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ほっと癒やされる「大人の台湾旅」。魅力的な地方都市をご紹介

ほっと癒やされる「大人の台湾旅」。魅力的な地方都市をご紹介

台湾といえば台北でのグルメ巡りや買い物を楽しんだことがある人も多いはず。しかし、台湾の魅力はそれだけではありません。
今回ご紹介するのは、台北から少し足を延ばして訪れたい台湾の地方都市。“美麗島”とも称される台湾が誇る美しい自然や多彩な文化、地元の方が愛する食やここでしかできない体験……心を揺さぶるような、台湾地方都市の奥深い魅力に触れる大人の旅をご紹介します。

情報提供元:台湾観光庁台湾観光庁・台湾観光協会

PR 2025/01/14

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. 心を癒やす大自然が広がる「花蓮」

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赤科山から望む花東縦谷

海に囲まれたおだやかな島というイメージのある台湾ですが、東部は標高3,000m級の険しい山々が連なる山岳地帯でもあります。そんな台湾東部で太平洋に面して南北約140kmにわたって広がる自然豊かなエリアが「花蓮(かれん)」です。

オレンジ色の花を咲かせるワスレグサで有名な「赤科山」や海に臨む迫力満点の断崖、どこまでも続くような肥沃な田園風景……目に映るもの全てがどこか懐かしいけれど新鮮で、一度訪れれば再び足を運びたくなる魅力にあふれています。

台北駅から花蓮駅までは台湾鉄道の特急で約2時間。そこから電車やチャーター車、バスなどで移動するのがおすすめです。花蓮の情報をもっとみる

おだやかな田園地帯が続く「花東縦谷」

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花東縦谷公路

花蓮、台東にまたがる「花東縦谷(かとうじゅうこく)」は、2つの山脈に挟まれるようにして広がる平原。南北にまっすぐ伸びる道路「花東縦谷公路」を車で走っていると、両側に広がる美しい田園風景や遠くにそびえる山々に目を奪われます。

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海・山・川と自然に恵まれ、農業が盛んな花蓮。取材時は車をチャーターして移動していましたが、山脈を背にして広がる田畑に霞がかかった様子はとても神秘的。ところどころで車を停めて撮影する傍ら、壮大な光景にしばし見とれてしまいました。

田園を一望!ワスレグサの咲く「赤科山」

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赤科山から見下ろした花東縦谷

「花東縦谷」の東側に位置する標高約900mの「赤科山」8月から9月にかけてはオレンジ色のワスレグサが一斉に開花し、まるで絨毯のような絶景を求めて多くの人が訪れます。ワスレグサのつぼみは炒め物やスープの具材など食用としても栽培されており、レストランで見かけることもありますよ。

赤科山から見下ろすと、東西を山脈に挟まれた平原である花東縦谷の地形的な特徴がよくわかります。11月末の撮影時は稲穂が黄金色に実る季節。太陽を受けて輝くような大地にパワーをもらえたようでした。赤科山の情報をもっとみる

台湾鉄道の列車を写真におさめて「客城橋」

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花蓮駅から車で2時間ほど南下、玉里駅からほど近いところにある「客城橋」は、このあたりでも有名なフォトスポット。赤いアーチ型の鉄橋をときおり列車が通る瞬間はシャッターチャンス! 近くで見れば迫力抜群、田んぼに水が張られている季節なら、少し遠くから撮影すると水面に橋が写り込んだような写真を撮ることができます。

一面の田園地帯が続く花東縦谷ですが、客城橋近くの玉里駅周辺は飲食店やホテル、カフェなどもある小さな町。観光の合間には、玉里名物の「玉里麺」を食べながら一休みするのもいいですね。花東縦谷の人気フォトスポットをもっとみる

花蓮は海の絶景も見逃せない!

太平洋に接している花蓮は、海の絶景スポットも豊富。花蓮駅から車で40分ほど北上した場所にある「清水断崖」は、プレートの運動によって生まれた断層海岸と呼ばれる地形。高さ約1,000mもの切り立った岩壁が20km以上にわたって続いており、花蓮の自然の力強さをひしひしと実感します。展望台や歩道から景観美を楽しめるほか、近年SUPやカヤックといったマリンアクティビティも人気があります。清水断崖の情報をもっとみる

七星潭

花蓮駅から車で約15分と行きやすい「七星潭」はゆるく弧を描く海岸線が美しいビーチ。日の出の時刻に訪れれば、心地よい波音を聞きながら太陽が昇ってくる様子を眺めることができます。海岸には波によって丸くなった石も多いので、歩きやすい靴で出かけてくださいね。

七星潭の日の出

海岸沿いには長さ約21kmのサイクリングロードが設けられており、自転車のレンタルも可能。潮風を感じながら爽快感たっぷりのサイクリングを楽しむのもおすすめです。七星潭の情報をもっとみる

緑に囲まれた花蓮のレトロな温泉でリラックス♪

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安通温泉ホテル

温泉の名所でもある花蓮。花蓮の三大温泉「紅葉温泉」「瑞穂温泉」「安通温泉」に立ち寄っては、旅の疲れを癒やしましょう。

今回訪れたのは、「安通温泉ホテル」台湾の文化財にも指定されている趣きのある木造建築が特徴で、1930年の日本統治時代に建てられたという当時の面影が感じられます。

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宿泊用の客室は全室温泉付き。日帰り入浴でも利用できるエリアには、貸切の家族風呂や男女別の内湯のほか、ハーブ湯や足湯、岩盤浴などを備えた温泉露天スパも完備。露天エリアは水着着用で、男女を問わずみんなで楽しめます。

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三代目オーナーの連さんは日本に留学経験もあるそう。台湾の方に日本の雰囲気を感じてもらえるようにと、建物の周りに純和風の日本庭園を整備したとおっしゃっていました。さらに、台北でも人気の北海道発ラーメン店「山嵐」の豚骨ラーメンの提供も開始。取材時も多くのお客さんが日本庭園を見ながらラーメンを味わっていました。

肌がつるつるになることから美人の湯とも呼ばれている安通温泉。今に至るまで連綿と続く日本との歴史的な繫がりを胸に刻みつつ、疲れを忘れる癒やしのひとときを過ごして。安通温泉の情報をもっとみる

ふわふわもっちり。花蓮名産「麻糬」をお土産に

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お土産には、花蓮の名産「麻糬(マーシュー)」を。ふわふわとした柔らかな触感のお餅の中に、小豆の餡や香ばしいピーナッツの粉、香りのよいすりごまなどが入った大福のようなお菓子です。

こちらは、花蓮駅構内にも店舗がある「曾記麻糬」で購入した、賞味期限の短い出来立て麻糬。花東縦谷産のもち米を使用したほたほたのお餅と素朴な甘さの餡がやさしい味わいですっかり麻糬ファンに。日本へのお土産用に購入した個包装のフルーツ味麻糬もとてもおいしかったですよ。花蓮の情報をもっとみる

2. 台湾最大の優美な湖へ日帰り旅「日月潭」

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次にご紹介するのは、紅茶の一大産地としても知られる台湾最大の湖「日月潭(にちげつたん)」。緑に囲まれた湖の東半分を太陽、西半分を月の形に見立てたことから、この名前がついたんだとか。

レンタサイクルで湖の周囲を巡ったり、遊覧船で3か所の埠頭を回ったり、台湾原住民のグルメを味わったりと、1日たっぷり楽しめる日月潭。台北から高速鉄道(台湾新幹線)で1時間ほどの台中駅からバスで約1時間半で行けるので、台北を拠点にした日帰り旅にもおすすめです。

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遊覧船から間近に見ることができる小さな島「拉魯(ラルー)島」は、日月潭周辺に暮らす台湾原住民サオ族の人々にとっての大切な聖地。今でも様々な伝説が語り継がれています。
遊覧船で行ける「伊達邵(イーダーサオ)埠頭」の商店街には日月潭名物の紅茶や原住民の方に伝わるグルメが楽しめるお店がずらりと並び、食べ歩きも楽しいスポット。湖畔の絶景を楽しみながら、日月潭ならではのグルメを味わって。台中・日月潭の情報をもっとみる

3. エビ好きにとっての天国!海鮮グルメを満喫「宜蘭」

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台湾で人気のアクティビティ「エビ釣り」を体験するなら、のどかな田園地帯の風景や新鮮な海鮮グルメが楽しめる町「宜蘭(ぎらん)」へ。台北から電車やバスで1時間ほどと行きやすいのも魅力です。

今回お邪魔したエビ釣り場は「来来釣蝦場」。釣ったエビは池の横に設置されているBBQグリルで焼いてその場で食べられるとあって、平日の昼間から地元の方でにぎわっていました。

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釣りに慣れていなくても大丈夫。レンタルできる竿に小さな干しエビをつけて垂らすと、すぐに全長15cmはあろうかという立派なエビが釣れました!スタッフの方に伺ったところ、竿は動かさずに放置し、浮きが数秒沈んだところで引き上げるのがコツだそう。エビ釣り玄人らしきマイ竿持参の現地の方はホイホイとカゴ一杯にエビを釣っていましたが、初心者や子どもでも簡単に釣ることができます。

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釣ったエビは自分で自由に焼けるほか、追加料金を支払って厨房で調理していただくことも可能。胡椒・レモン・バターなどさまざまな味が選べますが、シンプルに塩焼きを注文してみました。大ぶりのエビは臭みもなく、身がしっかりしていて食べ応え抜群!ワサビ醤油で味変も楽しみながら、ミソや卵までおいしくいただきました。

1人おそらく10尾以上を平らげ、エビだけでお腹いっぱいになる贅沢な時間を過ごせた「来来釣蝦場」。BBQ用のお肉の串、青菜炒め、チャーハンといった料理の注文もOKでエビだけを追加することもできるので、お腹を空かせて訪れてみてくださいね。宜蘭の情報をもっとみる

心に深く刻みたい、癒やしの台湾ローカル旅

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息をのむ自然美や豊かな文化、唯一無二の体験……今回ご紹介した花蓮や日月潭、宜蘭をはじめ、台湾の地方都市にはまだ見たことがない景色が広がっています。ときに懐かしくときに新鮮で、記憶に深く残るローカル台湾旅。心の奥がほっと温かくなるような台湾の魅力をあなたも探しに行きませんか。台湾旅行の情報をもっとみる

※この記事では主に2024年11月に取材したスポットおよび、その時点で観光が可能なスポットをご紹介しています。
現時点で一部ご利用いただけないスポットや店舗もあります。最新の情報を確認してからおでかけください。


写真:嶋崎征弘

台湾観光大使俳優・妻夫木聡さんの台湾ひとり旅。

台湾観光大使俳優・妻夫木聡さんが訪れた台湾の動画もぜひご覧ください!







情報提供元:台湾観光庁台湾観光庁・台湾観光協会

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