Decoさんのクチコミ(5ページ)全669件

紫陽花の名所として知られる定林寺。
ここ数年はコロナ禍で「あじさいまつり」は催されていませんが、それまではまつりの期間のみ、奥の磊庭を見学することができました。

定林寺は三池山の麓にありますが、その斜面に多くの巨石が山から落ち、その中に木々やあじさいが植栽されています。あまり他では目にしないような庭でした。
山の斜面の広がり、奥の竹林、巨石、あじさいが不思議な調和を見せ、自然の雰囲気と広がりが感じられるお庭でした。

もし見学が可能なら、見ておきたいお庭です。

毎年5月下旬～６月上旬頃に催されている菖蒲まつりです。
高瀬裏川に沿って南北に長い敷地で催されていますが、高齢者と共に訪れたので、高瀬大橋の北側、菖蒲が多くみられる場所に絞って見物しました。駐車場は道一つ隔てて裏川に並行する菊池川の河川敷駐車場を利用しますが、こちらも南北に長いので、北側に駐車すると移動距離も短くて済みます。

トイレは高瀬大橋北側のエリアにありました。近くには東屋もあって小休憩できます。
飲料は裏川敷地内にはなく、西側の商店街の利用になります。自販機もありましたが、今回は老舗の柳茶舗で水出し茶をペットボトルに入れてもらいました。
裏川の北端近くに高瀬蔵と併せて、このあたりは古い建物もあるので、菖蒲と併せて散策しても良いかと思います。尚、今回は高瀬大橋より北側をあるきましたが、南側にも眼鏡橋などがあって見どころがあるので、併せて見物したいところです。

高瀬裏川花しょうぶまつりの帰りに、玉名の温泉に入りたいと思い利用しました。
評価とクチコミ内容は立ち寄り湯としてのものです。

玉名温泉の高台の一画にある小さな旅館。アットホームな雰囲気です。
立ち寄り湯は400円。建物も温泉（男湯）も年季が入っていますが、温泉は最高でした（女湯は改装してあるらしい）。
内湯一つのシンプルなものですが、昔懐かしいジャングル風呂の雰囲気で浴室内は採光もよくて明るく、アルカリ性単純泉の泉質は素晴らしい。
源泉100％かけ流しで当然消毒もなし。「生きている温泉」という感じでお湯に浸かっていると体から疲労が抜けていくような感じがしました。玉名温泉は無味無臭透明で個性に乏しいとも言われますが、源泉100％になると、シンプルな質の良さが際立ちます。また毎日お湯を抜いて清掃されているとのことで、安心して入れました。
ご近所のみならず、近隣市区町村の温泉ファンには根強い人気があるようです。
接客も家庭的で優しくて、心地よいひと時を過ごすことができました。

「煌（ファン）・中国料理」は、玉名の温泉街から少し西に行ったあたり、市街地の中にある中華料理店です。
ランチで利用しましたが、人気があるようで、３分程まって席につくことができました。
店内はカウンターにテーブル席が三つ。その他、小さな個室が四つ程あるようです。二室はフローリングの床に座る形、一室は椅子（もう一室は未確認）でした。
今回は三人の利用でしたが、タイミングがよくて個室に案内していただき、ゆったりと食事できました。

週替わりランチは1150円（税込）。５種類から二品選びます。三人の利用なので全種類取ってみましたが、どれも美味しかったです。ただ、料理によって前菜的な量が少なめのものメイン的な多めのものがあるので、オーダーの際はその点を考慮した方が良いと思います。
このお値段でドリンク（コーヒーなど）も付きます。料理の質と量、店内の雰囲気など、コスパは高く、接客も良くて人気のお店なのがわかりました。

駐車場は店の前にあります。

高瀬裏川花しょうぶまつりで訪れました。
正面入り口は反対側の商店街側だと思いますが、裏川からは石段を上り、門をくぐって通路を進んで中庭から入る形になります。

かつて商家が集まり栄えた高瀬裏川の一帯。高瀬蔵は古い商家をリノベーションして交流施設として活用されているようです。イベントなども行えるホールがあるほか、テナントとしてインド料理のお店や居酒屋も入っていました。
花しょうぶまつりの期間は、ホールで物産展も催されており高瀬飴など、玉名近辺の老舗や人気店が出品していました。

トレイもあり、中庭もベンチがあって小休憩できます。二階のインド料理のランチはリーズナブルなようでした（エレベーターもあり）。
裏川から高瀬蔵を通って、表の商店街に抜けることもできます。こちらも古い建物が幾つか見られるので、花しょうぶまつりなどの際は立ち寄っても良いかと思います。

世界遺産の構成施設でもある「三池炭鉱専用鉄道敷跡」。
一般的に知られているのは、宮原坑付近から三池港までの区間で、既に1997年の閉山で運行は終わっています。
しかし世界遺産に認定されていないものの、閉山後も唯一2020年５月まで運行されていた区間があります。それはコンビナートとJR鹿児島本線との連絡に使用されていた旭町支線。旧宮浦駅（宮浦石炭記念公園の裏側）からJR鹿児島本線に接続し、仮屋橋操作場までの区間で、閉山後は三井化学専用鉄道となっていました。

2020年まで現役だったことで、今も線路などが見られる場所もあります。
線路が見られる区間は、宮浦石炭記念公園の裏側（東側）。石炭記念公園からも見えますし、その北側の企業の裏の道からも見られます。また、線路とコンビナート西側に添って一般道路が走っていて、こちらかもよく見えます。
また、町中ではほぼ線路が撤去されていますが、国道208号線を横切る部分（ホテルニューガイアオームタガーデンの前あたり）だけは残されていました。

私が訪れたときには、まだ電気機関車も見ることができましたが、運行終了から二年余りを経て、次第に線路や関連施設が撤去されています。
世界遺産に認定されていない区間ではありますが、興味のある方は早めに見られることをおすすめします。

西鉄新栄町から歩いて３分程。国道208号線の旭町交差点前にある老舗の洋食・喫茶のお店です。創業から５１年目とのこと（2023年時点）。
店内はレトロな雰囲気。赤い布張りの椅子。ランプ風のライトなど落ち着いた雰囲気。店主の方も優しく上品です。
営業はランチのみ。五種類ほどの洋食のメニューから選びます。
今回はハンバーグランチとポークカツランチ（共に1200円、コーヒー付）をいただきました。
ハンバーグは柔すぎず硬すぎず、ホクホクした食感。デミグラスソースの味付けが良くて、とても美味しくいただきました。
ポークカツランチは大きくてサクサク！　こちらも美味なソースが衣に絡まり絶品でした（人気メニューのようです）。
アフターのコーヒーも美味しかったです。

久しぶりに美味しい洋食をいただいた気分。穏やかな雰囲気が流れる店内で、幸福なひと時を過ごさせていただきました。
店主の方が一人で営業されているので、時間に余裕をもって利用したら良いと思います。
駐車場はなしとのこと。ゆめタウン（ショッピングモール）からも歩いて５分程でした。

大牟田市の中心にほど近い場所、国道208号線沿いにあるショッピングモールです。
おそらく市内で最もにぎわっている商業施設で、普通に生活や旅行に必要なものはほぼここで手に入ると思います。レストランも多数あり。チェーン系なのでご当地感はありませんが、安心して利用できます。
三池炭鉱の関連施設の幾つかがが明治日本の近代化産業遺産に指定されたので、旅行途中で立ち寄る方もいらっしゃるかも知れません。世界遺産指定施設（宮原坑や三池港）からは離れていますが、すぐ近くには旧三井化学専用鉄道跡（元々は旧三池炭鉱専用鉄道の旭町支線）があります。既に運行は終了しており、2022年4月現在、線路は撤去されつつあります。
また巨大な煙突が残る宮浦石炭記念公園も比較的近距離にあります。すぐ近くには化学コンビナートもあり、工場マニアの方は楽しめると思います。

ゆめタウン大牟田の敷地は、元々三井三池製作所（三池炭鉱の機械部門から始まった会社）の事務所や工場があった場所です。国道にほど近い場所にある煉瓦造りのトイレは、明治時代に建築された工場のものを再利用しているそうです。

雲仙温泉街を貫く国道57号、雲仙神社のあたりから西に向かう道路沿いにある小さなカフェです。
温泉街の中でもかなり古い民家を改装してあり、カウンター四席に、畳の間にテーブルが二つあります。
ランチで利用、地獄ソーメンセットと野菜カレーを食べました。地獄ソーメンは出汁も美味しくて、ツルツルでのど越し爽やか。いなりずしや玉子焼きもついていてボリュームもあり。
野菜カレーは野菜のみで作った酸味のあるルーで爽やかでした。
デザートで小さなソフトクリームが付いてきましたが、濃厚で、普通のソフトの二倍以上の濃度があるように感じました（佐賀の風の牧場の生乳使用）。今回はランチの利用ですが、スイーツも美味しいはずです。
お店の方は保護猫活動もされていて、同じ建物の別部屋は保護猫がいて、外から見学させてもらいました。
お店の方は明るく元気で楽しく、楽しい時間を過ごしてい欲しいという気持ちが伝わってきて、心地よい時間を過ごすことができました。

島原雲仙と熊本の長洲を結ぶ有明フェリー、島原雲仙側のターミナルです。
平成６年に竣工したそうですが、建物はきれいにメンテナンスされています。
こちらでは休憩しながら買物もできます。売店では島原名産の蒲鉾や竹輪を販売しており、お土産に買っていったりしますが、フェリーの中でちょっと食べたりするととても美味しく感じます。
多比良港から乗船したフェリーは「サンライズ」号。展望デッキはありませんが、船室の前面が展望サロン風になっていて、進行方向の景色を楽しみながらのんびり過ごすことができました。
蒲鉾竹輪は船内売店でも販売。またここで販売しているコーヒーは普通のレギュラーコーヒーですが、くまもんドーナツを＋50円で付けられるのちょっとお得感があります。

雲仙で温泉に入りたくて、立ち寄り湯で利用しました。
評価などは立ち寄り湯としてのものです。

雲仙のメインストリートから少し入った便利な場所にあります。
車は建物の前に置くことができました。
建物は多少のアップダウンがありますが、ロビー～大浴場はきれいでした。

温泉は立ち寄り湯700円。大きめの浴場とやや小さめの浴場が男女入れ替わりのようです。
今回は小さめの方を利用しました。内湯と露天各一つのシンプルな造りですが、利用客は他には殆どおらず、ゆったり入れました。
泉質は「含硫黄-酸性-アルミニウム-硫酸塩泉」で硫黄の匂いがする白濁湯で、いかにも雲仙温泉という感じ。源泉かけ流しとのことです。陽イオンがアルミニウムで、これは非常に珍しいと思います。
お湯はガッツリ熱めでしたが、上に熱いお湯があり、かきまぜるとやや温度が下がりました。
大浴場は年季の入っているようでしたが、壁面が新しい木材でリノベーションしてあり、気持ちよく利用できました。
雲仙の街中で立ち寄り湯をして、露天がある所が良いという方にはおすすめです。

尚、こちらでランチも取ろうと考えていましたが、利用したときは昼食の営業はしていないようでした。フロントの方が近所のお店を紹介してくださったり、大浴場利用の際も貴重品を預かっていただいたりで、親切な対応でした。

仁田峠の駐車所からゆるい坂道を上がり、ロープウェイ駅の前の広場に展望台があります。
間近に平成新山や普賢岳が見られ、また有明海（島原湾）も見えます。
有明海方面に関しては周囲の地形などからして、第二展望所の方が見やすいと思いますが、間近に見える平成新山は迫力満点です。
駐車場からは二本の坂道で上がることができます。ロープウェイ駅を正面に見て、右側は距離は短いけど、その分傾斜は少しだけ強くなります。一方、左側から上がる坂道は、距離がある分ゆったりと上れるように思いました。
展望台手前のロープウェイ駅前では地元の名産品の販売などもありました。
ロープウェイを利用する方はもちろん、そうでない方も一度は訪れて良い場所です。

ミヤマキリシマを見に行きました。
駐車場からロープウェイの駅付近はとても美しく、山の斜面一面花の絨毯のようでした。
また、ロープウェイ側からみて駐車場の反対側、売店やトイレの裏側の小山に行ってみました。野岳展望所があり、ミヤマキリシマ、ロープウェイ、妙見岳を見ることができます。ただし、木が生い茂っており、視界は限定されるようでした。
しかし、その反対側も絶景！　雲仙温泉街からおしどり池、さらにその先には橘湾が見えます。仁田峠に来たら、行ってみたい場所です。

尚、駐車場ではしまばらアイスが販売されており、複数のお店が出店していました。二つのお店で購入してみましたが、それぞれ微妙に味が違って楽しめました。アイスクリームとシャーベットの中間のような味で、クリーミーでありながらもさっぱりした食感でした。

雲仙に仁田峠への循環道路（一方通行）の途中にある展望所です。
第二展望所とはいいながらも眺望は素晴らしく、できれば立ち寄りたいスポットです。
道沿いに駐車場があり、そこから丘の上へ行くと、平成新山が間近に眺められます。さらに素晴らしいのが有明海（島原湾）の風景。島原半島の東～南方向がパノラマで見渡せます。遠く熊本北部の小岱山～金峰山から、宇土半島、さらに天草諸島と素晴らしい眺めです。
駐車場から少し下った場所にトイレもありました。

雲仙の山の中腹あたりに位置する展望所です。
有家方面から雲仙へ上がる道と、山の中腹を通る道が交差するあたりにあります。
駐車場からの眺めはかなり良いと感じました。仁田峠や仁田峠第二展望所よりも低い場所にありますが、そのために下の島原市街が視界に入りにくく、山の先にそのまま島原湾（有明海）や宇土半島から天草が海に浮かんでいるように見えました。
仁田峠は雲仙観光で欠かせないスポットかと思いますが、そこまで行く予定がない方は、比較的アクセスしやすい俵石展望所に立ち寄ってみても良いと思います。

駐車場横の飲食店兼土産物屋は閉店していましたが、トイレに飲料自販機はあり、観光案内地図の掲示板があり、晴れた日の休憩はおすすめです。

筑後市の船小屋温泉や筑後広域公園からほど近い住宅街の中にある食堂です。
細い道の先の「こんなところに！」と驚くような場所。普通の民家を改装したような建物です。
店内はテーブル席が二つほどありますが、畳席が中心。
ランチは定食類が中心。
海老フライ定食（890円・税別）は、大きな海老フライが三つにクリームコロッケ二つでボリューム満点。屋ンニョムチキン定食（750円・税別）は甘辛い韓国風のタレがからんだ唐揚げが五つほどでお腹いっぱいになりました。
どちらも美味しくてボリュームがありました。定食以外に、サービスでチーズ春巻きが出てきて、サクサクでこちらも美味しくいただきました。料理の内容や量からしてコスパは非常に高いです。

熊本県荒尾市の西北部、福岡県大牟田市との県境に近いエリアにあるバラ園です。
荒尾市浄水センターのお隣の敷地に設けられています。
敷地一面に広がるバラ園は色とりどり、種類も多様で、これが入場料無料とは本当に素晴らしい。お世話されているボランティアの皆さまに感謝です。
駐車場は敷地内にあり、かなり広いのですが、見頃の時期では時間帯によっては混雑するようです。車で行くなら荒尾市の浄水センターを目標にすると良いと思います。
また、敷地内にトイレはなく、荒尾市のサイトにも「トイレはありません」とありますが、園内休憩所（東屋）には「土日祝は浄水センターのトイレは借りられません」とあったので、平日なら使わせてもらえるのかも知れません。
すぐ近くには四山神社もあるので、併せて訪れても良いかと思います。

尚、名称の「おもやい」は船を繋ぐ意味が語源で、つながりや一緒にという意味があり、この市民花壇の精神を表しているようです。

福岡県大牟田市・熊本県荒尾市にかけて、いくつかの近代化遺産があり、その中で万田坑（荒尾市）、宮原坑・三池港（大牟田市）、両市にまたがる三池炭鉱専用鉄道敷跡が世界遺産に認定されています。
（他の主要な施設として大牟田市石炭産業科学館、宮浦石炭記念公園、三川坑跡などがあります）

見学はレンタサイクル（大牟田駅東口前の観光プラザなど）で廻るのが一般的です。
大牟田市石炭産業科学館→三池港→万田坑→宮原坑→時間があれば宮原石炭記念公園（煙突や大斜坑跡が残る）が一般的なコースかと思います。
逆回りで史跡を先に見学したら、石炭産業科学館の展示がよく理解できるかも知れませんし、鉄道敷跡を歩いて廻ったり、１～２か所を重点的に廻ったり、自分の好みにあわせてコースを考えても良いかなと思います。

万田坑と大牟田市石炭産業科学館は有料ですが相互割引があります。
世界遺産の施設と石炭産業科学館、三川坑ではガイドの説明が受けられます。ガイドの有無で理解もまったく異なってくると思いますので、時間などがあるなら受けた方が良いと思います。

三池炭鉱専用鉄道敷跡は宮原坑や万田坑付近でも見られます。線路は撤去済ですが、三池港の南側、旧長崎税関三池税関支所（土日祝公開）の付近では今も引込線の線路が若干残っているようです。
時代背景が異なるため世界遺産には認定されていませんが、三池港近くの三川坑（土日祝公開、ガイドも受けられる）は、日本の近現代を考えるうえで重要な施設なので、併せて見学したい場所です。

熊本県荒尾市の諏訪川沿い、大牟田市との市境付近にある石橋です。
二連アーチの美しい眼鏡橋ですが、春先は石橋が桜で彩られ、石橋のシブさ、造形の美しさが際立ちます。また五月初旬前後には、川沿いに鯉のぼりが掲げられます。
春先に近くを立ち寄られたなら、訪れてみても良いと思います。
駐車場とトイレもあり。また小さな直売所（荒尾ときめき市）もあります。

大牟田市の東側、南関町との境にある山です。
「三池山」と旧郡名の名称がついているように、この地域を代表する山で市民に親しまれています。頂上は初日の出の名所でもあります。
頂上には三池宮があり、大蛇山伝説に関わる三つの池があります。
また、中腹には臥龍梅で知られる普光寺、や三池藩主の菩提寺である紹運寺、少し離れた場所にあじさいが美しい定林寺などがあります。
登山道、遊歩道も整備され、普光寺や山の上からは大牟田市から有明海、雲仙島原まで見渡すことができます。
尚、普光寺から上るのが一般的ですが、少し南側の乙宮という場所からは、舗装されたスロープの道がかなり高い場所まで延びています。