時間が止まったようなミャウー - その他の観光地のクチコミ
- あなもりやさん
- 男性 / その他の観光地のクチコミ : 4件
- 旅行時期 : 2011/11(約13年前)
ミャンマーは長い間軍事独裁政権が続いていて、全土が外国人に解放されているわけではない。地域によって3つのレベルがあり、全域が開放されている地域、限定された地域のみが開放されている地域、そして許可があれば入域できる地域と区分けされている。
全域が開放されているのはヤンゴンやバガン、マンダレーなど観光地で、今回訪ねたピィはぎりぎりこの地域に含まれている。シットウェーやミャーウーは2番目の限定された地域のみが開放されている地域であるが、ミャーウーは紛争地域であるチン洲に近いため、ほかよりも多少厳しいらしい。とはいっても普通に旅を楽しむには何の問題もなく昼夜問わず自由に町を歩いたりできる。
ただその町に行くための移動手段は限られており、ヤンゴンからシットウェーへの移動では陸路は許可されておらず空路で、またシットウェーからミャウーの移動も陸路はだめで、水路、ボートでの移動のみしかない。
そんなこともあって、ヤンゴンやバガンに比べると訪ねる観光客も少なくて、住んでいる人たちも外国人にはあまりなじみがないようで、本当にありのままのミャンマーの姿を見ることができた。
ミャーウーはシットウェーからカラダン川を6時間程遡った静かな町というか村だ。この辺りは河口からデルタ地帯が続き、小さな水路が毛細血管のように入り込んでいる。
シットウェーから陸路でも来れるらしいが、外国人は陸路の移動許可されておらず、道も相当な悪路らしい。町には人が多く活気があり、オートバイや自転車、サイカー、馬車、牛車など、さまざまなものが道を行き交っている。
動物の姿も多くて、犬はもちろん、牛、ヤギ、豚、馬などいろんな生き物が通りを歩いている。当然、それらの落し物も多くて、必然的に下を注意しながら気をつけて歩くことになる。
電気は通じているが、通電されるのは午後5時から11時までの6時間。当然ガスなどなくて、ご飯の支度などはすべて薪を燃やして煮炊きしている。
- 同行者:
- 一人旅
- 所要時間:
- 2日以上
- アクセス
- 2.0
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