グリンデルヴァルトでは、ホテルセントラルヴォルターに宿泊しました。ここは本当に駅から近く、すぐ見えるところにありました。スーツケースを押して1・2分の所にあります。またレストランの左側にホテルの入り口がありますが閉まっていることがあります。ここが閉まっている場合はレストランの中を通ってエレベーターを使い1階のホテルのレセプションに行きます。入り口からエレベーターを使って1階へとはおかしいと思うでしょうが、スイスでは1階はグランドフロアと言い、1階とは実質2階になるのです。エレベーターはスーツケースと大人が二人の乗るといっぱいの小さなものでした。またホテルのキーを貰ってからは、入り口の鍵も開けられるのでレストランを通らずに出入りできるようになりました。この事を知らないと、宿泊客はレストランを毎回通るのは面倒だし、レストランの客にも迷惑がかかるので、注意しなければならない点だと思います。Wi-Fiは無料で部屋は広め、アメニティも充実しており、三つ星ホテルという事でしたが、四つ星の価値はあるかと思います。部屋はアイガー北壁が見える部屋を頼んであったので、アイガー北壁見えるベランダもついていたのでホテルの中は暑かったのですが、ベランダに出てみると眺めもよく涼むことができました。スイスのホテルはクーラーが無い事が多いので、ベランダがある部屋は良いと思います。ホテルでは朝食しか食べなかったのですが、チーズ類も充実しておりまずまずと言ったところでした。またホテルのフロントのの対応は悪いと口コミに在りましたが、人によりけりなのか私があたった人は普通程度に親切なスタッフでした。特別フレンドリーという事はありませんが不愉快なこともありませんでした。部屋は綺麗に掃除してありましたが、娘が泊った方の部屋は絨毯がかなり古く埃っぽい感じでした。部屋はどちらも広めでスーツケースを広げても十分余裕がありました。ここは駅から近い事もあり、対応も良いし旅行初心者にはおすすめなホテルだと思います。更に大きな利点としては、ここの水はそのまま飲めると書いてありました。ミネラルウーターが、観光地で500mlが一本で500−750円もするスイスでは有りがたいです。また、駅前でスーパーのCOOPが目の前にありました。結構大きくて普通の日本のコンビニの5倍程度の面積があってワインから果物・チーズお皿まで何でも揃っていました。ここで水を買うと1.5Lで2−4フランでスイスでは安いと感じました。(日本から見ると高いです。というか25年弱もデフレが続いている先進国は日本だけで海外と物価の差が2−3倍になっていると思います。)またその駅からは朝7時からユングフラウヨッホにむかう列車があります。料金は何と往復270フランもします。とても高額でスイスパスを持っていても半額にはならず175フラン程します。270フランは日本円で3.5万円もする高額な登山列車です。しかし1時までにユングフラウヨッホ山頂駅を出る列車に乗るなら半額の135フランでチケットが買えます。この情報は知らなかったのですが、その日は午後から天候が崩れるという予報もあり朝食をキャンセルして朝一でチケットを買いに行くとその早朝パスの方が安いと進められてその135フランのチケットを買うことができました。家族4・5人で行けば通常価格なら20万円近くなります。半額でも決して安くはありませんが、スイスまで来てよく旅行番組などでも取り上げられるあの氷河の上や中をを見ずにいるのはあり得ないので半額でチケットを買えたことは、駅から近いこのホテルのメリットにもなると思います。但し、朝のお弁当は前日の早くに言っておかなくてはならないそうで頼めませんでした。朝食兼昼食ということでユングフラウヨッホの山頂でインド料理のボリウッドというビュッフェを食べることにしました。ということで、このホテルは全般的に気に入ったホテルとなりました。5つ星ホテルではないので、フロントの豪華さやホテル内のバーの充実などはありませんが、観光旅行でホテルライフを楽しまないのであればこれで十分なホテルだと思います。