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元々は釜山の国際フェリーターミナルがあった場所で、新しい国際FTが出来てからは国内航路用のターミナルとして運用されていましたが、2024年4月現在で、ここを発着している定期航路はどうやら運航されていない様子でした。

ターミナル自体は2022年末頃までは釜山＝済州航路の運航で利用されていたようで、今もその掲示（時刻表や運賃など）が窓口の脇に残されているので、完全に航路廃止という訳ではないようですが、長期休航しているのは事実のようで、私が見た時点では、2023年の初めからは全く運航されていないようでした。

主に今はこのターミナル自体が港湾事務所のような運用をされていて、一応、内部に入ることは私の訪問時点では可能でしたが、そのうちなくなってしまうのかもしれないですね。

昔の国際FT時代をご存じの方は、是非懐かしむためにも、入れるうちに中の様子を見に出かけてみて下さい。てか、済州航路の再開を切に願いたいところですが…。

草梁イバグギルのハイライトともいえる、１６８階段に並行して運行されているモノレールですが、私の訪問時点（2024年4月）では、絶賛工事中のため、そもそもモノレールの車両すら見かけませんでした。

階段下部には案内のスタッフがいて、現在運行してません的なことを、観光客に伝えていましたが、近くのポスターに拠れば、2024年秋を目途にリニューアルされるそうです。

でも、以前は無料でしたが、調子に乗って有料化とかしちゃわないか、心配な点ではありますね。また、リニューアル後に足を運んでみようと思います。

朝鮮戦争の時代に、北から避難してきた人々が次々に山に向かって住宅地を拡げていったという釜山の歴史を今に伝える重要なスポットの一つですが、如何せん、今の韓国ではそういう場所をそのままの風情で維持する感覚はなく、ここも2024年秋を目途に大きく様変わりする予定になっています。

付近の街並みが入り組んでいる風情は、やはり混乱の中で無秩序に街区化していったのだなと思わされる中で、ある意味、現代の観光客視点からは、道が判り辛く迷いやすいというストレスもあるので、整備されることは悪いことではないと思います。

色々と劇的に変化する釜山だけに、この次の訪問が楽しみでもあり、恐ろしくもあります。近い国の便利な立地のスポットですので、ここに関しては、リピートして時系列的な変貌を追っていくというスタイルの旅もお勧めです。

最近の韓国内ではよくある話ですが、歴史的なスポットを現代風の観光地にアレンジして集客を目論む、そんなスポットの一つだと思います。

勿論、歴史的には重要な役割を果たしてきた道だと言えるのですが、今の韓国では、そんな風情を求めるのではなく、一観光客としては、色々なアートや整備した方々の趣向などを感じながら、エンターテインメントの一つとして歩かれると良いですね。

尚、高台にあるので、随所に展望スポットがあり、春は桜も美しい箇所が多々ありますので、普通のお散歩道として楽しむのがお勧めです。

テジカルビ通りとは直結していないのですが、ここを登った先にある桜並木のことをお伝えしたくて、わざわざスポット登録するほどでもない（承認もされないだろうし…）ので、ここに記させて頂きます。

この通りをずっと登っていき、クボンロの突き当りにあるホンナムナンロのアパート群の脇が凄い桜のトンネルになっていて、花の盛りには絶景を楽しめます。桜の時期に訪問された方は是非足を運んでみて下さい。路線バスだと190番バスがここの中を走行しています。

日本ではミドルクラスの宿という風情の東横インですが、韓国ではかなりの高級宿というイメージがあり、今まで泊ったことはありませんでしたが、今回は予約していた（決済も完了済み）宿がオーバーブッキングで泊まれなくなったと、ホテル予約サイトから連絡があり、同社の差額負担にて、この高級宿に泊まらせて頂くことが出来ました。

日本の方にとっては常識なのかもしれませんが、このホテルは流石に日本人の利用が多くて、自分は韓国内で日本人が沢山足を運ぶような場所にあまり行かないので、本当に同じ国の宿なのか、と驚いてしまいました。

予約サイトの差額補償を確認すると、通常では9000円以上もするそうなので、安宿が沢山ある韓国内で、自費を払ってまで泊ることはまずないと思いますが、言葉に不安のある方は、非常に安心できるホテルだと思います。

釜山駅前の東横インに関しては、駅の真横なので、駅が見える側の部屋だと、釜山駅の巨大駅舎を迫力満点のアングルで眺めることが出来るのが最大の利点だと言えましょう。

東横インの無料朝食に関しても、韓国テイスト満載の食材でとても美味しく頂きましたが、それにしてもお客さんの多いこと多いこと、そりゃ、東横インさんもウハウハで、釜山に幾つも造りたくなるわな、と、余計な感想を抱いてしまいました。客室数も多くて、常に混雑しているので、朝食に関しては、空いている時間帯を狙う、というのはかなり困難な宿だと思われます。

世界中に都市名を冠した〇〇中央駅というのは、よく見かける気がしますが、中央洞駅から改名されたこの駅は、ズバリ中央駅なのが味わい深いですね。

かつては、フェリーで釜山に到着した際、この駅が最寄だったので、釜山に来る度にいつも懐かしくて足を運んでしまいます。

長い通路もこの駅の特徴ですが、改札口傍で出迎えてくれる壁画も、コロナ時代を経た後どうなったのか心配になりましたが、まだまだ健在で、フェリーの絵柄を見ていると、昔のことを思い出して、ちょっと泣けてきてしまいました。

釜山駅傍で独特な風情を有している釜山のチャイナタウンですが、あまり中国的な色合いが強くないのが魅力とも言えます。ただ、中華街としての存在意義をしっかりとアピールしたいのか、駅前の大通り沿いに、漢字で上海門と書かれた門と、ハングルでチャインタウンと記された門の二つがあるので、その双方の風情の違いを楽しむのも良いですね。

釜山一の繁華街としてお馴染みの西面地区の最寄り駅として、観光客も利用頻度の高い駅だと思いますが、地下鉄2号線と1号線との接続駅として乗り換え利用される方も多いかと思います。

私は海雲台方面から2号線を利用し、この駅で1号線に乗り換えて釜山駅方面へと移動しましたが、その際、間違って階段を登ってしまい、逆方向のホームに到着してから気づいて無駄足を踏んでしまいました。

1号線のホームは対向ホームになっていて、方面別に異なる階段を登る必要がありますのでくれぐれもご注意下さい。

軽電鉄が開通して以降、釜山の金海空港へ（から）は貧民でも比較的安く市街地から（へ）移動できるようになりましたが、まだまだ機能的にもお財布的にも捨てがたい魅力を有するのが307番バスです。

普通の市内バス扱いのため、空港から市街地まで1550Wで移動できますし、このバス路線は多くの地下鉄駅傍を通過するので、30分以内に乗り継ぐと、追加徴収もほぼない（2区だと差額分の200Ｗのみ徴収）ので、1750Ｗ以下で市内のどこの地下鉄沿線駅へも行くことが可能です。

そして何よりも、この路線は風景が劇的に変わるのが楽しくて、特に春は車窓から多くの桜や菜の花が楽しめたりするので、ツアー感覚で安価な利用との一石二鳥なお勧め路線といえるでしょう。

今回はKORAILからの乗り換えでこの駅を利用しました。KORAIL側の亀浦駅舎の雰囲気が大分変わった印象を受けた一方で、地下鉄駅側の風情は、約5年前とさほど変化はないように感じました。ただ、KORAIL駅から地下鉄駅へと移動する際の通路上の雰囲気が派手になっていて、観光としての亀浦の魅力も発信し始めたのかな、というやる気（？）を感じました。

今回は予約していた宿が謎のボイラー故障という理由で、現地にて宿泊拒否（決済済みの金額を現金で返してもらったけど…）されてしまい、その夜、路頭に迷ってしまいました。

どうしようかなと、取り敢えずは金海試してみましたが明かしできるどうか尋ねてみたところ、23時でクローズとのことでした。

軽電鉄の最終はこの時刻以降も運行があったので、取り敢えずクローズ時の様子を確かめようと、1階到着ロビーの充電コーナーにて仮眠していると、22時半過ぎに、”ご丁寧に”お声掛けがあって、起こしてもらえたので、寝過ごすことはないです（という、プラス思考）。

因みに、近くの中国人が同じようなことを目論んでいたようで、最初は知らぬ存ぜぬの態度でいたら、今度は中国語が話せるスタッフがやって来て、丁寧にここはもうすぐ閉まることを説明されていました。

その手際の良さを見ていると、恐らくよくあることなのでしょうね。私は韓国人のふりをして、ハングルの文章が見えるような立ち位置で、スタッフのお声掛けに対してもヨランシエヨ（11時でしょ？）と言ったら、この人はわかっているなという感じで、それ以上のお声掛けはありませんでした。

あと、この時間帯になると閉館で追い出される客を狙って、タクシーの客引きが寄ってきますので、軽電鉄に乗る意思をはっきりと伝えて追い返しましょう。

ソウル界隈だと、仁川空港は24時間開放（金浦は無理すれば泊まれなくもない）で、貧民夜明かしにも苦労がないのですが、韓国第二の都市釜山の場合は、金海空港は24時間運用でない（23時に閉鎖）ため、夜間滞在に利用できない苦労があります。

そんな中で、地下鉄に乗り換えずに軽電鉄沿線での夜明かしを考えた場合、まず脳裏に浮かぶのがこの駅です。駅界隈には深夜営業のお店も多く、よりリッチな方（深夜徘徊を考える時点でリッチじゃないけど…）は、サウナや漫画喫茶、ネットカフェなどの選択肢を考えると良いです。

よりプアな私のような旅人には、まず終電頃の軽電鉄で沙上に到着し（0時過ぎ）、1時までは西部BTに滞在、そこから3時過ぎまではBT前のロッテリアが午前3時過ぎまで営業していて、電源もWifiも使えるので、利用価値が高いです。

そして、軽電鉄の沙上駅は始発が丁度5時発なので、4時半頃には駅舎が開放されるので、この間を24時間営業のスーパーなどでお買い物をして過ごされると、何とか夜をやり過ごせるかなと思います。

今回はこのバスターミナルに深夜に立ち寄ってみました。

釜山の金海空港が24時間空港でないため、夜明かしのために沙上を訪れたのですが、まずはこのBTの閉鎖状況を確認。最終の深夜バスが0時半頃に運行なので、1時頃に追い出される形になります。

ただ、有難いのはターミナル全体が閉鎖でなく、待合所のある部分が幕で仕切られて入れなくなる感じで、この幕より外側にあるトイレは、24時間使用できるようになっていました。

勿論、この時間帯に清掃が入るので、タイミングによっては掃除していない側を使ってくれ、といったことを言われますが、おトイレを使わせて頂けるだけで貧民夜明かし予定の方は感謝すべきだと思います。

この路線は、地元の方にとっては金海市民や釜山西部に住む住民が釜山都心部へと移動するのに多く利用されていますが、観光客的視点からは、殆どが金海空港利用時に乗車機会がある路線だと思います。

空港から（へ）は大渚か沙上で地下鉄に（から）乗り換える必要がありますが、この路線が地下鉄扱いでないため、通し距離の運賃計算ではなく、500ウォンが追加徴収されるので、地下鉄区間の乗車が短いと、ちょっと損した気持ちになります。因みに軽電鉄のみの利用だと1区で1300Wなので、地下鉄1区よりも安いです。

また、大渚や沙上では一旦改札を出ることになり、30分を過ぎてしまうと、この乗り継ぎ割引そのものが無効になってしまうのも注意が必要です。

車両は2両のみの可愛らしい連結ですが、混雑時はこれで大丈夫なのかとちょっと不安になります。3両編成も運行されるようになった那覇のゆいレールのことを、ちょっと思い出してしまいました。

今回はコロナ以後約5年ぶりの釜山訪問となりましたので、この駅に関しても前回の旅以来でした。まず印象としては、待合室の座席がかなり間引きされて、広々としたレイアウトになったため、すっきりとした雰囲気に生まれ変わりました。

韓国駅名物のお湯も調達できる給水機も設置されているので、飲み物の粉末やカップ麺などを持参されておくと、列車の待ち時間に飲食できたりする上、京釜線や慶全線を利用される際には、釜山や釜田から乗車するより、多くの場合運賃が安くなるので、乗り継ぎの地下鉄代も加算した上でよりお得になる場合は、この駅の利用がお勧めです。

今回は、昌原からの帰りに釜山に戻る際、友人の送迎でバスを利用しました。

昌原から釜山までは近いので、運賃差を特に意識していなかったのですが、友人達が釜山駅傍に宿を取っていたため、釜山での乗り換えがない（1号線で直行できる）けど距離の遠い東部ターミナルまでの便を確保したのですが、送迎後、自分でより近い西部ターミナルまでの運賃を調べてびっくり、前者は7400Wだったのに対して、後者は4700Wと2700Wもの金額差がありました。

因みに、海雲台行きも調べてみると東部BTと同じ7400W、東部BT行きが経由する東來までだと6000Wという金額でした。

この位の距離の町までのバス運賃は、目的地ごとに結構運賃差があるので、色々と調べてからお財布と利便性を鑑みてのチョイスをお勧め致します。

今回は敢えて慶全線の昌原に向かう際に、釜山駅から三浪津乗り換えのムグンファで移動してみました。

桜の時期ということもあり、途中駅で桜が素晴らしい所が多く、高速鉄道では味わえない風情を満喫することが出来ました。

通常、慶全線利用であれば、始発駅は釜田駅となりますが、地下鉄でこの駅まで移動し、そこからKORAIL利用よりは、乗り換えでもKORAILだけで移動する方が安上がりです。

乗り換え駅の三浪津駅も、桜が素晴らしかったですし、この駅に残る貴重な給水塔を約30分間の乗り換え時間でゆっくりと眺められたのも良かったです。

今回はコロナ明け初めての釜山で、約五年ぶりにフェリーで到着した後、フェリーターミナルから釜山駅に直結しているスカイウォークが完成していて驚かされましたが、それは誰でも書かれることだと思いますので、敢えてここでは違う視点から…。

KORAILのチケットを買う際、日本人の鉄道マニアなら、カードタイプ（レシートタイプでない）のチケットを入手するために、自動販売機に並びがちですが、その並びの端に、なんと駅のスタンプが置かれているのを発見して、日本では当たり前ですが、韓国では初めて見かけたので、凄く驚きました。デザインは雑な気がするんですが、これから韓国の駅にもどんどん増えてくると嬉しいな…。

今回はコロナ明け初めての釜山ということもあり、約5年ぶりにこちらの店に立ち寄りました。

コロナ前は確か5000Wだったように記憶していますが、久しぶりに訪問してみると流石に値上がりしていて、小が6500W、大が7500Wになっていました。でも味は変わることなくおいしかったです。

モチモチの食感がたまらないマンドゥも健在で、こちらも6個で6500Wに値上がりしていました。