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8月16日に出発した道南旅の続きの旅程となります。<br /><br />本旅行記では江差・松前周遊フリーパス(千年北海道手形)利用のバス旅がメインとなります。<br />個人的には、やはり2014年に惜しまれつつ廃線となった、江差線跡の様子が気になりましたが、現地を訪れるのは廃線後は初めてのことでした。<br /><br />予想通りの寂しい風景のオンパレード。僅か3年しか経っていないのに、と、やはり鉄道の廃線とはこういうものなのか、と、毎度のことながら、寂寥感溢れる旅となりましたが、フリーパスの有効期限内は基本的に好天に恵まれて、江差の鴎島にて、思わず連泊してしまうほどでした。景色を堪能する、という意味では素晴らしい旅となりました。

2017・北海道179市町村制覇を目指して(パート6・8月中旬(その3))

28いいね!

2017/08/19 - 2017/08/21

28位(同エリア165件中)

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ケロケロマニア

ケロケロマニアさん

8月16日に出発した道南旅の続きの旅程となります。

本旅行記では江差・松前周遊フリーパス(千年北海道手形)利用のバス旅がメインとなります。
個人的には、やはり2014年に惜しまれつつ廃線となった、江差線跡の様子が気になりましたが、現地を訪れるのは廃線後は初めてのことでした。

予想通りの寂しい風景のオンパレード。僅か3年しか経っていないのに、と、やはり鉄道の廃線とはこういうものなのか、と、毎度のことながら、寂寥感溢れる旅となりましたが、フリーパスの有効期限内は基本的に好天に恵まれて、江差の鴎島にて、思わず連泊してしまうほどでした。景色を堪能する、という意味では素晴らしい旅となりました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 前夜(日付変わってたけど…)の木古内雑魚寝の早朝。<br /><br />静岡からいらしたというご夫婦からお誘いを受け、旅の話を色々としながら、朝食やコーヒーをご馳走になりました。この場をお借りして、その節はどうも有難うございました。<br /><br />本日より、江差・松前周遊フリーパス(別名:千年北海道手形)を3日間利用したバス旅の開始です。このパスは3日間で4000円という料金設定で、1日1334円乗れば元が取れてしまうという、素晴らしいフリー切符です。<br /><br />まずは木古内発の始発で江差に向かいましょう。

    前夜(日付変わってたけど…)の木古内雑魚寝の早朝。

    静岡からいらしたというご夫婦からお誘いを受け、旅の話を色々としながら、朝食やコーヒーをご馳走になりました。この場をお借りして、その節はどうも有難うございました。

    本日より、江差・松前周遊フリーパス(別名:千年北海道手形)を3日間利用したバス旅の開始です。このパスは3日間で4000円という料金設定で、1日1334円乗れば元が取れてしまうという、素晴らしいフリー切符です。

    まずは木古内発の始発で江差に向かいましょう。

    木古内駅

  • このバス路線は、そう、あの江差線の代替で運行されている区間を走行します。<br /><br />吉堀とか、湯ノ岱とか、懐かしい名前が並びますねぇ~。

    このバス路線は、そう、あの江差線の代替で運行されている区間を走行します。

    吉堀とか、湯ノ岱とか、懐かしい名前が並びますねぇ~。

  • そんな情報を、車内の電光掲示板でも楽しむことが出来ます。<br /><br />尚、この掲示板では、沿線の木古内町、上ノ国町、江差町のゆるキャラや見所なども紹介されていて、観光客への配慮もされているなと感じました。<br /><br />函館バスさんの運行ですが、この区間に関しては、専用ラッピングのバスで運行されていますし、他の函館バス路線とは一風変わった風情で楽しむことが出来ます。

    そんな情報を、車内の電光掲示板でも楽しむことが出来ます。

    尚、この掲示板では、沿線の木古内町、上ノ国町、江差町のゆるキャラや見所なども紹介されていて、観光客への配慮もされているなと感じました。

    函館バスさんの運行ですが、この区間に関しては、専用ラッピングのバスで運行されていますし、他の函館バス路線とは一風変わった風情で楽しむことが出来ます。

  • 途中、秘境駅として知られた神明駅跡を通過。<br /><br />まだ旧駅舎とホームは残されていますね…。

    途中、秘境駅として知られた神明駅跡を通過。

    まだ旧駅舎とホームは残されていますね…。

    神明駅

  • そして、江差線の木古内~江差間の途中駅としては最大規模を誇り、タブレット交換なども行われていた湯ノ岱駅跡へ。<br /><br />ここは旧駅舎がそのままバス待合所として生き永らえていました。

    そして、江差線の木古内~江差間の途中駅としては最大規模を誇り、タブレット交換なども行われていた湯ノ岱駅跡へ。

    ここは旧駅舎がそのままバス待合所として生き永らえていました。

  • ここで、列車交換ならぬバス交換(?)が行われます。<br />時間調整で10分程の停車時間がありましたので、外に出てみましょう。<br /><br />ただ、この時期はアブの発生が凄いようで、バスを開けていると入ってくるということで、一旦入口は閉めます、と言われました。

    ここで、列車交換ならぬバス交換(?)が行われます。
    時間調整で10分程の停車時間がありましたので、外に出てみましょう。

    ただ、この時期はアブの発生が凄いようで、バスを開けていると入ってくるということで、一旦入口は閉めます、と言われました。

  • 廃線から3年が経過した線路の様子。<br /><br />意図的に残されているのか、撤去する金がないのか…。

    廃線から3年が経過した線路の様子。

    意図的に残されているのか、撤去する金がないのか…。

  • ”運休”の根室本線落合駅やまだ廃止から1年が経過していない増毛駅付近などと比較しても、やはり”廃線のパイセン”は迫力がありますね。<br /><br />良い意味ではないですが…。

    ”運休”の根室本線落合駅やまだ廃止から1年が経過していない増毛駅付近などと比較しても、やはり”廃線のパイセン”は迫力がありますね。

    良い意味ではないですが…。

  • 駅名標や名所案内が設置されていたと思われる鉄枠。<br /><br />これだけが残されているのが、逆に寂しさを助長させてくれます…。

    駅名標や名所案内が設置されていたと思われる鉄枠。

    これだけが残されているのが、逆に寂しさを助長させてくれます…。

  • 千鳥式ホームでしたので、奥行きのある”廃駅”の景観を楽しむことが出来ます。

    千鳥式ホームでしたので、奥行きのある”廃駅”の景観を楽しむことが出来ます。

  • フリーパスの旅の開始から、テンションが上がらない寂しい風景を沢山拝んだ後、バスへと戻ります。

    フリーパスの旅の開始から、テンションが上がらない寂しい風景を沢山拝んだ後、バスへと戻ります。

  • 川沿いの景観が美しかった江差線。<br /><br />今でも数多くの鉄橋がそのままの風情で残されていました。<br /><br />今後どうなっていくのかな???<br /><br />深名線の雨竜川第三橋梁のことを思い出してしまいました…。

    川沿いの景観が美しかった江差線。

    今でも数多くの鉄橋がそのままの風情で残されていました。

    今後どうなっていくのかな???

    深名線の雨竜川第三橋梁のことを思い出してしまいました…。

  • いずれにせよ、線路跡としては廃線から3年余が経過した時期には、まだまだ多くの鉄路が残されている風景を見ることが出来ましたので、廃線跡マニアの方は、是非、お早めにご訪問してみて下さいね。

    いずれにせよ、線路跡としては廃線から3年余が経過した時期には、まだまだ多くの鉄路が残されている風景を見ることが出来ましたので、廃線跡マニアの方は、是非、お早めにご訪問してみて下さいね。

  • バスは江差ターミナルに到着しました。<br />(旧江差駅とは異なる場所です。)

    バスは江差ターミナルに到着しました。
    (旧江差駅とは異なる場所です。)

  • フリーパス専用のパンフを見ていると、乙部方面への接続バスが同じ時刻発だったので、事前に運転手さんに乗り継ぎの可否を尋ねたら、江差ターミナルで前のバスに乗り換えられる、と言われたので、こちらのバスに。<br /><br />後ろに小さく見えるのが、今乗車してきた江差線代替バスです。<br />ここからは流石に通常の見慣れた函館バス車両での旅となります。

    フリーパス専用のパンフを見ていると、乙部方面への接続バスが同じ時刻発だったので、事前に運転手さんに乗り継ぎの可否を尋ねたら、江差ターミナルで前のバスに乗り換えられる、と言われたので、こちらのバスに。

    後ろに小さく見えるのが、今乗車してきた江差線代替バスです。
    ここからは流石に通常の見慣れた函館バス車両での旅となります。

  • 江差ターミナルは市街地の南寄りの離れた場所にありますので、ここから海辺に出ると、江差のランドマーク、鴎島(かもめじま;本当は環境依存文字の方のかもめで表記します)が見えてきました。

    江差ターミナルは市街地の南寄りの離れた場所にありますので、ここから海辺に出ると、江差のランドマーク、鴎島(かもめじま;本当は環境依存文字の方のかもめで表記します)が見えてきました。

  • そして旧江差駅前を通過。(バス停名は全然違ってた…。)<br /><br />”江差の入口”ではなくなってしまった観光案内所。<br /><br />もう営業していないのかな…。

    そして旧江差駅前を通過。(バス停名は全然違ってた…。)

    ”江差の入口”ではなくなってしまった観光案内所。

    もう営業していないのかな…。

  • そして、旧江差駅の様子を車窓から楽しもうとしたら…、ない…。<br /><br />バスは虚しく旧駅前のロータリーを一周して、何事もなかったかのように先へと進みます。

    そして、旧江差駅の様子を車窓から楽しもうとしたら…、ない…。

    バスは虚しく旧駅前のロータリーを一周して、何事もなかったかのように先へと進みます。

    江差駅

  • 江差駅前通りの名前はそのまま残っているのにね…。

    江差駅前通りの名前はそのまま残っているのにね…。

  • という訳で、バスは乙部町の市街地を通り過ぎて、元和までやって来ました。フリーパスはここまで(正確にはおとべ荘前まで)利用することが出来ます。

    という訳で、バスは乙部町の市街地を通り過ぎて、元和までやって来ました。フリーパスはここまで(正確にはおとべ荘前まで)利用することが出来ます。

  • この地区にあるのが乙部の道の駅です。

    この地区にあるのが乙部の道の駅です。

    道の駅 ルート229元和台 道の駅

    道の駅としてはこじんまりとした風情です by ケロケロマニアさん
  • ここで無事、乙部町のスタンプゲット(83)。<br /><br />その後は折り返しのバスで江差へと戻ります。

    ここで無事、乙部町のスタンプゲット(83)。

    その後は折り返しのバスで江差へと戻ります。

  • 何かの見間違いかと思い、再び、旧江差駅前の車窓に注目してみると、やっぱり旧駅舎はありませんでした。<br /><br />終着駅の風情が素晴らしい駅だっただけに、悲しくて仕方がありません…。

    何かの見間違いかと思い、再び、旧江差駅前の車窓に注目してみると、やっぱり旧駅舎はありませんでした。

    終着駅の風情が素晴らしい駅だっただけに、悲しくて仕方がありません…。

    江差駅

  • そして再び、江差のバスターミナルへ。<br /><br />先ほどはすぐの乗り継ぎで見る時間がなかった待合室内の様子。<br /><br />でも、江差という町は、現状では市街地に交通拠点がないのが不便ですね。<br />このバスターミナルは立地的に使い辛いので、恐らく、旧江差駅跡地が、バスターミナルとして整備されるのではないかなと思っています。

    そして再び、江差のバスターミナルへ。

    先ほどはすぐの乗り継ぎで見る時間がなかった待合室内の様子。

    でも、江差という町は、現状では市街地に交通拠点がないのが不便ですね。
    このバスターミナルは立地的に使い辛いので、恐らく、旧江差駅跡地が、バスターミナルとして整備されるのではないかなと思っています。

  • 今度は上ノ国町に向かいましょう。<br /><br />翌日逆方向で乗ることになるバスですが、本日は上ノ国町で折り返します。

    今度は上ノ国町に向かいましょう。

    翌日逆方向で乗ることになるバスですが、本日は上ノ国町で折り返します。

  • 下車したのは原歌バス停。<br /><br />ここの傍に上ノ国の道の駅があります。

    下車したのは原歌バス停。

    ここの傍に上ノ国の道の駅があります。

  • 総合振興局・振興局レベルでは道内で唯一、完全に鉄道を失ってしまった檜山振興局。<br /><br />上ノ国も鉄道のない町になってしまってから3年余りが経過しました。<br /><br />元鉄道があった町で”道の駅”という施設に遭遇すると、尚更寂しさを感じてしまうのは私だけでしょうか…。

    総合振興局・振興局レベルでは道内で唯一、完全に鉄道を失ってしまった檜山振興局。

    上ノ国も鉄道のない町になってしまってから3年余りが経過しました。

    元鉄道があった町で”道の駅”という施設に遭遇すると、尚更寂しさを感じてしまうのは私だけでしょうか…。

  • でも、上ノ国のゆるキャラ、カミゴンは個人的には気に入っています。

    でも、上ノ国のゆるキャラ、カミゴンは個人的には気に入っています。

  • ここで、上ノ国町のスタンプゲット(84)。

    ここで、上ノ国町のスタンプゲット(84)。

  • ちょっと贅沢して、上ノ国名産のイチゴジュースを頂きましょう。<br />千年北海道手形の専用パンフを見せたら、50円引き(300円)になりました。

    ちょっと贅沢して、上ノ国名産のイチゴジュースを頂きましょう。
    千年北海道手形の専用パンフを見せたら、50円引き(300円)になりました。

  • 海辺に続く遊歩道。<br /><br />お天気には恵まれましたので、こんな所を歩くのも楽しいですね。

    海辺に続く遊歩道。

    お天気には恵まれましたので、こんな所を歩くのも楽しいですね。

    文珠浜 自然・景勝地

    美しい海の景観を存分に楽しめるスリリングな遊歩道がお勧めです by ケロケロマニアさん
  • そして、折り返しのバスに乗車して再び江差に戻ります。

    そして、折り返しのバスに乗車して再び江差に戻ります。

  • 今度は江差の市街地、姥神フェリー前で下車しましょう。

    今度は江差の市街地、姥神フェリー前で下車しましょう。

  • ここから歩いてかもめ島を目指しますが、その途中にこちらに立ち寄りましょう。

    ここから歩いてかもめ島を目指しますが、その途中にこちらに立ち寄りましょう。

    開陽丸青少年センター 美術館・博物館

    併設の海の駅内にも是非ご注目下さい by ケロケロマニアさん
  • ここで、江差町のスタンプゲット(85)。

    ここで、江差町のスタンプゲット(85)。

  • でも、江差とオホーツクの枝幸って、音が同じだけど、スタンプはどう見分けるのかな???まだ枝幸の方を押してないので、違いがまだ解らない…。

    でも、江差とオホーツクの枝幸って、音が同じだけど、スタンプはどう見分けるのかな???まだ枝幸の方を押してないので、違いがまだ解らない…。

  • 開陽丸に関してはこんな感じです。

    開陽丸に関してはこんな感じです。

  • という訳でかもめ島へ。<br /><br />江差訪問時には必ず立ち寄るお気に入りスポットです。

    という訳でかもめ島へ。

    江差訪問時には必ず立ち寄るお気に入りスポットです。

    かもめ島公園 自然・景勝地

    静かで美しいキャンプが楽しめます by ケロケロマニアさん
  • かもめ島の入口傍に佇む瓶子岩。<br /><br />ありゃ、鳥居なんてあったっけか?と思ったら、どうやら厳島神社建立400年を記念して、2015年に設置されたばかりのようですね。

    かもめ島の入口傍に佇む瓶子岩。

    ありゃ、鳥居なんてあったっけか?と思ったら、どうやら厳島神社建立400年を記念して、2015年に設置されたばかりのようですね。

  • 個人的にここが気に入っている理由の一つが、ここを登った所にあります。

    個人的にここが気に入っている理由の一つが、ここを登った所にあります。

  • そう、ここは高台の広々としたオープンスペースがキャンプ場となっているんですね。しかも無料で利用できます。<br /><br />上述の急坂を登ってアクセスしないとならないので、チャラいナンパな感じのオートキャンパーがあまり来なくて、静かに過ごせるのが最大の魅力です。<br /><br />お天気が心配でしたが、ご覧の通りの青空でしたので、意気揚々とテントを張って、ここを拠点に残り二日間のバス旅も続けることにしました。<br /><br />テント張ったまま置いとけば、荷物も軽く過ごせますしね。<br /><br />えっ、でも、テント張ったまま出かけて大丈夫?盗まれたりしない?<br /><br />まあ、中に入っているのは、汚い寝袋とか着替えとかだけだし、万が一、盗ってくれといっても盗って貰えないレベルのものばかりなので…(;^ω^)。<br /><br />てか、テントも古いし、逆に廃棄物と思われて撤去されてしまわないかの方が心配だわ…。

    そう、ここは高台の広々としたオープンスペースがキャンプ場となっているんですね。しかも無料で利用できます。

    上述の急坂を登ってアクセスしないとならないので、チャラいナンパな感じのオートキャンパーがあまり来なくて、静かに過ごせるのが最大の魅力です。

    お天気が心配でしたが、ご覧の通りの青空でしたので、意気揚々とテントを張って、ここを拠点に残り二日間のバス旅も続けることにしました。

    テント張ったまま置いとけば、荷物も軽く過ごせますしね。

    えっ、でも、テント張ったまま出かけて大丈夫?盗まれたりしない?

    まあ、中に入っているのは、汚い寝袋とか着替えとかだけだし、万が一、盗ってくれといっても盗って貰えないレベルのものばかりなので…(;^ω^)。

    てか、テントも古いし、逆に廃棄物と思われて撤去されてしまわないかの方が心配だわ…。

  • そして高台にある江差の市街地へ。<br /><br />楽〇ポイントがつカエル、ツルハドラッグもありますよ。<br />ここでお買い物していきましょう。

    そして高台にある江差の市街地へ。

    楽〇ポイントがつカエル、ツルハドラッグもありますよ。
    ここでお買い物していきましょう。

  • 百均まである江差の市街地。<br /><br />流石、檜山振興局庁舎所在地の町だけありますね。

    百均まである江差の市街地。

    流石、檜山振興局庁舎所在地の町だけありますね。

  • 身軽になった状態で、本日最後の目的地へ。<br /><br />姥神フェリー前バス停から出発です。

    身軽になった状態で、本日最後の目的地へ。

    姥神フェリー前バス停から出発です。

  • ここで乗車するのは函館行きのバス。<br /><br />実はこのままフリーパス利用で函館まで行くことも出来ますが、本日は途中の厚沢部で下車します。

    ここで乗車するのは函館行きのバス。

    実はこのままフリーパス利用で函館まで行くことも出来ますが、本日は途中の厚沢部で下車します。

  • 下車したのは市街地の少し手前にあるレクの森前バス停です。

    下車したのは市街地の少し手前にあるレクの森前バス停です。

  • 檜山振興局内では唯一の内陸の町、厚沢部。<br /><br />ここはメークイン発祥の地としても知られていますね。<br />マンホールもポテト柄になっていました。

    檜山振興局内では唯一の内陸の町、厚沢部。

    ここはメークイン発祥の地としても知られていますね。
    マンホールもポテト柄になっていました。

  • 厚沢部の道の駅にやってきました。

    厚沢部の道の駅にやってきました。

    道の駅 あっさぶ 道の駅

    農業の町、厚沢部らしい道の駅です by ケロケロマニアさん
  • この日最後となる、厚沢部町のスタンプゲット(86)。<br /><br />因みに、あっさぶ(ASSABU)、と、わっさむ(WASSAMU)、とは、音が似ているので、個人的には、何となく愛着がある町でもあります。

    この日最後となる、厚沢部町のスタンプゲット(86)。

    因みに、あっさぶ(ASSABU)、と、わっさむ(WASSAMU)、とは、音が似ているので、個人的には、何となく愛着がある町でもあります。

  • という訳で、再び折り返しのバスにて江差に戻ります。

    という訳で、再び折り返しのバスにて江差に戻ります。

  • カエルりも姥神フェリー前で下車。

    カエルりも姥神フェリー前で下車。

  • 横山家前には立派な山車が見られました。<br /><br />姥神大神宮のお祭りみたいですね。

    横山家前には立派な山車が見られました。

    姥神大神宮のお祭りみたいですね。

    江差 姥神大神宮渡御祭 祭り・イベント

    本祭の後も暫く山車を眺めることが出来ます by ケロケロマニアさん
  • という訳で、”お宿”のテントへと戻りましょう。<br /><br />目の前に日本海の大海原が広がります。

    という訳で、”お宿”のテントへと戻りましょう。

    目の前に日本海の大海原が広がります。

  • ここは強風に見舞われることも多くて、悪天候ならテント泊は止めようかなとも思っていましたが、日頃の行いが良い(?)私は、好天に恵まれましたので、快適なテントライフを過ごすことが出来ました。<br /><br />あまりにも気持ちが良かったので、結局ここで連泊することに…(;^ω^)。

    ここは強風に見舞われることも多くて、悪天候ならテント泊は止めようかなとも思っていましたが、日頃の行いが良い(?)私は、好天に恵まれましたので、快適なテントライフを過ごすことが出来ました。

    あまりにも気持ちが良かったので、結局ここで連泊することに…(;^ω^)。

  • かもめ島は、何といっても夕焼けの頃が一番美しいですね。

    かもめ島は、何といっても夕焼けの頃が一番美しいですね。

  • 私はカモメ。<br /><br />ソ連時代、人類初の女性宇宙飛行士となったテレシコワの言葉を思い出します。<br />(但し、実は彼女は宇宙空間において方向感覚を失ってパニックに陥り、交信合図として指定されていたカモメ(チャイカ)という単語を繰り返していただけで、別に詩的な意味合いはなかったようですが…。)<br /><br />かもめ島はОстров   Чайка(オーストラフ チャイカ)。<br />この海の彼方にはロシアがあるのだなあ。

    私はカモメ。

    ソ連時代、人類初の女性宇宙飛行士となったテレシコワの言葉を思い出します。
    (但し、実は彼女は宇宙空間において方向感覚を失ってパニックに陥り、交信合図として指定されていたカモメ(チャイカ)という単語を繰り返していただけで、別に詩的な意味合いはなかったようですが…。)

    かもめ島はОстров Чайка(オーストラフ チャイカ)。
    この海の彼方にはロシアがあるのだなあ。

  • そしてここの良い所がもう一つ…。<br /><br />奥尻フェリーの汽笛がボー、ボーって、聞こえるんですよね。<br /><br />この旅情は何物にも代え難い…。

    そしてここの良い所がもう一つ…。

    奥尻フェリーの汽笛がボー、ボーって、聞こえるんですよね。

    この旅情は何物にも代え難い…。

  • かもめ島灯台に明かりが灯りました。<br /><br />日が暮れてしまうと、特にやることも見ることもないので、ナイターでも聴きながら、さっさと眠りに就くとしましょう。

    かもめ島灯台に明かりが灯りました。

    日が暮れてしまうと、特にやることも見ることもないので、ナイターでも聴きながら、さっさと眠りに就くとしましょう。

  • そして翌朝。4時半に起床します。<br /><br />この日も快晴に恵まれました。<br />朝焼けを観に、ちょっと散歩してみましょう。

    そして翌朝。4時半に起床します。

    この日も快晴に恵まれました。
    朝焼けを観に、ちょっと散歩してみましょう。

  • 方角的には、かもめ島の東側は陸側になりますので、水平線上の日の出、という訳にはいきませんね。

    方角的には、かもめ島の東側は陸側になりますので、水平線上の日の出、という訳にはいきませんね。

  • 風力発電の風車が並ぶ山の端に、お天道様が上っていらっしゃいました。

    風力発電の風車が並ぶ山の端に、お天道様が上っていらっしゃいました。

  • 今日も一日、良い日となりますように…。

    今日も一日、良い日となりますように…。

  • という訳で一旦テントに戻って、本日の旅支度です。

    という訳で一旦テントに戻って、本日の旅支度です。

  • ペグを打っていないので、風で飛ばされないよう、空のペットボトルにお水を詰めて重し代わりにして置いていきましょうね。

    ペグを打っていないので、風で飛ばされないよう、空のペットボトルにお水を詰めて重し代わりにして置いていきましょうね。

  • という訳で出発。<br />快晴に恵まれたので、朝の時点でここでの連泊を決定します。<br /><br />という訳で、本日は一日中身軽な状態で旅が出来そうです。

    という訳で出発。
    快晴に恵まれたので、朝の時点でここでの連泊を決定します。

    という訳で、本日は一日中身軽な状態で旅が出来そうです。

  • 姥神フェリー前から、今朝はこのフリーパスバス旅で最初に乗車した江差線代替バスを今度は逆方向に乗車します。

    姥神フェリー前から、今朝はこのフリーパスバス旅で最初に乗車した江差線代替バスを今度は逆方向に乗車します。

  • 前日と同様、江差線の遺構を沢山眺めながら…。

    前日と同様、江差線の遺構を沢山眺めながら…。

  • 同じように湯ノ岱で時間調整の停車。<br /><br />今度はちょっと道路まで歩いてみましょう。

    同じように湯ノ岱で時間調整の停車。

    今度はちょっと道路まで歩いてみましょう。

  • この辺りはまだ草が浅めですが…。

    この辺りはまだ草が浅めですが…。

  • こんな遺構も残る辺りから…。

    こんな遺構も残る辺りから…。

  • 倒木まで現れたぞ…。

    倒木まで現れたぞ…。

  • 藪漕ぎしながら進みます。

    藪漕ぎしながら進みます。

  • そして道路に合流。<br /><br />流石に道路を跨ぐ部分のレールは撤去されてしまっていますね。

    そして道路に合流。

    流石に道路を跨ぐ部分のレールは撤去されてしまっていますね。

  • 柵で封鎖されてしまっていますね…。<br />

    柵で封鎖されてしまっていますね…。

  • 何か日本語がおかしいぞ???<br /><br />これだと踏切の使用停止が原因で、列車が通れない、みたいな意味に取れてしまう…。<br /><br />路線が廃止されたから、踏切も停止された訳ですから、順序は逆だと思います。

    何か日本語がおかしいぞ???

    これだと踏切の使用停止が原因で、列車が通れない、みたいな意味に取れてしまう…。

    路線が廃止されたから、踏切も停止された訳ですから、順序は逆だと思います。

  • そして往路と同じく、無事”バス交換”を終えて…。

    そして往路と同じく、無事”バス交換”を終えて…。

  • 同じく、車窓から旧神明駅舎を眺めつつ…。

    同じく、車窓から旧神明駅舎を眺めつつ…。

  • 木古内に到着。<br /><br />ただ、バススケジュールを見ていると、木古内駅まで行ってしまうと、明らかに松前行きには乗り継げそうになく、事前のリサーチで、少し手前の木古内上町だとギリギリ乗り継げるのでは、という読みの下で、賭けに出て下車します。<br /><br />すると、読みがばっちり当たって、丁度下車後すぐに対向に松前行きのバスがやって来ました。(画像左手が下車したバス、右手がこれから乗るバス。)<br /><br />この乗り継ぎが無理なら、1時間以上持て余す計算でしたので、ここでは大成功の乗り継ぎとなりました。<br /><br />てか、僅か数分のバススケジュールなら、どうして江差方面と松前方面とが乗り継げない時刻で設定されているんだろう???嫌がらせかな???

    木古内に到着。

    ただ、バススケジュールを見ていると、木古内駅まで行ってしまうと、明らかに松前行きには乗り継げそうになく、事前のリサーチで、少し手前の木古内上町だとギリギリ乗り継げるのでは、という読みの下で、賭けに出て下車します。

    すると、読みがばっちり当たって、丁度下車後すぐに対向に松前行きのバスがやって来ました。(画像左手が下車したバス、右手がこれから乗るバス。)

    この乗り継ぎが無理なら、1時間以上持て余す計算でしたので、ここでは大成功の乗り継ぎとなりました。

    てか、僅か数分のバススケジュールなら、どうして江差方面と松前方面とが乗り継げない時刻で設定されているんだろう???嫌がらせかな???

  • 長距離仕様のバスがやって来てくれて、車内も快適です。

    長距離仕様のバスがやって来てくれて、車内も快適です。

  • 函館バス知内出張所を通過。<br /><br />ここにはかつて、松前線の渡島知内駅がありました。<br /><br />松前線の廃止は1988年。江差線よりも26年も前のことなので、海峡線の知内駅が生まれて、そして消えていった歴史を踏まえても、この渡島知内駅のことはすっかり歴史の彼方へと葬り去られてしまったことでしょう。

    函館バス知内出張所を通過。

    ここにはかつて、松前線の渡島知内駅がありました。

    松前線の廃止は1988年。江差線よりも26年も前のことなので、海峡線の知内駅が生まれて、そして消えていった歴史を踏まえても、この渡島知内駅のことはすっかり歴史の彼方へと葬り去られてしまったことでしょう。

  • ここには、しかし、当時の駅名標が残されているんですね。(見たところ、不自然に綺麗なので、メモリアルとしての復刻かもしれませんが…。)

    ここには、しかし、当時の駅名標が残されているんですね。(見たところ、不自然に綺麗なので、メモリアルとしての復刻かもしれませんが…。)

  • バスを敢えて、道の駅を少し超えた所のバス停で下車。

    バスを敢えて、道の駅を少し超えた所のバス停で下車。

  • 折り返して、道の駅まで約1キロの道のりを歩きます。

    折り返して、道の駅まで約1キロの道のりを歩きます。

  • 何故、敢えて知内のスタンプがある道の駅を通り越して下車したのでしょう。<br /><br />知内川が見たかったから?<br />いえ、違います。

    何故、敢えて知内のスタンプがある道の駅を通り越して下車したのでしょう。

    知内川が見たかったから?
    いえ、違います。

  • そう、ここにはこれがあるんですね。<br /><br />ブルジョア高速鉄道の開業で、実質的には封鎖されてしまった(と私は思っている)青函トンネルの入口傍にある展望台です。

    そう、ここにはこれがあるんですね。

    ブルジョア高速鉄道の開業で、実質的には封鎖されてしまった(と私は思っている)青函トンネルの入口傍にある展望台です。

  • なかなか整備されて居心地の良い展望台ですね。<br /><br />そのまま寝袋で寝てしまいそう…。<br />てか、この時点では、寝袋は江差にあるんだった…(;^ω^)。

    なかなか整備されて居心地の良い展望台ですね。

    そのまま寝袋で寝てしまいそう…。
    てか、この時点では、寝袋は江差にあるんだった…(;^ω^)。

    青函トンネル出口記念撮影台 名所・史跡

    そのうちに見られなくなってしまうかもしれませんので今のうちに是非! by ケロケロマニアさん
  • ガクアジサイも綺麗に咲いていましたよ。

    ガクアジサイも綺麗に咲いていましたよ。

  • 展望台には、ちゃんと通過する高速鉄道の時刻表が示されています。<br />通過時刻の時刻表、なんて、あまり見かける機会はありませんからねぇ~(;&#39;∀&#39;)。

    展望台には、ちゃんと通過する高速鉄道の時刻表が示されています。
    通過時刻の時刻表、なんて、あまり見かける機会はありませんからねぇ~(;'∀')。

  • 私の訪問時刻的には、こちらのはやて93号を眺めていくことにしました。<br />まだ20分以上時間がありますが、どうせ、道の駅で1時間以上待つバスのタイムスケジュールでしたので、暇つぶしに丁度良い感じですね。

    私の訪問時刻的には、こちらのはやて93号を眺めていくことにしました。
    まだ20分以上時間がありますが、どうせ、道の駅で1時間以上待つバスのタイムスケジュールでしたので、暇つぶしに丁度良い感じですね。

  • 待っている間に、貨物列車の通過もありました。<br /><br />北海道と本州とを繋ぐ鉄道運送の大動脈としても、まだまだ青函トンネルは活躍しています。きっと今年の秋も、和寒町のカボチャさん達が沢山このトンネルを越えて、本州方面へと旅立つことでしょう。

    待っている間に、貨物列車の通過もありました。

    北海道と本州とを繋ぐ鉄道運送の大動脈としても、まだまだ青函トンネルは活躍しています。きっと今年の秋も、和寒町のカボチャさん達が沢山このトンネルを越えて、本州方面へと旅立つことでしょう。

  • という訳で、高速鉄道の通過時間に…。<br /><br />あっという間に通り過ぎるかなと思いましたが、この辺りは少々徐行運転しているみたいですね。案外ゆったりとした通過でした。

    という訳で、高速鉄道の通過時間に…。

    あっという間に通り過ぎるかなと思いましたが、この辺りは少々徐行運転しているみたいですね。案外ゆったりとした通過でした。

  • 車内には、高貴な皆様方が多数(でもないか?)乗車されていることでしょう。<br />まあ、はやて93号は盛岡発ですので、関東方面の超ブルジョア族(?)の方々はあまり乗車されていないかもしれませんね。

    車内には、高貴な皆様方が多数(でもないか?)乗車されていることでしょう。
    まあ、はやて93号は盛岡発ですので、関東方面の超ブルジョア族(?)の方々はあまり乗車されていないかもしれませんね。

  • 因みに、現在付近は防音壁の工事が進行中で、地元の方の話では、この展望台からもそのうち高速鉄道が見られなくなるかもしれない、とのことでした。<br /><br />青函トンネルの入口(北海道側)を眺めたい方は、是非お早めにアクセスして下さいね。

    因みに、現在付近は防音壁の工事が進行中で、地元の方の話では、この展望台からもそのうち高速鉄道が見られなくなるかもしれない、とのことでした。

    青函トンネルの入口(北海道側)を眺めたい方は、是非お早めにアクセスして下さいね。

  • という訳で、高速鉄道を眺めた後は道の駅まで歩きます。<br /><br />ここは数年前まで海峡線の知内駅が隣接していましたね。<br /><br />知内駅がなくなってしまってからは初めての訪問です。<br /><br />そういえば、隣町の福島町もそうですが、この二町に関しては、現状では、”鉄路はあるのに駅がない”町となってしまいました…。

    という訳で、高速鉄道を眺めた後は道の駅まで歩きます。

    ここは数年前まで海峡線の知内駅が隣接していましたね。

    知内駅がなくなってしまってからは初めての訪問です。

    そういえば、隣町の福島町もそうですが、この二町に関しては、現状では、”鉄路はあるのに駅がない”町となってしまいました…。

    道の駅 しりうち 道の駅

    立派な新幹線展望塔が出来ました by ケロケロマニアさん
  • 無事、知内町のスタンプゲット(87)。

    無事、知内町のスタンプゲット(87)。

  • この道の駅にも、高速鉄道&貨物列車の展望台が設置されています。<br /><br />知内の方にとっては、木古内よりもこちらの方が車体が綺麗に眺められる、というのが誇りだそうですが、言葉は悪いですが、駅がないことへのコンプレックスが込められているようにも感じてしまいました…。<br /><br />やはり、鉄道は”眺める物”ではなく、”乗り物”なんです!<br /><br />って、当たり前のことが声高には叫べない知内町内での束の間の滞在でした。

    この道の駅にも、高速鉄道&貨物列車の展望台が設置されています。

    知内の方にとっては、木古内よりもこちらの方が車体が綺麗に眺められる、というのが誇りだそうですが、言葉は悪いですが、駅がないことへのコンプレックスが込められているようにも感じてしまいました…。

    やはり、鉄道は”眺める物”ではなく、”乗り物”なんです!

    って、当たり前のことが声高には叫べない知内町内での束の間の滞在でした。

  • という訳で、今度は素直に道の駅前のバス停から後続のバスに乗り込みます。

    という訳で、今度は素直に道の駅前のバス停から後続のバスに乗り込みます。

  • 今度下車したのは福島町域。<br /><br />そう、ここには青函トンネル記念館がありますね。

    今度下車したのは福島町域。

    そう、ここには青函トンネル記念館がありますね。

  • 入館料はフリーパスの提示で100円割引(300円)になります。<br />ここは有料でも是非立ち寄っておかないと!

    入館料はフリーパスの提示で100円割引(300円)になります。
    ここは有料でも是非立ち寄っておかないと!

    福島町青函トンネル記念館 美術館・博物館

    苦難の歴史を学ぶことが出来ます by ケロケロマニアさん
  • まずは、福島町のスタンプを無事ゲット(88)。

    まずは、福島町のスタンプを無事ゲット(88)。

  • 各展示物や映像展示に関しても、青函トンネルが完成するまでの涙ぐましい労苦が確認できて、思わずもらい泣きしてしまう程でした。<br /><br />結局、一度も下車することなく終わってしまった吉岡海底駅の駅名標。<br /><br />本州側の竜飛海底駅もそうですが、<br />”乗れるうちに乗っておけ”<br />ならぬ、<br />”降りられるうちに降りておけ”<br /><br />と、もしタイムマシンで過去に戻れるのなら、バシバシ津軽海峡を通過していた自分に言い聞かせたいところです。

    各展示物や映像展示に関しても、青函トンネルが完成するまでの涙ぐましい労苦が確認できて、思わずもらい泣きしてしまう程でした。

    結局、一度も下車することなく終わってしまった吉岡海底駅の駅名標。

    本州側の竜飛海底駅もそうですが、
    ”乗れるうちに乗っておけ”
    ならぬ、
    ”降りられるうちに降りておけ”

    と、もしタイムマシンで過去に戻れるのなら、バシバシ津軽海峡を通過していた自分に言い聞かせたいところです。

  • 大満足で終わった記念館見学。<br /><br />そして最後に記念スタンプを押した後に事故が発生…。<br /><br />何と、持参のデジカメを落としてしまって、作動しなくなってしまいました。<br />2014年から結構ハードに使い続けていたデジカメで、電池の蓋も無理やりゴムで固定させている状態だったので、いつ壊れてもおかしくない状態だったのですが、まさか北海道の最南端付近で壊してしまうとは…。<br /><br />という訳で、この旅の以降では、携帯カメラ(ガラケー)での撮影となりますことをお詫び申し上げます。

    大満足で終わった記念館見学。

    そして最後に記念スタンプを押した後に事故が発生…。

    何と、持参のデジカメを落としてしまって、作動しなくなってしまいました。
    2014年から結構ハードに使い続けていたデジカメで、電池の蓋も無理やりゴムで固定させている状態だったので、いつ壊れてもおかしくない状態だったのですが、まさか北海道の最南端付近で壊してしまうとは…。

    という訳で、この旅の以降では、携帯カメラ(ガラケー)での撮影となりますことをお詫び申し上げます。

  • 青函トンネル記念館前のバス停。<br /><br />青函トンネルを模した形になっていますねぇ~。

    青函トンネル記念館前のバス停。

    青函トンネルを模した形になっていますねぇ~。

  • ただ、後続のバスまでまだ時間がありますので、少し歩いて福島町の市街地へ。<br /><br />ここには道の駅もありますが、福島町のトドックスタンプ設置場所ではないので、軽く立ち寄っておしまい。スタンプも押しません。<br /><br />この辺りが、北海道内の高貴なお車族の皆様方が多く参加されている道の駅スタンプラリーとは違う所です。

    ただ、後続のバスまでまだ時間がありますので、少し歩いて福島町の市街地へ。

    ここには道の駅もありますが、福島町のトドックスタンプ設置場所ではないので、軽く立ち寄っておしまい。スタンプも押しません。

    この辺りが、北海道内の高貴なお車族の皆様方が多く参加されている道の駅スタンプラリーとは違う所です。

    道の駅 横綱の里ふくしま 道の駅

    道の駅の規模としては小さいです…。 by ケロケロマニアさん
  • そして、道の駅の名前にも冠している通り、福島町のもう一つの見所となっている二人の大横綱に関する記念館も設置されています。

    そして、道の駅の名前にも冠している通り、福島町のもう一つの見所となっている二人の大横綱に関する記念館も設置されています。

  • 二人の横綱を輩出している町って、全国的にも稀有なのではないでしょうか?<br />もしかして、ここだけ???<br /><br />勿論相撲好きとしてはここも観たかったのですが、バスのスケジュールの都合で、あまりゆっくりもしていられません。<br /><br />今回は青函トンネル記念館の見学を優先しましたので、またの機会には是非館内を訪れたいものです。

    二人の横綱を輩出している町って、全国的にも稀有なのではないでしょうか?
    もしかして、ここだけ???

    勿論相撲好きとしてはここも観たかったのですが、バスのスケジュールの都合で、あまりゆっくりもしていられません。

    今回は青函トンネル記念館の見学を優先しましたので、またの機会には是非館内を訪れたいものです。

    横綱千代の山 千代の富士記念館 美術館・博物館

    ”横綱の町”福島町が誇る立派な記念館です by ケロケロマニアさん
  • という訳で、福島市街地のバス停から後続のバスに乗り込み、北海道最南端の町、松前町を目指しましょう。

    という訳で、福島市街地のバス停から後続のバスに乗り込み、北海道最南端の町、松前町を目指しましょう。

  • 車窓からは北海道最南端の美しい景観が楽しめました。<br />お天気も最高ですね。津軽海峡の対岸もよく望めました。

    車窓からは北海道最南端の美しい景観が楽しめました。
    お天気も最高ですね。津軽海峡の対岸もよく望めました。

    松浦海岸 自然・景勝地

  • そしていよいよ北海道最南端へ…。

    そしていよいよ北海道最南端へ…。

  • 北海道の最南端、白神岬を通過です!<br /><br />時間が許すなら本当は下車したかった…。<br /><br />因みに有名な話だとは思いますが、”北海道の最南端”は、”本州の最北端(大間崎)”よりも南にあります。ご存じない方は、是非地図などで北海道最南部と本州最北部の微妙な位置関係を確認してみて下さいね。

    北海道の最南端、白神岬を通過です!

    時間が許すなら本当は下車したかった…。

    因みに有名な話だとは思いますが、”北海道の最南端”は、”本州の最北端(大間崎)”よりも南にあります。ご存じない方は、是非地図などで北海道最南部と本州最北部の微妙な位置関係を確認してみて下さいね。

    白神岬 自然・景勝地

    バスだとあっという間に通り過ぎてしまう北海道最南端です by ケロケロマニアさん
  • 海の彼方には渡島小島(松前小島)も望めますねぇ~。<br /><br />無人島なので、一般人が立ち入ることはなかなか難しいですが、せっかくなので旅行記上のマッピングだけでも立ち寄っておきましょう(;^ω^)。…。実はこの島は白神岬よりも南にあるので、離島を含めた広義では、北海道最南端はこの島、ということになりますので…(;&#39;∀&#39;)。<br /><br />因みにさらに向こうには渡島大島もあって、地理的にはこちらの島が奥尻島よりも西にありますので、同じく離島を含めた広義での北海道最西端(狭義の北海道最西端は尾花岬(せたな町))、ということになります。<br /><br />渡島大島も松前町域なので、実は正確には、松前町は北海道最西端の町、とも言える訳です。

    海の彼方には渡島小島(松前小島)も望めますねぇ~。

    無人島なので、一般人が立ち入ることはなかなか難しいですが、せっかくなので旅行記上のマッピングだけでも立ち寄っておきましょう(;^ω^)。…。実はこの島は白神岬よりも南にあるので、離島を含めた広義では、北海道最南端はこの島、ということになりますので…(;'∀')。

    因みにさらに向こうには渡島大島もあって、地理的にはこちらの島が奥尻島よりも西にありますので、同じく離島を含めた広義での北海道最西端(狭義の北海道最西端は尾花岬(せたな町))、ということになります。

    渡島大島も松前町域なので、実は正確には、松前町は北海道最西端の町、とも言える訳です。

    松前小島 自然・景勝地

    意外と知られていない、広義の”北海道最南端”です by ケロケロマニアさん
  • 北海道最南端を経由して、バスを乗り続け、最終的にはこちらの唐津バス停で下車します。

    北海道最南端を経由して、バスを乗り続け、最終的にはこちらの唐津バス停で下車します。

  • ここにあるのが、北海道最南端の道の駅、北前船松前ですね。

    ここにあるのが、北海道最南端の道の駅、北前船松前ですね。

    道の駅 北前船松前 道の駅

    北海道最南端の道の駅となっています by ケロケロマニアさん
  • ここで、北海道最南端の町、松前町のスタンプゲット(89)。<br /><br />奇しくもこれで、179市町村の丁度半分(正確には89.5だけど…)となりました。<br /><br />プチ記念として、ソフトクリームでも頂いていきましょう。<br />こちらもフリーパス専用パンフの掲示で50円引き(250円)となります。

    ここで、北海道最南端の町、松前町のスタンプゲット(89)。

    奇しくもこれで、179市町村の丁度半分(正確には89.5だけど…)となりました。

    プチ記念として、ソフトクリームでも頂いていきましょう。
    こちらもフリーパス専用パンフの掲示で50円引き(250円)となります。

  • この道の駅、海側にはかつての北前船の係留地跡が見られ、これが北海道土木遺産にも指定されているみたいですね。

    この道の駅、海側にはかつての北前船の係留地跡が見られ、これが北海道土木遺産にも指定されているみたいですね。

  • そして、鉄道マニア的には、やはりこちらも立ち寄っておかないと…。<br /><br />松前線が廃止されてから、”北海道最南端(最西端も?)の鉄道”の位置付けも色々な紆余曲折がありましたね…。<br /><br />立派な石碑が逆に寂寥感を助長させてくれます。

    そして、鉄道マニア的には、やはりこちらも立ち寄っておかないと…。

    松前線が廃止されてから、”北海道最南端(最西端も?)の鉄道”の位置付けも色々な紆余曲折がありましたね…。

    立派な石碑が逆に寂寥感を助長させてくれます。

  • 碑が設置されたのは、廃線の約10年前。<br /><br />この時はまさか路線が廃止になるとは思わなかったことでしょう…。

    碑が設置されたのは、廃線の約10年前。

    この時はまさか路線が廃止になるとは思わなかったことでしょう…。

  • 駅前広場跡には、かつての観光案内所の建物がひっそりと残っていました…。

    駅前広場跡には、かつての観光案内所の建物がひっそりと残っていました…。

  • ここには、観光案内図でも描かれていたのでしょうか???<br /><br />廃線から約30年が経過した松前線。<br /><br />”廃線のパイセン”として、江差線との比較も人生の夕暮れに差し掛かりつつある四十路のおっさん一人旅にはぴったりの風景です。<br /><br />何のこっちゃ…。(←久々に登場…。)

    ここには、観光案内図でも描かれていたのでしょうか???

    廃線から約30年が経過した松前線。

    ”廃線のパイセン”として、江差線との比較も人生の夕暮れに差し掛かりつつある四十路のおっさん一人旅にはぴったりの風景です。

    何のこっちゃ…。(←久々に登場…。)

  • という訳で、松前に立ち寄った殆どの観光客が訪れるであろう松前城は、遠景をちらっと見ただけでおしまい。

    という訳で、松前に立ち寄った殆どの観光客が訪れるであろう松前城は、遠景をちらっと見ただけでおしまい。

    松前城 名所・史跡

  • 後続のバスに乗り込みます。

    後続のバスに乗り込みます。

  • 函館バスの松前営業所でバスを乗りカエルます。

    函館バスの松前営業所でバスを乗りカエルます。

  • 今度はこちらの大漁くんバスに乗り込みます。<br />松前町のコミュニティバス的な運営ですが、函館バスの車両がそのまま利用されているみたいですね。<br /><br />通常運賃も100円と安いですが、最近までは北海道千年手形では乗車できなかったようで、江差線代替バスで車内で会話していた運転手さんも、フリーパス利用では大漁くんバスは別払いが必要、と観光客に案内していたそうな…。<br /><br />今後のルールがどうなるかもわかりませんが、少なくとも2017年時点では、このフリーパスで大漁くんバスも乗車できますので、安心して利用して下さい(まあ、利用できなくても100円払うだけで済みますが…)。

    今度はこちらの大漁くんバスに乗り込みます。
    松前町のコミュニティバス的な運営ですが、函館バスの車両がそのまま利用されているみたいですね。

    通常運賃も100円と安いですが、最近までは北海道千年手形では乗車できなかったようで、江差線代替バスで車内で会話していた運転手さんも、フリーパス利用では大漁くんバスは別払いが必要、と観光客に案内していたそうな…。

    今後のルールがどうなるかもわかりませんが、少なくとも2017年時点では、このフリーパスで大漁くんバスも乗車できますので、安心して利用して下さい(まあ、利用できなくても100円払うだけで済みますが…)。

  • どんなけ距離が長くなっても、一律100円で乗れますよ。<br /><br />ただ、この区間以外の運賃が高いので、結局はフリーパス利用の方がこのエリアの旅においては断然安く済ませられますけどね。

    どんなけ距離が長くなっても、一律100円で乗れますよ。

    ただ、この区間以外の運賃が高いので、結局はフリーパス利用の方がこのエリアの旅においては断然安く済ませられますけどね。

  • 北海道最南西端の日本海の風景。<br /><br />同じ北海道に居住していても、なかなか来られる場所ではありませんね。

    北海道最南西端の日本海の風景。

    同じ北海道に居住していても、なかなか来られる場所ではありませんね。

  • 原口漁港前までは大漁くんバスで。<br />ここから先は江差行きの函館バスに乗りカエルます。<br /><br />このバス路線に途中にあるのが、昨日も立ち寄った上ノ国の道の駅でもありますが、バスの本数が少ないため、本日は途中下車しなくて済むように、敢えて昨日に先に折り返しで立ち寄った、という事情がありました。

    原口漁港前までは大漁くんバスで。
    ここから先は江差行きの函館バスに乗りカエルます。

    このバス路線に途中にあるのが、昨日も立ち寄った上ノ国の道の駅でもありますが、バスの本数が少ないため、本日は途中下車しなくて済むように、敢えて昨日に先に折り返しで立ち寄った、という事情がありました。

  • 北海道最南西端の海の景観を随所に楽しみながら…。

    北海道最南西端の海の景観を随所に楽しみながら…。

    大安在浜 自然・景勝地

  • 渡島半島南西部一周の本日のバス旅も、いよいよ江差市街地へと戻ってまいりました。<br /><br />江差ターミナルでバスを乗りカエルて、下車したのは檜山振興局前バス停です。

    渡島半島南西部一周の本日のバス旅も、いよいよ江差市街地へと戻ってまいりました。

    江差ターミナルでバスを乗りカエルて、下車したのは檜山振興局前バス停です。

  • キャンプ地のかもめ島までは距離がありますが、どうしてここで下車したか?<br /><br />それはこちらの文化会館に立ち寄るためです。

    キャンプ地のかもめ島までは距離がありますが、どうしてここで下車したか?

    それはこちらの文化会館に立ち寄るためです。

  • 丁度訪問日にこれが開催されていて、是非観に行こう、と朝から思っていたので…。<br /><br />急行はまなすとの惜別旅で、函館の地元中学生の演奏会を拝聴して以来、すっかりファンになってしまって、こういう機会があれば、積極的に立ち寄るようにしています。<br /><br />何せ、入場料もタダですし、プロの演奏とは違った素朴な風情で楽しめるのが良いですね。その割には演奏のクオリティも結構高いですし…。<br /><br />江差高校の吹奏楽部も函館地区代表として全道大会に出場するみたいですね。勿論函館にも強豪校が沢山あるでしょうから、その中を勝ち抜いて全道へ、ということなので、実力も相当なものでしょう。

    丁度訪問日にこれが開催されていて、是非観に行こう、と朝から思っていたので…。

    急行はまなすとの惜別旅で、函館の地元中学生の演奏会を拝聴して以来、すっかりファンになってしまって、こういう機会があれば、積極的に立ち寄るようにしています。

    何せ、入場料もタダですし、プロの演奏とは違った素朴な風情で楽しめるのが良いですね。その割には演奏のクオリティも結構高いですし…。

    江差高校の吹奏楽部も函館地区代表として全道大会に出場するみたいですね。勿論函館にも強豪校が沢山あるでしょうから、その中を勝ち抜いて全道へ、ということなので、実力も相当なものでしょう。

  • ただ、バスのタイムスケジュール上、最初からは観られませんでした。<br />後半の途中から、約30分間の鑑賞に終わってしまいましたが、吹奏楽で堪能する「津軽海峡冬景色」とか、とても感動的でした。

    ただ、バスのタイムスケジュール上、最初からは観られませんでした。
    後半の途中から、約30分間の鑑賞に終わってしまいましたが、吹奏楽で堪能する「津軽海峡冬景色」とか、とても感動的でした。

  • 観客席の様子はこんな感じで、結構盛況でした。

    観客席の様子はこんな感じで、結構盛況でした。

  • 前日はツルハの方に立ち寄りましたが、流石、檜山振興局内最大の町江差には、サツドラの店舗もありますよ。もしかして、北海道最西端のサツドラかな?

    前日はツルハの方に立ち寄りましたが、流石、檜山振興局内最大の町江差には、サツドラの店舗もありますよ。もしかして、北海道最西端のサツドラかな?

  • 明るい時間内に江差に戻って来ましたので、本日は最後にもう一か所、スタンプラリーとは関係なしに別のスポットに向かいましょう。

    明るい時間内に江差に戻って来ましたので、本日は最後にもう一か所、スタンプラリーとは関係なしに別のスポットに向かいましょう。

  • 江差の道の駅には、こんなのも設置されていますね。<br /><br />江差といえば、とんち名人として知られた繁次郎ですね。<br /><br />町のゆるキャラもしげっちと呼ばれ、彼がモチーフとなっています。

    江差の道の駅には、こんなのも設置されていますね。

    江差といえば、とんち名人として知られた繁次郎ですね。

    町のゆるキャラもしげっちと呼ばれ、彼がモチーフとなっています。

    道の駅 江差 道の駅

    夏の夜は漁火の景観も楽しめます by ケロケロマニアさん
  • そしてこの道の駅の傍にあるのがこの繁次郎温泉です。<br /><br />そう、お風呂に入りたかったんですね。<br /><br />ここは入浴料300円というリーズナブルな価格で楽しめます(但し、シャンプー類の設置はありませんのでご注意を…)。

    そしてこの道の駅の傍にあるのがこの繁次郎温泉です。

    そう、お風呂に入りたかったんですね。

    ここは入浴料300円というリーズナブルな価格で楽しめます(但し、シャンプー類の設置はありませんのでご注意を…)。

    繁次郎温泉レストラン グルメ・レストラン

    リーズナブルに楽しめる温泉です by ケロケロマニアさん
  • お風呂に浸かって、その後も折り返しバスの時刻まで館内でゆったりと過ごします。

    お風呂に浸かって、その後も折り返しバスの時刻まで館内でゆったりと過ごします。

  • お風呂を出た頃には、すっかり日も暮れて…。<br /><br />おおっ、海上には漁火が!!!

    お風呂を出た頃には、すっかり日も暮れて…。

    おおっ、海上には漁火が!!!

  • そういえば、この年はイカの不漁がこのエリアでも叫ばれていて、この旅の途上で眺めたニュースで、森のいかめしが650円から780円に値上げになった、ことに驚かされましたが、逆に稚内の方でイカが豊漁だったようですね。<br /><br />温暖化の影響で、イカさん達も、北へ向かっているのでしょうか?

    そういえば、この年はイカの不漁がこのエリアでも叫ばれていて、この旅の途上で眺めたニュースで、森のいかめしが650円から780円に値上げになった、ことに驚かされましたが、逆に稚内の方でイカが豊漁だったようですね。

    温暖化の影響で、イカさん達も、北へ向かっているのでしょうか?

  • そして、かもめ島に戻った頃にはすっかりと真っ暗になりました。

    そして、かもめ島に戻った頃にはすっかりと真っ暗になりました。

  • ヘッドライトの明かりを頼りに、ひっそりとテント内でセコマのお弁当と、スタンプラリー半分達成を祝って、ちょっと贅沢にメロンゼリーなどを頂く、しみじみとした夜宴です。<br /><br />しかし、この時はまだ気付いていなかった…。<br />江差のセコマに5000円以上の残額があるワオ〇カードを忘れてきてしまったことに…。

    ヘッドライトの明かりを頼りに、ひっそりとテント内でセコマのお弁当と、スタンプラリー半分達成を祝って、ちょっと贅沢にメロンゼリーなどを頂く、しみじみとした夜宴です。

    しかし、この時はまだ気付いていなかった…。
    江差のセコマに5000円以上の残額があるワオ〇カードを忘れてきてしまったことに…。

  • そして翌朝。<br /><br />千年北海道手形のバス旅としては本日が三日目と最終日になります。<br /><br />ただ、沿線エリアのスタンプに関しては、前日までに全てコンプリート出来ましたので、この日はゆっくりと過ごしましょう。

    そして翌朝。

    千年北海道手形のバス旅としては本日が三日目と最終日になります。

    ただ、沿線エリアのスタンプに関しては、前日までに全てコンプリート出来ましたので、この日はゆっくりと過ごしましょう。

    かもめ島公園 自然・景勝地

    静かで美しいキャンプが楽しめます by ケロケロマニアさん
  • とは申しましても、朝の散歩がとても気持ちいいので、結局5時過ぎには起きて歩き始めてるんですけどね。

    とは申しましても、朝の散歩がとても気持ちいいので、結局5時過ぎには起きて歩き始めてるんですけどね。

  • 朝の開陽丸の遠景。<br /><br />かもめ島側から眺める開陽丸の姿も、なかなか雄々しくて格好良いですね!

    朝の開陽丸の遠景。

    かもめ島側から眺める開陽丸の姿も、なかなか雄々しくて格好良いですね!

  • 約30分の軽い朝散歩を終えて…。

    約30分の軽い朝散歩を終えて…。

  • テントは置き去りにしたまま、3日目のバス旅の開始です。

    テントは置き去りにしたまま、3日目のバス旅の開始です。

  • ただ、この日は前二日間で十分に元を取ってしまったバス旅でしたので、函館を往復するだけ、という、怠惰な旅程ですが…(-_-;)。<br /><br />このバスは途中、新函館北斗駅を経由します。<br /><br />江差=函館の片道運賃は1880円ですから、この区間を往復利用するだけでパスの料金のほぼ元が取れてしまいますね。如何にこのパスが安いのか、元の運賃が高過ぎるのか?

    ただ、この日は前二日間で十分に元を取ってしまったバス旅でしたので、函館を往復するだけ、という、怠惰な旅程ですが…(-_-;)。

    このバスは途中、新函館北斗駅を経由します。

    江差=函館の片道運賃は1880円ですから、この区間を往復利用するだけでパスの料金のほぼ元が取れてしまいますね。如何にこのパスが安いのか、元の運賃が高過ぎるのか?

    新函館北斗駅

  • 下車したのはこちら。<br /><br />北大裏バス停です。<br /><br />北大のキャンパスと言えば、勿論札幌がメインではありますが、実は水産学部に関しては函館にキャンパスがありますね。

    下車したのはこちら。

    北大裏バス停です。

    北大のキャンパスと言えば、勿論札幌がメインではありますが、実は水産学部に関しては函館にキャンパスがありますね。

  • そして津軽海峡フェリーターミナルに足を運んで…。

    そして津軽海峡フェリーターミナルに足を運んで…。

    津軽海峡フェリー 函館ターミナル 名所・史跡

  • 自分が乗らない津軽海峡フェリー船舶の接岸の儀、出航の儀(単に眺めるだけ)に立ち会いながら、暫くPC作業に打ち込む、という不毛な一日となります。<br /><br />そう、実はこの日の朝、ワオ〇カードを紛失したことに気付き、最後に利用したと思われる江差のセコマ店舗に問い合わせても届いていないと言われたので、諦めて再発行手続きをするために、色々と調べ物をする必要があったんです。<br /><br />そして電話やらをしているうちにあっという間に時間は過ぎていきました。<br /><br />ただ、後日談として、結局このセコマ店舗にワオ〇カードは届いていたとのこと。<br />店員さん、しっかりと調べてから返事して欲しかったよ。<br /><br />既に再発行手続きを完了してしまったので、このカードは無効になってしまいました。<br /><br />まあ、カードを忘れる方が悪いと言われれば、それまでなんですけどね…(-_-;)。

    自分が乗らない津軽海峡フェリー船舶の接岸の儀、出航の儀(単に眺めるだけ)に立ち会いながら、暫くPC作業に打ち込む、という不毛な一日となります。

    そう、実はこの日の朝、ワオ〇カードを紛失したことに気付き、最後に利用したと思われる江差のセコマ店舗に問い合わせても届いていないと言われたので、諦めて再発行手続きをするために、色々と調べ物をする必要があったんです。

    そして電話やらをしているうちにあっという間に時間は過ぎていきました。

    ただ、後日談として、結局このセコマ店舗にワオ〇カードは届いていたとのこと。
    店員さん、しっかりと調べてから返事して欲しかったよ。

    既に再発行手続きを完了してしまったので、このカードは無効になってしまいました。

    まあ、カードを忘れる方が悪いと言われれば、それまでなんですけどね…(-_-;)。

  • 午後の便で同じバス停から江差に戻る旅。<br /><br />カエルりは長距離バス仕様車両で、約2時間、快適な車内バス旅を堪能することが出来ました。

    午後の便で同じバス停から江差に戻る旅。

    カエルりは長距離バス仕様車両で、約2時間、快適な車内バス旅を堪能することが出来ました。

  • 同じようにブルジョア高速鉄道駅を経由して…。

    同じようにブルジョア高速鉄道駅を経由して…。

    新函館北斗駅

  • 江差に戻って、何とこれだけで、この日のフリーパスを利用したバス旅は終了となります。

    江差に戻って、何とこれだけで、この日のフリーパスを利用したバス旅は終了となります。

  • 最後に姥神大神宮に立ち寄り…。<br /><br />こいのぼり、ならぬ、にしんのぼりが掲揚されていました。<br /><br />

    最後に姥神大神宮に立ち寄り…。

    こいのぼり、ならぬ、にしんのぼりが掲揚されていました。

    姥神大神宮 寺・神社・教会

    大漁祈願の鯉のぼり、ならぬ、鰊のぼりが掲揚されていました by ケロケロマニアさん
  • 再びかもめ島に戻って、テントの撤収です。

    再びかもめ島に戻って、テントの撤収です。

    かもめ島公園 自然・景勝地

    静かで美しいキャンプが楽しめます by ケロケロマニアさん
  • 撤収完了。<br /><br />このテント、中学時代から使用していますので、かれこれ30年は使っている計算になります。<br /><br />このテントを購入した頃には、まだ松前線は現役だったんだと、この旅をふりカエルりながら、改めて感慨に耽りました…。

    撤収完了。

    このテント、中学時代から使用していますので、かれこれ30年は使っている計算になります。

    このテントを購入した頃には、まだ松前線は現役だったんだと、この旅をふりカエルりながら、改めて感慨に耽りました…。

  • 3日間、お世話になりました、かもめ島さん。<br /><br />凄く居心地が良い所なので、また絶対に来ますからね!!!

    3日間、お世話になりました、かもめ島さん。

    凄く居心地が良い所なので、また絶対に来ますからね!!!

  • カエルりは別ルートを経由して…。

    カエルりは別ルートを経由して…。

  • 最後にもう一度、瓶子岩を拝みながら…。<br /><br />さらばじゃ、かもめ島!

    最後にもう一度、瓶子岩を拝みながら…。

    さらばじゃ、かもめ島!

  • そして向かったのは、勿論、奥尻行きのフェリーターミナルです。

    そして向かったのは、勿論、奥尻行きのフェリーターミナルです。

  • 千年北海道手形の提示で、フェリー運賃は2割引きとなります。<br /><br />470円程の割引金額(2370円→1900円)となりますので、この日は江差=函館往復だけのバス利用でしたが、この金額を含めるだけで、パス3日分の元が取れてしまった計算になりますね。<br /><br />これで、今回の旅における千年北海道手形の使用は全て終了しましたので、一応、実際の行程の正規運賃との比較を。(特筆ない限り全て函館バス)<br /><br />8/19<br />木古内駅前→江差ターミナル1,070円<br />江差ターミナル→元和970円<br />おとべ荘前→江差ターミナル970円<br />江差ターミナル⇔原歌(往復)900円<br />江差ターミナル→姥神フェリー前220円<br />姥神フェリー前⇔レクの森前(往復)1320円<br /><br />小計:5,450円<br /><br />8/20<br />姥神フェリー前→木古内上町1,230円<br />木古内上町→湯の里ホタル団地550円<br />しりうち道の駅→青函トンネル記念館前550円<br />福島→唐津900円<br />唐津→松前出張所240円<br />松前出張所→原口漁港前(大漁くんバス)100円<br />原口漁港前→江差ターミナル1,470円<br />江差ターミナル→檜山振興局前140円<br />姥神フェリー前⇔尾山(往復)460円<br /><br />小計:5,640円<br /><br />8/21<br />姥神フェリー前⇔北大裏(往復)3,760円<br />江差→奥尻(ハートランドフェリー・割引適用金額)470円<br /><br />小計:4,230円<br /><br />三日間合計:15,320円<br /><br />を、フリーパス利用4,000円で済ませることが出来ました。<br /><br /><br /><br />奥尻航路、運航会社は利礼航路と同じくハートランドフェリーですね。<br />同じようなQRコード読み取り方式の乗船券となっていました。

    千年北海道手形の提示で、フェリー運賃は2割引きとなります。

    470円程の割引金額(2370円→1900円)となりますので、この日は江差=函館往復だけのバス利用でしたが、この金額を含めるだけで、パス3日分の元が取れてしまった計算になりますね。

    これで、今回の旅における千年北海道手形の使用は全て終了しましたので、一応、実際の行程の正規運賃との比較を。(特筆ない限り全て函館バス)

    8/19
    木古内駅前→江差ターミナル1,070円
    江差ターミナル→元和970円
    おとべ荘前→江差ターミナル970円
    江差ターミナル⇔原歌(往復)900円
    江差ターミナル→姥神フェリー前220円
    姥神フェリー前⇔レクの森前(往復)1320円

    小計:5,450円

    8/20
    姥神フェリー前→木古内上町1,230円
    木古内上町→湯の里ホタル団地550円
    しりうち道の駅→青函トンネル記念館前550円
    福島→唐津900円
    唐津→松前出張所240円
    松前出張所→原口漁港前(大漁くんバス)100円
    原口漁港前→江差ターミナル1,470円
    江差ターミナル→檜山振興局前140円
    姥神フェリー前⇔尾山(往復)460円

    小計:5,640円

    8/21
    姥神フェリー前⇔北大裏(往復)3,760円
    江差→奥尻(ハートランドフェリー・割引適用金額)470円

    小計:4,230円

    三日間合計:15,320円

    を、フリーパス利用4,000円で済ませることが出来ました。



    奥尻航路、運航会社は利礼航路と同じくハートランドフェリーですね。
    同じようなQRコード読み取り方式の乗船券となっていました。

  • フェリーターミナル内にライオンキングの掲示が…。<br /><br />何故?と思ったら…。

    フェリーターミナル内にライオンキングの掲示が…。

    何故?と思ったら…。

  • どうやら主役の方は奥尻島出身のようです。<br /><br />後に、奥尻のターミナルでも、瀬棚のターミナルでも、同じようにサイン入りのポスターを見かけました。

    どうやら主役の方は奥尻島出身のようです。

    後に、奥尻のターミナルでも、瀬棚のターミナルでも、同じようにサイン入りのポスターを見かけました。

  • 奥尻島からやって来たフェリーが入港してきました。

    奥尻島からやって来たフェリーが入港してきました。

  • 軽く港湾内で弧を描きながら…。

    軽く港湾内で弧を描きながら…。

  • 正面を向いて…。

    正面を向いて…。

  • 間もなく接岸です。<br /><br />こちらも取り急ぎ、接岸の儀(単に眺めるだけ)に立ち会う臨戦態勢へ…。<br /><br />大袈裟か…。

    間もなく接岸です。

    こちらも取り急ぎ、接岸の儀(単に眺めるだけ)に立ち会う臨戦態勢へ…。

    大袈裟か…。

  • ロープを固定して…。

    ロープを固定して…。

  • 無事、接岸の儀(単に眺めるだけ)が完了。

    無事、接岸の儀(単に眺めるだけ)が完了。

  • という訳で、奥尻島行きのフェリーに乗り込みます。<br /><br />これにて、三日間の千年北海道手形を利用した旅に関する本旅行記は終了となります。<br /><br />最後までご閲覧下さり、有難うございました。<br />またお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。

    という訳で、奥尻島行きのフェリーに乗り込みます。

    これにて、三日間の千年北海道手形を利用した旅に関する本旅行記は終了となります。

    最後までご閲覧下さり、有難うございました。
    またお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。

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