雄大な自然と満開の桜　絶対行きたい！東北を代表する桜の名所をめぐる旅

青森の代表的な観光スポットであり、桜の名所「弘前公園」。
ここで4月下旬から5月頭にかけて開催される「弘前さくらまつり」には、ソメイヨシノを中心に52品種約2600本の桜が咲き誇り、多くの観光客で賑わいます。

満開時の桜のトンネルはもちろん、散り始めた桜の花びらが公園外濠の水面を埋め尽くす、花筏も必見です。

「北上展勝地」は、青森の弘前公園、秋田の角館と並ぶ「みちのく三大桜名所」のひとつ。
北上川のほとりにソメイヨシノやカスミザクラなど、約150種の桜が１万本あると言われ、約２キロに渡って広がります。

「さくらまつり」の期間には、上空に色とりどりの鯉のぼりが掲げられ、桜の木々とのコラボレーションも見ものです。

角館 武家屋敷通り

みちのくの小京都とも呼ばれる「角館武家屋敷通り」。
約400年前にここを領していた芦名義勝によって造られ、現代でも武家屋敷をはじめ古くからの建造物を見学できます。
町内には約400本ものシダレザクラがあり、屋敷の黒板塀に映える淡紅白色の花々にはここでしか味わえない風情が。
桜を愛でながら城下町のそぞろ歩きを楽しみましょう。

桧木内川堤

武家屋敷通りのほど近く、桧内川の両側には約400本のソメイヨシノの並木が続き、満開時には２キロにわたる桜のトンネルを楽しめます。
ここの桜は1934年（昭和9年）に上皇陛下ご誕生記念として町民により植えられ、1975年（昭和50年）には国指定名勝に選ばれました。
武家屋敷通りとともに、ぜひ足をのばしてみて。

三春滝桜

日本三大桜のひとつである「三春滝桜」は、1922年（大正11年）に日本で初めて国の天然記念物に指定された 樹齢1000年を超えるベニシダレザクラの名木。
その高さは13.5メートル、根回り11メートル、枝は四方へ最大10数メートルにも及ぶという圧巻の存在感。
夜間はライトアップされ、昼間とはまた違った姿を楽しめます。

花見山

写真家の故・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と絶賛した「花見山公園」。
実は花木生産農家の方の個人所有の山ですが、誰もが気兼ねなく見られるようにと1959年（昭和34年）に一般開放されました。
春になると、ウメやレンギョウ、トウカイザクラ、ボケ、ソメイヨシノなどが次々に咲き、山全体が色づいて絵画のような景色が広がります。

山形鉄道フラワー長井線

山形県南陽市の赤湯駅から西置賜郡白鷹町の荒砥駅までをつなぐ山形鉄道フラワー長井線。
その沿線にある桜の名所をつなぐ約43キロの観光ルートは「置賜さくら回廊」と呼ばれています。

烏帽子山公園

日本さくら名所100選で知られる「烏帽子山千本桜」を起点に、国指定天然記念物の「伊佐沢の久保桜」や「草岡の大明神桜」、県指定天然記念物の「薬師桜」など、樹齢1200年を超える桜の木が出迎えてくれます。

宮城県南部を流れる白石川堤防は、ソメイヨシノを中心に約1200本の桜が８キロにわたって咲き誇り、「一目千本桜」と呼ばれる日本さくら名所100選の地。
1923年（大正12年）および1927年（昭和２年）に、高山開治郎氏によって寄贈されたこれらの桜は、昨年には100年を迎えました。
蔵王連峰を背景に、ここでしか見られない絶景を楽しんで。

北東北の桜の見頃は４月下旬、南東北では４月上旬ごろが予定されています。桜の名所は人気で混雑しやすい上、アクセスに不便な場所もあるため、列車とバスを使って効率よく巡ることができるツアーがおすすめ。暖かくなり桜の開花を意識し始めるころには、同じように考える人でホテルも満室、交通チケットも取れないなんてことになりかねないので、お花見ツアーはぜひ2月中の申し込みをおすすめします！

情報提供元：JR東日本びゅうツーリズム＆セールス

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