2001/11/01 - 2002/02/03
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calafateさん
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2001年の11月にボリビアのラパスをスタートした自転車の旅です。ボリビアの次はチリ編です。世界で最も乾燥している北部砂漠地帯からフィヨルドと氷河が美しい緑のパタゴニアへ。
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ボリビアのカホン峠を越えたチリとの国境地帯。これはチリ側からの写真。向こうに見えるのはウユニ塩湖へと続く山並み。ずっとオフロードだったのですが、ここからきれいなアスファルトに変わり、サンペドロデアタカマまで40キロ、一気に下ります。
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サンペドロデアタカマの街並み。一見古びた感じですが、わざと昔ながらの面影を保存しているのです。建物の内装はどこも綺麗です。観光客が多いので、砂漠の中の田舎町なのにかなり洗練されています。すごくいい町です。日中は皆ツアーに出かけるので閑散としていますが、そこがいいところ。私はボケーッと町のレストランでビールを飲んで過ごしました。最高です。
水は貴重です。無駄遣いすると怒られます。 -
チリ北部最大の街、アントファガスタ。一年を通じてほとんど雨の降らない地域ですが、この街だけは東側に崖があるせいか、霧雨程度のお湿りがあるようです。水も豊富で緑が多い。ここの水はアンデスの方からひっぱってきているようです。
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アントファガスタを抜けるとすぐにこんな景色に戻ります。ひたすらこんな感じで変化がありません。
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ラセレナの北50キロ地点のブエノスアイレス峠。ようやく灌木が目立ってきました。この辺まできてやっと道ばたに小さな花を見かけるようになります。
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サンチャゴの西、汐見荘で有名なヴィーニャ・デル・マル。今までの景色とは一変して大都会へ。その落差に驚きました。高層マンションが建ち並び、いきなり別の国に来たみたいです。
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ヴィーニャ・デル・マルの中心部。
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サンチャゴの市場。ここが一番面白い。中に食堂もたくさんあります。夕飯の材料はだいたいここで買い出ししました。
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ここも割と日本人が多くいるサンチャゴの安宿ヌエボホテル。イスラエル人バックパッカーのたまり場でもあります。私の部屋には窓がなかったので、日中は暑くて居られない。洗濯物は屋上の屋根裏みたいなところで乾かしました。
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プエルトモンから船で渡ったパタゴニアの玄関口チャイテン。何もない村でした。パタゴニアの山塊群は既に村の背後に迫っています。ここからまたオフロードが始まります。
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チリワインの品質は既に世界トップクラスですが、スーパーには500mlパックで100円程度のワインが山積みされています。パタゴニアの山中でも欠かさないように持ち運びました。120(シエントヴェインテ)のパックを一番良く飲んだかな。それとサラミも滅茶苦茶旨い。これも欠かさず持ち運んだ。おやつに、晩飯の具に、おつまみにと大活躍。
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複雑なフィヨルドを有するパタゴニア。ところどころにこういった小さな漁村があります。晴れていると美しく見えるが、生活していく上での自然環境は厳しい。
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パタゴニアのくわがた。
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アルゼンチン側パンパに入るとアルマジロをよく見かけます。意外とかわいくない。甲羅から毛が生えていてむしろ気持ち悪い。
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パタゴニアのアルゼンチン側はこんな大平原(パンパ)が延々と続きます。何日もこんな景色。メガトン級の風が吹き荒れる日もあれば、穏やかな日もある。毎日風と話しながら旅してる感じです。
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広大なパンパの中にポツリポツリと農場(エスタンシア)が点在しています。点在といっても100キロ置き位でしょうか。この写真はとある農場に泊まった時にそこでペットとして飼われていたアルパカ?。名前はバンビでした。
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説明不要と思いますが、ペリトモレノ氷河です。少し高い位置から撮しています。やっぱ凄かった。見ていて飽きない。
パタゴニアを走ると、チリとアルゼンチンを出たり入ったりすることになります。二つの国の上にパタゴニアという一つの仮想国家があるような感じ。 -
プンタアレナスの手前でしばらく併走したスイス人カップル。仲良かったな〜。欧州人は女性でもこういう旅をしている人が結構います。
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プンタアレナスのフェリー乗り場。朝7時頃。
ここから対岸のフェゴ島ポルベニールへ渡ります。この時はアメリカ人ライダーが大勢いました。 -
フェゴ島であった高齢のサイクリスト。ドイツから。
こんな高齢者が一人で南米をツーリングしているのです。欧州の自転車文化の奥深さが垣間見えます。同時にたくましいな〜と。自分があの歳になって果たして元気に自転車で旅できるだろうか。
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この旅行記へのコメント (7)
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- oneonekukikoさん 2005/11/06 08:16:57
- すごい経験ですね
- calafateさん
お名前に記憶があるのでお訪ねしました。
テネリフェ関係で他のサイトを覗いたときに
記憶したお名前とわかりました。
大地のエネルギーを感じる写真ありがとうございました。
自転車で・・・。
想像を絶しますが
夫の任地であったペルーは
エネルギーのあるうちに訪ねたいと思っています。
テイデ山もいずれアップしますので
覗いてください。
エネルギッシュな男性とオババでは
視点も違うかと思いますが
それもまた楽しいかと。
- calafateさん からの返信 2005/11/06 08:51:59
- RE: すごい経験ですね
- oneonekukikoさんこんにちは
1月に家族でカナリア諸島へ行こうと計画しているのです。
とりあえずパリまでの往復チケットは入手したのですが、その後は未定で、パリで旅行社を当たる予定でいます。カナリア諸島の情報は国内では少ないので・・・。
子連れの旅ですからあまり動き回れないので、カナリア諸島でボケッとしようかと。
カナリア諸島の写真、楽しみに待っています。
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- さすらいおじさんさん 2005/04/19 14:27:20
- calafateさん 自転車のボリビア、チリの旅の様子がよく解ります。
- calafateさん 自転車のボリビア、チリの旅の様子がよく解ります。
写真が豊富で写真の説明が丁寧なので、自分が旅をしているような気持ちになります。
ヨーロッパには随分高齢のサイクリストがおられるのですね。
初老でバックパッカーに戻ろうか、躊躇している私に、勇気を与えていただきました。
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- 38うさぎさん 2005/03/15 06:55:22
- サイクリスト
- 誕生日おめでとうございます
自分も高校時代はサイクリングをしていましたが
同時に新聞配達もしていたので
遠出は余り出来ませんでした
社会人になってからはバイク、車と変化して
自転車に乗る機会は減る一方ですが
子供の補助輪が取れる頃に
再び自転車に乗る機会が来るのかな???
漕いでも漕いでも
景色が変化しそうにならない広大な大地
見ているだけでワクワクしてきます
いつまで続けられるか分かりませんが
頑張って漕ぎつづけてくださいね!!!
(^0^)/
- calafateさん からの返信 2005/03/16 15:56:50
- RE: サイクリスト
- 38うさぎさん
どうもありがとうございます。
私も新聞配達していましたよ。中学生の時に。雨の日も風の日も毎朝4時起きでよくやったものです。それと平行して部活や受験勉強をやったのだから、大したモンだと我ながら思います。今じゃ絶対にできません(笑)。
しかし振り返ってみると冷たい雨や強風のつらい思い出はすっかり忘れていて、澄み切った朝の空気の中、鼻歌謳いながらのんびり配達していた場面ばかり思い出されます。
そういえば最近は新聞少年ってあんまり見かけませんね。私にとっては少なからず今の自分を形成してくれたいい鍛錬でした。38うさぎさんにとってもきっとそうでしょう?
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- 魔女ランダさん 2005/02/28 18:55:04
- サイクリストさんへ。
- はじめまして。
拙宅にも遊びに来ていただいた模様、ありがとうございます。
Calafateさん、とっても力強い旅行記ですね。
サイクリングじゃなければ撮れない写真!という感じで、
感動しました〜♪
これからも旅行記増えますか??
もっともっと見せてください。
楽しみにお待ちしています。
魔女ランダ
- calafateさん からの返信 2005/02/28 21:17:42
- 魔女ランダさんへ。
- 丁度一年前、私も家族でストラスブールに行っていたのです。それで懐かしくて見ました。
私の時はそんなに寒くなかったですよ。って私は札幌在住なのでどこに行っても暖かく感じますが。でもとてもいい街でした。
それと、来年はカナリア諸島に行こうかなと思っているので、そちらの方も参考にさせて頂いています。今度も家族旅行です。自転車は当分お預けです。
ちなみにドイツへは私も何度も足を運んでいます。自転車でも走りましたよ。
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