DONさんのクチコミ(5ページ)全952件

年末年始はご多分にもれず、旧市街の中心に位置するこの広場もクリスマスマーケットに占拠されていました。辛うじてダルム広場の看板を見つけて、ここがそうだと分かりましたがびっしり露店や遊具に覆われています。すぐそばに無料トイレあり（広場の看板に矢印があります）。

夏場は建物内部を巡るツアーが開催されているそうですが、それ以外の時期は外から愛でるのみ。大公宮というと仰々しいものの、実際いまの大公がお住まいではなく、執務室と迎賓館を兼ねた建物です。交替式を披露しているはずの近衛兵も、寒さのせいか裏手のボックスの中に引っ込んでいました。

ルクセンブルクの旧市街を取り囲むようにペトリュス川が大地を緩やかに切り裂き、美しい渓谷美を作り出しています。天然の堀のような役割を果たした渓谷のおかげで、かつての要塞都市は限られた空間で立体的に広がり、独特の景観が楽しめます。

要塞都市ルクセンブルクを象徴する橋といえば、渓谷に架けられた巨大アーチのアドルフ橋ですが、もう一つスケールの大きな橋がペトリュス川に佇んでいます。せっせと歩けば旧市街からもアクセスできるようですが、せっかく２４ものアーチが連なる立派な橋ゆえ、歴史美術博物館の裏手あたりから一望する、でＯＫかと。

ベルギーのブリュッセルを始めヨーロッパ各都市から鉄道で訪れる人はまずここから。一国の玄関口とはいえコンパクトです。構内にはルクセンブルク大公宮御用達のオーベルヴァイスの支店もあり、スイーツや軽食をテイクアウトできます。トイレは有料。旧市街などと結ぶトラムやバスも駅前から引っ切り無しに発着します。

アドルフ橋と並ぶ、世界遺産の街ルクセンブルク旧市街を代表するスポットです。訪問した時点ではGoogle Map上のまったく異なる位置にノートルダム大聖堂が表示されますが、本当の場所は川沿いかつバス停の真ん前。特徴的な建物はまず見落とす事はありません。常に観光客で大賑わいなのに不思議と静謐な空間は、見事なステンドグラスを経た柔らかな灯りでどこまでも厳かでした。

ブリュッセルからは鉄道でもバスでも概ね同じ位の時間ですが、後者はヨーロッパ各地を隈なく結ぶ格安長距離路線のFlix Busなので早めに予約できればかなりお得です。世界遺産にもなっているルクセンブルクの旧市街はとってもコンパクト。半日で主だったスポットは全てゆっくり網羅できます。公共交通機関の利用無料なのも散策には有難いです。

オープン早々にコロナ禍で長い眠りについていた羽田Ｔ２国際線、ラウンジも勿論まだピッカピカです。とにかく広い！今回訪ねたスイートラウンジは３フロアあって、とりわけ最上階（エントランスと同じフロア）は奥へ奥へと果てしなく。ＡＮＡラウンジとしては初となる対面式のバーや、本格的なゴロ寝スペースなど、いつまでも過ごせそうな充実っぷりです。

ダッカに駐在中の後輩が「ここなら飲めますよ」と予約してくれました。オールドダッカから地図上ではＣＮＧで一時間ほどで到着予定が、ダッカお馴染みの「大雨のあとの内水氾濫」で道路が水浸し。５時間かかったうえに、ドライバーに店の地図を見せても迷い続け、挙句違ったビルで降ろされました。英語の話せる学生さんに助けてもらい、スナックビルのような建物に辿り着き、店は上階に。厳格なムスリム国にあって、豚肉や酒ＯＫです。というか、この日は後輩が持ち込んだウィスキーをハイボールにしましたが。日本の居酒屋で見るようなメニューが、バングラ価格と比べればずいぶん割高とはいえ、長期滞在する駐在員には大切な場所なのかもしれません。

この国ではタクシーはどちらかといえば少数派。どこに行っても大体渋滞するので、若干小回りの利くＣＮＧやリキシャーの方がお馴染みです。初ダッカの時に空港から宿まではUberでタクシーを呼んで乗車しましたが、この時いきなり大問題。アプリ上は車のナンバーが表示されるものの、バングラデシュのプレートはベンガル語表記です。おまけに電話で問い合わせると「トヨタの白のカローラだよ」と返されたところで、見渡す限り全て白カローラ。結局周辺のバングラ人に助けられながら無事乗車できました。この時（に限らず毎回）アプリ経由のクレジットカード払いが出来ず、結局現金払いにはなりましたが、交渉の必要はないので気は楽です。とはいえ、別の機会にはひどい渋滞に巻き込まれ追加料金をしつこく求められ譲歩した事も。

スタアラゴールドのラウンジとして案内されましたが、プライオリティパスでも入れます。奥の方に割と立派なバーカウンターがあったので昼日中から堂々と飲めるのかと思ったら、缶ビールが千円超えで、バングラデシュのご当地ビールであるハンターに至ってはその倍以上！いずれも別料金です。広くて快適で、利用者が少ない割にスタッフが多いため、皿が空けばすぐ回収されます。スパイシーでないフードもあったので軽食やランチに。

シレットの都心で唯一にして最大の見どころ、と言って良いかと。ベンガル地方でイスラム教の布教に尽くしたシャージャラルが祀られる廟で、ムスリムでなくとも誰でも自由に参拝できます。メインとなる棺ゾーンは土足禁止で、階段下で預ける（有料）か、紛失覚悟で脱ぎ捨てるか。夜でも訪れる人が絶えず、大勢のご老人が熱心に祈りを捧げていました。敷地内にはヒッチコック級に大量の鳩がひしめく建物や、巨大な魚たちが蠢く池もあり、参道のような大通り沿いにはお菓子や香水を扱う土産物店や宿が軒を連ねます。

ダッカから北東へ飛行機で５０分ほど、シレット管区の空の玄関口です。国際空港とはいえ、日本の地方空港のようにコンパクトな佇まいです。今回は国内線利用でしたが、喫茶店サイズながらラウンジも複数備えており、一つはプライオリティパスでも利用可でした。空港から市街地まではＣＮＧで１５分程度、すぐです。

ダッカ空港の国内線ターミナルで、プライオリティパスを使えば入れるラウンジです。二階の奥にひっそり佇んでいるせいか、お客さんはあまりおらず広々と使えました。サンドイッチのような軽食ほかドリンク各種。当然ながらアルコールの取り扱いは有料無料とわず一切なし（同空港の国際線のラウンジではお高い缶ビールを発見しましたが）。

オープン時間はトリッキーです。自分は前回最初に訪ねたのが木曜でそもそも休みで、出直すと翌金曜は変則的に１５時オープンで断念（通常は春夏１０時半、秋冬９時半から、とのこと）。二度目のバングラデシュ訪問でようやく入れました。バングラやインドではよくある事ながら、外国人の入場料は現地の人に比べてべらぼうに高いです。大きな荷物も入口で預ける仕組み。内部の展示は微妙な雰囲気ですが、淡いピンク色の宮殿自体はどこから見ても見栄えがします。特にブリゴンガ川の庭園方面から。

スワンナプームに深夜着で、次便が翌朝だったので空港から車で10分程度のこちらへただ寝るためだけに。以前泊まった同クラスの「寝るだけ」用ホテルはライブハウスと隣り合わせであまりの騒音に耳栓必須でしたが、こちらは離着陸する飛行機の気配は感じるものの概ね静かでした。売りの一つはその飛行機を近くに拝める屋上のバーだったはずが、泊まった日は小雨が降っていたせいか、チェックイン時には既にクローズ。手頃な値段で、部屋も清潔。特に問題なし。徒歩圏にコンビニが二軒あります。

サンティアゴといえば必ず登場するランドマークで、上階にはスカイコスタネラという展望台も備えた南米一のっぽビルです。手掛けたのはあべのハルカスでも知られる建築家シーザー・ペリ。ただこの街は一日の大半をスモッグに覆われているため、入場料を支払って展望台へ向かうよりも、地上から、もしくはサンクリストバルの丘へ向かうテレフェリコ（ロープウェイ）から建物を愛でる方が。

世界遺産の港町バルパライソの中心にあって、もっともバルパライソらしい光景が在るのがソトマヨール広場かも。壮麗なチリ海軍総司令部（軍関係の施設は撮影ＮＧが多いですがこの建物は問題なし）を始め、石造りの立派な歴史的建造物が広場を囲うように軒を連ねています。残念ながら少々無粋なガラス張りのビルも混じり始めていましたが。

バルパライソといえばアセンソール！木箱のような車両のケーブルカーに乗ってみたくて、さっそく港の西にあるサント・ドミンゴの丘へ向かいましたが、あいにく休業中。いつから止まったままなのか、果たして運転再開するのか怪しい雰囲気でしたが。アセンソール脇の小径を延々歩けば天辺まで辿り着けます。港が一望できて、道中は玉石混交のアートも楽しめました。

主だった見どころを網羅し、旅行者には馴染み深いメトロのLinea１でUniversidad de Santiago駅下車すれば、バスターミナルは駅舎に直結です。バルパライソ行きのチケットも構内のブースにて英語で購入可。そんな大規模なターミナルでもないのでお目当てのバスはすぐ見つかるはず。