2015/04/11 - 2015/04/11
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たびたびさん
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掛川宿は、東海道五十三次の26番目の宿場。かつ、山内一豊が増築した掛川城の城下町でもあります。関が原の戦いの際、東軍に従った山内一豊がこの城を差し出し、一気に家康の信頼を勝ち得た話はあまりにも有名です。JR掛川駅からお城までは歩いて20分くらい。途中、旧東海道をまたいでまっすぐな道。とても分かりやすいと思います。
前回は、駆け足で掛川城を見ただけだったので、今回はレンタサイクルを使って、少し広い範囲を回ってみました。宿場町によくある旅人を元気にするグルメがそこそこ残っていて、これも期待通りの楽しさでした。
一方の蒲郡は、三河国。江戸時代以降には綿花と塩田で潤った豊かな地域。その始まりは、むしろ歌人として知られる藤原俊成が三河の国司に任命され、こちらの開拓に努力したことだとか。そして、今ではシンボル、竹島と蒲郡温泉がある、メジャーではないにしても渋い観光地となっています。
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東京から掛川駅に到着。
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今回の掛川は、レンタサイクルで回ります。
掛川市では、無料のレンタサイクルをやっていて、それが掛川駅北第1自転車等駐車場なんです。身分証明書を提示して、手続き完了。 -
やっぱり、自転車だとぐっと行ける範囲が広がりますからね。
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手始めは、蓮福寺。掛川駅の周辺案内地図に載っていたので、寄ってみることにしました。
この寺は、山之内一豊に代わって、初代掛川藩主となった松平定勝の長男、定友の菩提を弔うために創建された寺。歴代掛川藩主から厚く遇されたということです。この日は、何かのイベントがあるようで、学生さんたちが何人か出入りしている姿がありました。 -
そこから旧東海道に出て、これは桂花園。老舗の葛屋さん。大きくはありませんが、白壁のがっちりした店構えがいい感じ。
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イチオシ
並んだ葛湯の葛が美しくて、これはしびれます。
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家に帰っていただきましたが、白い粉を溶いてから、熱々をすすります。ほのかな甘さに包まれた葛のとろんとした柔らかさ。葛切りもいいけど、葛湯もいい。京都だと喜久屋なんですけど、こちらも素直な味わい。まったく、至福の時ですね〜。
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ここから、さらに掛川市街の東の端を目指します。不動院は、まだ閉まっていた御餅処 もちやの脇に、不動院参道と標識があったので、寄ってみることにした次第。
赤い関所のような簡単な門を入ると、 -
奥に立派な本殿。境内にはほかに特に見どころのようなものはありませんが、高野山真言宗の寺のようで、しんと静まり返った雰囲気が印象に残りました。
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もちやは、朝、9時の開店。不動院に寄って開店を待ちました。さっそくに、ほかのお客さんもちらほら。人気店のようですね。
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で、私がいただいたのは、振袖もち。びっくりするくらいのお餅の柔らかさが印象的。京都だと東寺餅みたいですね。しっかり量もあって、東海道の旅人に元気をくれたようなお餅です。
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東はこれでおしまい。ここで引き返してまた、市街中心部に向かいます。
東海道の七曲りという看板が出ていて、すぐにそれと分かりました。街道とはいえ、敵の大軍がスムーズに通れないようにするための工夫なのですが、クランクのように大きく曲がった道は果たしてそれだけの意味があったのかどうか。ただ、意図だけは理解できるものだと思います。角には小さな説明板も立っています。 -
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もち金は、もうほとんど掛川市街中心部。
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名前の通り、和菓子屋さんというよりお餅屋さんというのがぴったりするかもしれません。金時豆と醤油で炊き込んだ炊き込みご飯のおにぎりとか豪快な品ぞろえが小気味いいですねえ。
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私は豆大福をいただきました。しっかりしたお餅の味もいいんですが、薄い塩味の豆に滑らかな餡子の味わい。素材の味わいがそれぞれしっかりしていて、これはかなりいい線いってます。
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大手門は、掛川城からは少し離れた場所にありますが、むしろこちらが市内中心部には近いです。大きな交差点から、すぐにその威容が見えました。
現在の門は、平成7年に復元されたもの。間口7間、奥行3間の二階建、瓦葺き入母屋造りの堂々とした建物です。 -
裏手に大手門番所もありますが、これは江戸期のもの。セットで見学するといいでしょう。
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三光稲荷も隣接。赤い幟がいくつか立っていて、小さいですがすぐに分かりました。この神社は、山内一豊が豊臣秀吉に伏見城普請を命じられた際に、付近の鎮守として伏見稲荷を勧請したもの。ここから見る掛川城の天守閣が一番美しいということですが、実際は少し移動して橋の方まで行かないと見れません。
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ここからついでに、掛川市街の北の方にも回ってみましょう。
掛川市生涯学習センターって観光スポットじゃないと思うんですが、やっぱり気になって行ってみました。 -
建物が面白いですね。ドーム状の丸い建物の中央にはちょっとした広場があって、ゲートボールでもできそうです。周囲の柱に囲まれた空間はイベントなどにも活用できるでしょう。どれくらい金をかけたか分かりませんが、無駄にはなっていないと思います。
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北池公園は、生涯学習センターの隣り。敷地の一角に池があって、これが北池というんでしょうか。ちょっとした広さがあって、周囲に遊歩道が整備されています。ゲートボール場もあって、お年寄りたちがゲームをしていました。
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龍尾神社という看板が目に入って、それではここも寄ってみますか。掛川市街からするとちょっと外れですが、掛川城の鬼門に当たっていたことから、歴代厚く遇せられた神社のようです。花園があって、それがそれなりに有名なようですが、鳥居から石段を登って行く参道の紅葉が新緑でとてもきれいでした。本殿はそうでもないですが、この石段の雰囲気はお勧めです。
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こちらがそうでもない本殿です。
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イチオシ
そろそろ掛川城に戻りましょう。
しかし、またしても大竹屋という面白そうな店を発見。ちょっと裏通りで分かりにくい場所なんですが、場所を示す看板が何か所かあって、それを頼りにたどり着きました。お店は、「大竹屋」の大きな文字が目立つレトロな構え。いいですねえ。 -
みたらし団子をいただきましたが、これはうまい。もっちり感に甘辛いたれ。これは、みたらし団子のお手本と言った感じですね。見た目通りの歴史を積み重ねた名店。やっぱりこれだから、何でも訪ねてみないと分かりません。
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で、掛川城天守閣の続きといった場所にある竹の丸まで戻ってきました。
山内一豊が掛川城主となり掛川城を拡張しますが、この際に竹の丸も造成されたようです。 -
ただ、現在の建物は、葛布問屋だった松本家が本宅として建築したもの。主屋は明治後期、離れは大正末期から昭和初期にかけて増築されたということです。
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こちらが離れの二階。
少し洋風建築の匂いもする折衷様式。 -
欄間の鳳凰もしなやかなデザイン。ガラスにはステンドグラスも一部使われていますが、これも含めて全体が大正ロマンを感じさせる装飾と言っていいでしょう。
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ここからは天守閣が間近に望めます。
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眼下の庭の感じもそうですが、武家屋敷のような入口の印象と違って、豊かな商家ならではの贅沢な趣味も匂います。
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イチオシ
庭に出て、離れを見上げた景色。大きいことは大きいですが、余計な重厚さもなくて、やっぱり趣味の建物と言っていいでしょう。
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竹の丸はこの辺にして、隣りの大日本報徳社へ。
こちらは、二宮尊徳の弟子である岡田佐平治が設立し、二宮尊徳の思想を体系化した報徳思想の普及を行っている団体です。
敷地内には、明治後期に建てられた大講堂があり、国の重要文化財。内部の見学は200円となっていましたが、外からでも中の様子はよく見えます。向拝が大きいのでいかつい建物といった印象です。 -
続いて、掛川市二の丸美術館では、所蔵品である木下コレクションを拝見しました。煙管や蒔絵、漆、金工など、どうかすると東海道を想像させるような雰囲気があって、なるほどという感じですね。
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木下氏は実業家として成功した人物のようですが、城下町や宿場町の伝統を持った掛川に育ったからこそ、このような目線を持ったのでしょう。個人の趣味というだけでなく、郷土のコレクションとしても、十分誇れるコレクションだと思います。
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さて、掛川城と言えば、新幹線からでも見える天守閣がシンボルでしょうが、
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イチオシ
実際の見どころとしては、この城御殿の方がメインになるかと思います。
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玄関を入ると大広間は左手。
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大広間の周囲には畳敷きの広い廊下が巡っています。
江戸時代末期に作られた建物は、いかにも城内の建造物といった、シンプルでいて力強い構造。幕末、藩主は実際にここで暮らしていたのですが、こうしてそのまま残っている。そうした貴重さもあって、国の重要文化財となっています。 -
ボランティアの方が何人か詰めていたり、この日は広間で結婚式も行われていました。
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裏に回ると板敷の廊下が縦横に延びていて、なんか敵の襲来にも備えたような構造かもしれません。
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これは、街道を行く参勤交代の紙人形。
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奥の展示室では、龍尾神社で行われる掛川祭「木獅子の舞」で使われる獅子の頭。う〜ん、ワイルド。力強い野性味にあふれてます。
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城御殿を出て、今度こそ天守閣に向かいます。
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途中、掛川城の太鼓櫓を抜けて行きますが、これは、城下に時を知らせるための大太鼓を納めてあった建物。遠くから見ると天守閣と並んで建っていて、存在感は抜群です。
ただ、城内に入ると石垣の上に見えて、さほど大きな建物には感じない。たぶん、遠くから見た時は、天守閣より手前にあるので、比較して大きく見えていたんだと思います。 -
天守閣のすぐ足元にあるのは掛川城公園。さほど広くはないのですが、天守閣を仰ぐロケーションがウリでしょう。公園内は、花壇があって、チューリップなどの花がいっぱい。場内にあっても、洋風の華やかな公園です。
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ここから天守閣はこの石段を上がるだけ。
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あっという間に到着です。
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ちなみに、前回来た時は、もう閉まっていて、中に入るのは今回が初めてです。
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正面の入口から中に入ると、
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小ぶりではありますが、まだ木の匂いがするような。
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新鮮な感じがまだ残っていて、気持ちいいですね。
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さて、天守閣からは、さっきの掛川城公園が真下。その先に掛川市街が続きます。小山の上に建っているので、城は小さくても、街を一望するには十分です。
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城門を出て、
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振り返ると、天守閣と太鼓楼が並ぶ、これは見慣れた姿です。
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で、実はもう一つ気になっていたのが、この龍華院大猷院霊屋。竹丸の方に戻って、その先で、少し急な坂道を上った高台です。
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大猷院というのは日光にもありますが、徳川家光の戒名。
つまり、掛川城主北条氏重が三代将軍家光の霊を祀った霊廟なんですね。一方で、北条氏重は娘しかいなかったために、家の存続を願ったものでもあったようです。
江戸時代の初めごろに造られたようで、外観からはかなりの古さも感じますが、本来の豪華さは今でもそれなりに偲べます。 -
観光スポットは、以上でチェック完了です。
再び、市街中心部に帰って。
伊藤菓子店は、掛川の商店街。黒黄金どらやきをいただきました。黒黄金というのは、山内一豊の妻、千代が持参金の黄金で名馬を買い、一豊の運を開いたという逸話から。 -
どら焼きの皮に黒砂糖を入れて、そうした見た目にしているのですが、どら焼きは中の餡子の甘さと皮のコントラストが大切。皮まで甘くしてしまうとそのコントラストが消えてしまうので、こうしたやりかたは私としてはあまり好きではありません。
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兎月堂もすぐ近く。
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季節の商品の柏餅をいただきました。つるんとしたお餅の滑らかさが印象的。葉っぱで丁寧に包んである感じもいいですね。市内の道を聞いたら、女将さんが店先まで出て丁寧に教えてくれました。ありがとうございました。
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ところで、とろろ汁といえば、丸子宿の丁子屋があまりにも有名ですが、掛川にもこの本丸という有名店があります。
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味噌味がほんのりしていて、食べやすいですねえ。
つまり、味噌汁をご飯に掛けて食べてもおいしいですよね。そこにとろろがたっぷりかかっていればおいしいに決まっているでしょう。卵かけご飯のような柔らかさも食べやすいです。 -
イチオシ
ただ、一方で、その味わいはとろろが比較的薄いからでしょう。濃いとこうはなりません。つまり、とろろをたっぷり使ってこうだというガンコ路線とそこにはこだわらず、ほどほどにして、食べやすさを優先するという路線があるとすれば、ここは後者。どちらが好みなのかは人それぞれでしょうが、どっちにしても確かにうまいとろろ汁でしょう。
お腹の方もパンパンになりました。 -
さてもう一つ気になっていたのが、資生堂アートハウスと企業資料館。
資生堂の工場の敷地内に造られた施設なんです。
アートハウスの方は版画の企画展。といっても版画にはいろんな種類があるようですね。建物の明るい空間が洒落ているし、展示された版画も難解なものはなくて、どれもセンスを感じるような美しさ。気持ちまでゆっくりとほぐしてくれる美術館でした。拝観は無料です。 -
こちらは、企業資料館。資生堂のポスターを飾った歴代の美女たちも圧巻でしょう。
さて、これで掛川は終了。予定の時間を過ぎてしまいましたが、これから蒲郡に移動します。 -
蒲郡市観光交流センターは、蒲郡駅の中にある観光案内所。
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施設は蒲郡の花火を展示したり、蒲郡を紹介するパネル展示なんかもあって、単なる観光案内所よりも少し踏み込んだ施設かも知れません。
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街歩きの情報をもらいまして、いざ出発。観光スポットは、蒲郡駅から海側のエリアに集中しているので、歩く範囲は比較的限られているでしょう。
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アピタは、蒲郡駅の海側に建つ巨大な商業施設。大手スーパーのユニーが運営しているようです。ただ、この施設は、蒲郡駅側に立体駐車場が設置されているので、入口は蒲郡駅の反対側。
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場所は近くても入ろうとすると大回りをしないといけないのでちょっとイラつきます。
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蒲郡では、まず、蒲郡市博物館で蒲郡の歴史を概観しようと思ったのですが、
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残念ながら、歴史展示室は改装中。民俗展示室の方で、江戸時代、この辺りでは綿の栽培・木綿織物と塩田という二つの大きな産業があって潤っていたということが分かりました。
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一方で、一階のギャラリーでは、
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あんどん、ひょうそくといった灯りのコレクション。
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実用品ですが、独特の美しさがありますね。
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イチオシ
灯りは、興津の方の博物館や昨日の掛川の博物館にもコレクションがありましたが、対してこちらは色彩が豊か。常滑焼や萬古焼の影響があるのかもしれません。意外に見応えがあると思いました。
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生命の海科学館のテーマは、地球の歴史46億年。
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そのスケールは途方もなく大きなものなのでしょうが、
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果敢に挑戦していることにまずは敬意を表したいと思います。
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中央の吹き抜けをエレベーターで上がったところが展示室の入口。
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隕石や化石などの展示物に、それを解説する機械器具もテクノロジーを感じさせる工夫があるのですが、なかなかなじむまでが一苦労。急いで概観を掴みたいという向きには合わないかなあと思います。
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イチオシ
蒲郡水族館を抜けて、これが蒲郡のシンボルとでもいうべき竹島です。
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江の島みたいな感じですが、手前の干潟は夏には潮干狩りを楽しめるよう。豊かな自然がひょっこり残っています。
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イチオシ
その竹島を正面に望んで立っているのは藤原俊成像。
俊成は、後白河院の院宣で「千載和歌集」を編んだことで有名な歌人。また、小倉百人一首で知られる藤原定家の父でもあります。
しかし、こうした文化人としての一方で、三河国司を勤めた間に、蒲郡の開発を行ったそうで、これはその功績を讃えて造られたものです。 -
海辺の文学記念館は、竹島に渡る手前にある白い洋館。竹島に渡る前に寄ってみます。
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元は、料理旅館「常盤館」の建物で、この旅館に逗留して作品を残した川端康成ほかの文人の紹介をしています。
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これは旅館で使っていた食器類でしょう。
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ほか、絵手紙の企画展をやっていましたが、
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ほのぼのとした作品が多いですねえ。
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イチオシ
思わぬところで、ちょっと癒されました。建物の雰囲気がいいので、こうした企画展も確かにピッタリという感じです。
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さて、竹島へ。
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橋の周囲は視界がよく開けています。
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洲が沖の方まで出ていて、海の真ん中に人影が。おーい。大丈夫ですかあ。
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振り返ると山の上には、クラシックホテルです。
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海はかなり浅い。波紋が海底に優しく映っています。
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この鳥居は竹島弁天ですね。
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竹島に渡ってから、白い幟の立った石段を登って行きます。
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ちょっとうっそうとした森の中のような場所に本殿がありました。日本七大弁天の一つ。三河の国司に任命された藤原俊成が市杵島姫命を勧請し創建したということです。
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竹島弁天を抜けて、ここが島の突端。
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帰りは、波打ち際に整備された遊歩道を行きましょう。
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遊歩道はこんな感じ。
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ほどよく整備されたというレベルですが、問題はありません。
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イチオシ
橋の方へ戻ってきました。
ところで、蒲郡はロープと木綿とみかんと温泉の街だそうです。どれも知りませんでしたが、温泉というも意外です。市内にはいくつか温泉があって、竹島周辺にあるのが蒲郡温泉。三河湾を見下ろす高台に建つ蒲郡クラシックホテルがシンボルです。 -
さて、橋を戻って、これで竹島は終了。あっという間です。
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では、例によって、ちょっとスイーツのチェック。
一色屋は、蒲郡の名物、えびせんの専門店。ここは、大きなビル。裏に事務所があって、本社なんだと思います。お特用みたいな袋を買って帰っていただきました。ただ、かっぱえびせんの味に慣れているせいか、食べ始めると旨味のようなものがちょっと少ないかなあと思ってしまいましたが、いや、たぶん、これが本来の味わいなんでしょう。ジワリとおいしさが分かってきて、一気に食べてしまいました。やはり、これが伝統の味なんだと思います。 -
続いては、海老萬です。
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店内には、かなりの種類のえびせんがあるのですが、それぞれが包装も美しくて、高級感にあふれていますね。
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これがスタンダードかなあというタイプをいただきましたが、中に入った海老がくっきり。食べるのが惜しいような出来栄えでした。
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最後は梅月園。蒲郡の市内のあちこちに場所を案内する看板があるんですが、実は蒲郡駅から歩いて5分の便利な場所です。
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酒饅頭をいただきました。食べた瞬間酒粕の香りがして、酒饅頭といってもこれは本物じゃないんだなと思ってしまいましたが、ふかふかの皮は確かに酒饅頭ですねえ。つまり、酒饅頭と聞いて酒粕を想像する人も多いので、本当は酒粕を入れる必要はないのに、それにも配慮したということでしょう。なるほど。一枚上手の考え方かなと思いました。改めてですが、餡子の出来も上々です。
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今日は、名古屋に泊まるんですが、ここで夕食を済ませたいと思います。
寿司よしは、蒲郡駅から歩いてすぐの庶民的な街のお寿司屋さん。この日も近所の人だと思いますが、家族四人で寿司を食べに来ていました。で。この四人と私でカウンターは満席です。 -
いただいたのは、上にぎり。しじみの汁が付いていましたが、なんてしょっぱいんでしょうか。びっくりしました。この店の味覚って大丈夫かなあと思いましたが、お寿司は少し甘め。食べているうちに、そのしょっぱさが、ちょうどいいバランスなんですねえ。ちゃんと帳尻があっていて、こんな味もあるんだなあと最後は感心した次第です。
さて、これで一日目は終了。明日は、名古屋市内の散策です。
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