温泉大好きさんのクチコミ(271ページ)全6,522件

牛込見附跡はＪＲ飯田橋駅前にあります。旧江戸城の外濠に架かる牛込橋と一体になり枡形の外郭門を形成し、敵の侵入を防ぐ役割を担っていました。今は牛込橋の両側に当時の石垣が残っています。かなり大きなものですが、今まで気付かないで前を素通りしていました。石垣の前に案内板があります。旧江戸城の遺構はあちこちにありますね。

地蔵坂は、善国寺の先早稲田通りから光照寺に至るちょっと勾配のきつい坂道です。坂の上にある光照寺には、西国三十三所観音霊場の第１４番札所である三井寺より移されたと伝えられる子安地蔵があったので地蔵坂と呼ばれたそうです。坂の途中には何店かのお店があります。

かくれんぼ横丁は、神楽坂の神楽坂仲通りから一本入った狭い石畳の裏路地です。かつての花街の面影を感じる路地です。今は飲食店が軒を並べています。狭い界隈ですが、行き止まりがあったり、突き当りだったりとかくれんぼ横丁という呼び名も頷けます。

軽子坂は神楽坂の早稲田通りの北側で並行する坂道です。江戸時代飯田濠に船着き場があり、船荷を軽籠（縄で編んだもっこ）に入れ江戸市中に運搬することを生業にした人たちがこの辺りに多く住んでいたことから軽籠持の略称である軽子と呼ばれたそうです。今は坂の両側は様々な店舗となっています。

本多横丁は神楽坂の早稲田通り（神楽坂通り）と軽子坂を結ぶ道です。この道からさらに路地裏に進めば芸者新道です。こちらも以前花街であったところらしく道の両側に色々な飲食店が軒を並べています。今度は食事に来てみようと思います。

芸者新道は、神楽坂の神楽坂仲通りと本多横丁を繋ぐ丘状になった小道です。花街の頃、芸者さんが近道として利用したことからこのように名付けられたようです。最盛期には６００名もの芸妓さんがいたようです。今は料亭８軒、芸妓３０名ほどのようです。さすがにこの小道で芸妓さんを見かけることはなさそうです。

神楽坂仲通りは飯田橋駅から早稲田通りを早稲田の方向に進み坂を少し上って右折した通りです。店の両側に色々な飲食店が軒を並べています。さすが、花街として栄えたところだけあって個性的な店が多そうです。この道から細い路地に入るとそこはかくれんぼ横丁です。

牛込橋は、旧江戸城の外郭門の一つ牛込門の前に架かっていた橋です。今では外濠に架かる早稲田通りの橋です。外濠の手前側に枡形の石垣が残っています。何度も前を通っていますが、いつもは足早に通り過ぎていたので気が付きませんでした。旧江戸城の遺構は色々なところにありますね。

神楽坂から靖国神社に行く途中、地図を見たら比較的大きな神社があったので立ち寄りました。平日の夕方でしたが、若い女性が多く他の神社と比較して違和感があったのですが、恋愛成就で有名な神社ということで納得しました。

善国寺の本堂の前には狛犬ではなく、安山岩で出来た虎の石像が鎮座しています。寺院の石虎は今まで見たことがなく、区内ではここだけのようです。毘沙門天信仰から「虎」を重視し、江戸時代に奉納されたようです。戦災を潜り抜けた貴重な石像と言えます。

善国寺は、「神楽坂の毘沙門さま」として江戸時代から信仰を集めた毘沙門天を祀っています。また、新宿山の手七福神のひとつです。神楽坂の繁華街に面しており、寺の前を通る方は多く、参拝される方も結構いらっしゃいます。神楽坂界隈を散策した際は立ち寄ってみては。

小石川後楽園を取り囲む築地塀は、江戸城外濠石垣を再利用して造られているそうです。石垣の上に白壁、最上部に屋根を有する独特な景観は、国の特別史跡・特別名勝の二重指定を受けている小石川後楽園に相応しいと思われます。

小石川後楽園は、もと水戸徳川家の江戸屋敷の回遊式築山泉水庭園です。今は都立公園として開放されています。入園料は一般３００円です。昨年桜が咲くころ以来ほぼ１年振りに訪れました。この庭園にはそれほど広くはありませんが、20種類ほどの梅が植林されていて見頃を向かえていました。多くのメジロが飛び交っているほか、色々な種類の野鳥も見られます。季節ごとに彩のある庭園です。

文京さくらまつりは、播磨坂で開催されます。播磨坂は環状３号線の一部として整備されたものの、周辺部の整備が進まず、そこだけ幅員が広くなってしまったので、中央部分を遊歩道にして桜並木としています。桜が咲く時期、播磨坂遊歩道が祭の会場となります。

播磨坂は環状３号線の予定道路で、この辺りでは播磨坂の部分だけ整備され他の場所と比較して格段に幅員が広くなっています。恐らく東京都は環状３号線の整備を断念したと思われ、播磨坂については真ん中を遊歩道にして桜並木にしています。３列ないし４列の桜並木が続いています。満開の頃は綺麗です。

新築工事のため、2015年5月18日より長期間にわたり休館することになったので、休館の前に訪問しました。かねてより見に行こうと思っていましたが、近くにあるので何時でも行けると思って行っていませんでした。休館することを知って初めて足を運びました。それほど大きな美術館ではありませんが、印象派以降の美術品がコンパクトに展示されています。

平成になって創建当時の赤れんが造りの姿に復原された法務省旧本館がある敷地は、米沢藩上杉家江戸藩邸があったところです。江戸時代大名屋敷があったところは、明治時代に官庁街に変貌しましたが、旧江戸城の外桜田門の真ん前に外様大名の屋敷があったとは驚きです。

皇居石橋前は東京の観光スポットになっていていつも多くの観光客がいます。訪れた時は、丁度旧正月であったため中国からの観光客が多く騒々しかったです。静かに皇居周辺を散策したいなら旧正月の時期は避けた方が良さそうです。

皇居東御苑への入口のひとつ平川門前の橋です。旧江戸城の内堀に架けられています。昭和63年に改架されましたが、木製の弓状の橋の優美さは旧江戸城に架かる橋の中でも髄一と思われます。また、高麗門、渡櫓門、木橋がセットで残っているのはここだけのようです。

前回訪れた時は５階テラスは閉鎖中であったため、再度訪問しました。今回は、一般開放されていました。東京駅丸の内駅舎を見下ろすことが出来ます。ただし、kitteガーデンや新丸ビルの７階テラスと比較してとても狭い空間です。ちょっとガッカリです。