2019/07/11 - 2019/07/13
144位(同エリア668件中)
ONMKさん
うちの職場の夏休みは合計5日とれるのですが、多忙につき、なかなか連続してとれません(悲)。今回も連続2日がやっとという有り様です。しかし、7月の3連休とくっつければ、5日連続旅行に行けることになります。行先は今年も大好きなタイ。去年、北タイのチェンライからメーサイに行ってミャンマーに陸路国境越えをしたのですが、今年は、北タイでもうひとつの心残りであった、タイ・ラオス・ミャンマー国境のゴールデントライアングルに行ってみることにしました。(1バーツ:3.52円)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- タイ・エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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いつも通り、仕事を終えて帰宅して慌ただしく準備し、関空にやって来ました。エアアジアの深夜便なら、着いた朝からフルに活動できるのでタイへはこの便一択です。木曜深夜の国際線ロビーは閑散としていました。中国人の団体の姿もほとんど見えません。一段落したのかな?
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6時間のフライトで早朝のドンムアン空港に到着です。今回の席は窓際でしたが、一度もトイレに行かずに済んでほっとしました。気の弱い私です。
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今回、チェンライへは、はじめてノックエアを利用します。エアアジアより時間帯も早く、料金も安かったためです。ノックエアのホームページは日本語版がないのですが、わかりやすく、英語のホームページですんなり予約できました。フライトの24時間前からウェブチェックインが可能で、無料で席の指定もできます。
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チェンライまでは1時間ちょっと、外の景色を見ていると、あっという間に到着です。去年も見たチェンライの街並みです。ああ、また戻ってきたなあと思いました。
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到着ロビーでは北タイの民族衣装を着た少年少女が、合奏でお出迎えしてくれました。どうも、チェンライへ飛行機が到着するたびにこうやって演奏してくれるようです。うれしいですね。
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空港からタクシーで20分ほど、町のシンボルの時計塔に着きました。去年は修復工事中で、塔が足場で覆われていました。今年は完全な姿です。やはり美しく迫力があります。
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タイはじめての朝飯は、北タイ名物のカオソーイを食べようと、去年も行った店に出向いたのですが閉まっていました。そこで、時計塔近く、去年カオトムが絶品だった店へ。ここは開いていました。アマゾンカフェの隣にあります。
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今回は豚のガオラオ(麺のないスープ)をオーダーします。旨味がありながらもあっさりとしたスープに、豚肉、内臓がたっぷりと入っています。臭みは全くありません。香菜がいいアクセントになっています。時折ご飯にスープをかけながら、完食しました。旨い!60バーツなり。
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さて、いよいよゴールデントライアングルに出発です。バスターミナルにやって来ました。チェンライはこじんまりした町なので、主要な所は全て徒歩圏内です。ここからまずチェンセンへ行き、そこからソンテウかモーターサイ(バイクタクシー)でゴールデントライアングルに行くつもりです。
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既にチェンセン行きのバスがスタンバイしていました。ちょっとガラが悪そうな顔つきの、田舎のおんぼろバスです。
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車内は満員、もちろんエアコンはありません。椅子の間隔は狭く窮屈です。スプリングが悪いので路面の凸凹がダイレクトに感じられます。
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路線バスなので、途中、いろんな集落に停まり、人が乗り降りしつつ北上していきます。
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幹線道路から離れると本当の田舎という感じですね。
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終点のチェンセンに着きました。チェンライから1時間45分でした。
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バスは道路沿いに停車しました。バスターミナルもない小じんまりした町です。
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道をしばらく進んでいくと、川が流れていました。初めて見るメコン川です。対岸はラオスです。
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ゴールデントライアングルはチェンセンから10kmほど北にあります。まずは交通手段の確保です。しかし、どうもモーターサイは見かけません。しばらく道沿いを探すとソンテウが停まっていました。メーサイ行きですが、途中、ゴールデントライアングルを経由するようです。後ろに東屋があり、時刻表が貼ってありました。1時間に1本出るようです。もうすぐ発車時刻、ラッキーでした。
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15分ほど乗っていたら、ここがゴールデントライアングルだと言われて降りました。メコン川を見ると対岸のラオスのみ見えたままで、本当の国境はまだもう少し北のようです。ぷらぷらと歩きます。
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10分ほど歩くと、人の往来も多くなり、賑やかになってきました。川岸が公園っぽい所に着きました。このへんのようです。
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金ぴかの仏さんも鎮座しています。
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仏さんの横をすり抜けて川岸に向かうと、メコン川と別のやや小さな川が分岐していました。ここが正真正銘のゴールデントライアングルなのでした。メコン川の対岸がラオス、川が分岐している中州がミャンマーなのでした。関空を出発してから14時間余り、ついにタイの最果ての国境に到達しました。こうやって実際に見てみると、なんかあっけない気もしないでもありませんが・・・
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対岸のラオスは建設ラッシュで、開発が急ピッチで進んでいるようでした。中国資本でしょうか。
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道の向こうに参道がありました。登ってみましょう。
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再びメコン川が見えてきました。
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参道を登り切った所が寺になっており、予想通り展望台がありました。ここから見えるゴールデントライアングルの方が全貌がよくわかります。ミャンマーは未開のジャングルといった感じで、人の気配がありません。ミャンマーでは今でも麻薬が製造されているようです。しばらく目に焼き付けます。
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参道を下りた所にオピウムハウス(博物館)がありました。
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入場料は50バーツでした。かつて栽培された麻薬にまつわる歴史、交易、吸引具などの資料がたくさん展示されていました。
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川沿いの土産物屋が建ち並ぶ一角に麺食堂を発見しました。昼飯はこんどこそカオソーイにします。
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カオソーイは、ココナツミルクがたっぷり入ったカレーラーメンという感じです。辛すぎず、まったりと濃厚な甘辛いスープで、上の方はカリカリの揚げ麺がトッピングされています。大き目の鳥の手羽元がごろっと一匹入っています。スープを全部飲み干しました。
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メコン川もこれで見納めです。
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チェンライに戻ることにしました。歩き回りましたが、ソンテウ乗り場がどこかわかりません。1時間に1本のみなので、道端に停まるだけなのか・・・そうこうしているうちに、おっさんにどこに行きたいんだと声をかけられました。チェンライに行きたいと言うと、300バーツだ乗れと言われました。ついていくと、ホンダのセダンが停まっています。中国人の若者3人組と同乗するようです。チェンライまで1200バーツ、おっさんボロ儲けです。しかし、チェンセンを経由せずにそのまま80km離れたチェンライまで行ってくれて300バーツだと、こちらとしても悪くない。乗ることにしました。
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タクシーの運転手は調子良く一般道を100km以上の猛スピードでぶっ飛ばします。1時間ちょっとで早くもチェンライ市街に近づいて来ました。これなら300バーツの元は十分とれたな・・・そう思ったら、実は落とし穴が待っていました。
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中国人3人組は、チェンライ空港で降りていきました。残った客は私1人。運転手はお前は降りないのかという感じのちょっといぶかし気な顔をしたので、自分は時計塔まで行くというと、もう200バーツ寄越せというのです。客引きのおっさんには、チェンライまで300バーツという約束だったのですが、そのやりとりを運転手は聞いていませんでした。ぬかりました。市街まであと200バーツ追加料金を払う気にはなれず、そのまま空港で降りて、時間はかかりましたが空港から市街地行きのバスで戻ってきました。20バーツでした。このバスは去年から運行しているようです。まあ、結果オーライですかね。
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せっかくチェンライに来たのだから、最も由緒あるワットプラケオを参拝することにします。時計塔から北に歩いて15分ほど、広大な敷地にたくさんの木々が生い茂り、ちょっとした森のようです。
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本尊はエメラルド仏です。金ぴかの仏さんと違って荘厳な雰囲気です。
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修行僧も、熱心に仏様にお祈りを捧げておられます。
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ワットプラケオをあとにして、町の中心に戻ります。
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旧時計塔です。時計塔から200mほど北にあります。もともとはこっちが本家だったようです。
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その証拠に、この時計塔の周りは商店や屋台がびっしり建ち並び、市場もあります。
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ぶりぶりのソーセージ。1本10バーツ。思わず2本買ってしまいました。タイは、屋台の食べ物が本当に旨いです。
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今晩泊まるホテルは、去年と同じく時計塔のすぐ北にあるチェンライホテルです。去年、予約したホテルがなんと閉まっており、急遽飛び込みでお世話になったのでした。
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ホテルは吹き抜けになっており、中庭にはベンチがあってくつろげます。
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部屋も1人ですごすには十分な広さです。ただ、冷蔵庫がありません。これが唯一の欠点と言えば欠点です。
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夜、バスターミナル近くのナイトバザールにやって来ました。民族衣装などの服、やカバン、ポーチ等の雑貨がたくさんあります。
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巨大なフードコートも。ここで晩飯にします。
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フードコートの周囲にはたくさんの種類の料理コーナーが並んでいます。お、大好きなチムチュム鍋を発見しました。豚のチムチュムがなんと100バーツ。バンコクの相場の半値です。迷わずメインに決定です。
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ちゃんとビールのコーナーもあります。
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別のコーナーから、空芯菜炒め50バーツをオーダーしました。席を教えておいたら、炒めたてを速攻で持って来てくれました。
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酸味の効いたスープに春雨、白菜、空芯菜、ドクダミの野菜、そして生卵をからめた豚肉(モツなどいろんな部位あり)を独特の形をした土鍋にぶち込みます。火は炭火です。大汗をかきながら食べる真夏の鍋、たまりません。
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民族舞踊のステージもありました。もちろんタダです。
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いい気分で時計塔まで戻って来ました。きれいにライトアップされていました。
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21時になると音楽が鳴り、色が変わりました。
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イルミネーションです。しばし見とれました。めまぐるしい1日が終わりました。
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チェンライの朝です。ひんやりとしています。
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あちこちに托鉢僧を見かけます。
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チェンライ最後の食事。昨日に続いてここに来ました。
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見るからに旨そうです。
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去年食べて感動し、また食べたいと思っていたカオトム(粥というよりおじや位米粒が原型をとどめている。)を注文しました。お茶漬けみたいにサラサラとしていますが、たくさんの豚の具は食べごたえ十分です。50バーツ。満足しました。
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時計塔もこれで見納めです。
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ホテルで呼んでもらったタクシーで空港へ。並んでいる人もおらず、あらかじめスマホでウェブチェックインしておいたので、すぐに搭乗券をもらいました。
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わずか1泊でしたが、チェンライを再訪して良かったです。本当に居心地の良い町でした。では、喧騒の大都会、バンコクに向かいます。
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