2020/08/01 - 2020/08/31
507位(同エリア4504件中)
luguさん
8月に入り、ようやく雨季が本格化してきた。例年ならざっと激しい雨が降った後雲が去って日差しが戻る日が多いが、今年は一日中雨が降り続く日が多い。日差しが非常に少なく、異常と言ってもいいほどの雨の多さだ。考えてみると、ここ4,5年徐々にこういう傾向が強くなってきているようにも思う。日本や中国でも大雨の災害が増えているが、この傾向は年ごとに大きくなっていくのだろうか。
PR
-
-
夕暮れ、少しだけ虹色が見えた。
-
朝焼け
-
-
-
このような強い日差しも長くは続かない。
-
朝日のあたる家。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
普通のトマトだと思って育てていたが、プチトマトだった。料理に加えて頂いた。
-
-
夜明けの南の空。朝早く起きると、たまにこういう色の空を見ることが出来る。「早起きは三文の徳」だ。
-
同じ南の空の夕暮れ。
-
日本では、タイに移るまでの30年ほど、東京のマンション暮らしだった。
-
日本でも田舎に住めばこんなものかもしれないが、この緑に溢れた生活は何ものにも替え難い。
-
雨が降るようになって、敷石の苔も生き生きしてきた。
-
-
日曜日、朝早く起きた時は、ついついオーガニックマーケットに気持ちが向かってしまう。
-
普段は朝コーヒーを淹れてパンを焼いて食べているが、週に一度くらいの朝の外食は日常生活のアクセントとして楽しいものだ。
-
この日は7種類の豆ともち米の炊き込みご飯を食べてみた。美味しかった。
-
-
きっと日本人の父娘だろう。「おしん」を彷彿とさせる籠が可愛くて周りの人たちからも注目されていた。
-
例年だと正月に初詣にお寺に行くのだが、今年は地区の役場で済ませ一度もお寺参りをしていなかった。ようやく普通に外出が出来るようになって、今年初めての寺院に行った。チェンマイで一番好きなワット・パンタオ。
-
建物全体にアンティークの雰囲気が充満している。しかし今回1年半ぶりに来てみて、建物は変わらないものの、周囲の壁が新しく塗り替えられていたり、趣のあった庭が駐車場になっていたりで、がっかりすることが多かった。
-
中に入れば変わらず落ち着いた古めかしい素朴な雰囲気。
-
この仏陀の前に座っていると心が鎮まる。
-
曜日ごとの仏陀。左から日月火水(午前)水(午後)木金土と並んでいる。ミャンマーに行った時に初めて、この八曜日の考え方や、自分が土曜日に生まれたことを知った。
-
ワット・パンタオに来た時は、必ず隣のワット・チェディルアンにもお詣りする。一般的にはこちらの寺院の方が有名だ。
-
コロナ対策だが、この時は使われていなかった。
-
チェンマイを代表する格式の高い寺院。
-
ワット・パンタオに比べると何もかも立派だ。
-
裏手には巨大な仏塔がある。これほど観光客のいない静かな寺院は初めてだった。
-
お寺参りをした後ランチを食べに、ずっと行きたいと思っていた「じがんてぃあ」という日本食レストランに行った。以前Chang Moi Rdにあった時は何度か行ったことがあるが、こちらに移ってからは初めて訪れた。
-
新型コロナで一時は余儀なく休業をしていただろうが、今はもう開いているだろうと思ってやって来たがまだ休業を続けていた。やはり飲食店関係は厳しいんだな。
-
「じがんてぃあ」に行く細い路地を歩いている時にヴィデオカメラで取材している人がいた。民家だと思っていたが、よく見ると洋服を並べているnanairo(なないろ)というブティックのようだった。
-
「じがんてぃあ」が閉まっていたので、しょうがない自分の好きなつけ麺屋にまた来てしまった。
-
前回普通盛りでちょっと物足りなかったので、今回は思い切って大盛りを注文した。途中から、これは食べ切れないかも、と思ったが、食べ残しの出来ない性分なので、無理をして食べてしまい、後で後悔した。食べ過ぎてお腹がパンパンになると、前回のような「あぁ美味しかった、また来よう!」という気持ちにならず、「しばらく来るのを控えよう」という気持ちになる。
-
黒雲が今にも襲い掛かろうとしている。
-
市中の両替屋はこの海外からの旅行者がいない今どうしているのだろうと気になっていた。少しまとまった日本円をタイバーツに替えようとチェンマイで一番レートがいい(と聞いている)S.K.に行ってみた。閉まっているかもと思っていたが、ちゃんと営業していた。さすがに観光客風の客はいなかったが、タイ人で大量のUSドルを持った男性や他にも次々に客は来ていた。いろんな商売をしている人がいるんだな。
-
S.K.の帰りにタニン市場に寄ってみた。たしかこの辺りにカーオケーンオーサカ(大阪のおかん)という和食総菜屋があったんだけど、シャッターが下りていて、タイ語の読めない自分はオーサカが今どうなっているのかわからなかった。
-
市場の中は相変わらず賑やかだった。
-
タイのこのバナナはねっとり甘酸っぱくて、日本で食べていたバナナよりも美味しくて好きだ。一房(16本ほど?)60バーツ(200円ほど)。バナナは毎日のように食べている。
-
マンゴーは旬を過ぎて高くなっているが、それでも1Kg(3個)50バーツ。リンゴも数年前から中国産(?)のFUJIが出回り、美味しく食べられるようになっている。
-
8月になって一気に雨の日が多くなってきた。この季節の雨は降る時はバケツをひっくり返したような激しい雨だが、そう長くは続かず、30分もすると雨雲は通り過ぎてしまう。しかし今年はどうも様子が違う。長雨が続いているのだ。
-
街中に一軒だけポツンと昔のタイプの一軒家があり、いつも前を通る度に見入ってしまう。
-
知人が入院したので、ラジャヴェー病院に見舞いに行った。チェンマイに住んで9年経つが、この病院には初めて来た。病院の看板(?)に日本語表記もされていた。
-
今年に入って(COVID-19が広まって)初めての病院で、院内感染などでより厳しい対応をしているのかと思っていたが、ウイルス対策はショッピングモールとかで行われているものとそう変わらなかった。
-
院内でもそこここで日本語の表示があった。
-
ある種の病気もそうかもしれないが、人知の及ばない難しい問題に直面したり、難しい決断を迫られた時、タイ人は日本人以上に占い師や霊能力者の助言に頼る傾向があるように思う。よく考えてみると、それはその人の信仰心と関係があるのかもしれない。仏教国のタイは日本人に比べて圧倒的に信仰心が厚い。
-
2年前、チェンライでサッカーチームの少年たちが洞窟に閉じ込められて10日ほど経った時も、霊能力者(僧侶)に伺いを立てて、生きて生還する、と言われ、それがニュースになったことがある。
-
8階の病室から見えたピン川の様子。川の水も溢れそうだ。
-
-
-
近所のTopsというスーパー。
-
普段買わないので気が付かなかったが、日本のスナック菓子が大量に並んでいた。
-
-
日本のコメも種類豊富。初めの頃は日本米を買ったりしていたが、タイの農村で食べるタイ米の美味しさを知ってからは、安くて美味しいタイ米を食べている。
-
ウチの住宅地の隣。雨の中、田植えを終えたようだ。
-
山間に雲がたなびいている。雨模様の夕暮れ。
-
庭の花
-
-
セントラルフェスティバルというショッピングモールで食べたカツカレー。カレーは家で作った方が断然旨いが、カツはボリュームがあり、とんかつがメインでカレーは添え物という感じだった。
-
3月に地区で配られたパパイアの苗は育たなかったけど、以前美味しいパパイアを食べた後の種を庭に放っておいたら、それがスクスク育ち、今や2mを超える勢いだ。
-
テニスファンとしてひとこと。Black Lives Matter運動が世界的に広がっている中で、アメリカでは黒人が白人警官に拳銃で撃たれるという事件が相次いでいる。そんな中、大坂なおみがニューヨークで行われているトーナメントの準決勝戦を抗議の意味を込めてボイコットした。彼女は「「差別主義者でない」というだけでは、十分じゃない。私たちは「反差別主義者」でなければならない」と言っている。大会運営者は大坂なおみの抗議の意を酌んで、大会を1日延期した。大きなトーナメントで多くのスポンサーを抱える大会運営者として、運営スケジュールを1日だけでも変更するということは大坂なおみの決意と共に、大変な決断だったと考える。このあと、大坂なおみは大会運営者の理解に感謝して、トーナメントに復帰した。このような流れを引き出した大坂なおみ(自分なりに無理やり彼女のアイデンティティを分析してみると、アメリカ人50%(教育や文化などの育った環境)、日本人(母)25%、ハイチ人(父)25%くらいかな)を日本人として誇りに感じている。
-
世界での感染者 25,099,237 人。この1ヶ月間で800万人増えた。パンデミックは益々広がっている。日本はこの1ヶ月で感染者34,300人、死者280人、回復者30,700人増えた。タイでは1ヶ月で感染者110人、死者0人、回復者140人増えている。タイの感染者110人は外国から帰国した人がほとんどで、国内での感染とか増してやクラスターというのはほぼない。このことからも、国民全体が外国人観光客を受け入れ難い空気があるように思える。
-
タイ政府は3月から続く非常事態宣言を9月30日まで延長すると発表した。世界中が鎖国状態の中、タイのコロナ禍は何とか押さえ込んでいるが、経済は日に日に悪化しているように見える。
-
社会が経済的に苦しくなり、人心が不安定になる中、大学生を中心に、現プラユット政権を批判する集会がバンコクやチェンマイなどで開かれ、高校生も加わって拡大しつつある。抗議は現政権に留まらず、最近はタイ王室まで及ぶようになった。タイは今でも、国王や王室批判をすると不敬罪で罰せられる。前プミポン国王の時代は「国王を元首とする民主主義制度」が何とか機能していたが、現在のワチュラロンコン国王になって以来、国民の王室離れが進んでいるようにも思える。
-
長く苦しかった安倍政権がようやく終わりを告げようとしている。8年の間、隠蔽改ざん偽造を繰り返し、その度に責任を痛感していると更なる嘘を重ねてきたが、終焉をむかえてもなお、自身の病状悪化の為と言って、一切責任を取ろうとしていない。
-
安倍政権の終焉は国民が勝ち取ったものではなく、例え次の総理大臣が誰になろうと、国民の意識が変わらない限り、今の日本の凋落は止まることはないのだろう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- takeshiさん 2020/09/05 17:47:20
- 暑いです!、って、言うより、熱い!
- 今の時期、大阪の日中は35~38度で、陽射しが照り付け、まさに炎天下、灼熱地獄の様相を呈しおります。我々高齢者は外出、即、天国に・・・って感じです(笑)。
今年は梅雨の期間も記録的に長く、さらに、この猛暑・・・なんか、異常ですね。
お写真、拝見させていただいております。
オーガニック市場には毎週行ってましたね・・・主に野菜を買ってました。ムアンマイ市場にもよく行きました。玉ねぎ、唐辛子、イカ、白菜、ニンニク、ショウガ、キムチを作ってましたね・・・タンニン市場には朝、お粥を食べに毎日のように行っておりました。
チェンマイの気候も例年とは様子が違っているようですね。
自宅周辺は、ごく一般的な街なので、観光客の影響は殆んど感じられませんが、チェンマイは、観光で成り立っている街といっても過言ではありませんので、経済的には大打撃を被っているのは必至の事実でありましょう。
定宿のマスター、そこの掃除のおばさん、娘さん、近隣の食堂の人達・・・どうしてるかなあ・・・って思うと切なくなります。
まあ、タイの人達は比較的楽天的なんで、こちらが思うほどには、落ち込んではいないとは思いますが・・・。
反面、外人観光客であふれかえっていたチェンマイの本来の姿、古き良き時代の、チェンマイの姿、が見られるのは、今が絶好のチャンスかもしれませんね。
知人の方が入院さてる由、貴殿には、ますます健康に留意され、快適なチェンマイ生活を送られんこと切に願っております。
- luguさん からの返信 2020/09/05 22:10:23
- Re: 暑いです!、って、言うより、熱い!
- takeshiさん、コメントありがとうございます。
ロングステイの場合は、調理器具の備わった部屋で、市場で買った野菜などを料理して食べると、また一段とその土地に溶け込むことが出来て楽しいですよね。
そう言えば、タニン市場のお粥屋、いくつかあるのかもしれませんが、私が知っている店(市場の南側、路地に面している)はどうも閉まっているようです。あそこは地元の客も多かったのに、本当にコロナ禍で飲食店はすっかり様子が変わってしまいましたね。
いくら楽天的でマイペンライのタイ人でも、売り上げが2割減3割減でも厳しいところを、一時は7割減8割減と聞きましたから、大恐慌と言ってもいいのでしょうね。
takeshiさんのように、何度も通われて、知り合いがいる人は心配でしょうね。このコロナ禍はまだ当分は続くのでしょうが、皆何とか耐えて、また自由に行き来が出来る日が来ることを夢見ています。
lugu
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
チェンマイ(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
75