コンテストテーマ「心おどる瞬間」
たくさんのご応募ありがとうございました!
選考の結果、受賞作品が決定しましたので発表いたします。
ザ・リッツ・カールトン 沖縄 ペア
namotasaさん
お茶畑のおばさん、おじさん
審査員コメント
何気ない日常の労働の中の風景。平凡な日々の時間をいかに切り取り伝えるか、それが写真の醍醐味だと私は考えます。この写真に派手さは有りませんが、心の赴くままに美しい瞬間を捉えた素晴らしい作品ですね。
原付にまたがる二人の表情、独特な形をした帽子、草原の花の彩り、、、風の音や原付のエンジンの音、二人のお喋りの声まで聞こえてきそうです。まるで映画のワンシーンのよう。
30,000 フォートラベルポイント
baraさん
エベレスト街道トレッキング初日10時間のジープ移動で到着したのはGoli地方のガイドの実家だった。来月結婚を予定している妹さんの心のこもった料理を感謝しながらいただいた。
審査員コメント
トレッキングの初日での写真とのこと、ホッとする瞬間だったのでしょうね。薪をくべたストーブでつくってもらった料理は、さぞ美味しかったことでしょう。右側から差し込む光が美しいですね。画面奥の棚の調理道具や小物が綺麗に並ぶ様子に生活が伺えるのも良いです。
くろへいさん
少年僧たち
審査員コメント
レーで撮影したというこの一枚、大陸の西東の入り混じった文化や民族背景が、少年僧たちの可愛らしい顔に刻まれていますね。みんなの屈託のない表情がとても良いです。鼻垂れも、ひょうきんな眼差しも、すべてがチャーミング。ポートレートの撮影の仕方は色々ありますが、グループポートレートの楽しさがぎゅっと詰まった一枚です。
koba2106さん
北関東・栃木市太平山自然公園
6月参道の石段は紫陽花で覆われ
あじさい坂と呼ばれ親しまれています
高齢のご夫婦が手をつなぎ互いをいたわるかの様に
参道の紫陽花を愛でながら登ってきました。
決して手を離すことは無くその絆に感動
紫陽花以上の美しさを感じた一瞬でした。
審査員コメント
「心おどる瞬間」というテーマに、ある意味ではぴったりな作品ですね。
お二人の手、よくみると指を絡めてしっかりと握り合っています。写真はこういうことも写しきってしまうから凄い、二人の絆を感じますね。紫陽花の色、二人の服の色、すべて予定されていたかのような組み合わせ。石段のテクスチャーの中に二人の姿が浮き上がるのもいい。日本の素朴な美意識を感じます。
川岸 町子さん
お客さんの無防備な表情が、なんとも微笑ましいです(*^-^*) インド・オールドデリーにて
審査員コメント
モノクロの作品の出展は少なかったのですが、色鮮やかな色のインパクトとは別の強い印象がモノクロ作品にはあります。しかも撮影場所は「被写体の宝庫」インド、いい写真になってしまいます。人々の営みが開け広げでおおらかであることは、写真を撮るものにとっては格好の条件。それを存分に活かした写真と言えますね。人物の表情も良いのですが、画面右上の電線の混沌がインドらしくて面白いです。
miharashiさん
風の谷のナウシカの舞台と言われるフンザの最も美しい時。まさに桃源郷でした。
審査員コメント
桃源郷とよく言いますが、本当に素敵な景色ですね。花のある季節を狙って訪れたのでしょうか?こんな場所、天国に行かずにその様子を見せてもらったようです。お天気も素晴らしく、写真の神様が味方になってくれましたね。
wiruさん
ここは日本です!日本でもこんな山々と虹が見れるなんて思いませんでした。
審査員コメント
虹はなかなか思うように撮影できないものですが、雪山とのコントラストが素晴らしいですね。上に向かって弧を描く大きな虹、空に笑顔が広がったようです。現実離れした想像を掻き立てられる素敵な一枚です。
旅先で撮る写真というのは、すでに良いものが撮れる条件を備えているといってもよいでしょう。
日常とは違う環境、風景の中にいる自分が撮るのですから、それは確かに特別な時を捉えたものでしょう。
スマートフォンの普及などの影響で、写真が誰にとっても身近なものになったこと、
また、機材のめまぐるしい進化によって、気軽に、身軽に、そして容易に、ドラマティックな写真が撮れるようになりました。
それ故、プロ顔負けで完璧な「上手い写真」の応募もたくさんあり、目が眩みそうなくらいで、選考には大変苦労しました。
前回のコンテストで入賞されている方の素敵な写真の応募も多くあり、本当に悩んだのです。
素晴らしい写真をこんなに多く拝見させていただき、どれを選んだら良いか迷った挙句絞らせていただいた7点です。
この7点の他にも本当にいくらでも素晴らしい写真がありました。先ずは、その全てを選べなかったことにお詫びを申し上げます。
技術的に上手い写真というのは、カメラの力で最早「ほぼ撮れる」ようになったのだと思います。
今回の選考では、その先、あるいはその前の段階にある、撮るものの感情とテクノロジーの融合点の妙、そんなものに着目しました。
凄まじく美しい絶景、超絶絵になる人物、そういった被写体ほど、撮る人の感情が対象のどこに動かされているのか、
それをどう切り取っているかに、本当の意味での写真の魅力が問われます。
うまく撮ることを目指すよりも、心の赴くままにシャッターを押し続け、撮れた写真を見直してみましょう。自分の写真が後から教えてくれる事がたくさんあるなと気づかされるものです。撮ろうとしていたもの以外のものが思いがけず写っていて、それがその写真の最大のチャームポイントになることもあって、それこそが写真の面白いところだったりもします。
このコンテストは旅先での写真を発表する場ですが、非日常だけが写真として絵になる瞬間ということでもないので、日ごろからカメラを持ち歩いてみてください。スマートフォンで撮るのも手軽で良いのですが、カメラを構えて撮るという意思のある行為が日常にあると、自分にとって普通のことを違う目で見るきっかけになりはしないでしょうか。
皆さんの「心おどる瞬間」をたくさんの人にシェアできる喜びを噛み締め、あしたからも味のある写真をとって参りましょう。
在本彌生(ありもとやよい)
お部屋タイプ:デラックスルーム
1泊朝食付き
沖縄本島のほぼ中央、名護市喜瀬の自然豊かな高台に位置する「ザ・リッツ・カールトン沖縄」。
地元の食材を使用したオールデイダイニング「グスク」でのバラエティー豊かな朝食と名護ブルーの海が客室から臨めるデラックスルームのご宿泊がセットになった宿泊プランです。
有効期間:2019年8月19日~2020年2月29日
除外日:2019年9月14日~2019年9月16日、2019年9月21日~2019年9月23日、2019年10月12日~2019年10月14日、2019年11月2日~2019年11月4日、2019年12月21日~2020年1月5日
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