10人で行った個人旅行・ローマ編?アッピア・ヴァティカン

2002/03/26 - 2002/03/27

ローマ編?の続き
●三日目＝アッピア街道
ローマ水道橋、ローマ郊外の長閑な田舎に、それは忽然とあらわれる。“全ての道はローマに通ず”の名言となったアッピア旧街道（Via Appia Antica）はローマ帝国の繁栄と衰退を無言のうちに物語る。紀元前、ローマ軍が地中海征服の礎として築いたアッピア街道、そして２４００年の年月を経ても尚、その偉業を残すローマ水道橋が、当時のローマ市民の生活を潤した事は充分に想像出来る。
　今回の旅行でどうしても行きたかったアッピア旧街道。そこは予想以上に興味深く、再び徒歩で巡りたいという思いを更に強めた。ここはやはり歩かないと駄目だ。リュックに食料を詰め込んで、一日がかりで足にマメを作って歩かねば。ローマは本当に好奇心を掻き立てられる街だ。最近は田舎に田舎にと傾倒しがちな中で、唯一飽きずに訪れる大都市ローマ。だんだんローマ人になってしまいそうだ。とりわけ女グラディエーターってところだろうか。
●四日目＝ヴァティカン美術館
　もう、何度足を運んだ事か。ローマ・ヴァティカン美術館。
歴代法王の財力の象徴とも言えるこのヴァティカン美術館は、時の教皇が思いのまま、勝手気ままに増改築を進めたおかげで、内部は迷路のよう。皮肉にも今となってはそれが又、楽しい。

エリア ローマ(イタリア)

ホテル・キャピトルの朝食
　ローマ、テルミニ駅前の常宿。３年前に漸くエレベータが付いて三ツ奥さんは日本人という噂を聞いた事があるが、一度も姿を見た事はない。星に昇格した。
　

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
アッピア街道へのバスの時間待ちに、チョッと寄ってみる事にした。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
イタリア統一を記念して建てたものだが、ローマ市民にはあまり評判がよろしくない。

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
「まだかしら？！遅いわねぇ。」

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
「アララッ！塀が地面に消えていく。」

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
衛兵の交代

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
「早くここまでおいで！」

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
何処からでも見えているこのモニュメントだけあって、見晴らしは抜群！

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂

ヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂
最上部の巨大な柱廊

それでは、アッピア街道の旅にご案内しましょうか。
これが、アッピア街道の起点、第一マイル石柱。

アッピア街道沿いのレストラン

アッピア街道沿いの土産屋

アッピア街道を歩く

チェチリア・メテッラの墓

チェチリア・メテッラの墓
　博物館や朽ち果てたサンタ・ニコラ教会などがある広場。

チェチリア・メテッラの墓
大きな松ぽっくりに感動する父

S.ニコラ教会の猫

全員集合

マクセンティウスの競技場

これぞアッピア・アンティカ

羊飼い

ローマ水道橋

これがアッピア街道巡回バスのアルケオバス

ローマ水道橋

ローマ水道橋

カラカラ帝の浴場跡

カラカラ帝の浴場跡
浴室だった場所の床のモザイクはオリジナル

カラカラ帝の浴場跡
床のモザイクの一部

カラカラ帝の浴場跡

カラカラ帝の浴場跡

●ここからは四日目、ヴァティカンです
ヴァティカーノ
サン・ピエトロ広場。ベルニーニのデザインによる半円型の回廊には、４列にドーリア式円柱が２８４本並び、その上部には１４０人の聖人像が飾られている。

ヴァティカン美術館
中庭。さて何処から制覇しようか。

ヴァティカン美術館
中庭にあるピーニャ（松かさ）の噴水。

ヴァティカン美術館
「どちらに行きます？」

ヴァティカン美術館
ベルヴェデーレの中庭には後期ヘレニズム時代の「ラオコーン」

ヴァティカン美術館
地図の間。中世に描かれたイタリアの地図がズラリ。

ヴァティカン美術館
タペストリーの間。

ヴァティカン美術館
燭台の間。

ヴァティカン美術館
ヴァティカン図書館。

ヴァティカン美術館
ラファエッロの間。署名の間。哲学の勝利を描いた「アテネの学童」。この中にラファエッロは自画像をひそませた。

ヴァティカン美術館
ラファエッロの間。署名の間のある詩と芸術の勝利を表す「パルナッソス」

ヴァティカーノ入り口の衛兵
ヴェティカン市国への入口と衛兵。

サン・ピエトロ広場
一度自由行動にして、ここで待ち合わせ。

ローマの夜
木陰から月が顔を覗かすヴェネツィア広場の夜。