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「萩の舎」の歌会に参加する生徒は、華族を含むイワユル上流階級の娘や夫人が大半でした。入門した一葉さんは経験の無い環境に戸惑いながらも、団子坂の伊東夏子・谷中の田中みの子と平民三人組を結成し、団子坂には泊り込みで、谷中には歌詠みで何度も訪ねています。<br />谷中墓地には塾主・中島歌子の母親の墓参りや知人の墓参りに訪れ、墓地内を散歩することを好んだようです。<br />今回はJR日暮里駅から谷中墓地〜千駄木〜団子坂〜藪下通り〜根津神社と一葉さん承知のコースを巡りましたが、和服・下駄履きの一葉さんの脚力に改めて頭が下がりました。<br />道中は長いので谷中界隈と団子坂〜根津を分けて掲載しました。

一葉さんの足音(7)谷中界隈

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2005/03/08 - 2005/03/08

61009位(同エリア68136件中)

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サニーライフ平井

サニーライフ平井さん

「萩の舎」の歌会に参加する生徒は、華族を含むイワユル上流階級の娘や夫人が大半でした。入門した一葉さんは経験の無い環境に戸惑いながらも、団子坂の伊東夏子・谷中の田中みの子と平民三人組を結成し、団子坂には泊り込みで、谷中には歌詠みで何度も訪ねています。
谷中墓地には塾主・中島歌子の母親の墓参りや知人の墓参りに訪れ、墓地内を散歩することを好んだようです。
今回はJR日暮里駅から谷中墓地〜千駄木〜団子坂〜藪下通り〜根津神社と一葉さん承知のコースを巡りましたが、和服・下駄履きの一葉さんの脚力に改めて頭が下がりました。
道中は長いので谷中界隈と団子坂〜根津を分けて掲載しました。

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  • JR日暮里駅西口を出て線路を覗き込むと、左から張り出した本郷台地が切り取られて線路を敷いたことがわかります<br />左手の台地には月見寺・雪見寺などと呼ばれた寺院が在るのもうなずける風景です

    JR日暮里駅西口を出て線路を覗き込むと、左から張り出した本郷台地が切り取られて線路を敷いたことがわかります
    左手の台地には月見寺・雪見寺などと呼ばれた寺院が在るのもうなずける風景です

  • 駅から坂を上がると天王寺の横に出ます<br />室町時代創建と伝わる東京でも古い寺院で、当初は感応寺と称し1833年天王寺と改め、現在の谷中墓地を含め広大な寺領を有していたが、明治に入り墓地は公営として分割され寺院も縮小されました<br />左の銅造釈迦如来座像は1690年作ですが、当初の位置から数度移転したので一葉さんが見た場所とは異なっています

    駅から坂を上がると天王寺の横に出ます
    室町時代創建と伝わる東京でも古い寺院で、当初は感応寺と称し1833年天王寺と改め、現在の谷中墓地を含め広大な寺領を有していたが、明治に入り墓地は公営として分割され寺院も縮小されました
    左の銅造釈迦如来座像は1690年作ですが、当初の位置から数度移転したので一葉さんが見た場所とは異なっています

  • 天王寺から南にさくら通りが延び、左右が谷中墓地で<br />あと一ヶ月で桜満開の風景が見られます

    天王寺から南にさくら通りが延び、左右が谷中墓地で
    あと一ヶ月で桜満開の風景が見られます

  • さくら通りを歩き墓地の中心に来ると左に天王寺五重塔跡が在ります<br />1791年再建の塔は幸田露伴の「五重塔」のモデルでしたが、昭和32年7月放火心中のバカにより焼失<br />中央の写真が炎上する塔です

    さくら通りを歩き墓地の中心に来ると左に天王寺五重塔跡が在ります
    1791年再建の塔は幸田露伴の「五重塔」のモデルでしたが、昭和32年7月放火心中のバカにより焼失
    中央の写真が炎上する塔です

  • 塔の礎石<br />天王寺近くに住んでいた幸田露伴は毎日塔を見ながら「五重塔」を執筆<br />そんなことは知らず一葉さんは墓地内を散策し、「五重塔」を愛読しています

    塔の礎石
    天王寺近くに住んでいた幸田露伴は毎日塔を見ながら「五重塔」を執筆
    そんなことは知らず一葉さんは墓地内を散策し、「五重塔」を愛読しています

  • さくら通りを更に歩き、この花屋を左に進むと乙地区の墓地に入ります

    さくら通りを更に歩き、この花屋を左に進むと乙地区の墓地に入ります

  • こちらの花屋も風情があるのでパチリ<br />花重は明治3年創業、この建物は創業時と大きな変わりないとのこと<br />一葉さんはここで花を買ったのでしょうか

    こちらの花屋も風情があるのでパチリ
    花重は明治3年創業、この建物は創業時と大きな変わりないとのこと
    一葉さんはここで花を買ったのでしょうか

  • 乙3号の墓地を進みます

    乙3号の墓地を進みます

  • 中島家の墓地<br />一葉さんがタビタビお参りした当時の墓は無く左の墓誌にまとめられ、子供が無かった歌子の養子・中島庸(サイパンで戦死)の墓が右に、明治36年病没の歌子の墓が左に<br />手前は庸の一人娘の嫁ぎ先大森家の墓<br />大森家は私の住まいの近くであることを最近知り驚きました

    中島家の墓地
    一葉さんがタビタビお参りした当時の墓は無く左の墓誌にまとめられ、子供が無かった歌子の養子・中島庸(サイパンで戦死)の墓が右に、明治36年病没の歌子の墓が左に
    手前は庸の一人娘の嫁ぎ先大森家の墓
    大森家は私の住まいの近くであることを最近知り驚きました

  • 歌子が没し「萩の舎」は無くなりましたが、一葉さんが塾生で居たことで歌子の名も萩の舎の名も残ったと言っても過言でないと思います<br />合掌<br />

    歌子が没し「萩の舎」は無くなりましたが、一葉さんが塾生で居たことで歌子の名も萩の舎の名も残ったと言っても過言でないと思います
    合掌

  • さくら通りに戻り左に<br />気温が高めの今日入りたいと思っていた店は休み「ザンネン!」

    さくら通りに戻り左に
    気温が高めの今日入りたいと思っていた店は休み「ザンネン!」

  • 「上野桜木」交差点<br />図書館帰りが夕方近くなり帰宅を急ぐ一葉さんは、左の道から左折しています<br />この角地に丸茂病院の大きな建物が在り、龍泉寺時代に一葉さんの若い親戚が入院し亡くなっています<br />同日の日記の記述について様々な見方があるようですが、一葉さんにとってショッキングな出来事でした

    「上野桜木」交差点
    図書館帰りが夕方近くなり帰宅を急ぐ一葉さんは、左の道から左折しています
    この角地に丸茂病院の大きな建物が在り、龍泉寺時代に一葉さんの若い親戚が入院し亡くなっています
    同日の日記の記述について様々な見方があるようですが、一葉さんにとってショッキングな出来事でした

  • 交差点を右折する場所に素敵な喫茶店が在ります

    交差点を右折する場所に素敵な喫茶店が在ります

  • 交差点を右折して言問通りを「谷中六」方向に歩くと<br />コンビニ横の駐車場付近が田中みの子の住まいが在った辺りとなります

    交差点を右折して言問通りを「谷中六」方向に歩くと
    コンビニ横の駐車場付近が田中みの子の住まいが在った辺りとなります

  • 「谷中六」には一葉さんも知っている一乗寺が在ります

    「谷中六」には一葉さんも知っている一乗寺が在ります

  • 「谷中六」を右折し左右に寺院を見ながら歩くと三崎坂(さんさきざか)に出ました<br />この花屋「花定」もいい感じです

    「谷中六」を右折し左右に寺院を見ながら歩くと三崎坂(さんさきざか)に出ました
    この花屋「花定」もいい感じです

  • 三崎坂を左に下ります

    三崎坂を左に下ります

  • 全生庵<br />山岡鉄舟により明治13年建立<br />チョット見たいものがあるので入ります

    全生庵
    山岡鉄舟により明治13年建立
    チョット見たいものがあるので入ります

  • 墓地の中央に鉄舟と三遊亭圓朝の墓が在り、二人は友達でした

    墓地の中央に鉄舟と三遊亭圓朝の墓が在り、二人は友達でした

  • 圓朝の墓<br />少年・圓朝が通った寺子屋が後の青海学校となるので、一葉さんは後輩にあたる<br />合掌

    圓朝の墓
    少年・圓朝が通った寺子屋が後の青海学校となるので、一葉さんは後輩にあたる
    合掌

  • 鉄舟の墓<br />合掌

    鉄舟の墓
    合掌

  • 三崎坂を更に下ります<br />寺町なので人も車も少なく静かです

    三崎坂を更に下ります
    寺町なので人も車も少なく静かです

  • いせ辰

    いせ辰

  • すしの乃池

    すしの乃池

  • 一葉さんも知っている明治8年創業の菊見せんべい<br />不忍通りに出たので「一葉さんの足音(8)」に続きます

    一葉さんも知っている明治8年創業の菊見せんべい
    不忍通りに出たので「一葉さんの足音(8)」に続きます

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