2020年7月 香川・愛媛に行ってきた②【道後温泉からしまなみ海道】

2020/07/18 - 2020/07/18

県を跨いだ移動が可能となり1か月も経てば世の中も落ち着くのではという、希望的観測に基づき計画。ところが、日程が近づくに連れ、自然現象では「令和2年7月豪雨による被害」、新型コロナでは「●日連続で感染者●●●名超え！」「この時期にＧｏ Ｔｏキャンペーンとは何事だ！」という声が高まる始末。

出発は東京からではないものの、「マスク・手洗い・うがいを励行し、三密を避ける」といた基本を踏まえ、予定通り行ってきました。また、3月に修行を解脱しJGC会員として初の旅行となり、その意味でも楽しみにしていました。

エリア 道後温泉(愛媛)

ホテルの目の前に道後温泉本館があります。

道後温泉本館 温泉

ホテルから松山市街の様子。朝食は6：30からですが、朝風呂に入って7時過ぎに行きました。

朝食も夕食同様に変則的なブッフェスタイルになっていて、「和食」か「洋食」を最初にチョイスします。こちらは和食（実際にはこれに焼き魚が付いてます）。

こちらは洋食。

基本のセットとは別に、オーダーメニューから注文することが出来ます。オーダーメニューの大半は和洋それぞれのセットの単品なのですが、それ以外も多少あって、私はカレーを注文しました。

ホテルのフロント付近の様子。

ホテルをチェックアウト後、車で約1時間かけ今治にあるテスクポート今治にやってきました。

テクスポート今治(今治タオル本店) 美術館・博物館

店内の様子①

店内の様子②

タオルはたくさんあるので、私はマスクを購入。これで1,100円でした。

テスクポート今治から約30分、亀老山展望公園にやってきました。

亀老山展望公園 名所・史跡

亀老山展望台の設計は、新国立競技場で有名な隈研吾さん。展望台の建築物を地中に埋没させることにより周囲の景観に溶け込むようつくられているのだそう。

来島海峡大橋方面の様子。

亀老山展望公園から15分弱、道の駅よしうみいきいき館にやってきました。こちらでは来島海峡急流観潮船の乗船チケットを購入します。大人１人1,500円でした。結果予約無しで購入出来ましたが、公式HPには潮の流れを踏まえ、オススメの時間が明記されてますので、参考にするのが良いと思います。さらに言えばシーズンによっては、予約しておくのが安心で良いかと思います。

道の駅 よしうみいきいき館 道の駅

今治市が推しているキャンペーンマークとゆるキャラのバリィさん。

観潮船は画面右手の小さな白い建物から出航します。

出航まで少し時間があったので、ソフトクリームを物色します。当初の計画では伯方塩業の大三島工場を見学して、そこで伯方の塩ソフトクリームを食べる予定でした。ところがコロナ禍で工場見学や売店をクローズしていたので取り止めに。その代わりということで、こちらの売店では伯方の塩ソフトクリームをいただきました。

出航時間になったので乗船場所にやってきました。こちらには２隻の観潮船があって、乗客数に応じて使い分けしているようでした。

来島海峡急流観潮船 乗り物

こちらのコロナ対策としては、ガイドの方が先頭で話をするので、最前列の席を空けるよう指示されました、そして、画像にチラッと写ってますが、オレンジ色のライフジャケットを身に付けます。

来島海峡第三大橋を下から見上げます。

来島海峡大橋は全長約４ｋｍですが、第一大橋（約１ｋｍ）・第二大橋（約１.5ｋｍ）・第三大橋（約１.5ｋｍ）の3つの橋の総称です。

今治と言えば日本最大・世界３位の造船会社である今治造船が有名です。

橋の道路から海までの高さは65ｍあるそうです。

観潮船のＨＰには出航時刻ごとの潮流が「ゆるい」「まずまず」「おすすめ」「迫力満点」と表示されていて」、当日は中潮ということもあって「まずまず」でした。

「まずまず」だったので大して期待していなかったのですが、ハードルが下がっていた分、小さな渦潮でも結構楽しむことが出来ました。

こちらはボランティアガイドのおじさん。口元はマスクでなくタオルを巻いていました。説明の所々で小ボケを入れてくるのですが、おじさんの表情も分かりにくく、また乗客もマスクと言うこともありリアクションが伝わり難く、微妙な空気が漂ってました。

とはいえ、正味４５分の乗船を飽きることなく楽しむことができたのは、こちらのガイドさんの貢献もかなり大きかったと思います。

道の駅よしうみいきいき館から車で25分、道の駅多々羅しまなみ公園にやってきました。画像は生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋（約1.5km）です。

道の駅 今治市多々羅しまなみ公園 道の駅

こちらでは高級魚の「マハタ」という魚が有名だそうで、生簀の中を泳いでいました。当初はこちらのレストランで「マハタ」を食べようと考えていた。しかし、コロナ対応なのかメニューを定食のみに絞って営業していて、朝食をしっかり摂り過ぎた我々には少し難易度が高いと判断し見送ることにしました。

道の駅多々羅しまなみ公園から多々羅大橋を渡って瀬戸田PAにやってきました。ショップでは名産のレモンに因んだグッズや飲食がたくさんありました。

瀬戸田パーキングエリア (上り) 道の駅

生口島南ICを下りて瀬戸田サンセットビーチにやってきました。

瀬戸田サンセットビーチ ビーチ

長さ800mの白い砂浜が広がるサンセットビーチは、「日本の名海水浴場88選」にも選出されているそうです。

この日は気温30度前後あったと思いますが、それほど海水浴を楽しむ人は多くなかったです。

サンセットビーチからICに向かう途中、かんきつ屋というお店に立ち寄りました。

旬ではないため大してモノがない、とお店のおじさん。本来は画像にもある瓶詰のレモンがお買い得感がお買い得感があったので悩んだのですが、結局地物レモンを少々購入するに止めました。

しまなみ海道の半分チョイの生口島から約30分、来島海峡SAにやってきました。しまなみ海道ともお別れです。

画像は来島海峡SA２階の展望スペースです。2019年にリニューアルしたこともありとても綺麗で、１階の物販スペースも大変充実していました。

来島海峡サービスエリア 道の駅

来島海峡SAから車で約80分、下灘駅にやってきました。こちらは数々の映画やドラマのロケにも使われ、今や日本一有名な海の見える駅と言われています。

下灘駅 駅

来島海峡SAあたりで、上空は雲が広がっていえて、ほぼ青空が見えなくなっていました。なので期待はしていませんでしたが、こちらに到着した時点でも見事な曇天でした。

これは多少画像を明るめに調整しています。

駅のそばには5～6台分の駐車スペースがありましたが、土曜日だったせいか利用者が多く、10分弱空き待ちをして駐車することが出来ました。

下灘駅から約４５分、トヨタレンタカー松山空港店にレンタカーを返却し、松山空港に送ってもらいました。因みにトヨタレンタカー松山空港店にはガソリンスタンドがあり、大変便利でした。

有名な「みかんジュースが出る蛇口」です。

松山空港 空港

サクララウンジです。スペース的に広いとは言えませんが、2018年7月にリニューアルしていることもあって、コンパクトながら綺麗にまとまっている印象です。アルコールはビール（スーパードライ、黒ラベル、一番搾り、モルツ）のみで、ビール全種２周目の途中までいただきました。

松山空港 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

出発ロビーの様子。

羽田に向かう19：05発のJAL440便は定刻チョイ前の出発でした。

コロナ禍での旅行となりましたが、政府の新型コロナ分科会の尾身氏は「旅行自体が感染を起こすことはない」と仰っていました。とはいえ旅先ではそれなりに気を付けましたし、結果的に３密になるような場所や状況はなかったのですが、やはり「おっかなびっくり」という感じは終始ありました。新しいライフスタイルでの旅行に慣れるには、もう少し時間が必要かなと思った次第です。