2005/07/14 - 2005/07/14
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こまちゃんさん
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陽関を出て、次は未踏の雅丹地貌(ヤルダン)へ。
殆ど「敦煌バカ」みたいに見える我々ですが、実はここまで来たのは始めてなのでした。。。
夏の日差しが一番厳しく、しかもカンカン照り。
コンパクトなデジカメ、露出系センサーが使い物になりません・・・
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陽関を出て、車は東に向けて走ります。
戈壁灘には、地貌(ヤルダン地形)になりそびれのような地形が所々に見られます。
目的地まではまだ100km以上有るのに・・・ -
一旦ここまで戻って、再度西へ向かって行きます。
西と言っても、少し北よりになります。 -
道を曲がると、さっき見ていた太陽が、後から照りつけます。
この時間はまだまだ朝日なので日差しが弱めですが、目的地に着く頃の太陽光線は、カメラが日差しに負けて、写した写真が全て白っぽくなって仕舞います。
ボクのOLYMPUS C3030Zも、爺ぃの息子のEOS KISS Digitalも、真夏の過酷な条件下では、正確な露出データを見つけられなくなりました。
メーカーさんも、こう言う所でフィールドチェックはしないだろうし・・・(^^; -
暫く、青い空と戈壁灘をご覧下さい。
(方向によっては、カメラの気まぐれで黄色かったり赤かったりしますが・・・) -
遠くに見える戈壁灘に原生する樹木。
この辺りには草木が多いので、浅めの地下水があるようです。 -
「厳禁入内」の看板がある。
この奥には何の施設があるのかな?・・・
良からぬ想像をしてしまうこま。 -
草が多い地帯に盛り上がる地形がちらほら。
「まだ見ぬ雅丹地貌はどんなのなんだろう」と想像しながら、期待を膨らませるこま。 -
手前でも見た標識通り、玉門關とは同じ方向になる。
ここで一旦玉門關の入場料を支払う。30元也。
ここから雅丹地貌までは100km一寸ある。 -
モアイ発見!!!?
雅丹地貌にはモアイもあるの?とくだらない事も考えたり・・・ -
これは「国家地質公園“雅丹地貌”」の標識看板でした。
-
地質公園入口ゲートを後に、駐車場へ向かいます。
このゲートでも一人20元必要。
そうそう、ここまでどのゲートでも運転手の分は不要です。ここで始めて「5人だ」と言われて、そう言えば、何時も4人分って言っても何も言われなかった事に気付く。
でもここの人間には、逆に「タクシーの運転手のまで必要なのか!?」と文句垂れて仕舞いました。(^^; -
ここは公園駐車場前の施設。
フロントと呼べばいいのか、資料館と呼べばいいのか・・・
雅丹地貌を見終えた後に見る説明映画を上映する休憩所や資料館、レストランがある所。
全景写真を撮ったカードが読み取り不能になり、ここには載せられず残念・・・
この前で、公園観光用のバスに乗り換える。
60元也。
この価格にて与えられる周遊バスは、真夏でも空調無しの超低級豪華版、10年以上前の素晴らしいバスです。(@@;
通りで、敦煌の人には「変わった形の地貌がちょこっと有るだけで面白くない。あんなに遠い所、行くだけで疲れるしがっかりして損するよ」って言われた理由が判った。
みんな、ゲート前で諦めるか、20元払って入っても、この60元は払いたくないから、ゲート前の辺りを散歩する程度で引き返してくるんだ。
その考えを決定づけたのは、店の知り合いが行った時に撮した写真。見覚えのある景色は、ゲート前の魚の形の地貌等だった。。。
(@@;地元人はまけてあげて欲しい・・・
宣伝効果マイナスじゃん! -
園内に進む前に、駐車場脇にある仮設トイレで用足し。無料。
施設は仮設設備でも、実用情況からすると固定使用。
もう少しマシな方法を考えないのかなぁ〜。。。
思わず「有料か!?」と聞いてしまった。 -
流石有名な地質公園と感じられる程の、素晴らしくぼろっちいバスに乗り換え(^^;、早速目にはいるのは、それとは別物の凄い風景。。。
砂漠化している地表のあちこちに、ぽつんぽつんと立っている不思議な塊。石のようでそうでもないモノなのなので、「地貌(でぃーもー)」と呼ぶ事にしよう。 -
幾つかの雅丹地貌には名前が付けてある。
これは「金獅迎賓」
日差しが強いので、空の青を入れると地面がくらくなる・・・空と地表のコントラストは、このくらいのバランスが精一杯。 -
公園内に敷かれた一本の道路。
ここをボロバスで往復して見て回る。
時々、予め決められているらしい所で下車。
記念撮影したり、大自然を前進で味わったり、タバコ吸ったり(○.○;by没有文化的中国人們)する為。 -
「獅身人面」
「スフィンクス」の中国語です。
右の塊がそれですが、写真に全景が入っていません・・・。(^^; -
「孔雀」と呼ばれるここでは代表的な地貌に到着。
現場までは炎天下を歩いて行くか、観光用の駱駝に乗って行くらしい。でも、我々は歩いて行く事に。
将になぁ〜んにも無い大地を歩く爺ぃとこま。 -
孔雀地貌には人が群がっていたので、先にその奥へ進む。
北側には何もない大地。
南側の奥は、こんな感じで沢山の地貌が広がっている。 -
銀塩一眼レフで雅丹地貌を狙うこまの周りには、大自然の風が吹きそよいでいた。
どう表現してもボキャの少ないこまでは上手く当て填られない超素晴らしい光景。
40度を超えたこの日の気温。
佇む我々を、その日光が照らしていたが、暑さも忘れて感動していた・・・(バスに戻ると現実に戻っていたけど・・・(~~;) -
これが孔雀地貌。
なんとなく人工的な形に疑いさえ抱いたけど、ガイドは自然の造形と説明してくれた。 -
記念撮影の爺ぃ。
ここ、雅丹地貌に共通して言える事なんですが、どうも標識位置と方向が良くない・・・
まあ、被写体をどう入れるかは人によってかなり違いますからね。
ましてやお国が違う上にセンスと言うモノはかなり遅れているし・・・仕方がないです。 -
空には、まるで地表の雅丹地貌に似せたように広がる飛天雲。
眩しすぎて構図が中々決まらない・・・
太陽の光で、液晶がよく見えないから。
一眼レフタイプが羨ましい瞬間・・・。
写真に写っているのは、陽関でも登場した爺ぃの息子。
彼が手にしているのは一眼レフデジカメ・・・
それでもやはり色がでない。
恐るべき超快晴の夏の天気。 -
地貌の影から。
少し歩くと、かなり遠くまで行ってしまった感じを受ける。
実際はそんな遠くではないのに・・・ -
孔雀地貌周辺の景色。
実サイズの28mm撮影。OLYMPUS C3030Zの場合、画郭が広くてこの点はかなり使いやすい。
(その逆に超望遠が出来ないけど・・・(~~;) -
広大な空の下に広がる、果てしない砂の荒野。
眩しい光の下に見る場合は、有る意味幻想的で感動すら覚えるが、寒い時や天候の良くない時に見た場合、たぶん怖い気がする・・と思うのはこまだけだろうか・・・ -
孔雀地貌周辺の風景。
気が付いたらみんなバスに戻っている。
あと10分もあるのに・・・
写真に写っているのは急ぐこま。
こちらはCANON EOS KISS Digital。
この頁上で、雅丹地貌の地面が赤っぽい写真は、全てこのカメラで取ったモノ。カラーレーションの激しさ(故意に色付けしたような感じ)に幻滅・・・
ここの地面は実際は灰色なので、上の写真が近似色を出している。 -
バスにたどり着く爺ぃ。
傍らで駱駝がおとなしくしゃがんでいるのが可愛い。
あ、説明にあったバスはコレです。 -
更に追加料金で、別の区域へ行くジープ。
景色に見惚れて居た為、当時は乗ってみる来も何にも起きなかった。
後で考えると惜しい事をした・・・
数十分だけだけど自分で運転出来る。20元也。 -
「孔雀」の観光ポイントに居る砂漠定番の駱駝。
夏の駱駝は毛が抜けてスリムで格好良い。 -
こんな所にも土産屋が。
雅丹地貌の石を売っていた。
結構面白いけど、市内にも沢山売っているので考え物・・・
(こんな重たいモノを持ってウロウロ出来ないし・・・)
このおじさん、バスが行ってしまえばひとりぼっち。。。その時って結構不安だろうなぁ〜。
迎えの車が忘れちゃったら、どうやって帰るんだろう・・・と余計な心配をしてしまった。(^^;
もしかして、傍らに一頭駱駝が座っていたけど、それが彼の交通手段???(2つ上の写真参照) -
雅丹地貌、国家地質公園最後の名所は「艦隊出海」
コース内の最も奥になる。
大型艦隊が出陣しているように見えると言う。
ここに着く前にある、バスから見える同じような並びを、ガイド小姐は「上海城市」と呼んでいたけど、何処が違うんだろう・・・?
あと、この先にも道が続いて居るんだけど、何処まで続くんだろう。。。 -
艦隊は何処へ行くんでしょうか・・・
対台湾防衛艦隊かも・・・(^^;
航空写真で見たら、地貌が有る北面全域をカバーしていた。
暑苦しくって全部見ないで引き返したのかも知れないなぁ・・・
中国ならあり得る事だ。 -
・・・にしては多すぎる艦隊ですね。(^^;
どんなに広いか、こちらの航空写真でも確認して下さい。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10033053/ -
またまた取り残されるこま。
いえいえ、決してそうではなく、みんなが時間前に戻ってしまうだけ。
でもそのお陰で、時間内に人が居ないシーンを撮せるんですけどね。
言い遅れましたが、他の10人くらいの同乗者は、喧し〜い紹興人(殆ど上海語)たちでした。(運が悪いと言うか何と言うか・・・) -
これは、この時の空の青さに近い感じが出ている写真。
地貌の色も地面の色も、大体この感じです。 -
駐車場へ引き返すバスからの光景。
あ、来る時に立ち寄った孔雀の地貌周辺ですね。 -
これも駐車場へ引き返すバスからの光景。
モスクの様な感じのモノが立ち並ぶ一角。
「新疆市街地」って名前にしたら? -
帰りに立ち寄った「ウエルカムゲート」
ここからの撮影だと、午後3時以降でなければこの様に逆光になってしまう。 -
ウエルカムゲートから公園内に向かって、道路左側を撮影。
-
ウエルカムゲートから公園内に向かって、道路右側を撮影。
(北面) -
空から落ちてくるような雲の塊。
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大地に佇んでいる人の様な地貌。
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さようなら、雅丹地貌。。。
もう二度と来られない所と思う。
素晴らしい情景をありがとう。 -
雅丹龍城内にある雅丹餐廳。
ここは場所柄、どうしても高くなるけど、上海の地場レストランくらいなので特に問題なし。
量が多かったので、その点割高感は感じなかった。
エアコンが効いているし、人も少なくて案外穴場かも知れない。
予め、ここで昼食を取るコースにするのも良いと思いました。でも、真夏の昼間の地質公園観光は、熱射病などに充分気を付けて下さい。
建物がない所ですので、その暑さは半端じゃないですよ。 -
来た時に見たモアイ標識の正面。
ここを過ぎて戈壁灘の道に出ると、本当にお別れです。
遠くに見える地貌が、モーターボートか魚に見えます。 -
このゲートを潜り抜けると、地質公園とは完全にさようなら・・だ。
昼間なのに色が夕方のようなのは、カメラの光感度センサーのせい。
PCの画像ソフトで調整しても、これ以上合和せられませんでした。 -
雅丹地貌地質公園を出てすぐの所には、土塩が沢山あります。地面にしみ出て居るのが見えます。
所々彫っている所もあるので、誰かが密採取しているようです。
(敦煌での土塩販売は禁止されていますが、美味しいのでヤミで出回っています) -
車は、漢の長城と玉門関へ向け、この景色を見ながら戈壁灘道を突っ走ります。
前方に広がる雲の変化が面白い。
今日の雲は固まったり散らばったりして、鳥に見えたり飛天になったりと忙しそうでした。
100km先の玉門關は、一体どんな所なんでしょう。・・・実は、陽関は良く行っていたんですが、玉門關も始めてなんです。(^^;
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆっくり歩くさん 2005/09/11 08:06:47
- 乾燥地帯とはこういう場所をいうのですね。
- お早うございます。
いつも見せていただいています。ありがとうございます。
こういう日本にはない風景には、憧れます。砂が風に飛ばされた結果でしょうか。車がない時代に,そこへ行くのは大変だったでしょうね。
また,日本という湿潤な所の住人を驚かせて下さい。
- こまちゃんさん からの返信 2005/09/11 18:43:12
- RE: 乾燥地帯とはこういう場所をいうのですね。
- ゆっくり歩くさん、書き込み戴き有り難う御座います。
お越し戴き光栄です。
乾燥指数数%、この日のカンカン照りの現場は、0%だったかも
知れません。敦煌自体、戈壁灘のど真ん中ですので、乾燥指数は
烏魯木齊の比じゃないんです。
でも、体がもう慣れたようで、ごく普通に生活出来ちゃってます。
(^^;
逆に、もうすぐ上海に戻りますが、その時のネットリジメジメ感
が心配です。。。
ゆっくり歩くさんも少し画像調整されたりしてお困りの頁を拝見
させて戴きましましたが、デジカメ写真って、撮影条件(天候)
によってはっきりしない事が多くて、PhotoShopで修正するのに
苦労しています。闇は勿論、曇の風景、日差しの強い晴天など。
これからも宜しくお願い致します。
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