ハイデルベルグの旧市街のど真ん中にある「騎士の館」のホテルでなかなか趣のあるホテル(建物)でした。
玄関を入ったところに小さい受付がありますが,1Fのフロアーは全てレストランです。リフトはレストランの中の右手にあり,小さくておまけに正面の扉から入って,出るときは右の扉からでるというユニークなつくりです。
ガイドブックにも紹介されているように中世の趣のある建物ですが,そのためか中は完全に迷路です。階段も複数あり,リフトのあとも上り下りが必要です。重い荷物のある方は大変だと思います。
宿泊した部屋は117号室でツインでしたが,天井が高いので広く感じました。部屋自体は建物のゴージャスな雰囲気に比べて飾り気がなくシンプルでしたが,バスタブはやや幅が狭いものの深さは十分でシャワーもついています。部屋にADSLのモデムがあるので速度はやや遅いですが,インターネットも利用できます。料金も時間の累積なので無駄がありません。
朝食はホテルレストランで食べますが,宿泊した2日間ともあまり代わり映えしないアメリカンビュフェでした。
受付の若い男女は英語が堪能なので愛想もよく感じがよかったですが,朝食をサービスしている年配の男性(何故か2日間とも男性でした)は英語がよく話せないようでそのため無愛想な感じは否めません。
いずれにしろ,歴史的建造物に宿泊する際の多少の不便さを我慢すれば十分宿泊するに値するホテルと思います。
ちなみに中心部のせいか,夜は遅くまで人の声がしますのでご注意ください。
フランクフルト空港からルフトハンザのシャトルバス(運転手を入れて9人乗りで,予約しておいた方が無難です。ネットからは3日前までに,電話では前日でもOKでした)で約1時間,シャトルはクラウンプラザの裏に着き,タクシーが待っています。大きな荷物を持って石畳を歩くよりはタクシーを奨めます。タクシーはホテルのほぼ前まで運んでくれましたが,ホテルの前は写真を撮る観光客が多くいました。