南イタリアに所在する「プローチダ島」。宇宙飛行士の野口聡一さんが“ナポリ湾の宝石”という言葉とともに宇宙から写真を投稿したほど、鮮やかな街並みが広がる島です。2022年には「イタリア文化首都」に選定され、さまざまなイベントが開催中。暮らしや文化の発展に注目が集まっています。自然美、歴史、小説や映画の世界など、島にあるすべてのものが訪れた人の感性を刺激する「プローチダ島」の名所や歴史、グルメを紹介します。
情報提供元:イタリア政府観光局
フォートラベル編集部
©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
ナポリ湾に浮かぶ「プローチダ島」は、南イタリアの主要都市・ナポリからフェリーで約40分の場所にあります。©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
映画や小説の舞台となった場所もあり、通年楽しめるのも魅力です。mayさん
この島の存在を知って以来、『海外旅行で次に訪れるのはここ!』と決めていた。気の向くまま散策した。港の反対側の山肌には、レモン畑が広がっていた。
澄んだブルーの海と空。可愛くペイントされた家々。自由気ままに歩き回る犬たち。心のリフレッシュができた。
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港周辺は平たんな道ですが、街中は坂道が続くため、歩きやすい靴と十分な体力を持っていきましょう。プローチダ島の情報をもっとみる©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
マリーナ・グランデ から街中の坂を登るとたどり着く「テッラ・ムラータ地区」。©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
かつての漁師たちが海から家を守るため、島でもっとも標高が高いこのエリアに居を構え、遠くの海からでも自分たちの家を確認できるよう、このような外観に彩られていったのだとか。『イル・ポスティーノ』に登場するレストラン
島を舞台にした映画『イル・ポスティーノ』や、同名小説の『リプリー(太陽がいっぱい)』の撮影に使用された場所もあるので、映画を見てから訪れると、物語の世界とプローチダの美しさをより堪能できます。プローチダ島の情報をもっとみるテッラ・ムラータ
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©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
18世紀はフランス王室のブルボン家が狩猟をする時の住居として、20世紀ごろからは刑務所として使用され1988年に閉鎖されました。その後、2016年からは一般公開され島の観光名所として人気に。©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
ここからは青く美しいナポリ湾を一望できます。キアイオレッラ浜
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キオイアレッラ浜そばのマリーナ
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キアイア浜
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©Pescaturismo Procida
歴史に触れたり観光スポットを訪れたり……も楽しいですが、その土地ならではの体験も旅の醍醐味ですよね。©La Suite Boutique Hotel
サ活(サウナ)好きなら、ユニークなデザインの溶岩石で作られた地元の温泉施設で旅の疲れを癒やすのも◎。地元の人との交流も楽しめるかも?!プローチダ島の体験をもっとみる©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
実は、プローチダ島は“レモンの島”と呼ばれるほど、レモンの産地として有名なのです。©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
また、レモンクリームの酸味が虜になる「リングア・ディ・ブエ」はプローチダ島の伝統菓子なので、街中で見つけたらぜひトライ!プローチダ島の体験をもっとみる©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
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「イタリア文化首都」とは、その都市での暮らしや文化の発展に注目して紹介される制度です。©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
©Procida Capitale italiana della Cultura 2022
そこで島では“文化は孤立しない”というテーマのもと、一年を通して多数のイベントが予定されています。※メニューや料金、満足度の評点や施設データなどは、配信日時点のものです。