ここが最南端の町！じゃないの！？プンタ・アレーナス／パタゴニア／チリ

2002/02/13 - 2002/02

やって来ました、プンタ・アレーナス。
日本から飛行機を乗り継ぐこと、ほぼ二日。
ここは世界の最果て、チリはプンタ・アレーナス。

かつて昔、ドロンズをいう芸人コンビが南北アメリカ大陸縦断の
ヒッチハイク旅をやり遂げたが、そのスタート地点なのだ。

目の前にはマゼラン海峡。夏というのに風が強く冷たく、寒々とした景色が最果ての地に来たんだなと実感させる。

世界最南端の町、プンタ・アレーナス。。。
ん？　んんん？？？
地図を見るとマゼラン海峡を隔てたフェゴ島。
そこはアルゼンチン領でそこにウシュアイアの町が！
や、やられた。ぬかよろこびだった〜！！
ってことはドロンズの二人は縦断を成し遂げてはいなかったのだ！！

今回、ここまで来たが日程は限られている。
ウシュアイアまで行く余裕はない。
「覚えてろよ！」と誰に対してかはわからないが、
心で思い、私はパイネに向ってバスに乗るしかなかった。

ちなみにこの３年後の2005年年末。
南極を訪れるべく、ウシュアイアに立った私は、
「やったぜ！！世界最南端の町！！！」と感動に打ち震えたのでした。
しかし、更にその南に世界最南端の村、「プエルト・ウイリアムス」があるのに気が付いたのは、南極に向う船の中。
虚脱感に打ちのめされた私は、「あの村に行ってやるぞ！！」
とは思わず、「別にどうでもいいや」と子供のような台詞を吐き捨てたのでした。

ちなみに表紙の写真はパイネグランデ近く。
グアナコが草を食む
プンタアレーナスの写真は後ほど。

エリア プンタ・アレーナス(チリ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス

表紙と同じ。
グアナコが沢山います。
あと、ニャンドゥー（ダチョウみたいな鳥）も多く見られます。

南米でよく見かける動物のうち、
この手のラクダ科のものは
グアナコ、リャマ、アルパカ、ビクーニャがいる。
比較的、多く見ることができましたが、
絶滅危惧種であり、現在は保護されている。