EuropeanTravelerさんのクチコミ(128ページ)全2,632件

　キプロス各地で発掘された考古学遺物を時代順に展示してあります。地理的に各種文明と遭遇するためメソポタミア、エジプト、ギリシア、ローマと共通のデザインの物も多数ありました。
　地味な博物館ですが歴史好きにはお薦めです。

　なお、私が訪問した時はパフォスで発掘された考古学遺品の展覧会を開催していました。（通常の入場券で見学可能）

　ガイドブックの地図を見ると分かるが旧市街の主要な観光ポイントから、このファマグスタ門は大きく外れた場所にある。
　不便な場所でも造形的に優れていれば行く価値はあるが、イタリアやクロアチアなどヴェネツィア共和国の過去の領土で、もっと素晴らしい門が沢山あるのでこちらはお薦めできない。
　私が行った際は観光客は他０人でした。

　ニコシアの旧市街のメインストリートであるリドラス通りから一本入ったロケーションのため静かです。
　徒歩５分以内にレストラン、各種商店が沢山あります。

　フローリングの部屋は広く使いやすいです。
　バスルームのシャワーのお湯の量や温度は快適。

　朝食は豪華ではありませんが最低限揃っています。
　

　ヨーロッパのハブ空港は複数のターミナルで構成されていることが多いがスキポール空港は一つのため初心者にも分かりやすいと思う。

　空港内の表示も適切で分かりやすい。現在のターミナルは供用開始してかなり経つがきれいに使っていると思います。

　９０年代後半は荷物システムが老朽化しロストバッゲージが頻発しましたが、更新後は一度も被害に遭っていません。(当時KLMの提携先のノースウエストの成田の職員がボヤいていました。

　ヨーロッパのハブ空港の地下に鉄道を通しているため空港に到着した乗客はアムステルダムだけではなくデン・ハーグ、ロッテルダム、ユトレヒト、ブレダあたりまでは容易にアクセスすることができる。
　インフラ整備のお手本だと感じます。

　駅自体は平凡な作りですがエスカレーター、エレベーターが充実しているので使いやすいです。

　マウリッツハイス美術館を見た人にはこちらもお薦めです。美術館横からビネンホフの中庭に入ることができます。日本の国会は前庭すら入れませんが、オランダは入れます。

　中庭を抜けるとホフフェイファの池方面に出れますので対岸からビネンホフの複合建築群を見てみてください。とても美しいです。
（最近、背後の高層建築が増えてきたことは気になりますが・・）

　９０年代末に初めて訪問して以来、２年に１回ほどのペースで出かけています。ここ１０年は特別展目当てで、ついでに常設を見る感じです。

　以前は切符売り場などのスペースが狭かったが美術館前の道路を挟んで向かい合う建物を取得。地下で美術館とつないだためスペース的には余裕がもてるようになりました。

　隣接する建物に特別展専用のスペースを設けたのは良いが展示面積が狭すぎる。かつてレンブラントの自画像展、ハンス・ホルバイン展、ヤン・ブリューゲルとルーベンス展など良質な企画展を開催したが本館を利用していたためスペースが広かった。今後はオールドマスターの回顧展はハーグでは無理ではないかと感じた。

　常設展示は作品数は少ないがレンブラント、フェルメール、ルーベンス、ライスダールなどの巨匠の作品が多く満足できた。
　欠点は保護ガラス。作品を鑑賞していると絵にガラスに映る照明や背景が邪魔で非常に気になった。もう少し他館を参考にし展示環境を向上してほしい。

　出発便は何回も使っている空港だが到着は初めて今回利用。

　狭い空港でいつも混雑しているのが欠点だが今回はいい意味で凄かった。ロッテルダムからの便で着陸し、誘導路走行、ターミナル内を歩いて移動、入国審査、荷物受け取りと済ませＤＬＲに乗って時計を見ると２０分かかっていなかった。

　ヒースロー、ガトウィック、スタンステッド、ルートンでは上記時間は無理。狭い空港の利点がよくわかりました。

　飛行機からの着陸時の眺めですが、ロッテルダムからの便は右側の席がお薦め。
　シャードを右に見ながらまるでマラソンの折り返し地点のように旋回し降下していきます。途中、手を伸ばすと届きそうです。タワーブリッジもはっきり目視できます。

　ロッテルダム中央駅からは３３系統のバスが１０分おきに運行していました。駅横のバス乗り場で一番手前が３３系統専用のため分かりやすかったです。
　バスは途中住宅街を走るため空港到着の時間が心配になりましたが、中央駅出発後２０分でターミナルビルに着きました。

　ターミナルビルは小さいです。カフェやサンドイッチなどの軽食、レストランなどはセキュリティーチェック後の方が充実しています。

　出発時は機体が動き出してから離陸までの時間がとても短かったです。

　中華料理店が多く並んでいる地区から徒歩１分位の比較的静かなロケーションです。運河の反対側にも一軒中華があります。

　数軒入りましたが、どこも中華圏の人で非常に騒がしいです。この店の客層は西洋人主体で静かに落ち着いて食事ができました。

　席に着くと言語を聞かれるので日本語と英語が一冊になったメニューを頼みます。
　その後おしぼりを持ってきてくれます。
　箸、チャーハンなどは日本語で通じました。

　おかずに白飯、チャーハンいずれかがセットでついているため周囲の店より結果として安くなることもあります。
　味は油濃くなく美味しかったです。

　食後にも新しいおしぼりを持ってきてくれます。おしぼりは使い捨てではなく、きちんとしたタオルです。

　スタッフは皆礼儀正しく好感が持てました。周囲のザワザワした中華料理店とは比較するのは失礼な店です。

　１９９９年初めて利用して以来、毎年使っていますが改築期間が長く、自分の中ではワースト１０に入る主要駅だった。
　改装して非常に使いやすい駅になりました。

　エスカレーターの充実、バス乗り場の分かりやすい電光掲示、テナントの充実すべてにおいて９０年代より良くなっています。

　日本の鉄道駅は改装すると個性がなくなり全て同じデザインに見えますが、公共交通を担う方々に是非オランダのデザイン感覚を学んでほしいと思います。

　ロッテルダムは各種用件で１０回以上訪れているが、市庁舎は１９９９年にどす黒いきたない建物だな。と思って以来訪問していなかった。

　今回訪れて印象が１８０度変わりました。

　建物は優美で力強く交易都市の市庁舎の風格があります。
　内部もホール（投稿写真２）までは入れますので、是非見学してください。

　ロッテルダム中央駅から徒歩ですぐのところにあります。

　９０年代後半に何回か行った際は古くさい感じだったが、商店街全体が非常にきれいに改装され一体感があった。わざわざ訪れる価値はないが、ついでなら有だと思う。

　この商店街で歩行者天国が始まって随分、月日が経過したが極東の母国に景観の統一感などで、ここを上回る歩行者天国は登場するのか考えてしまった。

　きちんと食べる飲食店は商店街には少ないので、食事目当ての方はよそに行きましょう。

　ロッテルダム中央駅から徒歩１０分超。市庁舎の右後方３００ｍ位の広場に面してそびえている教会がこちらです。

　空襲で被害を受け戦後再建されています。空襲前の写真は教会内にあります。
　
　西側ファサードはいたってシンプルですが、東側は創建時の雰囲気があります。教会の基本ですが、是非建物を一周してみましょう。
　内部はプロテスタント教会のため簡素です。特に目玉となる芸術品はありません。

　教会の内部装飾にこだわる人には向かない教会ですが、ロッテルダムの屋外では見るべき建物の筆頭です。

　ロッテルダムを代表する美術館です。

　９０年代後半に初めて訪れて以来、展覧会が好みの時に通っています。アムステルダム国立やマウリッツハイスの企画展示スペースが狭いため、ある程度の規模の古典絵画の展覧会場はここしかオランダにはありません。（臨時では他で開催することもありますが）

　ブリューゲル（父）の素描展、ルーベンスのアキレスのタペストリー展、エラスムス展など過去にすばらしい展示を開催しています。今回の訪問はフラ・バルトロメオ展がお目当てでした。

　常設展示もレンブラント（複数あり）、ルーベンス、ファン・エイク、ブリューゲル（父）、ヒエロニムス・ボスなど巨匠の絵を沢山所蔵しています。

　最後に油彩もいいですが古典絵画に興味のある方は素描展示室も覗いてください。オランダ屈指の質、量のなかから選ばれた作品が出迎えてくれます。

　駅からは信号待ち含め７～８分。途中スーツケースを引くのに不便な石畳などはありません。
　　
　レセプション、朝食レストランのスタッフは皆礼儀正しく好感が持てました。

　部屋は広くスーツケースを広げても余裕があります。机も広く使いやすいです。清掃もしっかりとしてあります。欠点は致命的ではありませんが、あえて言うなら空調が使いにくいことです。

　バスルームはバスタブはありませんがシャワーブースは広くて使いやすい。
　シャワーの湯量・湯温・排水は問題なし。

　朝食はビュッフェ方式で種類が非常に豊富で満足できる内容でした。

　チェックアウト後に荷物を預かってもらいましたが、番号札で鍵のかかる部屋で管理してくれました。　　

　ＷｉＦｉは無料で通信速度に問題なし。

　成田からミラノ、ラルナカから成田への乗り継ぎで利用。

　行きは空港に深夜着で乗り継ぎ時間が長かったが、仮眠できる背もたれの角度のフットレスト付の座席が多く良かったです。
　
　免税店も充実、深夜でもフードコートなどは営業、乗り継ぎのためのターミナル間の移動も容易で好感が持てるターミナルです。

　５点としたいのですが、成田でナップザックにうっかり入れたミネラルウォーターがセキュリティーチェックで素通りだったのでマイナス１点。
　場所によりトイレが少ないのでマイナス０．５点です。

　パチンコ・スロット機器製造を手がけるユニバーサルエンターテインメントの会長が収集したコレクションを展示する美術館。
　人知れず個人で私的に楽しむのではなく、美術館を建設して社会に還元してくれるのはありがたい。

　まず入館すると空港にある金属探知機やＸ線検査機でセキュリティーチェックをすることに違和感を感じながら展示室に向かう。
　（同様の経験はバッキンガム宮殿にあるクィーンズギャラリーだけ）

　中国陶磁器は唐から清まで体系的に収集されており見事。世界最高の青磁である汝窯が１点ある。この作品は大阪市立東洋陶磁美術館が所蔵するものに比べると青の発色がイマイチ。その代わりに世界最高の白磁である定窯の作品が２点展示してあった。この２点の白は素晴らしい。

　日本の陶磁器も体系的に収集されている。特に仁清と鍋島焼の充実には目を見張るものがある。

　日本絵画は江戸時代が中心。応挙、芦雪、若冲、蕭白、琳派などそれぞれ複数の作品を所蔵していて素晴らしい。

　展示室が暗いため少ない照明で作品が鑑賞できる環境は素晴らしい。

　本来５点としたいが入場料がＭＩＨＯ　ＭＵＳＥＵＭやＭＯＡ美術館などと比べ高いためマイナス１点。入口のセキュリティーチェックが異様に感じたので０．５の減点とした。

　箱根の山中にありますが施設巡りバスの運行本数が多いためアクセスは良好です。

　近代フランス絵画は上野の国立西洋美術館と双璧をなすコレクションです。展示室は二層で構成され上層階は企画展示、下層階は所蔵品による展示を行っています。
　
　所蔵品展示では一部作品を除き写真撮影ができます。これは世界的には古くからの常識ですが、閉鎖的な日本の美術館では先進的取り組みで高く評価できます。（ＳＮＳでの発信を期待するという理由はありますが）

　本来５点としたいところですが、一部大型作品の保護ガラスへの映り込みがひどく作品鑑賞の妨げになっているため４．５に減点しました。
　

　ブリティッシュエアウェイズの拠点ターミナルは以前、ターミナル４を使っていた際は狭くてセキュリティーチェックも時間がかかり酷いものでした。

　ターミナル5ができてからは自動チェックイン機、アシスタンス窓口ともに待ち時間がほとんどなく満足しています。
　手荷物検査場も広くて待ち時間が少なくて満足しています。
　鉄道の駅がある地下からもリフト（エレベーター）の数が多いためタテ移動の時間も少なくストレスを感じません。

　他のターミナルも改装をきっかけに使いやすくなっています。

　９０年代から２０００年代の最悪だったターミナルとは雲泥の差です。