しそまきりんごさんのクチコミ(342ページ)全7,916件

2014年4月5日～6月15日のミュシャ展のときに訪れました。北１条西17丁目にあり、大通を通る地下鉄東西線の西18丁目駅からは200ｍほどの徒歩5分ですが、バスだと、近代美術館の隣の知事公館の南側にバス停があり、徒歩1分と近いです。札幌駅から、手稲や小樽方面のJRバスや中央バスが停まります。札幌駅からのアクセスなら、大通駅から乗り換えなくてはならない地下鉄よりもバスの方が便利かもしれません。なお、JR桑園駅からほぼ南へまっすぐに800ｍほどの距離でもあります。
付属の駐車場は2012年で終了し、今では、割引は利くようですが、有料の提携駐車場の利用となるようです。
ミュシャ展はコンビニの端末でチケットを購入したので、企画展によってはコンビニの端末でクレジットカードなどを利用して購入できるようです。
１階の情報コーナーの奥のコインロッカーは利用後に100円が戻る実質無料のロッカーなので便利です。なお、１階のホールでは企画展のものや、常設のミュージアムショップの商品が並んでいました。
2階にはレストランがあります。カレーやハンバーグなどの洋食メニューですが、種類は少なめに感じました（特にデザートの種類が）。2階にはそのほか、前庭の眺めのよい休憩スペースのロビーがあり、ソファーが並んでいるのでくつろぐことができます。
オープンから４０年近く経っており、ところどころ施設の古さが目立つ美術館でもあります。

小樽駅前にあるLeTAOの店です。小樽駅から1ｋｍほど離れた堺町通りにある本店まで行かなくて済む一方、小さな洋菓子店程度の規模です。ただ、喫茶スペースもあり、店内でいただくこともできます。
駅を出て、通りを一本挟んですぐのところです。駅構内のキヨスクでもLeTAOのほかに、あまとうなど、小樽の洋菓子店の商品を販売していますが、キヨスクでは専用のコーナーがわずかにあるだけです。
4月は、桜のデザインが春らしい「プランタン」や4月5日・15日・25日限定で「ふわふわ苺ムース」というメニューがありました。苺タルトもおいしかったです。4月ということで、春らしいメニューが目立ちました。店内でいただいていたら、香りのよい青りんごのチョコレートのサービスもありました。

ＪＲ新見駅に近いビジネスホテルです。駅から100ｍ。直進して高梁川を渡ったすぐの場所です。新見の市街地には、数軒のビジネスホテルがありますが、その中では一番、駅に近いと思います。駅の利用者には便利です。
ホテルは、古めな雰囲気ですが、清潔に整えられています。部屋の風呂以外に大浴場？がありますが、家族風呂のような感じで、１つしか無いため、入り口に札を掛けて交代制で入ります。男性、女性、そして家族です。ただ、入浴時間が１７時～２３時までと限られているため、宿泊客が多い日などは、なかなか入浴できません。終了時間ぎりぎりではさすがに空いていましたが、入れなくても各部屋にもバスが付いています。
１階に食堂が入っており、食事だけでも利用できるようです。なお、新見の市街地を歩きましたが、近くにはコンビニが見当たらなかったのが不便でした。新見往来の国道160号線沿いにスーパーがあり、日用品や食料品を販売していました。

岡山駅に比較的近い裏通りに面しています。駅から500ｍほどです。休日に泊まったところ、通りから若者の声が夜遅くまで響いていました。設備は古いですが、素泊まりでは安かったです。ここより安いところでは、カプセルになってしまいます。

ホテルは新冠の丘の上に建ち、太平洋を望む西側の景色が良いです。特に夕日の眺めが素晴らしく、牧場（現在はひまわりなどの花畑として使われているそうです）越しに見える太平洋に沈む夕日を、ホテルでゆったり過ごしながら堪能することができます。部屋から眺めるもよし、食堂やロビーから眺めるもよしです。特に大浴場から眺めるのがオススメです。
ホテルは、ログハウスを模した作りですが、西側の眺めを意識してか、温泉の方の食堂やロビーは西側が大きくガラス張りになっていて、館内も夕日が差し込んで明るくなります。大浴場も西側が一面のガラス張りで、温泉に浸かりながら、夕日を眺められます。その外側には露天風呂もあり、より臨場感が増します。ちなみに牧場（農場）は立ち入れないようになっていて、大浴場が見えることはありません。草地が迫っていて、まるで牧場で温泉に浸かっている気分です。
家族風呂（￥2000円、１時間以内）もあり、ゆったりくつろぐこともできます。土曜日に利用しましたが、男女とも夕日の時間はとても混んでいました。ただ、意外にも家族風呂がちょうど日没の時に空きになっていました。他の時間帯も空きが目立ったので、思ったほど利用は少ないのかもしれません。
泉質は、透明なお湯ですが、肌がつるつるしたようになります。土曜日に利用したところ、日帰りのお客さんが多く、翌朝（日曜日）、５時からの開始と同時に、10人ほどの人が入ってきました。朝は５時～８時が利用可能です。
部屋はツインを利用しました。天井もやや高めで、意外に広い空間でした。
ホテルは丘の上に建っており、国道235号線に面した新冠の道の駅から定刻にバスが出ていますが、ホテルにお願いすれば、道の駅やJR日高線の新冠駅との送迎もしてくれます。丘の上にあるので、景色は良いのですが、アクセスでは難点です。ただ、丘の上にあるというだけで、意外と道の駅からは近いという印象でした。

札幌駅西口地下にあるパフェなどのスイーツの店。スパゲティーなど、簡単な洋食メニューもあります。
人通りの多い地下街通路に面していて、ウィンドウに幾つもの種類のパフェが並ぶ光景は魅力的なのか、いつ行っても混んでいます。店の前に列ができていて、椅子もいくつか用意されています。列の入り口に順番待ちの記名表とおおよその待ち時間が掲示されています。平日でもランチの客が減った午後になっても列ができており、だんだん減っていきますが、会社帰りの人が訪れる前の、平日の夕方5時前でも10分待ちの状態。ただ、行きやすい時間帯の中では、列が少ない時間だと思います。土曜・休日は、30分以上は当たり前です。
開店時間は11時～22時。店の前の通路は、地下鉄さっぽろ駅へ向かう経路に利用する人もいて、夜も人通りが絶えません。夜スイーツは気が進まないかもしれませんが、閉店時間に近くなるとすくのかもしれません。ラストオーダーは30分前です。

JR日高線の新冠駅近くのパンとスイーツの店。駅の近くの踏切を渡ってすぐのところにありますが、日高線自体が列車の本数が少なく、駅前は閑散としているお陰でお客がほとんどいない状態。決して店が古いとか、雰囲気が悪いとかではありません。少しのところに交通量の多い国道235号線と新冠の道の駅があり、そちらは賑やかだったので残念な感じがします。道の駅に併設するレ・コード館の展望台のタワーの上にカフェがあり、そこでミルトが作ったプリンを出していたので、いただきました。地元、新冠でとれた有精卵で作られていて、コクがあるものの、さっぱりとした味わいでした。
なお、店舗でもタルトや総菜パン、菓子パンなどが売られていました。チーズケーキやイチゴなどの美味しそうなタルトが並んでいましたが、中でもベリーのタルトが、ブルーベリーやラズベリーがたくさん乗っていて美味しかったです。

ここの名物はレコードラーメン。シングルレコード大の大きなチャーシューが乗っています。白みそ・赤みそ・塩・しょうゆから選ぶことができます。赤みそで頼んでみました。果たして出てきたのは、丼を覆わんばかりの大きなチャーシューで、中の麺や具などが見えません。しかし、人参やキャベツなど、野菜の具がしっかり入っていました。こってりみそですが、少しヘルシーな感じもします。
他にも普通のラーメンやチャーシューメン、そばやうどん、天丼やカツ丼などもありましたが、ここに来たならばレコードラーメンは食べておきたいところです。
店は国道235号線に面した新冠の道の駅の中にあります。道の駅に入っているお土産屋などとともに、10時～18時と営業時間が少し短い感じがします。1階のテーブル席のほかに、2階はお座敷（板張り）になっていました。

国道230号線沿いにある定山渓の観光案内所。
窓口での観光案内はもちろん、観光パンフレットや本などが多数とりそろえられています。
お土産や食べ物はあまりありません。
ただ、テーブルと椅子が数脚あるので、休憩することができます。
奥の小部屋が定山渓温泉博物館となっていて、定山渓の開湯以降の、昔の人々の暮らしぶりが分かる道具類や資料などが展示されていました。定山渓鉄道に関する写真や資料は、知らない人にとっては意外で新鮮に感じます。また、豊羽鉱山に関する展示もわずかですが、ありました。

店舗の建物が通常のヤマダ電機の規格とは異なり、他の電気店を改装したようです（看板にマツヤデンキと併記されています）。そのため、建物は小さく１階のみで、品揃えも売れ筋商品に限定して少なめに感じます。品物は電化製品のみで雑貨などの日曜生活品は見当たりませんでした。ただ、値段やサービスなどは通常のヤマダ電機と変わりません。
総社市の国道429号線と国道486号線を結ぶ、比較的交通量の多い、片側２車線の広い道路に面しています。

国道230号線から定山渓温泉の中心街へ入っていく道の途中にあり、足湯や定山渓温泉の名の由来にもなった開湯の祖、美泉定山の像などがあります。近くのホテルに宿泊して、温泉街の散策によい場所です。朝の7時～20時まで開放されているとのことです。
公園の向かいには、定山渓温泉の温泉まんじゅうの老舗、大黒屋があります。足湯は、せせらぎのような感じで細長く、良い湯加減ですが、屋根が無いため雨や雪が降っていたら利用しにくいと思います。
同じ通りをしばらく行った突き当たりの角に、岩戸観音堂があり、その隣に長寿と健康足つぼの湯がありますが、そちらには屋根が付いています。但し、とても熱くて、入り始めが大変な上、長くも入っていられません。約41℃とありますが、これほど熱いものかと思います。源泉公園の足湯はそのようなことはありませんでした。
温泉水が流れ出しているところは雪が解けていて、早くもフキノトウが顔をのぞかせていました。

1934年より旅館としての営業を始めた定山渓の老舗ホテルです。古い時代に条件のよい場所を取ったためか、渓谷の曲がりくねった淵の上に建ち、左右２方向に渓谷を眺めることができます。
全室から渓谷を眺められることをウリにしています。雪積もる冬に訪れたところ、渓谷の岩にこんもりと雪が積もり、夜ともなると、向かいのホテルからの明りで、きれいな雪灯りの渓谷が浮かび上がるのが見えました。部屋からゆっくり眺めてもよし。６階のラウンジからコーヒーを飲みながら眺めてもよしです。
ラウンジでは15時～22時までハチミツのバイキングがあり、20種類もの中から好きな風味のハチミツをワッフルやヨーグルトなどにかけていただくことができます。全種類制覇しようとしても、その前にお腹が膨れてしまいます。数あるハチミツの中でも、個人的には子どもっぽい味かもしれませんが、果汁入りブルーベリーが良かったのと、マロニエ（トチ）と栗が独特の香りがあって良かったです。他にもクローバーやラベンダー、ザクロなどがあり、興味ある味の中から好みのものを探してみてはいかがでしょうか。ワッフルでそれぞれの微妙な味の違いを確かめ、ひととおり味の傾向をつかんだら、ヨーグルトやコーヒーなど、素材にぴったりの食材で好みの味をゆっくり鑑賞するとよいと思います。なお、一部はホテルの売店でも販売していました。
ホテルは、国道230号線から、定山渓温泉の中心街に入っていく道へとわずかにそれた所にあります。国道沿いには最寄の「定山渓神社前」バス停があり、30分に1本ほどの割合（時間帯にもよる）で、札幌駅や真駒内駅への便があります。
ホテルは渓谷沿いに建ち、入口は6階からとなります。4階に大浴場があり、男女入れ替え制で、両方楽しむことができます。どちらにも内湯、露天があります。西側の方は、脱衣所が少し狭く感じられ、また、露天が内湯から階段を下りたところにあり、雰囲気があるのか、バリアフリーでなくて危険なのか評価が分かれます。東側の方は、脱衣所から内湯に入るところから数段の階段があるなど、早速注意が必要です。ただ露天は階段を下りることなく併設していました。
お部屋は、スイートルームは豪華ですが、通常は10畳前後の和室です。宿泊プランによっては、夕食を部屋食で楽しむことができます。仲居さんの説明に続き、海鮮が目立つ食事をいただきました。朝食も含めて、食事は丁寧においしく作ってあると感じました。
感じ方に個人差はあると思いますが、朝食でのミキサーを使った特製野菜ジュース、和室の寝心地のよい布団、夕食の部屋食など、細かい随所に、老舗らしいおもてなしが感じられました。
なお、内装は改装されていて新しくきれいですが、渓谷の反対側から見た外観は古いので、がっかりしないように。

定山渓大橋のたもとにある蕎麦屋です。昭和２年創業と、意外に老舗です。椅子席とお座敷があり、20席くらいはありそうで、中は思いのほか広いです。お座敷からは橋が見えましたが、冬だったので、その他は雪がうず高く積もっていました。
冷温各10種類程度の蕎麦があり、天丼やカレーライスなどのメニューもあります。天ざるそば（\1,000円）がおススメとありました。訪れた時には、山菜そば（\650円）を頼みましたが、麺はコシが強く、のど越しはツルツルな方だと感じました。なお、物足りない場合は、隣にラーメン屋（味処おざわ）もあり、刺身や焼き鳥、丼も出しているようです。
すぐ前に定山渓温泉東2丁目のバス停もあり、札幌や真駒内へのバスやかっぱライナー号も停まるアクセスの良い場所にあります。定山渓ビューホテルが目の前にあります。300ｍほど離れた国道230号線沿いには、同じくそば屋の鳥花雪がありますが、どちらも11時に開店しますが、鳥花雪の方は1日50食限定で、14時には閉まってしまいます。紅葉亭の方は19時30分まで開いているようです。

国道230号線沿いで、定山渓大橋を渡る道、または鶴雅リゾートホテル森の歌へ行く交差点のところにある無料の足湯です。訪れた時（2014年3月）は、残念ながら機械調整のため休止中とのことで、半ば雪に埋もれた状態でした。
付近には、温泉街の中心部の源泉公園や、岩戸観音堂の隣にも足湯があります。源泉公園の足湯はせせらぎのように細長く、温度はちょうど良いと思いますが、屋根がありません。岩戸観音堂の隣の足つぼ湯は、屋根はありますが、とても熱いです。ちなみに太郎の湯は屋根つきで、休止期間については特に表示されていませんでした。
太郎の湯の案内板を見ると、100ｍほど離れたホテル山水からお湯を引っ張ってきているようです。通常であれば、冬（11月～3月）は朝の7時～20時まで。その他（4月～10月）は朝の6時～21時まで利用できるようです。

家族で経営しているような素朴なお店ですが、値段の割には意外にボリュームがある感じです。野菜天そば(￥800円)が店のおすすめのようで、テレビや雑誌で紹介とありました。出てきたのは、ごぼうなどの野菜の大きなかきあげの乗ったそば。丼いっぱいに乗り、中のそばは見えません。女性には食べきれない量かもしれません。
お店は11時開店で、14時までということですが、1日50食限定のため、無くなったら閉店とのことです。土曜休日など、お昼時は混んでいるので早めに訪れるとよいでしょう。
場所は、定山渓の国道230号線沿い、定山渓温泉のやや札幌寄り（東側）にあります。「白糸の滝」バス停から更に100ｍ東で、隣にセイコーマートがあります。店の前に駐車スペースがあり、休日に訪れたところ、昼時は5～6台の車が停まっていて埋まっていました。

国道230号線沿いの、定山渓温泉の中心街へと下りていく通りとの分岐のところにあります。「定山渓神社前」バス停や章月グランドホテルの前辺りです。
比較的新しく作られたような感じで、カッパの口から温泉水が流れ出ています。足湯とは違い、手をすすぐのに良いです。家族で願掛けということで、裏には絵馬がたくさん懸かっていました。中には願い事が叶った絵馬もありました。近くには定山渓神社があり、また、通りを下って300ｍほど行くと、岩戸観音堂もありますが、こちらでも便利に願掛けができます。
なお、手湯では物足りない場合は、横の道を温泉街の中心へと坂を下っていくと、下りきらないところに源泉公園があり、そこには足湯もあります。岩戸観音堂の横にも、かなり熱い「長寿と健康の足つぼの湯」という足湯がありました。温泉街の散策の折に立ち寄ってみるとよいと思います。

定山渓の温泉街の通りの角にある足湯です。熱くて入れない訳ではありませんが、湯の温度が異様に高いです。調子に乗っていきなり足をつっこむようなことはやめましょう。温度に慣れて？足を入れることができても、長い間、入っていられません。湯の入り方によると、10～15分ほど入って、30秒ほど冷水につけるとよいとありますが、とてもそんな長い時間、入っていられません。1～2分浸けて足を上げてみると、浸かっていた部分が、日焼けの跡のようにくっきりと境目がついて赤くなっていました。やけどをした訳ではありませんが、あがった後もしばらくの間、ヒリヒリしているような感覚です。ある意味、効能があるような感覚でした。
ちなみに温泉街には、近くの源泉公園に足湯があるほか、国道沿いに太郎の湯という足湯もあります。いずれもここまでは熱くはないと思います。
隣に岩戸観音堂があり、タオルが￥200円で販売されていました。定山渓温泉の銘の入ったタオルです。

定山渓の中心部に近い国道230号線沿いにある神社です。国道は札幌から留寿都、喜茂別、そして洞爺湖や道南方面へ抜ける交通の要衝で交通量も多いです。ただ、神社は冬に訪れたところ、深々と雪が積もり、人もおらず、落ち着いた佇まいでした。温泉街の散策のついでに立ち寄ってみるとよいと思います。しかし、残念ながらお守りなどの販売もないようです。
国道には「定山渓神社前」のバス停があり、定山渓の温泉街中心部へ入っていく通りの入口にあります。章月グランドホテルの最寄のバス停です。神社へは数段の階段を登り、坂を上がって行きます。バス停から階段までの歩道が、狭い幅ですがロードヒーティングがされているようで、雪が解けていました。参道は雪が深々と積もっていましたが、結構訪れる人もいるようで、幾つもの足跡があり、雪中に狭い幅で道ができていました。ただ、坂になっているので、転んだり滑ったりしないように注意が必要です。
裏手には山の神の小さな祠もあり、また裏にそびえる夕日岳の登山道もあるようですが、冬は道の痕跡すら分からず、深々と雪が積もっていました。

東側に小出川が流れ、なだらかな台地の上にある東陽院には、朝の日差しがふり注ぎます。付近は住宅もありますが、田んぼや畑も多い郊外の鄙びた雰囲気があります。ましてや、藤沢市と茅ヶ崎市、寒川町が交わる境の辺りと、町外れの地です。
小出川の周囲は水田になっていて、茅ヶ崎側の丘は谷戸の地形が残り、茅ヶ崎里山公園も整備されています。昔はホタルもいたそうです。寺の付近もカワウソが住んでいたことから、獺郷の地名がついたとのことですが、今や、日本からもカワウソは姿を消してしまったようです。境内には狐とカワウソを踏みつけているとも言われる狛犬が残っているそうです。
寺は、低い丘の上にあるため、寺の入口がある西側からは、富士山や大山などが眺められます。ただ、寺から北東へ2ｋｍほどの場所にある宇都母知神社の方が、高さがあるため、相模平野の広がりや高尾方面の山並みまで見渡せます。空気の澄んだ冬場が良いです。
寺へのアクセスは公共交通機関では、寺の西側の寒川町内を通る中原街道に「小谷」（コヤト）バス停があります。寺からは300～400ｍほどの距離で、茅ヶ崎駅北口行きのバスの始発になっています。１時間に１～２本程度（時間帯による）の便があります。

西に小川の打戻川が流れる、うっすらと高くなった丘の上にあります。付近は住宅もありますが、田畑が目立つ、鄙びた郊外の雰囲気があります。背の高い建物も無いため、西側の展望が利き、冬のよく晴れた日などは富士山や大山が見えます。
禅宗の寺です。寺の入口に由緒を書いた看板が立っています。江戸時代の初期に創建されたようで、室町時代に作られたという釈迦牟尼如来を本尊としているそうです。境内には高照観音と慈母観音も立っていますが、こちらは比較的新しそうです。なお、檀家さんに配慮してか、トイレや簡易的な休憩所も整備されていました。
公共交通機関では不便な場所にあります。寺の前には神奈中バスの「ふじみ号」の「盛岩寺前」バス停があります。「ふじみ号」は慶應大学湘南藤沢キャンパスのバス停を起点に発着する神奈中バスの支線で、打戻・獺郷地区を循環します。「盛岩寺前」バス停では、右循環の慶應大学行きは午前中のみ便があり、１時間に１～２本程度（時間帯で異なる）。左循環の慶應大学行きは午後のみで、これも同じ程度の本数です。100ｍほど離れた「堂の前」バス停では更に通常の路線バスも加わりますが、辻堂駅北口～綾瀬車庫行きのバスは２時間に１本程度（時間帯で異なる）です。
寺の周辺は、郊外の鄙びた雰囲気が残っていますが、慶應大学の北側には、中原街道（県道45号線）に通じる広い道路も整備されるなど、開発が進んできています。相鉄いずみの線が湘南台から、新幹線が停まる駅が予定されているＪＲ相模線の倉見方面、または相模線の香川駅近くを抜けて、平塚駅などに延伸されるようなことがあれば、周囲の環境も変わってしまうかもしれません。
寺からは西側に富士山などが見えますが、ここから北東の方向に1ｋｍ弱離れた宇都母知神社からは、より高いところから、相模平野や、北の高尾方面の山並みを見渡すことができます。