photo by Rio minamotoさん
静かな温泉地で行われる、2日間の伝統的な祭り。祭りには、花火、踊り、たいまつ行列などさまざまな内容が盛り込まれていますが、圧巻なのはクライマックスの「千人灯籠踊り」です。金銀の美しい飾り灯籠を頭に載せた浴衣姿の女性たちが、民謡「よへほ節」のメロディーにのって舞い踊る姿は、何とも幻想的。薄暗闇に千の灯の輪が浮かび、幾重にも重なりながらゆらめく…。そんな美しい光景をゆっくりと楽しみましょう。
祭りの起源は古事記の時代までさかのぼるといわれますが、地元の大宮神社に和紙で作られた山鹿灯籠を奉納するようになったのは室町時代から。その後、金灯籠を頭に掲げた女性が舞い踊る「山鹿灯籠踊り」、千人灯籠踊りが生まれました。8月15日には、街角に奉納灯籠が展示され、地元の人々や観客に披露されます。
photo by Rio minamotoさん
千の灯の輪がゆらめく幻想的な踊り
photo by Rio minamotoさん
街角の奉納灯籠も風情たっぷり

photo by ダッチ君さん
1910年に建設された芝居小屋。テレビの普及により客足が減り、閉館しましたが、地元の人たちの活動により復興。1988年には国の重要文化財に指定されました。
photo by 公共交通トラベラーkenさん
歴代の山鹿灯籠が数多く展示されている資料館。建物は大正時代の銀行を改装して作られたもの。ミニ灯籠作りも体験できます。
photo by ダッチ君さん
江戸時代に細川藩の休泊所として作られた浴場で、明治時代以降は市営浴場に。トロッとした肌触りの泉質が魅力。九州最大級の木造温泉として2012年に往年の姿に復活しました。