温泉大好きさんのクチコミ(272ページ)全6,522件

前回訪れた時には７階テラスは閉鎖中であったため再度訪問しました。今回は、東京駅側のテラスが開放されていました。ここからは東京駅丸の内駅舎を一望することが出来ます。kitteガーデンほど広くありませんが、充分なスペースがありました。

法務省旧本館は、官庁街である霞が関の警視庁の対面にあります。また、外桜田門のすぐ近くです。明治時代にドイツ人建築家によって建てられ、戦災で焼失しましたが平成になって創建当時の姿に復原されました。官庁街で赤レンガの建物が良く映えています。

平川門から皇居東御苑に入った場合、最初に渡る土橋です。天神濠と平川濠の間に架かっています。もとは北桔橋、西桔橋と同様跳ね橋であったようです。天守閣を西、北、東の跳ね橋で防御していたようです。今は、通路が続いているので言われなければ橋とは気付かないかもしれません。

二の丸雑木林は、皇居東御苑の旧江戸城の二の丸があったあたりにあります。白鳥濠の対面辺りに広がる雑木林です。林の中には散策路もあり歩くことも出来ます。冬場は落葉樹の葉が落ち物寂しい感じがします。一方、葉が落ちているので野鳥を見つけやすいメリットもあります。

書陵部庁舎は、皇居東御苑の北桔橋門から平川門に行く途中にあります。梅林坂を上りきった辺りです。皇室関係の図書や陵墓を管理しているので書陵部というのですね。立派な建物ですが、関係者以外立ち入り禁止です。

午砲台跡は、皇居東御苑内にある本丸大芝生の中にポツンと石碑だけ置かれています。本丸跡は気象庁発祥の地であり、ここに官舎もあったそうです。正確な時間を知らせるため午砲台（ドン）が置かれたそうです。半ドンの語源はココからだそうです。

大手三の門は大手門から皇居東御苑に入り三の丸尚蔵館の前を過ぎたところにあります。この門も枡形門で中に同心番所があります。徳川御三家以外の大名はこの門の前で駕籠から降りて検問を受けなければならなかったので、下乗門とも呼ばれていたそうです。今は門はなく、石垣だけが残っています。

中雀門跡は、皇居東御苑の本丸大芝生の前にあります。旧江戸城の本丸に通じる最後の門でした。中之門跡から坂道を上りきったところにあります。本丸御殿が焼失した時、中雀門も延焼し、今は石垣だけが残っています。

桔梗門橋は、内堀の蛤濠と桔梗濠の間に架かる土橋です。皇居外苑から皇居東御苑にある皇居警察本部前に通じる橋です。この橋も桔梗門橋の前にゲートがあり、警察官が警備して一般の方は通行できません。許可を得た業者と思われる車両が行き来していました。

坂下門橋は、皇居外苑から皇居に通じる土橋です。北側が蛤濠、南側が二重橋濠です。通常は一般の方は通行出来ません。橋の前にゲートがあり、警察官が警備しています。昨年から、春と秋に期間限定で乾通りの一般開放が始まりその時渡ることが出来ます。

馬場先門橋は、丸の内から皇居正面に通じる内堀に架かる土橋です。橋の北側が馬場先濠、南側が日比谷濠となっています。橋と言うよりは交通量の多い道路と言った方がマッチするように思われます。ただ、橋からお堀端とビル群を見るのは悪くはありません。

馬場先門の交差点の角にかつてここに旧江戸城の門があったことを示す案内板が立っています。地下鉄日比谷駅のＢ6出口の脇です。案内板の先に石垣が残っているので、門があったっことが偲ばれます。他には特に見るべきものはないような気がします。

旧江戸城大奥跡は、今は皇居東御苑内にある天守台の南側に広がる芝生の広場となっています。3000人もの女性が住んでいたので広大なスペースです。今では遠足できている小学生たちがシートを敷き楽しそうにお弁当を食べていました。

汐見坂は二の丸と本丸を繋ぐ急勾配の坂道です。かつては皇居前広場辺りまで日比谷入江が入り込み海が見えたのでこの名がつけられたそうです。この坂の石垣と本丸を防御する高い石垣とで白鳥濠が形成されています。また坂の上には汐見門があったようです。

諏訪の茶屋は江戸時代には吹上地区（現在の御所があるあたり）にありましたが、明治時代に今のところに移築されたそうです。二の丸庭園に近く風情のある建物で周りにマッチしています。庭先に丁度梅が咲いていました。

富士見多聞は、皇居東御苑の本丸地区にある茶畑の脇の坂道を上ったところにあります。防御を兼ねて石垣の上に設けられた長屋造りの武器倉庫です。戦時には格子窓を開けて狙い撃つことも出来ました。残念ながら皇居東御苑からは裏側しか見ることは出来ません。

東京銀行協会ビルは建て替えの際、低層部に旧ビルの外観を復元し赤レンガ造りとしています。日比谷通りのお堀端に面しています。内堀通りのお堀端から見ると綺麗に見えます。東京駅周辺には建て替えの際、旧ビルの魅力的なところを復元した建物が多いので建造物見学もおもしろいですよ。

都道府県の木は、皇居東御苑の諏訪の茶屋の手前にあります。各都道府県を代表する木が１本づつ植樹されています。茨城県の梅の木が丁度見頃でした。日本列島北から南まで針葉樹から南国の木まで様々です。東京で育てるには苦労も多いのではないかと思われます。

石室は皇居東御苑の富士見多聞と竹林の間にあります。大奥御納戸の脇にあることから、非常時に大奥の調度品を納めた所と考えられているようです。中に入ることは出来ませんが外から見たところ結構な大きさです。大きな石で整然と組み上げられています。

中之門跡は皇居東御苑の百人番所の先の坂の手前にあります。この門は旧江戸城の正門である大手門から数えて４番目の門であり本丸に通じる門でした。現在は、門自体はなく石垣のみ残っています。最近復元が続く金沢城の様に復元されればいいのにと思われます。