ルネッサンス サンパウロ ホテルのクチコミ

サンパウロに数あるホテルの中では高級の部類に入る老舗のホテルとのことでした。
しかし宿泊してみると古さゆえのダメな点が目立ちます。
まずなんといっても壁が薄いです。隣室の音がよく聞こえてきます。
ブラジル人だけに声量が大きく気になって仕方がありませんでした。
隣室が静かな人であれば問題ないでしょうが、この手の高級ホテルだけにロビーで宿泊客の様子を見ているとカップルで宿泊する人が圧倒的に多い感じだったので、安眠が妨げられる可能性は高いです。

まあ　東南アジア辺りのリゾートでしたらこの程度のホテルは２ー３万円で十分宿泊できるのですが、ここは超物価の高いブラジル。

しかも南米一の商業都市サンパウロ。

約45,000円/泊はこのレベルでは安いほうだと思います。

造りは、まあ、モダンでポップな感じ...若くて、アメリカンな雰囲気が好きな方はいいですが、落ち着いたほうが好きな方には、ちょっとねぇぇ...

サンパウロいちの商業地域（銀行や日系法人の事務所が多い）パウリスタ大通りの近くに位置します。

特にこの地域は、古い建物が多く、このルネッサンスも外見はボロですが、一旦中に入るとかなりレベルが高いホテルです。

敷地も十分なので、天井も高く空間も十分過ぎるほど余裕がある造りとなっています。

法人のＶＩＰは殆どがここか、チボリホテル（こちらの方が落ち着いています）か、といった位置づけとなります。

お金はたくさんあるので、この地で安全と安心そして５つ星として最低限のマナーとサービスははずしたくない！と言う方には是非お勧めいたします。

パウリスタ大通りの１本後ろのアラメダ・サントスに在りロケーション抜群
高級ブランドショップが並ぶ界隈まで徒歩圏内

宿泊者の９７％が外国人で、ブラジル人は３％しか居ないそうだ。
米国人がトップで欧州各国で大半だそうで、日本人はパラパラ。

しかしスタッフは全員ブラジル人なのでポルトガル語が話せたら凄い説明が聞ける。
特にレストランを聞けば、物凄く面白い説明が！

今回はクラブフロアのツインを予約したが、実際に通されたのはダブルの部屋
カザウ（夫婦）はダブルと決まってるのがブラジルなのでツインは不自然、
偽装結婚者と間違われるのでツインは用意できないそうだ。
そんなのコチラの勝手ではないのか？、と言ったけど、ダメでした。

それと事前に備品の用意を頼んでおいたが、全部用意されておらず、
２３階のクラブフロア専用デスクでも用意は完璧に出来ていますと言われ
安心して部屋に入ったのに愕然としました。

日本から食品を持ち込むので通常の冷蔵庫の他に空の冷蔵庫の用意を
何回も頼んで了解して貰ってたのに、全然。
思い切り嫌味で、クローゼットの中やベッドの下まで探したけど無かった！
そこまで言われて初めて客室係が仏頂面で持って来る始末
オバハン２人が何処に置くのよー、と文句を言いながら置いて行った。

クラブフロア・ラウンジが朝６時から１１時まで朝食、
朝１１時から夜１２時まで飲み物や軽食がいつでもOKということでした。
ただ朝食はクラブフロアより１階のレストランの方が品数豊富、
サービスも格段に違って１階に行かれることをお勧めします。
但し、日本食はありません。

１室４６０００円、朝食付き、込み込みの価格
ベッド型のソファがあったので３人で寝られる設備が嬉しかったです。

兄弟＆同期の学会についていったのですが、やはり治安が気になったので安全第一！でこのホテルを選びました（妹が）。

インテリアもおしゃれでシック、エントランスで既にうっとりしましたが滞在も快適なものでした。

1階の朝食をとるテラスは採光もよく、ウェイターさんがスムージー（おそらくアサイーメイン）をサーヴィスに持ってきて下さるのですがこれがまた美味しい。さすが本場といったところでしょうか。メニューはバイキング形式ですが果物、卵料理、パンにデニッシュ、マフィン、ハムベーコンソーセージ、ジュースいずれも種類豊富でとても豊かな気分になれました。

コンシェルジュやベルマンさんも英語が話せるので色々交渉もしやすく、緊張しながらのチェックインでしたがとても和やかにチェックアウトできました。

また、ホテルを出て数分のところに自然食品屋さんや小さなスーパーマーケットがあるので空き時間にお土産（マテ茶やコーヒーなど）もちょこちょこ買えました。

オススメです。


案の定、日本ではないため歯ブラシはありませんでしたので持参下さい。