オーロラの旅３（スウェーデン）

2001/03/30 - 2001/04/05

ドゥンドレットへオーロラを見に行ってきました。
３回目のオーロラ観賞ツアーです。

エリア ドゥンドレッド(スウェーデン)

１１時間以上も飛行機に乗って、デンマークのコペンハーゲンで乗り継ぎ、入国審査後ストックホルムを経由して北極圏の町イェリバーレへ。

途中成田からストックホルムまでの間にスーツケースが壊されてしまって、
なんとか破損の証明書なるものを発行してもらいました。

夜１０時頃無事イェリバーレ空港へ着いたはいいが、迎えに来るはずの車がなかなか来なくて、ちょっぴり不安のひとときが経過。
（現地係員はナシだから・・・）

ストックホルムからイェリバーレまでの間はずっと曇っていて、ノルウェーで見ることのできた、期待していた飛行機の中からのオーロラ観賞の夢は崩れてしまいました。　でも、到着第一日目、時差ぼけのある眠い目をこすりながら深夜まで粘った甲斐があり、早速オーロラに対面することができました。　オーロラはその後も４日目まで、毎日見ることができました。

コテージの窓から見たオーロラは、なかなか幻想的に見えました。

２日目はすばらしい快晴。イェリバーレの町までショッピング。　雪の積もった下り坂を時速８０ｋｍで走るタクシーの中でヒヤヒヤしながら乗っていました。　イェリバーレの町は小さくて、見学する場所はほとんどなし。　ケーキやさんで有名なケーキを食べてから、スーパーで食事の買出しをして帰りました。

３日目、４日目はドゥンドレットの山で終日スキーをエンジョイしました。スキー場はガラガラで思う存分滑ることができました。

宿泊はコテージ。
その裏庭の杉？の木に来たリス。
どこから出てきたのか、雪の上を走ってきて、
ツツツツ〜っと木の上に上ってひと休み。
かなり長い時間そのあたりで遊んでいました。

北国の春は、もう間近か。

ホテルの庭には氷の柱や太陽を形どった氷のオブジェ
や白熊の雪象が私達を迎えてくれました。
（帰りには太陽の周りの光が取れてま〜るい月になってしまった）

透き通った氷の向こうに息子の顔がくっきりと見えました。

北天のオーロラ。

オーロラと子供達

家族揃っての記念撮影。　フラッシュをたけば、人物がシルエットにならなかったかも知れない・・・？

最終日、イェリバーレから氷のホテルのあるユッカスヤルビに移動。　毎年毎年建て直すという氷のホテルの材料は、トルネ川の氷を切り出して作るという。　氷は青く透き通っていました。

ホテル入り口。

ホテルのフロント。　氷のホテルは部屋の中のもの全てが氷。テーブル、椅子、ベッド・・・。　このフロントのカウンターも、綺麗な透明な氷でできていました。

各部屋を繋ぐ通路は、こんな様子。

氷のバー。　このバーでは氷で作ったコップで水割りを飲むことができました。

この写真はバスルームの中にある便座。
もちろん水洗トイレ用の水槽からタイル、浴槽、
おまけにバスの中に横たわる人まで氷でできていました。
（注：このバスルームだけは、氷で作った作品の一つでした。）

暖かそうなトナカイの皮が敷かれた氷のベッドの上で、
シュラフにくるまってぐっすりと一晩を過ごしました。

ホテルの敷地にある教会の天井。　実際に結婚式も行われることもあるそうです。

この旅行記へのコメント （3）

• kaori99さん 2004/05/22 13:47:55

  氷のホテル

  氷のホテルの存在はしってましたが、お風呂とかお湯入れたら氷とけませんか？便座もすわったらびしょびしょ？すっごく興味あります。よかったらおしえてください。

  ハルカゼさん からの返信 2004/05/22 16:47:33

  RE: 氷のホテル

  kaori99さん 書き込みありがとう。
  氷のホテルは単に宿泊するための施設だけではないんですよ。
  氷の芸術家達の作品展示の場でもあるようです。
  ですから、この写真のバスルームは展示作品の一つなんです。
  浴槽の中には氷で作った人間の彫刻が気持ちよさそうに（笑）横たわっていましたが、お湯は張ってなく、もちろん使用することはできません。このトイレも水は流れません。
  ホテルには小さな部屋がたくさんあって、宿泊用の部屋と作品展示用の部屋があります。
  宿泊用の部屋には写真にもあるようにトナカイの皮が敷かれた氷のベッドがあるだけです。
  展示用の部屋には、芸術家が造った様々な作品がありました。白熊などの動物の彫刻や舟の彫刻、ギリシャ神話に出てきそうな人物などの彫刻もあり、その素晴らしさには驚くばかりでした。
  また、部屋以外にも、バーにあるテーブルやカウンターやグラス、ロビーにあるテーブルや椅子やシャンデリアなどは実際に使用していて、これらはみんな氷でできていました。
  ちなみに、トイレは実際に使用できる普通のものが別にちゃんとあり、またお風呂は別棟に温か〜いサウナ？があったようです。（私たちは入りませんでしたが・・・）。。。
  ここの氷の世界は、まさにkaori99さんのおっしゃるような『現実から解放された別空間であり、心の癒しであり、買うことのできない思いで』の世界でした。（＾＾）

  kaori99さん からの返信 2004/05/22 17:01:21

  RE: RE: 氷のホテル

  はー・・・なるほどなるほど。理解できました。スゴイですね。お返事ありがとうございます。何年か前にＴＶで氷のホテルの存在を知りずーっと疑問だったんです。ベットはトナカイの皮を敷き、その上で寝るのですよね。寒くないのですかね？そーですよね。トイレやお風呂は使えないですよね。これで悩み解決です。ありがとうございました。