2006/04/01 - 2006/04/01
345位(同エリア418件中)
BONSKYさん
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同里は、蘇州と同じ江蘇省にある、水郷古鎮のひとつです。上海から車で片道2時間ほど。日帰りも可能です。世界遺産「退思園」もあります。
今回は、杭州へ行く途中に立ち寄りました。半日弱の短い滞在でしたが、のんびりとした風情の、落ち着いた佇まいの町で、ブラブラ歩くには程よい大きさでもあり、とても気に入りました。
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- 観光バス
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同里の駐車場にバスが停まると、そこには人力車が客待ちしていました。ここから観光スポットの入口までは、歩いてもいけるのですが、人力車に揺られていっても楽しいかもしれません(私たちは団体だったので、電動カートが待っていました)。
ちゃんと一人4元って書いてあるけど、ふっかけたりはしないのかな。おじさんと戯れているのは息子です。 -
町の観光エリア(古鎮の風情が残るところ)は有料になっています。写真の門のようなところの手前にチケット売り場がありました(値段未確認・・・役に立たずにすみません)。
このエリアは面積1平方kmだということなので、歩いても疲れない程良い広さです。 -
こちらは駐車場から入口までの町並み。これだけでもなかなか風情があります。走っているのは電動カートです。
同里の旧名は「富士」というそうです。なんだか日本人には親しみのわく名前ですね。「同里」と呼ばれるようになったのは宋の時代とか。 -
同里にあるユネスコ世界文化遺産、「退思園」は、清朝(19世紀)に建てられた庭園です。軍隊の長として活躍した任蘭生という人が、故郷へ戻った際に建てた・・・という由来は、江南庭園の成り立ちの定番みたいですね。
「退思」とは「反省」の意味だということ。
園内は住居部分と庭園部分があり、写真はその庭園部分の中心。池の周りに建物が配置されていますが、どの建物から見ても美しいように、考えられているそうです。それほど広くないので、飽きずに(?)見学できます。 -
退思園の入口は、小さいです。上記の庭園は一番奥にあり、まずは住宅部分から見学がはじまります。こちらは住宅部分の建物内部です。
個人的には江南様式の邸宅・庭園というのは、ちょっと装飾過多かなという気がするのですが(いくつも見るとお腹いっぱいになってしまう)、細かい彫りや飾りには感心してしまいます。
中庭があって、それを見下ろすように綺麗な手すりのベランダがある・・・手すりがもし鉄製だったら、ちょっとスペインみたいだなぁ・・・ -
・・・などと思っていたら、この2階部分には奥さんや娘さんなど、女性が住み、家族以外の男性には顔を見せなかったとのガイドさんのご説明。
建物の外側に回ると、お部屋の窓は小さく、外からは中の様子が見えぬように鉄ではないものの、しっかり格子がはめられていました。中にいる貴婦人は、ここからこっそり外の様子を覗くのですよ、と。
・・・まるでスペインのアルハンブラあたりで聞くような話でありませんか。 -
退思園を出て、町を散策しました。同里には15本の川と49の橋があるそうです。そんな町の中を、小舟で遊覧することもできます。舟は5〜6人乗りだそうです。
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前述の人力車で観光している欧米人団体もいました。
同里の町並みは、白と黒。漆喰塗りの白壁に、黒い瓦屋根の家が、運河に沿って並んでいます。家々は古く、壁の色もくすんだ白なのですが、この単調なモノトーンの繰り返しが綺麗です。 -
ちょうど清明節という、日本のお盆のようなシーズンだったので、小さな町にも観光客がたくさん来ていましたが、こんなたたずまいの中を歩いていると、まわりの賑やかさを感じさせませんでした。
写真とは関係ありませんが、同里の見所は「一園・二堂・三橋」と言われるそうです。「一園」はいうまでもなく退思園ですが、あとの「二堂・三橋」は、町のほぼ同じところにまとまってあります。「三橋」は運河のT字路にかかる三つの小さなかわいらしい橋でした。 -
表通りには土産物屋や小吃店ばかりが並びますが、ちょっとわき道を覗くと・・・まだまだ奥まで続いている様子。この奥が生活空間なのでしょう。
さきほど深窓の令嬢の話を聞いたせいか、しっくいの壁に小さく開けられた窓と石畳の続く細い道は、地中海沿いの町並みと重なってみえてしまいました。
でも町のニオイは、間違いなく中国です。というのも・・・ -
このあたりの名物・臭豆腐を、こうしてあちこちで売っているからです。何メートル先からでもわかる、独特のニオイ。臭いんです〜(ToT)正面に来ると、鼻が曲がりそう。食べるとおいしいらしいのですが、チャレンジする気持ちにならず、いまだ未体験です。
同里の名物は他に、草団子などもあるようで、よく見かけました。青団子というそうです。日本の草もちより、緑色が鮮烈でした。 -
「二堂」の一つ、崇本堂の入口です。これはもみじ?でも季節は春なんですが・・・綺麗に赤いですね。
「二堂」はどちらも個人の邸宅のようでした。20世紀初頭のものだそうです。 -
「二堂」のもうひとつ嘉萌堂では、“うだつ”を発見。わざわざガイドさん(日本語ガイド)が説明してくださったということは、日本人は皆関心があるのでしょうか。
私は「街道をゆく、中国・江南のみち」の中で、司馬遼太郎さんが江南の民家の屋根に“うだつ”を探すくだりを読むまで、うかつにもどんなものか知りませんでした。 -
昼は「香格酒店」で食べました。建物から内装まで、江南様式でまとめられている、なかなか綺麗なレストランでした。味も悪くないです(このときは団体ツアーのため、メニューや値段の詳細は不明です)。
同里には他にも、明清街といって、新しく観光用に作られた明・清時代を再現した通りがあり(有料エリアの外)、そちらにレストランや土産物屋がたくさん並んでいるとのことです。 -
これはオマケ。同里から杭州への途中立ち寄った、烏鎮の町並みです。烏鎮は現在公開されている東大街の他に、西大街を開発中で、その中を特別に見せてもらいました。写真は、建設中の西大街です。
ここは上海の新天地のように、古い町並みを利用・再現しつつ、あたらしいリゾートスポットになるよう計画されているようで、運河をのぞむ豪華な部屋をもつホテルなどもできるそうです。
5月オープンと言っていましたが・・・まだ完成には遠い様子。オープンしたら行ってみたいです。
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