【ウニキ(ポルトガル語)・ホテル】
船をイメージして造られた様ですが、我々凡人にはそのフォルム・その色から....どう見ても「スイカ」を切った感じの概観です。
恐らくサンパウロ市内では最も個性的な建物である事は間違いありません。
ブラジルで最も有名な日本人(日系移民)の一人に、『大竹富江』さんという今年御歳99歳になられる画家がいます。
この方の息子さんのお一人で建築家のルイ・オオタケ氏がデザインを手がけたホテルです。(この方は在日ブラジル大使館も設計している様です)
場所は、イタインビビ地区と呼ばれる閑静な住宅街。
パウリスタ通りに交差するブリガデイロ通りをまっすぐに下りて行くとあります(ブリガデイロ通りは上り一車線なので車では違う道を遠回りすることになりますが....)。
イビラプエラ公園から歩いて行ける距離でもあります。
サンパウロに数少ない5星な上、客室数もそう多いわけではありませんので、いつもお金持ちのお客で賑わっているようです。いつ電話してもいっぱいといわれる(もしかしたら一見さんお断り?かも)....。
屋上には屋外レストラン『スカイ(Skye)』がありこちらは一見さんでも入れますので是非お勧めです。
このレストランでの見所は...
昼間明るい時間は「めちゃくちゃ汚い街:サンパウロ」も夜になるとビルや通りの照明に彩られ、ものすごく素敵な街に見えます。
この屋上からはそれが一望できます。
ここから見るパウリスタ通りが、恐らくサンパウロで一番綺麗な夜景である、といっても過言ではありません。
※
宿泊者以外の方がレストランに入るには、正面向かって左側、ホテル横に設置されている屋上まで直結のエレベーターで昇る事になります(ロビーからは入れません...)。