キューバ共和国のハバナ(2006年5月8日) - ハバナのクチコミ
- さすらいおじさんさん
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- 旅行時期 : 2006/05(約20年前)
キューバ共和国のハバナ(2006年5月8日)
ハバナは、キューバの首都で人口約200万人のカリブ海域最大の都市。
ハバナ旧市街は全盛期のスペイン・コロニアル様式が残り、1992年に旧市街などが世界遺産に登録されている。文豪アーネスト・ヘミングウェイが愛した街としてもよく知られる。
食品は輸入に頼ることがなく、国内調達できている点は社会主義政策の成果だろうか。100万人以上の都市で食料自給率100%を達成しているのは、世界でもハバナだけと言われている。
ハバナは16世紀にスペイン人が築き1607年にはキューバ植民地の首府になり、スペインの新大陸における植民地経営の中心地、貿易の主要な中継地として発展、1902年にキューバの首都になった。
1920年代にはアメリカ人富豪たちの別荘が建てられ、観光客によって高級クラブやカジノがにぎわうリゾート歓楽都市として発展したが、1959年のキューバ革命以後閉鎖されたり国有化されたりしている。
キューバが社会主義国になった後は「大ハバナ都市圏」として住宅地帯、新工業地帯、自然公園などの都市整備をはかる都市計画を実施、アメリカ人が残した邸宅は学校や公共建物に流用された。
旧市街地は、白い建物が多いスペイン風の美しい街並みで、スペイン植民地時代の歴史的遺物が残っている。旧市街地の西方にある広大な新市街地は、第一次世界大戦後のアメリカ、キューバの資本家の高級住宅地として開発され近代的な高層ビルが建築され現在も使われている。街には1959年のキューバ革命前のアメリカのクラシック・カーが現在も走っている。ハバナは数少なくなった社会主義国の市民生活を見ることができ、歴史遺産も豊富で見所も多い。
旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10066890/
(写真はハバナの市街の光景)
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