改修前の道後温泉に行こう！

2018/11/23 - 2018/11/24

日本最古といわれる道後温泉。「日本書紀」にも登場するそうですね。
その道後温泉が平成３１年１月から改修工事に入るとの情報をキャッチ。
楽しむなら今でしょ！と女子二人旅を計画。
せっかくだから「しまなみ海道」も行きたいね、と飛行機や新幹線を探し、計画してみました。
道後温泉は女子旅にピッタリでした。

エリア 道後温泉(愛媛)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは羽田空港。
９：３０発のＡＮＡ便です。
座席指定で大好きな富士山山頂を眺めます。
しっかし、カードラウンジはサービスが悪くなりましたね。
朝食のベーグルを食べようと思っていたのに、有料になっていました。
コンビニのおにぎりでガマンガマン。

今回の旅は　INが飛行機　OUTが新幹線。
思ったより交通費がかかります。仕方がないか…。
飛行機からは瀬戸内海がよく見えます。穏やかで光っています。
松山空港は海のすぐそばですね。
１１：１５　松山空港到着

飛行機が遅れたため、路線バスが行ってしまった…。
仕方がなく、リムジンバスで松山市内に向かいます。
空港から３０分。ちょっとアセアセ。
１２：００に『笑姫きっちんef』を予約していましたから。
お店名物　蛇口からミカンジュース。
ランチタイムはサービスです。

ここのお店は愛媛県のＢ級グルメが勢ぞろいです。
卵のこだわりも素敵！

迷うことなく　今治焼豚卵飯
間違いないおいしさです。

今治鶏皮焼き
カリカリに香ばしく焼かれた鶏皮に甘めのたれでおいしい！
フニフニの鶏皮は苦手だけど、これは好き！

西条てっぱんナポリタン
地元の人たちはこれを注文している人が多かったので頼んでみました。
西条てっぱんナポリタンの2つの定義
・鉄板皿で提供すること
・玉子を具材とすること
卵をナポリタンに絡めて食べるそうですが、ちょっとパスタが柔らかいね。

二人でシェアしていただきました。
三連休の初日でランチ時は混んでいると思い、ネット予約ができる店ということで選んだお店でした。
大正解でした。

おなかいっぱいになったので、松山城見物に行きましょう。
松山市の中心部、勝山（標高132m）立つ松山城。
徒歩・ロープウェイ・リフトで登ります。
曇り空だけどリフトが一番人気。２０分位並びました。
所要時間は約6分。片道チケットを購入。２７０円。
ちょっと寒い中リフトで登ります。

リフトを降り、５分位歩くと松山城に到着。
松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつだそうです。
堂々とした天守閣です。

松山城天守に入場し、お城めぐりをします。
混んでいますね～。じっくり見学したいところですが、人波に流されるように移動します。
江戸時代に建てられた天守閣は標高１６２ｍで、松山平野を360度見渡せるます。
瀬戸内海の島々も見ることができ、城主になった気分でパノラマを楽しめます。

絶景を楽しみ、のんびり徒歩で下山するコースがお勧めです。

１５：００　おやつの時間です。
ここに決めていました。『フルーツパーラーみしま』
季節の旬のパフェがいただけます。
ラフランスのパフェと柿のパフェをいただきました。
満足満足！

市電に乗って道後温泉に向かいます。
たったの１２分。
道後温泉って市街地にあるのですね。行きやすい。

終点の道後温泉駅はレトロな駅舎ですね。
観光気分↑↑
続くハイカラ通りは見て歩くだけで楽しいです。
試食もたくさんあるから寄っちゃうよね～。

のんびり歩いてはいられません。
まずは道後温泉本館に行き、入場券をゲットしなくては。
初心者にお勧め『神の湯 二階席』８４０円を予約します。
神の湯入場、貸浴衣、お茶、おせんべい付きです。
１６：１５に着き、１７：００頃の予約になりました。
ちょうどいいね。電話番号を登録し、ホテルへ向かいます。

明るいうちに道後温泉本館全景を見たくて「道後温泉 空の散歩道」を探します。
足湯を設置するリニュアル工事中で閉鎖中でした。
途中の階段を登ったところで全景を眺めました。

お楽しみ、神の湯の入浴に行きます。
55畳の大広間での休憩がついたコースです。
改札口をとおり、2階の大広間へ。
荷物を置き、浴衣を持って、１階の脱衣場へ行きます。
鍵付きのロッカーが脱衣場にあります。
神の湯の入浴のみの人と共通の脱衣場なので混んでいます。

神の湯は石造りの浴室で、中央に大きな円柱形の「湯釜」と呼ばれる湯口があります。
道後温泉本館の独特な雰囲気を作り出しています。
お湯はやわらかく、体に優しいですね。熱すぎずゆっくり入れます。
ただ、混んでいるので長居はできません。
石鹸はありません。改札口でミカン石鹸を買うか、ホテルから湯籠セットを借りてくるかです。
湯上り後、大広間の障子を少し開けて夕涼みをしました。

大広間に戻ってくると空いているので、のんびり休憩できます。
お姉さんがすかさずお茶を持ってきてくれます。
セットのおせんべい付きです。

私たちは『坊っちゃん』の世界観を味わいたくて『つぼや菓子舗』で買ってきました。
明治16年創業、坊っちゃん団子発祥の店で、「坊っちゃん」に出てくる団子屋のモデルになったそうです。
１本１００円でした。
ただし、『霊たまの湯 三階個室』コースで出される坊っちゃん団子が大広間で１本８０円で売られていましたが…。

貸浴衣から服に着替える部屋が２階に用意されています。
着がえ後、『坊っちゃんの間』の見学に行こうとしましたが、お姉さんに１階に降りるように促されます。
坊っちゃんの間は３階にあるので、キチンと言わないと見せてもらえません。
３階個室の一番奥が坊っちゃんの間でした。
ハンサムな夏目漱石さんを見学し、道後温泉本館を後にしました。
改修前に来れて良かった！

今日の宿泊は『ホテル　ルナパーク』
リーズナブルなホテルです。
道後温泉本館から徒歩１分の好立地で選びました。

道後温泉界隈で唯一の洋風建築のホテルだそうです。
お部屋は広々としたツインです。
ホテルには奥道後温泉から引いた露天風呂もあり、ゆっくり入れます。
道後温泉本館では混んでてシャンプーできませんから、こちらでのんびりですね。

夜も風情があっていいですね。夕食後にブラブラ。
ハイカラ通りの商店街は２２：００までやっているので、夕食後にお土産屋さんをのぞきます。
寒いから浴衣はＮＧですが。

そして、この『坊っちゃんからくり時計』にビックリしました！
迫力があります。
合体ロボかって、思わず突っ込みを入れたくなるような迫力です。
これで心残りなく、ベッドに入れます。お休みなさい。

２日目の朝です。
道後温泉本館の振鷺閣が目覚めます。
６：００に開門の太鼓が鳴るそうですが気付かなかったな～。

朝日に輝く道後温泉本館も趣があります。
白鷺もたくさん見つけられます。

人もいないので独り占め。
道後温泉は女子旅にピッタリですね。

明るい所で見る『坊っちゃんカラクリ時計』
「坊っちゃん」の登場人物が詳細に確かめられるので楽しいです。
夜と昼の両方見るのがいいですね。
さて、道後温泉を満喫したので、しまなみ海道へ向かいましょう。