草津：　「応徳温泉・くつろぎの湯」　と　「尻焼温泉」

2006/07/04 - 2006/07/08

2年前の夏休みに三重から茨城県をまわり日光方面からこの六合村に寄った。
「道の駅：六合」に隣接する‘応徳温泉’は第一印象、
「ボロいなあ」
入ると、「せまいなあ、きたないなあ。でも鄙びた感じでゆっくりできる」。
お湯は、それまで知っていたどの湯より効き目のあるものだった。
以来、「もう一度入ってみたい」温泉でした。

今回、草津温泉に入った後なので、前回ほど感動はなかった。
しかも湯船は新規改装されていて、鄙びた感じが減少。
湯の花は2年前はいっぱい出ており「キタナイナア」とまで思わせたくらいだが、今回は非常に少なかった。
源泉度が低下したのではないか？

まあ、ともあれ、休憩室は田舎の公民館のようで昔と変わらず、一日中でもゴロゴロゆっくりできる。
やっぱり、日本で一番の湯、と小生は思うのであります。
（ﾊﾟｰﾄﾅｰに言わせれば、それほどでもないそうな）
（こうしたことは、往々主観的なものなので、アシカラズ）

エリア 中之条(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

六合村は草津温泉がある同じ国道292号線。

近在の６つの村を合わせて、六合としたとのこと。

その昔、ここは草津村と呼ばれていたらしい。

山と谷に囲まれた静かなひなびた所に、「道の駅：六合」がある。

六合村「応徳温泉　くつろぎの湯」がある建物。

左手上手に、宿泊施設「花まめ」がある。
2年前はなかった。

国道沿いに、野菜売り場とみやげ物売り場＆観光情報コーナーがある。

さびしそうなところでもある。

１００％源泉かけながし、と書いてある。

地元住民200円、外住民400円。

草津の道の駅でゲットした割引券で300円。

つかりに来る人々は大抵が地元の人が多い。
毎日同じ年寄りをみる。
たまに山登りのグループが来る。

泉質は草津と同じ硫黄系だが、成分が違う。
草津ほどガツンとはこないが、やさしい効き目。

休憩所（洋式）にはキジ、タヌキ。

かよい帳をもったタヌキもいる。

テンのようなイタチのような。

キジやタヌキやイタチなどは我が家の近所にもいるが、さすが、クマはいない。

休息所（洋式）。
ここではビデオが見られる。

といっても、村ののお年寄りの芸能大会のビデオ。
芸能と書いてあったので、なにやら伝統芸能の記録かなにか、と思ってみたが、村のオジイチャン、オバアチャンのカラオケみたいなものだった。

休息所（和式）
ここにはテレビがあって寝転んでコタツに入って見られる。

夏でも寒くなるときがある。
お茶は給湯室があって、自分で入れて飲める。
お弁当などを持ち込んで食べることも、寝ることもオーケー。

周りは谷。

「昭和の道祖神」

近在に非常に古い（江戸時代）道祖神が３２体もある。

こうした道祖神めぐりも、ここの少ない観光。

「沼尾道祖神」年代不明。
近くの道祖神は、天保年間のものが多いので、これも江戸時代のものと思う。

ここ六合村は、新潟から草津への商人が往路通ったところ。
帰路、六合村は険しすぎるので、違う道を通ったとのこと。

おいしそうな赤い実。

六合村から野反湖に向け少し山ん中へ分け入れば、秘湯中の秘湯？といわれる「尻焼温泉」がある。

一級河川の長笹沢川の川底に沸き出でる天然温泉。
朝早く行ってみると、お年寄りでも入っているかなあ?っと思いきや、若いアベックが2組しかおらん。
女の子は水着で、男はスッポンポンで、どうなっとんじゃ？

とりあえずここまで来たら入らニャ。
と入った。
川の水が混じるのか、草津温泉に比べ味が薄かった。

ここでアラビア語で日付のでる腕時計を置き忘れてきた。
アラビア関連のお仕事約２０年の思い出の品だけだったので、惜しいことをした！

川温泉のワキにある屋根付き風呂。

暗くて気持ちわるい。

長笹沢川（ながささざわ）。

六合村には「湯の平温泉」というのもある。

この入り口からドンドン森の中に分け入る。

どこか気持ちが悪い。

拡大すれば見えるがここの露天風呂は谷ぞこにある。

国道からのぞけば見える。

すこし行けば長野原にこれも秘湯中の秘湯、といわれる「河原湯温泉：王湯露天風呂」がある。

行ってみただけで、実際にはつからなかった。

草津温泉と六合村の応徳温泉に交互に入っていれば、モウこれ以上は入れません！。