車。特急を待たすとは・・・

アイデア賞
北近畿のシートカバーにはチケットを挟んでおくポケットが付いています。

ビッグエックスネットワーク
シートに刺繍された北近畿ビッグエックスネットワークとは。

福知山城
福知山到着前、右手車窓をかすめます。

分岐点２
高架化された福知山駅手前で山陰本線と合流します。

ビッグエックスの正体
福知山駅です。左は京都からの特急きのさき、右は大阪からの北近畿。これらの特急を相互に乗り継ぎ城崎や天橋立に向かうことができ特急料金も通算で計算されます。私も「きのさき」に乗り換えます。

円山川
城崎が近づくと小さな入り江のような円山川が車窓に寄り添います。

城崎温泉駅
いつから"温泉”が付くようになったのだろう。

城崎温泉駅舎
駅舎の方は変わらぬ佇まいをみせる。

餘部鉄橋
明治45年開通、高さ約41.5ｍの餘部鉄橋。長らく塩害に耐えてきたこの橋も間もなく架け替え工事が始まりにわか観光名所として大勢の観光客が訪れているという。

餘部ブーム
浜坂行きの鈍行には香住から数十人の団体客が乗車、橋を通過し餘部でドヤドヤと降りていきました。

黄昏の山陰海岸
静けさを取り戻した車内から海岸線を眺めます。ああ、やっぱり山陰の風景は良いなあ・・・。

ニュー鳥取ホテル
鳥取駅南口に聳える１４階建のランドマーク。急遽楽天トラベルから予約、シングル￥５４９０です。