エアーズロック旅行記(ブログ) 一覧に戻る
4WDでオーストラリアのオフロードの道を縦断してきました。ここ数年、オーストラリアのアウトバックと呼ばれる砂漠の遠隔地には毎年旅してきましたが、すべて舗装道路を通るいわば「安全な旅」でした。しかしアウトバックは四駆を自ら運転して名も無い砂漠の遠隔地に行くことが最高の旅のスタイルだということを確信したので、ついにそれを実行に移す時がきました。<br /><br />この後編の旅行記では、ウルル登山(エアーズロック)・キングスキャニオンの周辺のトレッキングと、オフロードのレッドセンターウェイをドライブして、8日間の旅のゴールであるアリススプリングスを目指します。ウルルは地元アボリジニの聖地で、彼らの意向を尊重して2019年10月以降にウルル登山は禁止となります。<br />

初めての4WDでオーストラリアの砂漠を冒険の旅3 ウルル登頂 レッドセンターウェイ (4WD Adventure drive in Australian Outback 3 - Climbing Uluru & Red Centre Way)

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2018/04/12 - 2018/04/15

122位(同エリア876件中)

ノーーウォリーズ

ノーーウォリーズさん

4WDでオーストラリアのオフロードの道を縦断してきました。ここ数年、オーストラリアのアウトバックと呼ばれる砂漠の遠隔地には毎年旅してきましたが、すべて舗装道路を通るいわば「安全な旅」でした。しかしアウトバックは四駆を自ら運転して名も無い砂漠の遠隔地に行くことが最高の旅のスタイルだということを確信したので、ついにそれを実行に移す時がきました。

この後編の旅行記では、ウルル登山(エアーズロック)・キングスキャニオンの周辺のトレッキングと、オフロードのレッドセンターウェイをドライブして、8日間の旅のゴールであるアリススプリングスを目指します。ウルルは地元アボリジニの聖地で、彼らの意向を尊重して2019年10月以降にウルル登山は禁止となります。

旅行の満足度
4.5

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  • 6日目、早朝5時にユララ Yularaのホテルを出て、20km南にあるウルル Uluru(エアーズロック)へサンライズを見るために出発します。ご覧の様に素晴らしい光景が見られます。4月のサンライズは朝の7時ごろで、ウルルの南東にあるポイントから見ました。ウルル周辺には何箇所か観測ポイントがありますが、当然東側のタリングル展望台からが山に日が当たり最も綺麗に見えます。

    6日目、早朝5時にユララ Yularaのホテルを出て、20km南にあるウルル Uluru(エアーズロック)へサンライズを見るために出発します。ご覧の様に素晴らしい光景が見られます。4月のサンライズは朝の7時ごろで、ウルルの南東にあるポイントから見ました。ウルル周辺には何箇所か観測ポイントがありますが、当然東側のタリングル展望台からが山に日が当たり最も綺麗に見えます。

    エアーズロック サンライズ 自然・景勝地

  • 8時前にウルル山頂への登山口の入口に行きましたが、風のため山頂はクローズ。オープンの条件は気温(36度以下)、天気(雨,雲,風なし)、地元の事情などを全て満たさなければいけず、この時期オープン率20%といわれる程確率が悪いのは知っていたので、まあこんなものでしょうか。天の声が登るなと言っているのでしょう。日本人ツアー団体などで結構混み合っていて、皆さん残念がっています。プランBであるウルル一周ベースウォーク(1周9.5km, 3時間)に計画変更です。最初はマラウォークのコースと同じで、幾つかの絶景が見られます。目の前にそびえる巨大岩に囲まれ圧倒されます。

    8時前にウルル山頂への登山口の入口に行きましたが、風のため山頂はクローズ。オープンの条件は気温(36度以下)、天気(雨,雲,風なし)、地元の事情などを全て満たさなければいけず、この時期オープン率20%といわれる程確率が悪いのは知っていたので、まあこんなものでしょうか。天の声が登るなと言っているのでしょう。日本人ツアー団体などで結構混み合っていて、皆さん残念がっています。プランBであるウルル一周ベースウォーク(1周9.5km, 3時間)に計画変更です。最初はマラウォークのコースと同じで、幾つかの絶景が見られます。目の前にそびえる巨大岩に囲まれ圧倒されます。

    ウルル(カタ ジュタ国立公園) / エアーズロック 国立公園

  • アボリジニの壁画もあります。かつては、ここでアボリジニが暮らしていたのでしょうか。ここは写真可でしたが、ウルル一周ベースウォークには写真禁止の聖地が点在しているので、気をつけなければいけません。<br />

    アボリジニの壁画もあります。かつては、ここでアボリジニが暮らしていたのでしょうか。ここは写真可でしたが、ウルル一周ベースウォークには写真禁止の聖地が点在しているので、気をつけなければいけません。

  • まだ日が昇りきっていない早朝なので、そんなに暑くも無く今のところ快適です。ウルルの北側の壁です。巨大岩には所々に穴(Ininti rockhole)が開いていて巨大な壁画の様にも見えます。<br />

    まだ日が昇りきっていない早朝なので、そんなに暑くも無く今のところ快適です。ウルルの北側の壁です。巨大岩には所々に穴(Ininti rockhole)が開いていて巨大な壁画の様にも見えます。

    ベースウォークツアー 自然・景勝地

  • ウルルを北東から見たところ。

    ウルルを北東から見たところ。

  • ウルルを南側から見たところ。角度によってウルルは色々な形に見えて飽きません。<br />

    ウルルを南側から見たところ。角度によってウルルは色々な形に見えて飽きません。

  • 日が高くなると暑くなりハエも大量に沸いてきます。ハエ少しでも水分があるところに付くので汗をかいた肌や目や耳の穴が大好きです。ハエ避けネットがあって正解でした。ご覧の様にバックパックにも沢山ついています。<br />

    日が高くなると暑くなりハエも大量に沸いてきます。ハエ少しでも水分があるところに付くので汗をかいた肌や目や耳の穴が大好きです。ハエ避けネットがあって正解でした。ご覧の様にバックパックにも沢山ついています。

  • 3時間でウルル一周ベースウォークが終わりました。ゴール寸前でウルルの山壁を見ると、、蟻の様に小さく動く影が見えます。最初は幻かと思いましたが人の影です。何と山頂がオープンされているではないですか。もう11時でかなり気温も高い(体感では36度は越えていた)ので、8時以降にはチャンスはないと思っていましたが、まだ運に見放されていたわけでは無かったです。もう3時間も歩いて少し疲れ気味でしたが、もうひと頑張りすることにします。<br />

    3時間でウルル一周ベースウォークが終わりました。ゴール寸前でウルルの山壁を見ると、、蟻の様に小さく動く影が見えます。最初は幻かと思いましたが人の影です。何と山頂がオープンされているではないですか。もう11時でかなり気温も高い(体感では36度は越えていた)ので、8時以降にはチャンスはないと思っていましたが、まだ運に見放されていたわけでは無かったです。もう3時間も歩いて少し疲れ気味でしたが、もうひと頑張りすることにします。

  • 登山口は朝8時は混み合っていましたが、11時には人の姿はまばら。朝一番にクローズされていたので皆諦めて帰ったのでしょう。この時周りにいた人達もツアーではなくすべてレンタカーなどで個人で来た様です。ちなみに現地発着の英語ツアーの場合は、希望しても登頂できるツアーは2018年でもなく、できるのは日本語ツアーだけだと思います。<br />

    登山口は朝8時は混み合っていましたが、11時には人の姿はまばら。朝一番にクローズされていたので皆諦めて帰ったのでしょう。この時周りにいた人達もツアーではなくすべてレンタカーなどで個人で来た様です。ちなみに現地発着の英語ツアーの場合は、希望しても登頂できるツアーは2018年でもなく、できるのは日本語ツアーだけだと思います。

  • ウルル(エアーズロック)登山の開始です。346mの高低差に挑戦です。噂どおり、最初から急坂です。2枚前の写真のとおり、横から見るとそんなに急坂に見えないのですが、正面から見ると全然印象が違います。ただウルルの外周を一周しましたが、歩いて登れそうな箇所はここだけで、他の箇所はとても登れる様な角度は無かったです。

    ウルル(エアーズロック)登山の開始です。346mの高低差に挑戦です。噂どおり、最初から急坂です。2枚前の写真のとおり、横から見るとそんなに急坂に見えないのですが、正面から見ると全然印象が違います。ただウルルの外周を一周しましたが、歩いて登れそうな箇所はここだけで、他の箇所はとても登れる様な角度は無かったです。

    エアーズロック登山 山・渓谷

  • 途中で見かけたカップル。何故か鎖を使うのを拒否しており、女性の方は登るどころかズルズル落ちて行っていて危ないので思わず助け舟です。<br />

    途中で見かけたカップル。何故か鎖を使うのを拒否しており、女性の方は登るどころかズルズル落ちて行っていて危ないので思わず助け舟です。

  • 下を見下ろすと、こんな感じで急坂で幅も狭いです。コース外に外れたらそのまま下まで落ちてしまいます。気候条件が悪いと登山道がクローズとなる理由も分かります。実際毎年の様に事故は起きている様ですし、2018年7月にも日本人が登山中に心臓発作か何かで亡くなったとニュースで聞きました。

    下を見下ろすと、こんな感じで急坂で幅も狭いです。コース外に外れたらそのまま下まで落ちてしまいます。気候条件が悪いと登山道がクローズとなる理由も分かります。実際毎年の様に事故は起きている様ですし、2018年7月にも日本人が登山中に心臓発作か何かで亡くなったとニュースで聞きました。

  • 最大斜度40度の急坂な上に真昼の気温35度での登山なのでかなりきついです。休憩しながら登ります。休憩中も絶景が見られます。何もない大地に突如としてそびえる一枚岩、まるでアニメかCGの世界ですが、実際地球に実在するのです。<br />

    最大斜度40度の急坂な上に真昼の気温35度での登山なのでかなりきついです。休憩しながら登ります。休憩中も絶景が見られます。何もない大地に突如としてそびえる一枚岩、まるでアニメかCGの世界ですが、実際地球に実在するのです。

  • 30分程で急坂の区間を登りきりました。ここで見える景色は、まさに絶景。昨日まで地平線のはるか向こうからこんな何もない荒野をドライブしてきたのです(実際は反対の東側から来たのですが)。<br />

    30分程で急坂の区間を登りきりました。ここで見える景色は、まさに絶景。昨日まで地平線のはるか向こうからこんな何もない荒野をドライブしてきたのです(実際は反対の東側から来たのですが)。

  • 急坂を登りきるとご覧の様な緩やかなコースになりますが、それでも凸凹があり急な箇所もあります。まるで火星を探検している気分です。<br />

    急坂を登りきるとご覧の様な緩やかなコースになりますが、それでも凸凹があり急な箇所もあります。まるで火星を探検している気分です。

  • 更に30分歩くと、ウルル山頂(標高867m)に到着、ついに登頂しました。一面に広がる巨大な一枚岩と広大な景色は圧巻です。こんな景色は世界のどこでも見れないウルルだけのものだと思います。<br />

    更に30分歩くと、ウルル山頂(標高867m)に到着、ついに登頂しました。一面に広がる巨大な一枚岩と広大な景色は圧巻です。こんな景色は世界のどこでも見れないウルルだけのものだと思います。

  • 2時間でウルル山頂を往復した後は、ユララのホテルに戻りランチを食べてプールサイドでゆっくりします。気温35度の灼熱のトレッキングの後でプールで泳ぐは天国の気分。午後4時ごろウォルパ渓谷ショートウォークとサンセットのために写真のカタジュタ(マウントオルガ)へ行きます。こちらも非現実な光景で、まるでアニメの中にいるようです。

    2時間でウルル山頂を往復した後は、ユララのホテルに戻りランチを食べてプールサイドでゆっくりします。気温35度の灼熱のトレッキングの後でプールで泳ぐは天国の気分。午後4時ごろウォルパ渓谷ショートウォークとサンセットのために写真のカタジュタ(マウントオルガ)へ行きます。こちらも非現実な光景で、まるでアニメの中にいるようです。

    オルガ岩群 (カタ・ジュタ) 山・渓谷

  • サンセット時に雲が出てきて残念ながらカタジュタは写真の感じでどんよりしています。昨日のウルルもこんな感じでした。まあウルル、カタジュタ両方のサンセットが見れたので満足です。<br />

    サンセット時に雲が出てきて残念ながらカタジュタは写真の感じでどんよりしています。昨日のウルルもこんな感じでした。まあウルル、カタジュタ両方のサンセットが見れたので満足です。

  • 7日目、ユララのホテル内のビューポイントから南側のウルルを見たところ。ここからもサンライズでウルルの岩に日が当たるところが良く見えました。この日はウルル登頂の予備日でしたが、昨日無事に登れたので朝からキングスキャニオンへ向かいます。この日の走行300kmですべて舗装道路、オフロード用にタイヤの空気圧が低いので舗装道路は時速80キロでゆっくり走ります。

    7日目、ユララのホテル内のビューポイントから南側のウルルを見たところ。ここからもサンライズでウルルの岩に日が当たるところが良く見えました。この日はウルル登頂の予備日でしたが、昨日無事に登れたので朝からキングスキャニオンへ向かいます。この日の走行300kmですべて舗装道路、オフロード用にタイヤの空気圧が低いので舗装道路は時速80キロでゆっくり走ります。

    アウトバック パイオニア ホテル ホテル

  • 3時間半のドライブでキングスキャニオン Kings Canyonに到着。ここにはショートウォーク Kings Creek Walk(往復1.5km,約45分)、またはロングウォーク Rim Walk(1周6km,約3時間)がありますが、勿論ロングウォークであるリムウォークを選択。最初はご覧の急な丘を登りますが、15分程でそんなに長い距離ではありません。

    3時間半のドライブでキングスキャニオン Kings Canyonに到着。ここにはショートウォーク Kings Creek Walk(往復1.5km,約45分)、またはロングウォーク Rim Walk(1周6km,約3時間)がありますが、勿論ロングウォークであるリムウォークを選択。最初はご覧の急な丘を登りますが、15分程でそんなに長い距離ではありません。

  • リムウォークは渓谷の上をU字型に周遊するコースです。丘を登りきり最初に北側からキングスキャニオン渓谷を見た様子。まるで映画の世界です。<br />

    リムウォークは渓谷の上をU字型に周遊するコースです。丘を登りきり最初に北側からキングスキャニオン渓谷を見た様子。まるで映画の世界です。

    キングスキャニオン(ワタルカ国立公園) 自然・景勝地

  • 東側から渓谷を見た様子。

    東側から渓谷を見た様子。

  • 南側から渓谷を見た様子。それぞれ雰囲気が違います。絶壁でフェンスもないので落ちない様に気をつけなければいけません。<br />

    南側から渓谷を見た様子。それぞれ雰囲気が違います。絶壁でフェンスもないので落ちない様に気をつけなければいけません。

  • ウルルに比べれば高度は低く絶景感は薄いですが、それでもキングスキャニオンでもアウトバックの原野を一望することができます。<br />

    ウルルに比べれば高度は低く絶景感は薄いですが、それでもキングスキャニオンでもアウトバックの原野を一望することができます。

  • この日宿泊したキングスキャニオンリゾートにて、キングスキャニオンのサンセット。燃え上がる様なオレンジです。<br />

    この日宿泊したキングスキャニオンリゾートにて、キングスキャニオンのサンセット。燃え上がる様なオレンジです。

    キングス キャニオン リゾート ホテル

  • 周囲に光害になる町も無いため星空も見事です。この日もホテルに泊まり、当初計画していたキャンプしたのは結局初日だけでした。どんな僻地にもホテルはあるということです。

    周囲に光害になる町も無いため星空も見事です。この日もホテルに泊まり、当初計画していたキャンプしたのは結局初日だけでした。どんな僻地にもホテルはあるということです。

  • 8日目、この日はレッドセンターウェイ Mereenie Loop roadを経由してアリススプリングスを目指します。普通のツアーはここは迂回して舗装道路を走りますが、200km近道のオフロードのレッドセンターウェイを通れるのは4WDの特権です。レッドセンターウェイの通行はその場で取得できるパーミットが要るはずですが、リゾートに訊くと、今用意がないから要らないとの答えが。結構いい加減です。アリススプリングスまで近道を通るので走行距離約320kmそのうちオフロードは約150kmです。<br />

    8日目、この日はレッドセンターウェイ Mereenie Loop roadを経由してアリススプリングスを目指します。普通のツアーはここは迂回して舗装道路を走りますが、200km近道のオフロードのレッドセンターウェイを通れるのは4WDの特権です。レッドセンターウェイの通行はその場で取得できるパーミットが要るはずですが、リゾートに訊くと、今用意がないから要らないとの答えが。結構いい加減です。アリススプリングスまで近道を通るので走行距離約320kmそのうちオフロードは約150kmです。

  • キングスキャニオンのすぐ先で道はオフロードになります。オーストラリアの砂漠らしい赤茶色の大地です。昨日までの道と違い、まっ平らの平地ではなく山が見えるので、景色の違いが楽しめます。<br />

    キングスキャニオンのすぐ先で道はオフロードになります。オーストラリアの砂漠らしい赤茶色の大地です。昨日までの道と違い、まっ平らの平地ではなく山が見えるので、景色の違いが楽しめます。

  • Ginty&#39;s Pass峠の頂上から見た景色。周りには何も人工物がない100%の原野です。遠くに砂煙が上がっている所に車が走っていることが分かります。<br />

    Ginty's Pass峠の頂上から見た景色。周りには何も人工物がない100%の原野です。遠くに砂煙が上がっている所に車が走っていることが分かります。

  • 途中に町も集落もないので、木陰で休憩。これがレンタカーで旅のパートナー、トヨタハイラックス4WD。<br />

    途中に町も集落もないので、木陰で休憩。これがレンタカーで旅のパートナー、トヨタハイラックス4WD。

  • バックミラーから後ろを振り返った様子。砂埃を舞い上げて激走しています。<br />

    バックミラーから後ろを振り返った様子。砂埃を舞い上げて激走しています。

  • レッドセンターウェイはコルゲーションが時々あるけれど総じて走りやすい道で、路面が乾いていれば普通の車でも問題無さそうです。ただし殆どのレンタカー会社が普通車のオフロードの走行を禁止していると思います。交通量も他のオフロードの道に比べれば多いので、もしトラブルがあっても助けは呼びやすいです。対向車とすれ違い時の飛び石に注意。<br />

    レッドセンターウェイはコルゲーションが時々あるけれど総じて走りやすい道で、路面が乾いていれば普通の車でも問題無さそうです。ただし殆どのレンタカー会社が普通車のオフロードの走行を禁止していると思います。交通量も他のオフロードの道に比べれば多いので、もしトラブルがあっても助けは呼びやすいです。対向車とすれ違い時の飛び石に注意。

  • ウェストマクドネル山脈沿いの道と合流する地点(ヘルマンズバーグから西43km地点)から道は舗装されています。なので、ウェストマクドネル山脈沿いのループ道路は全て舗装されています。このままではあまりにも簡単すぎるので、ちょっと寄り道をしてみます。ヘルマンズバーグの村の手前でパームバレー Palm valleyへ向かう4WD Onlyのトラックがあるので、そこでちょっとしたラフロードを体験してみることに。<br />

    ウェストマクドネル山脈沿いの道と合流する地点(ヘルマンズバーグから西43km地点)から道は舗装されています。なので、ウェストマクドネル山脈沿いのループ道路は全て舗装されています。このままではあまりにも簡単すぎるので、ちょっと寄り道をしてみます。ヘルマンズバーグの村の手前でパームバレー Palm valleyへ向かう4WD Onlyのトラックがあるので、そこでちょっとしたラフロードを体験してみることに。

  • パームバレートラックは、さすがに4WD Onlyというだけあり、ラフな道が続きます。乾いた川岸の石だらけの場所を通ったり。<br />

    パームバレートラックは、さすがに4WD Onlyというだけあり、ラフな道が続きます。乾いた川岸の石だらけの場所を通ったり。

  • ふかふかの深い砂のセクションもあります。ここは普通車じゃ絶対に通れません。<br />

    ふかふかの深い砂のセクションもあります。ここは普通車じゃ絶対に通れません。

  • 途中の川渡りの前後は3mほどの高低差ですが急な砂の斜面があり、4Lギアーを試す機会もありました。ハイラックス4WDは安定した走りで、こんな荒れた道でもタイヤは全くスピンすることは無かったです。時間が十分無かったためパームバレーの終点までは行けず、30分程(約15km)進んだところで折り返して、パームバレートラックを後にします。こういったラフロードなら4WDの運転を十分に楽しめます。ここも交通量は多いので、もしトラブルがあっても助けは呼びやすいです。<br />

    途中の川渡りの前後は3mほどの高低差ですが急な砂の斜面があり、4Lギアーを試す機会もありました。ハイラックス4WDは安定した走りで、こんな荒れた道でもタイヤは全くスピンすることは無かったです。時間が十分無かったためパームバレーの終点までは行けず、30分程(約15km)進んだところで折り返して、パームバレートラックを後にします。こういったラフロードなら4WDの運転を十分に楽しめます。ここも交通量は多いので、もしトラブルがあっても助けは呼びやすいです。

  • アボリジニ村のヘルマンズバーグ Hermannsburgの教会。18世紀後半にドイツ人の牧師が開いたこの辺りで最も古い教会です。<br />

    アボリジニ村のヘルマンズバーグ Hermannsburgの教会。18世紀後半にドイツ人の牧師が開いたこの辺りで最も古い教会です。

    ヘルマンズバーグ空港 (HMG) 空港

  • アリススプリングスまでの最後の120kmララピンタドライブはすべて舗装道路。今回のドライブ旅では色々な事がありましたが、予定通りアリススプリングスへもうすぐ到着します。8日間で積算2900kmも走行しましたが、ファイナルラップは名残惜しく、このままずっと走って北端のダーウィンまで行きたい気分です。

    アリススプリングスまでの最後の120kmララピンタドライブはすべて舗装道路。今回のドライブ旅では色々な事がありましたが、予定通りアリススプリングスへもうすぐ到着します。8日間で積算2900kmも走行しましたが、ファイナルラップは名残惜しく、このままずっと走って北端のダーウィンまで行きたい気分です。

  • 3時前にアリススプリングス Alice Springsに到着。備品の整理をしたり車を簡単に掃除したりした後、4時までにBritzにレンタカーを返却します。この日はアウトバック旅行の最終日、大都会?のアリススプリングスでサンセットを楽しみます。<br />

    3時前にアリススプリングス Alice Springsに到着。備品の整理をしたり車を簡単に掃除したりした後、4時までにBritzにレンタカーを返却します。この日はアウトバック旅行の最終日、大都会?のアリススプリングスでサンセットを楽しみます。

  • 9日目、この日はアリススプリングを飛行機で離れます。写真はカンタスのレトロジェットと呼ばれる80年代の古い塗装をしたB737機。初めてのレトロジェット搭乗でしたが、内装は普通の飛行機でした。<br />

    9日目、この日はアリススプリングを飛行機で離れます。写真はカンタスのレトロジェットと呼ばれる80年代の古い塗装をしたB737機。初めてのレトロジェット搭乗でしたが、内装は普通の飛行機でした。

    アリススプリングス空港 (ASP) 空港

  • 飛行機から見える光景はまるでアボリジニの絵の様です(写真はコントラストを高く加工しています)。飛行機であれば、アデレードまで2時間なのであっという間です。陸路でスチュアートハイウェイ(舗装道路)直行なら1500km,2日間、今回の旅は4WDでオフロードを色々回り道をして2900km,8日間もかけて辿りついた軌跡を空から振り返ります。<br />

    飛行機から見える光景はまるでアボリジニの絵の様です(写真はコントラストを高く加工しています)。飛行機であれば、アデレードまで2時間なのであっという間です。陸路でスチュアートハイウェイ(舗装道路)直行なら1500km,2日間、今回の旅は4WDでオフロードを色々回り道をして2900km,8日間もかけて辿りついた軌跡を空から振り返ります。

  • アウトバックを上空から見ても、殆どの人にとって代わり映えのしない退屈な砂漠の景色に見えるでしょう。しかし私には上空からの景色からアウトバックをドライブした記憶が蘇ります。砂丘をいくつも越えるトラックが下に見えます。こんな砂丘越えはきっと路面が悪かったら大変なんだろうな、近くの集落までどれ位離れているのだろう、と色々想像をしてしまいます。<br /><br />長年の憧れだった砂漠を横断するオフロードの旅が無事終わりました。初めてのオフロードの旅だったので、比較的簡単なコース(海外旅行で言うとタイ旅行?)を選びましたが、それでも新しい旅のスタイルだったので沢山の新たな発見とちょっとのスリルがある冒険でした。

    アウトバックを上空から見ても、殆どの人にとって代わり映えのしない退屈な砂漠の景色に見えるでしょう。しかし私には上空からの景色からアウトバックをドライブした記憶が蘇ります。砂丘をいくつも越えるトラックが下に見えます。こんな砂丘越えはきっと路面が悪かったら大変なんだろうな、近くの集落までどれ位離れているのだろう、と色々想像をしてしまいます。

    長年の憧れだった砂漠を横断するオフロードの旅が無事終わりました。初めてのオフロードの旅だったので、比較的簡単なコース(海外旅行で言うとタイ旅行?)を選びましたが、それでも新しい旅のスタイルだったので沢山の新たな発見とちょっとのスリルがある冒険でした。

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