2005/04/14 - 2005/04/22
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seitani5766さん
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今回の米国は、南北戦争の戦跡と「デルタブルース」のために、州都ジャクソン市(Jackson,MS)を中心にミシシッピー州を訪問しました。ミシシッピー(Mississippi)州は人口が270万人強で、全米で2番目に貧しい州と云われてますが、人口が270万人強というのは理解できますが、どうして2番目に貧しい州なのか…。他人に親切(私も、随分、人の親切に甘えた)、教会活動も盛ん、そんなミシシッピー州では、肩肘張って、何でこのような狭い日本で他人と競争しながら生きていかねばならないのとは違う、そんなにも精神的に豊なところであった。
ミシシッピー州は、マグノリア州(Magnolia State)と呼ばれているが、「マグノリア(和名:モクレン)」は白色や黄色、紫の花が咲く木で、ミシシッピー河口の低湿地帯を開墾して作られた町であり、特に、ジャクソン市付近一帯を「デルタ(Delta)」とも呼んでいる。将に、ミシシッピー州はマグノリアを中心に、何処に行っても「緑」ばかりの土地である。
産業は、綿花、米、木材が中心であるが、今では木材の替わりにそれを使った家具の製造や、最近は「日産」の工場も稼動している。(昔は、石油が採れたとか)
ミシシッピー州の際だったことを書くと…
?交通が不便
?教会活動が盛ん(教会の数も多い)
?南北戦争の戦跡
?「デルタブルース」
?「Downtown」を保護しよう運動がある
?日本でもそうだが、各市ごとに「(歴史)観光開発」が盛ん
「交通が不便」について書くと
こういうところでの交通の機関は“Greyhoud Bus”のみであるが、“Greyhoud Bus”といえども走っているのは1日1便であったり、日本でWebsiteでみたYazoo city,MS⇒Corinth,MSは1日1便であるが夕方7時に出発し、翌朝の10時に到着、こんなスケジュールであった。Jackson市の“Greyhoud Bus”で調べると、そのバスは北上してその日の夜11時にメンフィス(Memphis,TN)到着し、さらにメンフィスで7時間待ち、再び、南下してTupelo,MSへ、更に北上してCorinth,MSに到着するのが朝10時であった。メンフィスで深夜を潰すのは辛いと云うこともあって、スケジュールを変更し、Yazoo city,MS⇒Jackson,MS、そしてJackson,MSで一泊、それからCorinth,MSへ向かった。到着は16時45分、まことに長い道のり、且つ、Corinth,MSの見物時間をほぼ1日失ってしまった。また、Corinth,MSの一つ前がTupelo,MSであるが、Corinth,MSには飛行場が無く、Tupelo,MSにはそれがあるので、かくも不可思議な行程にならざるを得なかった。
また、Jackson空港にしてもFree shuttleやBus、有料のLimousineはない。飛行場の規模も小さかった。
でも、また行きたくなるから不思議な魅力があるところかも知れない。
写真は、Jackson市にある州都「Mississippi State Capitol」でマグノリアの木と「Women of the Confederacy Monument」をバックに。なお、「Confederacy」の言葉は「南部連合国(the Confederate States of America)」の意味で、昔、南北戦争のときに「Unions(合衆国、現、アメリカ合衆国)」と戦った過去の国である。
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教会活動が盛ん。
ミシシッピー州を始めとして南部の州では教会の活動が盛んである。また、宗派は白人も黒人にも圧倒的に「Baptist」が多い。私も、Yazoo cityで「The First Baptist Church」(http://www.fbcyazoo.org/)の礼拝に参加したが、色々なことが分かった。?信者の全員が白人である。因みに、ミシシッピー州では40%が黒人である。その黒人は何処で礼拝をあげるのだろう。この事実からでも、アメリカ社会では貧富の差かカラーによる人種差別があるのではないかと思う(その時には考えなかったが、自分は黄色人種で仏教信者(?)であるのに)。?礼拝中に、だれとも握手をしようとの呼びかけに対して周囲にいる人と握手を交わした。?日曜学校も盛ん。?牧師のことを「Pastor」。?尖塔に飾るのは十字架ではない。十字架をイメージさせる尖塔物。参加した「The First Baptist Church」ではこんな感じであったが、ほかにも「Baptist」など宗派も多い。ざっと数えてみても十数派はある。これが、TVで礼拝が宣伝(?)を兼ねてか放映されている。TVのチャンネルは50以上もありキリスト教関係が仮に10チャンネル占めても残りのチャンネルでは充分足りる。丁度、ローマ法王の選挙や決定された時であったが、それとは無関係にTVでは踊る黒人の「Pastor」は張り切っていた。また、黒人の多いところには、多分、黒人向けの「Baptist Church」が多い。ここでは、立派なパイプオルガンなどは無く、ゴスペルでも演奏されているのかもしれない。勿論、ここでも日曜学校は開いている。
私が、「The First Baptist Church」の礼拝に参加したのは、周りに道を尋ねる相手がなく、たまたま、該教会付近にいた教会関係者に道を尋ねたとき、11時から礼拝をやっているので、参加したら、といことで参加した。
余談ではあるが、40%の黒人殆どは民主党贔屓。しかし、残りの白人が共和党贔屓だというのでミシシッピー州は共和党、即ち、ブッシュ大統領に投票した。 -
「The Sanctuary Choir」という聖歌隊がいたが、どこでも唄やパイプオルガン(NYCでの古い教会や、ヨーロッパで見るもとは違うが、新しく立派な物)の演奏は上手。ミュージカルの恋歌の中で「恋人」のかわりに「Jesus」と唄ったりした曲もあった。
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南北戦争の戦跡 … 「Old Capitol Museum of Mississippi」にて
ミシシッピー州にも南北戦争の戦跡は多い。今回の目的の一つはこの「南北戦争の戦跡」を訪ねることであった。ミシシッピー州には、大きな戦いの跡として「Vicksburg」「Corinth」などがある。計画にはなかったので行かなかったが、Vicksburg,MSには「Vicksburg National Military Park」があり他の戦争の犠牲者とともに南北戦争時の犠牲者も祀られている。
Corinth,MSには、最後の決戦の場となった「Corinth Depot」がある。「Corinth Depot」は二つの鉄道の分岐点であり、Battle of Shilohで勝ったUnion軍がBattle of Corinthでこの分岐点の争奪を争ったところである。
今の、Corinth駅にはAmtrakも停止せず落ち着いたところであるが、日本にはない、直角方向に貨物列車が往来するところである。二つの鉄道とは、「Norfolk Southern R.R.」と「Gulf & Mississippi R.R.」である。
また、Shiloh,TNはCorinthから50km離れたテネシー州であるが、ここにも「Shiloh National Military Park」があるが、残念ながらBreyhound Busルートもなく自家用車で行けるのみの場所。
この旗は、当時のthe Confederate State of Americaの旗 -
南北戦争の戦跡 … 「Old Capitol Museum of Mississippi」にて
特に、ミシシッピー州では昔からの綿花の収穫にアフリカ系黒人が多かったところ。しかしながら、奴隷制度に反対して国が分離したのは不思議なことである。多くの黒人の兵隊たちが南軍のなかで頑張っている。 -
南北戦争の戦跡 … 「Corinth Depot」
Battle of Shilohで勝ったUnion軍が西進し、「Siege of Corinth」でこの分岐点の争奪を争ったところであり、結局、Confederate軍は敗退した。 -
南北戦争の戦跡 … 慰霊塔(Corinth,MS)
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南北戦争の戦跡 … Battery Williams(Corinth,MS)
南北戦争時の戦場跡 -
南北戦争の戦跡 … 無名戦士の墓
(「Glenwood Cemetery」 Yazoo city,MS)
記念碑には「この場所には700人〜800人の無名の南軍の兵隊たちが、ヤズーシティーを守るためにBenton Roadでの戦いに彼らの命を捨てた」と記されている。 -
ブルースを楽しんだ(Jackson,MS)
ブルースなどは自分の趣味外だと思っていたが、Live Blues Nightly「930 Blues Café」を、Old Capitol Museum of Mississippi Historyの女性説明員から紹介を受けて、そこに行った。「930 Blues Café」の「930」は「930 Blues Café」の住所が住宅街の真ん中で930 N. Congress St., Jackson, MSの番地であるらしい。そこには、夜7時頃に行ったが、まだ客は数人。でも、ずっと生の演奏を遣っていた。
ここに入る前に住所を確認するために男の人(黒人)に道を尋ねたが、この人が「930 Blues Café」のオーナーである「ジャック・バイヤード(Isaac K. Byrd, Jr.)」さんであるとか。また、奥さんもいたが、私が日本人であることが分かると雑誌(2002年5月1/8日版の「Newsweek」)から“エルビスと古戦場を結ぶ道”のコピーをくれたが、そこには「930 Blues Café」や「ジャック・バイヤード」さんのことも出ていた。また、そこにはブルース歌手「Jackie Bell」さんのことも出ていたが、訪ねると今夜も唄うということなので、これはラッキーだと思った。 -
ブルースを楽しんだ(Jackson,MS)
「Jackie Bell」さんが唄うのは、真夜中、12時直前。「Jackie Bell」さんのブルースは私のブルースイメージと異なっている。まずは、ダンス付きであり、リズム&ブルース風であり、「Jackie Bell」さんも身を捩らせながら唄っている。でも、結構楽しかった。
また、この「Blues」は「Delta Blues」と云うらしいが、「Jackie Bell」さんは「Delta Blues」の女王とでも云うべきか。彼女のCD「Ms. Sweetheart」を購入した。 -
ブルースを楽しんだ(Jackson,MS)
ダンスフロワはそんなに広くはないが、歌手「Jackie Bell」さんが何処にいるかも分からないほど、踊れる人は所狭しとダンスに耽っていた。 -
「Downtown」を保護しよう運動がある
例えば、Yazoo cityのDowntown風景であるが真昼間といえども街頭にはだれもいない。高速道路沿いなどにホテル(モーテル)やレストランが大勢の人を集めている。
こんなことでは駄目だということで町自体で「Downtown」を保護しようとする運動が行われている。
日本でも同じで一部の大都会を除いて、昔からの繁華街には店が撤去し、そして郊外など駐車場が取り易いところに人を集めている。
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日本でもそうだが、各市ごとに「(歴史)観光開発」が盛ん
「The Old Capitol Museum of Mississippi history」であるが、この組織を中心にしてか各市毎に「Convention and Visitors Bureau」なる組織を作成し、そこが各市毎の歴史名所をリストアップし、それにマークをつけて「Walking Tour」を組み立てている。
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Tupelo市の「Walking Tour」は、「Elvis Presley」生誕の地だということでElvis Presleyの像が入ったマークが彼の学校や最初に放送をした場所などにもある。流石に、アメリカではElvisが「King」と呼ばれるだけのことはある。
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サテ、イラク戦争への反対運動は何処にいったやら…、そんな感じです。
「Support Our Troops」の標識が何処にも。 -
在郷軍人会(?)にも。
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車にも。
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ミシシッピー州でのできごと
?人(白人も黒人)も親切
これが、アメリカの「Deep South」の良いところか。
Yazoo cityのGreyhound Bus停でお喋りをした。本人は、陸軍でドイツに3年間いたことがあるとか。 -
?TupeloのGreyhound Bus停で談笑する黒人たち
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?「グルメ」とはいわないまでも、Jackson市郊外にある「Mississippi Agriculture & Forestory Museum/National Agricultural Aviation Museum」の外にあるレストランJoe’s Original “Crawd Hole”で「Crawfish」を食べた。
「Crawfish」といのは、ザリガニの一種で辛味で味付けされたものを、しゃぶりながら食べるものである。 -
?General Store
「Mississippi Agriculture & Forestory Museum/Natioal Agriculture Aviation Museum」の中で営業していた昔の雑貨店。今ならば、コンビニエンス・ストアかな。
ところで、アメリカ国内では、酒屋にいってもビールを買うことはできない。ビールは、ガソリンスタンドに併設されている「コンビニ」や専門のコンビニでしか買うことができません。 -
?小学校の登下校風景(Tupelo,MSにて)
アメリカでよくみられる小学校の登下校風景です。アメリカでは小学生の単独での登下校は原則的に禁じられており、写真のようなスクールバスや両親による車での登下校です。
なお、この小学校は昔、高等学校があったところで、かのElvis Presleyも中途退学をしたとの記念碑がありました。そのあと、Elvis Presleyは、父親の関係でMemphis,TNに移転したそうです。 -
?貨物列車のためにGreyhound Busがストップ
よく映画でもあるように、貨物列車のためにGreyhound Busがストップさせられた。他の気の短いドライバーは、車をユーターンさせた。
本稿は、終わりです。
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この旅行記へのコメント (5)
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- サボ10さん 2007/11/16 05:39:55
- ミシシッピー州
- 猪谷 盛一さん
ミシシッピーは私には懐かしいところです。 私は60年代の中頃約10ヶ月ミシシッピー州で生活しました。 場所はビロクシー(Biloxi)、空軍の電気通信学校です。 1960年代のアメリカでは第三次世界大戦は日本が起こすだろうと考えていた人が多かった時代。
ミシシッピーに行くに当たって「余り日やけするな」などの忠告を受け心配しましたが、東洋人は白人待遇。 かえって東洋人の多いカリフォルニアの方が人種偏見を感じました。 但し、黒人は差別されていて基地外では黒人は彼等だけの場所があったようです。
ミシシッピーにはベリングラス庭園、マサチューセッツ砦などがあり、又ニューオリンズも比較的に近く、マーディグラには3,4回運転して行きました。 懐かしく、楽しかった思い出です。
- seitani5766さん からの返信 2007/11/16 12:06:24
- RE: ミシシッピー州
- サボ10さん。お便りありがとう御ざいます。
私にとっても行ったのはもう数年前になりますが、アメリカ人の暖かいところが溢れているそんな街を感じることができました。
確かに、仰る通リミシシッピー州では黒人の比率が多いにも関わらず人種間差別はありませんでした。
私見ですが、ミューヨーク市やロサンジェルス市などでは黒人にも白人にも政治的権力や経済的利益をもつ人が沢山いて、その人たちの貧しい人への差別意識が、いまのアメリカ社会の現状だとの感じがあります。このことは、今の日本人にも感じます。もっと、貧乏人に対しても世の中が暖かい心で接する、そんな昔に返りたいと思うのは私だけでしょうか。
ところで、サボ10さんは、軍人の出でしょうか?最近の旅行記の中でもベテランズディーの事が記されてましたね。私は、ベテランズディーのセレモニーにはでたことがありませんが、今年の5月のメモリアルデーのセレモニーにはユタ州のセントジョージ市ででたことがあります。でも、ブッシュ大統領がでるようなもではなくアメリカの諸都市で行われているささやかなものでしたが。
つまらない文章で申し訳ありません。
月曜日から、アメリカ・コネチカット州へ行くつもりです。
失礼いたします。
猪谷 盛一
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- さすらいおじさんさん 2005/05/21 19:12:43
- いつも感心しますが、説明、写真が具体的で丁寧ですね。
- 猪谷 盛一さん 丁寧なミシシッピの旅行記を拝見しました。
いつも感心しますが、説明、写真が具体的で丁寧ですね。1票です。
私もアメリカを一周する夢を持っており、バス、鉄道、レンタカー、を利用し、2-3ヶ月回りたいと思っております。
バスが一番確実かなあと思っていたのですが、かなり、遅れたり、待ち時間があったりするのですね。列車も遅れると聞きましたし、レンタカーは長距離は体がきついかな、などとりとめのないことを考えております。
猪谷 盛一さんのご経験から、アメリカを長期に周遊するにはどんな交通機関を使ったら良いとお考えでしょうか。ご意見をいただければありがたいです。
- seitani5766さん からの返信 2005/05/21 20:14:31
- RE: いつも感心しますが、説明、写真が具体的で丁寧ですね。
- 一票頂戴し、ありがとう御ざいます。説明、写真の具体的性も、これでは、とても、さすらいおじさんの旅行記には適いません。
私の経験ですが、アメリカでの旅は、レンタカーが一番です。今回のたびでも、レンタカー無くしてはいけない所も沢山ありました。また、アメリカでの道案内は車が中心です。歩いていくと、どうなるのと聞くと、あきれた顔でみられます。でも、私は、頭の病気をしてから車は厳禁です。
バスは、どちらかと言えば時間は正確です。待ち時間があるのは、乗客も食事をしたり、飲み物をかったりする時間が必要ですし、運転手も同じです。また、停車時間の永いところでは、降りて景色を見ることもできます。
一番当てにならないのは、Amtarkです。これを利用する人は時間を気にしない人です。貨物列車が走るところを旅客列車が走る、そんな感じです。つまり、貨物列車50本に対して、旅客列車が一本程度です。
6月2日から、テネシー州を旅行するつもりです。なんといいますか、アメリカのDeep Southは、物をその辺りに於いても無くなることがない。このような所に行きたいですね。
答えになったかどうかは解りませんが、ご参考のために。
では、また
猪谷 盛一
- さすらいおじさんさん からの返信 2005/05/21 23:48:41
- RE: RE: いつも感心しますが、説明、写真が具体的で丁寧ですね。
- 猪谷 盛一さん ご丁寧にお教えいただきありがとうございます。
>私の経験ですが、アメリカでの旅は、レンタカーが一番です。今回のたびでも、レンタカー無くしてはいけない所も沢山ありました。また、アメリカでの道案内は車が中心です。
大分、イメージができました。体力は必要ですが、お蔭様で医師から止められる病気は今のところない(先はわかりませんが)ので、レンタカーを基本に考えようと思います。アメリカの前にイギリス、アイルランドもレンタカーで回り慣れておきたいと思っております。貴重な情報をありがとうございます。
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