2005/06/26 - 2005/06/28
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こまちゃんさん
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さて、5月17日にて一端敦煌から引き上げた訳ですが、こま自身の中国ビザの都合だったので、まだまだ敦煌での奮闘記は続くのでした。
今回は、6月13日に上海入りして、義烏、広州、香港へ。
敦煌には最終活動の為3ヶ月間滞在します。
そこで、6月26日に上海を出て敦煌へ向かいました。
前回、春期の敦煌行きではT52次列車からの車窓の風景を中心に紹介しましたが、今回は敦煌駅のある柳園鎮から敦煌市までの、128kmのドライブを皆さんと一緒に楽しみましょう!
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上海はうだる暑さに拍車が懸かり、本年度最高気温じゃないかな・・と感じる程の暑さ。
その中、タクシーに7つの手荷物を載せながら、昨日送った2個のスーツケースを、到着した敦煌駅から敦煌市への運び出しできるかどうか、一悶着有る事を覚悟して、本来の「上海新客站」ではなく、昔の上海北駅、現車両集中車庫へ向けて出発。
画像は蘭州に向かう列車の窓から夕焼け空を狙いました。 -
実は、この時期は学生の大移動がある時期でして、学生優先で切符が売られるんです。どういう事かと言うと、通常10日前からの発売に対し、学生さんには15日前から優遇販売がなされます。
従って、出稼ぎならぬ出学業者の往来が多い路線では、一般人向けの販売が始まった段階で全て無くなっている事が多いんです。今回もそうでしたので、前回知り合った列車員に頼んで席を取って貰いました。
画像はその夕日を浴びて燃える山々。 -
さて、写真は嘉峪関駅を出た列車から、是非嘉峪関を見ようと乗り出している所。
遠くに嘉峪関が見えています。(左の方) -
カーブに差し掛かるT52次列車。
嘉峪関の勇姿はもうすぐだ! -
すると、列車は前方に見える土壁に向かいます。。。
何故??と不安を抱きながらも、窓を開けてカメラを構えるこま。 -
案の定、不安的中!
この土壁が2,3分続くのだった・・・ -
一人パニックになっていると、列車は漸く土壁を抜けた。
あれれ?複線になっている・・・そうだったっけ? -
前方に見えた雲に見とれて仕舞い、ハタと我に返って嘉峪関を探すこま!
まさか!?と思って振り返ると、、、 -
そこには既に通り過ぎていた嘉峪関が遙か彼方に・・・何で??あの土壁って意地悪なの?・・
烏魯木齊行きでは、車内から嘉峪関は楽しめないのでした。。。
帰りは正面を通るみたいだけど、同じ列車で上海へ向かうと、嘉峪関通過時間は真夜中。上海へ帰る時はダメでも、今回の滞在期間中に必ず行くので、その時は見ていろ!中国鉄道の意地悪野郎めぇ〜! -
こんな風に、嘉峪関を通過する際は、右カーブばかりが延々と続く。
本来はこのカーブのお陰で、嘉峪関の勇姿が半円を進む間ずっと楽しめるはずだった・・・(;_; -
朝靄に隠れるような嘉峪関遠景を見ながら過ぎ去るしかなかった。。。
今回は車窓からだけじゃなく、現場に立ってやるんだい!!(`_´# -
ありゃりゃ、3車線になっている。
そう言えば、現在線路の工事中って言ってたな。
敦煌には新しい駅も出来るので、離れた所で色々作業しているらしいんです。 -
車窓から見える戈壁灘の小山。(2枚繋ぎ)
列車は北西に向かって進んでいるから、この向こうはモンゴルだ(少しあるけど中国的にはすぐそこ?)。 -
この先、あと3時間で敦煌に到着。
今回は藍天の空の下、敦煌に来たと言うより、敦煌に「帰って来た」と言う感じだ。 -
この、砂の固まった様な大地と、縦に伸びる楊樹が、次第に敦煌へ近づいていると言う気分を高めている。
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どこかの集落だ。
此処での生活は、色んな意味で苦労して居るんでしょうね。
しかし、この区間の雲は低空飛行。
敦煌に近づくと、流石に飛天のような雲が増えてきます。 -
緑が多くなってきた。
もうすぐ町に到着するという感じがする。 -
敦煌駅到着。
今回お世話になったみなさん。
左から、吐絲娜さん、侯さん、そして吐絲娜さんのご親友でもある乗務員さん。
左のお兄さんは、全くの「他人」です。 -
藍天で眩しい敦煌駅前。
1時間遅れの10時半到着だ。 -
日差しが全く以て違う。。。
去年も経験しているが、約一年ぶりに再認識。
まだ暑さは感じないけど、こう言う毎日が我々を待っているのだ。 -
今回はこのサンタナで交渉成立。
荷物満載なので2人で100元。 -
出発してすぐに、公安局前で交通検問。沢山に人が捕まっている。
理由は「ナンバー無し」や税金未払いの検挙。
でも、これって、敦煌市が中々支給しないからしょうがないと思うけどね・・・あくどい公安局・・・
我々の運転手は問題なし。 -
後の「熱情服務」が、その意味を違(たが)えている。
一般人から少ない生活費を奪う事に「熱情」しているとしか見えない! -
くだらない事は忘れよう。
この小山地帯を越えると、延々と続く戈壁灘だ。
その長い時を車で走ると、人間の愚かさを感じて仕舞う。
さっきの公安のヤツらには、永遠に理解できない心情だろう。 -
眩しい大自然の原野に、人口の道路が異様なアンジュレーションを作って伸びている。
車ははっきり言って跳ねまくります。(~_~; -
小山地帯はまだ続く。
この色合いが心に恐怖を与える。
こんな風に感じるのはこまだけかな??? -
写真では中々出てくれないこの小山の色。
石炭が出るような色。 -
その小山地帯を抜けると、暫くはこんな戈壁灘地帯が1時間程続く。
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蜃気楼が見えるけど、写真ではムリだった。
望遠レンズが欲しい一瞬だ。
我がC-3030ZOOMでは一寸無理な感じ。 -
最初の緑地帯が見えてきた。
此処には道路が交差する辺りに小さな町がある。 -
車修理店。かなり流行ると思う。
この前後には何もないからだ。
戻ると柳園まで40分以上、敦煌へは50分以上掛かる。 -
暫く戈壁灘走行をご一緒下さいませ。(^_^
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遠くに山脈が見えてきた。
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車越しに林帯が見えてきた。
ここは2つめの町。実際に町と言えるのはこっちだ。
結構な数の人たちが生活している。 -
この様に電気も引かれているのだ。
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地形が残った、ヤルダンもどきもある。
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長城だ。
そう言えば、何々長城がどうのこうのと言う看板がある。 -
これは道路工事の時に人が住んだ跡か何かのようだ。
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おおお!タンクローリーが追い越し。
パワーショベルを搭載した大型トラックだったから仕方がないね。 -
我々は、その2台を一気にパス。
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この方向は下りなので、シャレードでも簡単に追い越し可能。
でも逆に、敦煌駅へ向かう時はかなり苦しそう。 -
烽火台??
昔のではなく、工事用のモノと思う。 -
延々とこの景色を見て走る。
出発して1時間はとっくに過ぎた。
町も過ぎたしもうすぐだ! -
敦煌市の北部には、むかし塩湖があった。
今でもその名残で、地面の至る所で塩が豊富なのだ。
敦煌の土塩は、実はまろやかで評判なのだ。
省は販売を禁止したが、ヤミ市場で出回っているほど人気がある。
画像は、地表ににじみ出している様子。 -
敦煌市エリアに到着。
しかし此処は敦煌市郊外にあたるので、もう少し走る事になる。 -
この緑地帯を、あと2kmほど進む。
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この辺りになると、さっきまでとは大違いで緑が多い。
こんな戈壁灘の真ん中に、こんなオアシスが出来た事を神秘的に感じる。 -
見慣れてしまったこの風景。
この並木道が見えると町はもうすぐだ! -
前を行く新型パジェロ。
ナンバーを見ると新疆から来ているみたい。
哈密は新L****なので、哈密より南の町かどこかでしょう。
ただ、「05555」と言うぞろ目なので、政府関係かお金持ちの車の様子。 -
敦煌の我が家に到着。
するとやはり仕事が増えていた・・・
1ヶ月半居なかったので、電気、ガス、水道などが停まっていて要再手続き。(~_~;
すぐにシャワーがしたかったのになぁ〜・・・(;_;
今回も一波乱有りの予感・・・(ーー;
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