瀬見温泉 喜至楼のクチコミ
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瀬見温泉の昔ながらのレトロ感たっぷりの旅館です。
瀬見温泉には温泉旅館が数軒ありますが、昔ながらの雰囲気を楽しむならここはお薦めです。古い本館と少し新しめの別館がありますが、今回はお値段が安い本館にしました。風呂が一階にあり、本館の部屋はその上になります。トイレ、洗面は共通の昔ながらの造り、12月で石油ストーブを使えば温かいものの、暖房を切ると冷えます。
食事は、簡素な湯治プランと山形グルメプランがあり、今回はグルメプランをいただき、とても満足できました。
設備には期待せず、古い雰囲気とおいしい食事をお手軽に楽しみたい人にはお薦めです。
古い旅館街というと銀山温泉が有名ですが、瀬見温泉もいいですよ。 -
瀬見温泉の、大変風格のある、老舗旅館です。
本館と別館があり、私は本館に泊まりましたが、お部屋の中の意匠も大変凝っていて、楽しめました。
バス・トイレは無しのお部屋でしたが、お風呂は大浴場ですし、特に不便は感じませんでした(謎の扉があったりして、気になる方は気になるかもですが)←詳しくは、旅行記を参照してください
温泉は、たまたまその日は宿泊客が私一人だったので独泉でしたが、普段は、メインのローマ風呂は混浴です(女性専用時間あり)
その他に、こじんまりしたお風呂もあります。
お食事は、豪華な「山形郷土料理プラン」と、簡素な「湯治プラン」があり、私は後者をチョイス。
ただ、もくずガニ鍋というのが気になったので、それだけ別料金でプラスしていただきました(700円)
そういうことができるのは、公式サイトからの予約だけです。
もくずガニは、身ではなく、お出汁をいただくものだそうですが、大変味わい深く、プラスして良かったと思いました。
それ以外も、お米はじめ、全般に美味しいお食事でした。
レトロ好みの方には、最高のお宿だと思います。
(1泊2食付き6,000円) -
喜至楼は江戸安政年間の創業。本館は明治元年建築で山形県で最古の旅館建築だそうだ。別館は大正年間の建築で昭和に増設されモダンな洋風建築が取り入れられている。館内はあちこちに凝った意匠や古い道具類が置かれレトロムードに溢れている。温泉は源泉かけ流しを沢水で温度調整して使用している。浴室は全て内湯で、レトロムード溢れるローマ千人風呂を始め5つの風呂に入ることが出来る。御馳走やサービスを求めないレトロファンなら必ず満足する宿である。
宿泊コースは別館を利用する場合が多いが、本館を使った食事付きのコースもある。このコースでは本館の風流な特別室を用意してくれることが多いようだ。値段は1万円以下で、食事もそれなりに満足できる内容なので、折角なら本館を選びたい。
喜至楼のある瀬見温泉は狭い道の両側に小さな温泉宿が5軒。商店等を合わせても30軒程度で鄙びた昭和の温泉街である。近くには義経伝説の史跡が点在するので合わせて散策するとよい。 -
建物は、山形県最古の旅館建築ということでとてもレトロでよかったです。
大浴場はローマ式千人風呂とオランダ風呂に入りましたが、千人風呂の形やタイル絵がいい味を出していました。
朝食は質素な感じでしたが地元のものを使っていておいしかったです。 -
古い大きな日本家屋の旅館
瀬見温泉駅からも近く
お風呂も幾つもありタイル張りで素晴らしい
食事も美味しく リーズナブル
部屋は雪隠 お風呂なしでも
欄間や壁抜きや明りとりの細工も見事
昔の雰囲気を残そう残そうと努力しているのがわかる
石器や土器の展示も見事 -
7月28日(土)に1名1室で宿泊。
プランは1泊2食つき「お手軽プラン」で価格は6480円+入湯税150円。
第一に部屋についてだが、本館(4畳半から6畳ほど)を予約していたが、チェックイン時、女将さんから「別館が空いてますので値段はそのままでそちらへ」といわれたので、その通り従うと、10畳+次の間3畳+縁側、洗面台付きの部屋に通された。
ちなみに、トイレは共同。
本当は趣のある本館がよかったが、折角のご好意を断るのも野暮と思ったので、通されてみると、こちらもなかなかの古さで、そそられるものがある。
おまけに中庭向きで池がみえるし、部屋も広くなった、なんだか得した気分。
第二に温泉についてだが、源泉が68度と高いため、加水掛け流しとなっている。
名物のローマ千人風呂が表面は適温なのに、底のほうが温くて、ちと残念な感じである。
お気に入りはあたたまり湯、浴槽が小さめなので、ローマ千人風呂やオランダ風呂に比べ、熱めで湯の鮮度もいいと思える。
第三に食事であるが、嬉しかった点は以下の通り。
○夕食時間を早めにしたので、夕食の天ぷらができたて
○お吸い物をすぐ出してくれたこと。
○朝食に鮎の一夜干しが出てきた。
なお、夕食はお吸い物、ご飯(セルフサービス)、お浸し、漬物、モクズガニの鍋物、刺身、天ぷらであり、大飯ぐらいには物足りない感じもするが、私には十分な量であった。
最後にアメニティなどについてだが、使い捨て歯ブラシ、浴衣、タオル、バスタオルが備え付けてあった。
ただしタオルは「キシロウ」とマジックで書かれており、持ち出しはできない模様。
お茶うけは温泉街にあるおく山菓子店の「うぶゆまんじゅう」、お茶はなんと、ティーパックなのには少々笑ってしまったが、衛生的にはいいのかな。
従業員が茶こしを洗う手間も省けるし。 -
最上川上流の瀬見温泉。そこにつげ義春の世界を体感できる旅籠の博物館「喜至楼」がある。大浴場は当時流行ったローマ風呂、お尻を温めるむし湯もある。部屋のドアの上の飾りはどの部屋も異なり、暗い廊下にはかつての火鉢や茶瓶が整然と並ぶ。本館の玄関には立派な仲居やひょうたんのしつらえものがあって大きな柱時計がボンと時を打つ。そんな大正時代に戻ったような姿に出会えるのが嬉しい
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新庄からローカル線で1時間ほど山間に行ったところ。
電車は1時間に一本あるかないかの瀬見温泉。
駅からも徒歩15分ほどかかるので、車で行った方が便利。
建物は、見方によってはただボロいだけだが、昭和の雰囲気がいたるところに
残る味のある建物。特にお風呂は必見です。
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喜至楼は、瀬見温泉の名物旅館。大きなレトロ調の建物は、瀬見温泉のランドマークと言ってもいいと思います。日帰り温泉もやっているのですが、この日はお盆の期間中でやっていませんでした。そのほか、女将さんによると、沢の水で温度調節しているので、沢が濁るとその時もやらないのだとか。行ってみて、やっていれば利用するといったことのようです。
ただ、建物自体が見応えがあるので、玄関の様子とかは見ておくといいのではないかと思います -
今回お世話になったお部屋は別館側の「蓬生(よもぎう)」。
バストイレ付の8畳和室。お部屋のお風呂は温泉です。
少々年季が入っていますが、これでも喜至楼さんの中では新しいお部屋。
テレビは22インチで地デジのみでBS放送はなし。金庫は無し。
窓からは屋根越しに小国川が垣間見えます。
部屋風呂は広くはないですがしっかり温泉。
お湯張りの時に湯量を調節しながら加水せずに入れば源泉掛け流し100%に。
館内の他の浴室は基本的に加水ありなので、ありがたいですね。
ここ喜至楼さんには沢山のお風呂があります。
新館3階に「オランダ風呂(男女)」、摩天楼2階側に貸切家族風呂の「ロマンス風呂」、3階側に同じく貸切家族風呂の「魔天風呂」があります。
泉質はみな同じですが湯めぐりが楽しめます。
夕食は個室にて。
お造りは鯉の昆布〆
煮物は月山竹の子 椎茸 花人参 厚揚 鰊の炊き合せ
地元最上町産のアスパラも◎。
焼物は最上町産岩魚の塩焼を焼きたて後出し。
鍋物は最上川産もずく蟹を味噌仕立てで。お凌ぎの蔵王蕎麦も美味しかったです。
地元食材をふんだんに使った地産地消の創作会席でした。
源泉掛け流しのお湯の良さもさることながら、歴史ある建物、館内めぐりも楽しめました。一度は泊りがけで出かけてみるのもいいかも。
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