エチオピア　ヤカンニエリ！(ティグレ語：ありがとう）

2005/07/20 - 2005/07/27

やっと今回の旅の目的地エチオピアに到着しました。成田からローマまで１２時間、エチオピア航空でローマからアディスアベバまで７時間のフライトでした。標高２５００メートルのアジスは最高の避暑地でした。空気が薄いので駆け足は禁物です！

エリア その他の都市(エチオピア)

アディスアベバのボレ空港は近年新築され立派なものでした。ショップもなかなか充実していました。ユーロからエチオピア通貨のブル(１ブル＝約１５円)に交換しました。

ボレ空港から８ｋｍのヒルトン･ホテル･アディスアベバに宿泊しました。６万平米の敷地に温水プールやミニゴルフ場もありました。

ホテル内のレストランには様々な料理がチョイスできる充実した内容でした。

エチオピア大使公邸を表敬訪問しました。玄関には菊の御紋が輝いていました。泉大使に約３０分間謁見し、エチオピアの現状を教えていただきました、ちなみに在留邦人１００人の内２人だけが民間人だそうです。

アディスアベバ市街地の路地を一歩入った風景です。

国立博物館で人類の祖「ルーシー｣に対面しました。この時季、たしか愛地球博に展示してあるのでは？まあまあ、エチオピアで見たことが価値があるということで‥。

アディスアベバから４８人乗プロペラ機で北へ１時間半のメケレにやって来ました。メケレで１週間宿泊したアクサムホテルの部屋です。ベランダの下にはロバが歩いています。シャワー用のお湯がなくならないよう気にしながら使いました。レストランでは日本人好みの味付けをお願いするとすぐ改善してくれました。エチオピア名物のインジェラは口に合いませんでしたが。全体的に想像していたより快適でした。

ランクル３台に分乗し毎日悪路を４時間激走しました。今は雨季なので雨が降ると道路はぬかるみ状態ですので四駆威力の発揮どころです、ランクルは当然現地でも４００〜６００万円するそなので、中流階級が１日に５０円で生活しているエチオピアでは１台ウン億円！車を見るたびに手を振り寄ってくる子ども達の笑顔に終戦６０年を迎えたわが国の「ギブミーチョコレート」時代を重ねあわせたのです。もちろん私は戦後世代なので当時を体験したわけではありませんが‥。そうした車窓を眺めながら｢幸せはいつも自分の心が決める｣をあらためて感じました。

アクサムホテルのベランダから写した写真ですが、向かい側には建設中なのか解体中なのかわからないような建物がありました。

メケレの郊外ギジェット村で市場が開かれていました。ロバに農作物やニワトリを積んで何時間も歩いて市場に人が集まってきます。

村の子ども達をチェキで撮ってあげました。みんな目を輝かせながらよって来ました。みんな元気に大きくなってね！

車での移動中はやぎや馬がいるこんな風光明媚なところで開放感たっぷりの青空トイレです。

メケレ郊外の一般家屋です。壁は石積み屋根は樹木でできているようです。当然ライフラインなど皆無です。

ロバや牛、ラクダに荷物を乗せて果てしない道を歩いている村人の横をランクルで通り過ぎるところです。

エチオピア正教(キリスト教）の岩窟教会にやって来ました。一枚岩の見事な教会でした。

植林用の苗床を見学しました。ここだけでユーカリ等が４０万本育てられています。エチオピアは長期間の戦争や干ばつによって森林破壊が進んでしまいました。地道な植林活動がやがて実を結ぶことになります。

エチオピアのビールとワイン、日本から持って行った「立山｣も仲良く一緒に。

４８人乗りプロペラ機でメケレからアディスアベバへ戻りました。アジスアベバからはフランクフルト経由パリ行(１０時間)に搭乗しました。エチオピアでは一生の宝になるたくさんの人との出会いがありました。ティグレ語であらためてヤカンニエリ(ありがとう)！