デリーからプシュカルへ

1999/09/11 - 1999/09/12

朝の5時30分、旅行会社勤めのバサントと、アメリカからシルバー・アクセサリーの買い付けに来たレスリー、運転手のバンガルさんとプシュカルに向けて出発した。プシュカル湖は聖地の一つ。沢山の人が沐浴している。そして聖地とでは、ハシシが簡単に手に入るらしい。バサントもバンガルもかなりご機嫌。10時間後に到着した町中にある普通の軽食屋に入る。ラッシーにハッパを入れた飲み物、ストロングかミディアムかハッパの量を選べるらしいが、勿論彼らはストロングを注文。ハイになった彼らは何にでも反応して大笑い。その度に私とレスリーは顔を見合わせて肩をすくめる。何がそんなにおかしいねん！？そのハイな気分にも、英語力にもついていけなかった。

エリア インド

プシュカル湖では、朝から沢山の人々が沐浴している。寺院では猿が暴れている。私もバサントと一緒にプシュカル湖で手足を清めてからお祈りをして、腕に赤い糸で作った紐を巻いてもらった。どういう意味があるのかは、知らない。

レストランでお昼ご飯を食べた時、私が注文したチキンサンドの中から大きなアリが出てきた。びっくりして、交換してもらおうと思ったけれど、お店の人は、アリを手でつまみ出してからハイ、と私に手渡して来た。この行為にまたびっくりした。バサントは日本のお客さんに慣れているから、新しい物と交換してくれるように言ってくれたけど、お店のおじさんは、もうアリはいないからいいじゃないか、と言う感じ。確かにアリはつまみ出したから、残りの部分を食べればいいやん、と今では思える。もったいないし、ここは日本ではなくインドなんやし。でも、その時の私は日本の感覚でしか考える事ができず、結局違う物を注文して食べた。

プシュカルのホテルでは砂漠ツアーをやっているし、ラクダもよく見かけた。