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  • 満足度の高いクチコミ(1件)

    デュッセルドルフ歌劇場:なぜクリスマスの前後には「ヘンゼルとグレーテル」なのか?

    4.0

    旅行時期:2020/12(約3年前)

    ≪なぜクリスマスの前後には「Haensel und Gretelヘンゼルとグレーテル」なのか?... 
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    ≫ なぜクリスマスの前後には「ヘンゼルとグレーテル」なのか・・・については 、手元の”誰も知らないクリスマス・舟田詠子氏の著書”では簡単に述べています。 「このオペラは12月23日にドイツのワイマールで初演されて以来、クリスマスの贈り物の出し物として定着してしまったからだと・・・。」 「Haensel und Gretelヘンゼルとグレーテル」はグリム童話に収録されている作品(KHM 15)です。 「ヘンゼルとグレーテル」は1811年ごろ、当時カッセルにあったグリム兄弟の住居の近所の薬局のヴィルト家姉妹から採集した、ヘッセン州に伝わる民話の中の一篇である。1812年に出版した『子供と家庭のメルヒェン集』初版に収録され、1857年の決定版とも呼ばれる第7版に至るまでに、さまざまな付け加えや書き換えが行われている。(Wiki) (「Adventアドベント:キリストの降臨節」とは、11月30日にいちばん近い日曜日からクリスマス前日までのこと。アドベントキャンドルは手作りしたリースなどのアレンジメントにキャンドルを4本立て、クリスマスまでの4週間、日曜日ごとに1本ずつ灯していく習慣をいう) 長く続いた飢饉で困った親が口減らしのために子捨てをする話ですから、さてクリスマスに相応しいものなのか、疑問もありますが、兄妹で魔女を退治して、魔女がため込んだ財宝を持って暗い森から自宅に戻る・・・ハッピーエンドの話に変えてしまったのが良かったのだろう。 魔女の作った“Lebkuchenhausレープクーヘンハウス(英語はGingerbread house)お菓子の家”もその人気には効果的であったのでしよう。 *1970年代半ばに若かった家内がドイツのお料理教室で作った「御菓子の家」です。この写真を見ると、ヘンゼルとグレーテルのグリム童話を思い起こします。 家内は出来上がった「御菓子の家」を、市内の教室から自宅まで市電に乗って、おそるおそる持ち帰ったそうです。 私の記憶では、この品は長く子供部屋に置かれ、誰も食べないままでした。 Hexenhausヘクセンハウス=魔女の家は雑多な菓子だけで出来ている「お菓子の家」だと云う。 グリム童話の原作では、「お菓子の家」の壁がLebkuchenレープクーヘンで作られ、屋根は菓子類が載り、窓は透き通った砂糖で出来ていたと記述されている。 それでお菓子の家を“Lebkuchenhausレープクーヘンハウス”と称している。 ・・・・・ さて、舟田詠子氏の著書で書かれた『Haensel und Gretelヘンゼルとグレーテル』というオペラがあり、クリスマスの時期は、市内の劇場で親子の観客がこれを楽しんでいる。この時期を象徴するものと言えましょう。 『ヘンゼルとグレーテル』はドイツの作曲家Engelbert Humperdinckエンゲルベルト・フンパーディンク(1854~1921年)が作曲した全3幕のオペラである。 原作は有名なグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』である。台本は作曲者の妹であるアーデルハイト・ヴェッテで、はからずも題材と同じ兄妹コンビとなった。1891年から1892年にかけてフランクフルトで作曲され、1893年12月23日にヴァイマル宮廷歌劇場にて初演された。 後にロンドンやニューヨークでも公演された。フンパーティンクの代表作であり、ワーグナー以後・リヒャルト・シュトラウス(本作の初演を指揮)以前のドイツ・オペラを代表する作品といわれる。また、ワーグナー以後に多く現れたメルヘン・オペラの代表的な作品ともされる。 特にドイツ圏では今なお上演回数上位に位置する人気作であり、英米でも比較的人気が高い。 参考:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より(小編成)/E.フンパーディンク(小野寺 真)/Haensel und Gretel/Engelbert Humperdinck 指揮:隊長 柴田昌宜 演奏:陸上自衛隊中部方面音楽隊 https://www.youtube.com/watch?v=yPNduhF0GKA&vl=ja ・・・・・ また、バレエの『Nussknackerfigurenクルミ割り人形』も、クリスマスの時期は劇場などでも見られますが、クリスマスが舞台ですから、こちらは上演の理由も分かりやすい。 1974年、ドイツに赴任したての頃、前任者に連れられて、Deutsche Oper am Rheinライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ歌劇場)でこのバレエの『Nussknackerfigurenクルミ割り人形』を観劇した。観劇中、眠っても問題ないだろうと、最上階の後ろの方の席で、初体験をしたのだ。 デュッセルドルフ歌劇場は1875年の開設だから、もう150年近くになる。1956年に全面改修され、座席数1342。1981~86年まで若杉弘が音楽監督を務めた。 また、バリトン歌手の木村俊光が1970年から専属歌手、1985年に東洋人として初めての終身雇用の権利を得て、1986年まで所属。メゾソプラノ歌手の矢野恵子が1974年から2005年まで、31年間定年になるまで専属歌手契約。 バレエの『Nussknackerfigurenクルミ割り人形』は、E.T.A.ホフマンの1816年の童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を原作にした、Peter Tchaikovskyピョートル・チャイコフスキー(1840~1893年)の作曲したバレエ音楽(作品番号71)、およびそれを使用した2幕3場(演奏時間は約1時間25分(第1幕約45分、第2幕約40分)のバレエ作品である。 チャイコフスキーの三大バレエ(「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の3曲)の一つであり、初演から100年以上を経て数多くの改訂版が作られている。 バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71aはチャイコフスキーがバレエ音楽から編んだ組曲である。「くるみ割り人形」作曲中のチャイコフスキーはこの頃、自作を指揮する演奏会を企画していたが、あいにく手元に新作がなく、また作曲する暇もなかったため、急遽作曲中の「くるみ割り人形」から8曲を抜き出して演奏会用組曲とした。バレエの初演に先立ち、1892年3月19日、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演された。 バレエ組曲「くるみ割り人形」ダイジェスト映像 https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nutcracker/ チャイコフスキーの作品には交響曲第4番、交響曲第6番悲愴、スラヴ行進曲、四季など多岐にわたる作曲で知られている。 ・・・・・ 色々知恵者が居て、子供たちがこの時期の劇場の大いなるお客様になるように仕掛けた、さらに将来を期待したものであったのかもしれません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
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    jijidaruma

    jijidarumaさん(男性)

    デュッセルドルフのクチコミ:19件

住所
Heinrich-Heine-Allee 16A, 40213 Duesseldorf
3.09
アクセス
3.00
コスパ
3.50
人混みの少なさ
3.00
施設の快適度
3.50

クリップ

住所
Bilker Str. 7 im Palais Wittgenstein, 40213 Dusseldorf
3.06
アクセス
4.00
コスパ
4.00
人混みの少なさ
2.50
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4.00

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住所
Arena-Str. 1, 40474 Dusseldorf, North Rhine-Westphalia, Germany

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