2005/07/03 - 2005/07/03
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こまちゃんさん
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今回は少し思考を凝らしてみましょう。(全然凝らしてないカモ・・・(~_~;)
沙州市場の一角にある新疆羊肉串(シシカバブ)屋、“新疆烤羊肉王司馬義”と言う司馬義さん経営の店がありますが、そこの看板を造った時のスナップ写真がありますので、一体どのように手作業で造ったのか一寸ご覧下さい。
この看板の効果で、焼き魚の注文が以前よりはかなり多くなったそうで、毎日忙しくて嬉しい悲鳴だそうですから、作った甲斐が有りました♪
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建材市場には手頃な気が売ってませんでした。何で??と考えながら、ふと思い出したのが旧貨市場。「旧貨市場」とは、読んで字の如く「中古屋」です。我々が敦煌に住まいを借りて、そこの家財道具を調達した所。
その大きな市場では、家財道具の調達で知り合った「賀」と言う人が経営する店と贔屓にしているので、そこへ向かうと、何と司馬義さんも同じ所から買っていると言う。何と奇遇な!
その司馬義さん、店では維吾爾人の服でキメているのですが、普段は寝間着でウロウロするただの中国オヤジ・・・
しっかり民族衣装の帽子だけはかぶっていますが。(^^;
材料を適当な大きさに裁断中。司馬義さんが木の上に乗っかって抑えています。 -
何処で加工するの?と話していると、流石に敦煌5年の司馬義さん、我々を連れて木材屋へ。
「あらら…何だ、ここなら材料も工具も工員も、全て揃ってるじゃないの・・」 -
ほら、こんなにある・・・
色んな形の色んな材料が。 -
細いのもある。
今後、木材が必要な時はここに来よう。
自然材料は我々の基本だから。 -
狭い中庭にこんなに。
工場の中には加工中のソファーが沢山あった。
形状が特殊だったのと、顧客のオーダー品と言う事で、一応版権に係わる秘密なので写真は載せられません。あしからず。 -
幹の先になる程葉っぱのない白楊樹(新疆ポプラ)。
蝦フライみたい。。 -
工場のご主人が、爺ぃが板に描いた魚の線に沿って裁断開始。
-
裁断はお手の物。すぐに魚のボディとヒレなどが切り出されて、それを目釘で止めています。
壁には、「技術一流」の文字が書かれています。 -
ボンドが半ば乾燥していたので、何回か着脱を繰り返した。
「技術一流」の割に、補助材料はいい加減ですが。。。(~_~; -
意外に素早い動作。
中国っぽくない。。。?(~_~;ゞ -
ドリル穴が小さすぎてヒレにヒビが入ったので、再度穴空け作業。
手前の司馬義さんの頭にピントが合って仕舞った。。。(=~_~=;
今日の司馬義さんの衣装が問題で、正面から撮ると一寸ヤバイ。。。
しゃがんだりするともう最悪で、ご立派な息子さんがご挨拶するんです。(~_~;
やはり民族衣装の方が似合ってるし、その方が息子さんも滅多やたらと顔を出しませんから…。 -
位置決め完了。
ヒレは無事にくっつきました♪ -
次は爺ぃがサンダーで表面加工。
おっと、司馬義さんの正面写真だ!
念のため、しっかり隠しておきますね。(=~_~=; -
ヒレの付け根の目隠し加工。
繋ぎ目を整えています。 -
魚ボディの面取り加工作業。
丸みを付けています。 -
頭部とエラとの境界加工作業。
全面に丸みを持たせながら道具を滑らせています。 -
爺ぃが集中し出しました。
良いことですが、その代わり・・・ -
こんな風に体勢を変えたりすると、予期せぬ事が発生したり。。。
-
波に乗ってきてこのスピード・・・
やはりやっちゃいました。工具を握っている方の手を、回転するヤスリで削ってしまいました。
一寸掘れて3,4cmの怪我。。。 -
中国製の工具は「使えれば良い」がモットー。
日本の工具みたいに安全性は考えられていません。
ご覧の通り、サンダー部分にカバーがないので、少し角度が変わったりグリップを変えたりすると、手に当たって仕舞います。
日本のリョービや日立の工具には、グリップ側に半円型のカバーが装着されています。 -
出来上がり!!
作画作業や仕上げ加工は、ちょっとナイショにしておきます。
木目を利用した焼き目と、木だからできる古めかしさを出してみました。
裏には漢詩風の文字と、跳ねた鯉の滝登りの絵が描かれています。(スミマセン、写真無いです・・・)
出来上がって店に架けた状態。
この看板にお気づきの方、その店が司馬義さんのカバブ店です!!
他にも4枚、A4サイズ程の自然木板の看板が有ります。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とらいもんさん 2005/10/17 11:30:52
- かんばん!
- 楽しそうの一言です。
のんびりとした?異国生活に拍手を送ります。
いなかものより
- こまちゃんさん からの返信 2005/10/17 19:20:28
- RE: かんばん!
- 有人飛行に2度も成功した中国ですが、それは所詮裏があるだけのこと。
一般市民は、田舎でなくても上海でさえこんな感じ、似たようなモノです。
かけ離れた情況が故に、その枠内でみんな気ままに過ごす術を知って居るみたいです。端から心配する程悲惨でもない様子でした。
民と官が完全分離し、阻害できない共産国家、日本人には理解も解析も批判もムダなのだとヒシヒシ感じています。
政府は何処の国でもVIP待遇。足もと、と言うよりも、胸の高さ以下は見えてくるバズがありません。水戸黄門は居ませんしね。
だけど場所によっては、確かに現状で苦労している所もありますが。
広い国ですから・・・
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