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1年中楽しめるカラフルなプローチダ島! 鮮やかな街並みに息づく文化や歴史を体感

1年中楽しめるカラフルなプローチダ島! 鮮やかな街並みに息づく文化や歴史を体感

南イタリアに所在する「プローチダ島」。宇宙飛行士の野口聡一さんが“ナポリ湾の宝石”という言葉とともに宇宙から写真を投稿したほど、鮮やかな街並みが広がる島です。2022年には「イタリア文化首都」に選定され、さまざまなイベントが開催中。暮らしや文化の発展に注目が集まっています。自然美、歴史、小説や映画の世界など、島にあるすべてのものが訪れた人の感性を刺激する「プローチダ島」の名所や歴史、グルメを紹介します。

情報提供元:イタリア政府観光局

PR 2022/10/28

4travel.jp

フォートラベル編集部

1. 通年楽しめる!歴史・文化・景観が魅力のプローチダ島

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

ナポリ湾に浮かぶ「プローチダ島」は、南イタリアの主要都市・ナポリからフェリーで約40分の場所にあります。
島の面積はおよそ3.7平方キロメートル。小さな島なので日帰り旅行もできますが、カラフルな街並みや歴史的建造物、住人ののどかな雰囲気など、長居したくなる理由が豊富にあるため一泊するのがおすすめ。

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

映画や小説の舞台となった場所もあり、通年楽しめるのも魅力です。
この辺りの地中海は“セレブのバケーション先”という印象ですが、ここでは素朴で平和で静かな地中海の生活を体感することができます。

クチコミ:映画『イル・ポスティーノ』の島、プローチダ島

mayさん

この島の存在を知って以来、『海外旅行で次に訪れるのはここ!』と決めていた。気の向くまま散策した。港の反対側の山肌には、レモン畑が広がっていた。​
澄んだブルーの海と空。可愛くペイントされた家々。自由気ままに歩き回る犬たち。心のリフレッシュができた。

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プローチダ島の旅はここからスタート!島の玄関口「マリーナ・グランデ 」

ナポリからフェリー(または水中翼船)に乗って到着するのが「マリーナ・グランデ 」です。別名“サンチョカットリコ”と言い、ナポリ以外の場所からも船が着く島の主要スポット。漁業が盛んなプローチダ島の象徴でもあり、訪れる人を優しく迎え、そして見送り続けているマリーナ(港)です。
なお、後に紹介する島のシンボル「マリーナ・コッリチェッラ」は、この港の反対側に位置します。

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

港周辺は平たんな道ですが、街中は坂道が続くため、歩きやすい靴と十分な体力を持っていきましょう。プローチダ島の情報をもっとみる

パステルカラーの家々がフォトジェニック!マリーナ・コッリチェッラ

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

マリーナ・グランデ から街中の坂を登るとたどり着く「テッラ・ムラータ地区」。
この見晴台からみる景色こそプローチダが誇る「マリーナ・コッリチェッラ」の景観です。
およそ4kmの海沿いに、ピンク、スカイブルー、レモンイエローなどのカラフルな家々がズラリと並ぶ世界的にも注目されているフォトジェニックなスポット!

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

かつての漁師たちが海から家を守るため、島でもっとも標高が高いこのエリアに居を構え、遠くの海からでも自分たちの家を確認できるよう、このような外観に彩られていったのだとか。
このエリアの建物や街並みは、およそ300年もの間その姿を変えていません。古い建物や小道が時空を超えた演出をしてくれるかも。

『イル・ポスティーノ』に登場するレストラン

島を舞台にした映画『イル・ポスティーノ』や、同名小説の『リプリー(太陽がいっぱい)』の撮影に使用された場所もあるので、映画を見てから訪れると、物語の世界とプローチダの美しさをより堪能できます。プローチダ島の情報をもっとみる

島と共に生きて歴史を刻み続けてきた「アバロス宮殿」

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テッラ・ムラータ
©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

テッラ・ムラータ地区は、何世紀にもわたってこの島の居住区でした。頑丈な岩盤の壁に囲まれた住宅地のなかで、ひと際目を引く建物が「アバロス宮殿」です。

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

18世紀はフランス王室のブルボン家が狩猟をする時の住居として、20世紀ごろからは刑務所として使用され1988年に閉鎖されました。その後、2016年からは一般公開され島の観光名所として人気に。

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

ここからは青く美しいナポリ湾を一望できます。
受刑者が身を置いた厳しい環境と息をのむほどの雄大な自然美。対極に位置するような2つのものを同時に体感できる、プローチダのマストスポットです。プローチダ島の情報をもっとみる

海にせり出すようにして建つ「サン ミケーレ・アルカンジェロ修道院」

アバロス宮殿と同じくテッラ・ムラータ地区にある「サン ミケーレ・アルカンジェロ修道院」は、11世紀はじめにベネディクト派(カトリック教会最古の修道会)の礼拝堂として建設されました。
1階の教会内は、大天使ミカエルの彫刻をはじめとした美しい装飾が特徴的。
地下の図書室には古くは15世紀から現在までの8,000冊もの本があります。
さらに図書室の脇を下ると、スペイン占領下時代に行われていた礼拝の道具や棺、頭蓋骨までも登場。
ここもまた、プローチダの歴史を知ることができる重要なスポットとして人気です。プローチダ島の情報をもっとみる

近隣にはクジラが生息している♪プローチダ島の美しいビーチも必見

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キアイオレッラ浜
©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

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キオイアレッラ浜そばのマリーナ
©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

ナポリ湾に浮かぶプローチダの海岸もまた、島の観光名所として君臨しています。
南側には自然の地形が美しいキアイオレッラ浜。こちらからは風光明媚な景勝地として有名な「ヴィヴァラ島」が一望できます。

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キアイア浜
©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

島の東側にあるのはキアイア浜。182段の階段を降りてアクセスすると、浅瀬のビーチが続き、その向こうに青く透明な海の絶景が広がります。
北側のポッツォベッキオ浜は、街から少し離れているためのんびり過ごせます。こちらのビーチでも映画『イル・ポスティーノ』の重要シーンが撮影されました。
マリーナグランデから約3kmの場所にある「ファラリオーニ」は、地滑り後に発生した2つの巨大な岩。自然が創り出したアートはフォトスポットとして人気です。プローチダ島の情報をもっとみる

2. プローチダ島ならではの“五感を刺激する体験”で特別な思い出作り

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©Pescaturismo Procida​

歴史に触れたり観光スポットを訪れたり……も楽しいですが、その土地ならではの体験も旅の醍醐味ですよね。
プローチダ島の周囲は世界的にも人気の地中海エリアなので、透明度の高い海を見るグラスボートでのボートトリップはイチオシ。
日没時にはボートの上から乾杯なんて楽しみも♪

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©La Suite Boutique Hotel

サ活(サウナ)好きなら、ユニークなデザインの溶岩石で作られた地元の温泉施設で旅の疲れを癒やすのも◎。地元の人との交流も楽しめるかも?!プローチダ島の体験をもっとみる

プローチダ島は歩けばレモンの木に当たる“レモンの島”

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

実は、プローチダ島は“レモンの島”と呼ばれるほど、レモンの産地として有名なのです。
ここのレモンは、日本で見かけるものよりも丸々と大きいのが特徴。
このエリアでよく食されているレモン料理は「レモンサラダ」。レモンのくせが少なくさっぱり食べやすいと、地元民も観光客も夢中になるそう。

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

また、レモンクリームの酸味が虜になる「リングア・ディ・ブエ」はプローチダ島の伝統菓子なので、街中で見つけたらぜひトライ!プローチダ島の体験をもっとみる

3. 2022年「イタリア文化首都」選定!今年は通年イベントが開催

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

「イタリア文化首都」とは、その都市での暮らしや文化の発展に注目して紹介される制度です。
プローチダ島はナポリ湾のなかでもっとも小さい島ながら、ダイナミックな自然やカラフルな街並み、歴史的建造物などの名所が豊富にあり、小説『アルトゥーロの女』『グラツィエッラ』、映画『イル・ポスティーノ』『リプリー』など芸術にも多くの影響を与えてきたという理由から、2022年の都市に選ばれました。

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022​

そこで島では“文化は孤立しない”というテーマのもと、一年を通して多数のイベントが予定されています。
例えば「プロジェクト ファロ」では街や村の変容と成長のダイナミズムを促進。
「アンコラ プロジェクト」は島の文化的遺産を育成など、イベントを通じてプローチダの魅力を伝えています。
ほかにも美術展示会や音楽コンサートなども開催中。観光名所でもイベントが予定されているので、プローチダを訪れるなら今年がもっとも刺激的なタイミングです。プローチダ島の文化プロジェクトをもっとみる​イタリア政府観光局 公式サイト
情報提供元:イタリア政府観光局

※メニューや料金、満足度の評点や施設データなどは、配信日時点のものです。