2018/06/03 - 2018/06/03
79位(同エリア3281件中)
かっちんさん
今日の午後は、中禅寺湖畔に佇む英国大使館別荘を訪れます。
明治中頃から昭和初期にかけて、中禅寺湖畔には各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地としてにぎわいました。
英国大使館別荘は現在、栃木県に寄贈され、一般公開されています。
ここは吉永小百合さんが出演するJR東日本「大人の休日倶楽部」テレビCMのロケ地にもなりました。
次に戦場ヶ原の湿原を訪れます。
戦場ヶ原には「ズミとワタスゲ」が咲き誇っており、赤沼から光徳入口まで歩き、青空に恵まれた気持ちいいハイキングになりました。
帰りの途中、日光駅近くで昔懐かしい日光軌道、宇都宮駅で「リゾートやまゆり」、上野駅で豪華寝台列車「カシオペア」に偶然にも出会います。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
とちぎ旅ネット「英国大使館別荘記念公園」
トラベルジェイピー・フルリーナYOC「英国大使館別荘記念公園」
日光自然博物館「英国大使館別荘記念公園」「戦場ヶ原からこんにちは」
庭木図鑑 植木ペディア「ズミ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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山に囲まれた中禅寺湖
英国大使館別荘へ向かって湖畔を歩いていると、湖の中を遊覧船がゆっくりと進んでいます。 -
木漏れ日の遊歩道
立木観音を過ぎ、車道から遊歩道に入ります。 -
英国大使館別荘に到着
中禅寺温泉バスターミナルから英国大使館別荘記念公園まで、2.2km程です。 -
クリンソウがお出迎え(入口)
今の時期、千手ヶ浜でもクリンソウが見頃になっています。 -
英国大使館別荘
英国の外交官として、明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウが、奥日光の自然、中禅寺湖をことのほか愛し、明治29年(1896)湖畔の南岸に山荘を建てました。
これが後に英国大使館別荘となり、平成20年(2008)まで利用されました。
その後、平成22年(2010)に栃木県に寄贈され、一般公開されるようになりました。
観覧料は200円、開館時期は4/1~11/30(4・5・11月は月曜日が休館)。 -
開放的なベランダ
建物に入りベランダのソファに座ると、中禅寺湖の景色が眺められます。 -
中禅寺湖を臨む絶景(ベランダから)
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食堂と書斎に設けられた暖炉
1階の部屋は展示室になっており、サトウの生涯や国際避暑地の歴史、奥日光の自然、建物の特徴などが紹介されています。 -
英国の家具
2階には文化・芸術が花開いた英国・ビクトリア朝時代の文化の展示があります。 -
2階のべランダ
ここからサトウが愛した中禅寺湖畔の「絵に描いたような風景」が満喫できます。
併設されている「Tea Room 南4番Classic」では、本場イギリスの由緒正しいアフタヌーンティーやスコーンを、駐日英国大使館から寄贈されたアンティーク家具のある優雅な空間で楽しめます。 -
イチオシ
雲が綺麗な中禅寺湖
建物の外にある「石積み三段テラス」からの眺めは、中禅寺湖全体を見渡すことができます。 -
帰りの遊歩道
森の中はエゾハルゼミの大合唱。
樹木を注意して見ていましたが、エゾハルゼミを発見できず。 -
シロヤシオ(遊歩道)
わずかに残っているシロヤシオです。 -
富士山のような男体山(湖畔)
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ヤナギの花穂(かすい)かな??
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黄色いカラシナ(湖畔) -
スワンの浮かぶ中禅寺湖
のどかな風景です。
中禅寺温泉バスターミナルに到着し、湯元温泉行バスで次の目的地、戦場ヶ原へ向かいます。 -
流れ落ちる「竜頭ノ滝」(車窓)
バスは滝口を橋で渡ります。 -
赤沼茶屋
戦場ヶ原入口にある赤沼でバスを降ります。 -
戦場ヶ原から見える男体山(赤沼)
男体山の西面なので、中禅寺湖からの眺めとは異なります。 -
ヤナギの花穂(赤沼)
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戦場ヶ原の案内図(赤沼)
戦場ヶ原を縦断する遊歩道が湯川沿いにつくられています。
湿原に木道を敷いた遊歩道を、赤沼から青木橋、泉門池、光徳入口まで、約4.5km(1時間40分程)を歩きます。 -
ズミの咲く戦場ヶ原
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白くて美しい花「ズミ」
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湿原の中を流れる「湯川」
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自然のまま、倒木の残る川
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ワタスゲの湿原
遊歩道をしばらく進むと、突然ワタスゲの群落が現れます -
白いじゅうたん(ワタスゲ)
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イチオシ
風になびく白い綿毛(ワタスゲ)
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ズミの通り道
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木道を歩く小学生のグループ
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イチオシ
ズミの咲く湿原と男体山
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イチオシ
可憐な花「ズミ」
咲き始めはピンク色を帯び、徐々に純白へと変化します。
ほとんどのズミは終わりかけてますが、この場所は咲き始め。 -
アートのような倒木の根っこ
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ヨシから顔を出す「ウマノアシガタ」
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静かな戦場ヶ原
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イチオシ
くもじゅんいち・くもみーヌ・くも神様のお散歩
TV番組「空から日本を見てみよう+」を見てますか? -
緑の「谷地坊主」
丸く盛り上がった草の株が「谷地坊主(やちぼうず)」。
スゲの仲間が株をつくり、湿原の水位が変動しても株が水につからないようにしています。 -
これは「ミヤマガマズミ」
秋になると綺麗な赤い実になります。 -
泉門池(いずみやどいけ)
戦場ヶ原の北側の森の中にあります。 -
これは「ツマトリソウ」
花びらが何と7枚。 -
再び湿原の戦場ヶ原
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徐々に樹木が生えだしている湿原の北側
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可愛い「アズキナシ」
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遊歩道の出口
光徳入口バス停はこの近くです。
まだ15時過ぎですが、昨日(土曜日)夕方のバスは赤沼から乗り切れない人が出たと聞いていたので、早めのバスで日光駅へ戻ります。 -
イチオシ
ややっ、昔懐かしい路面電車・・・
バスはいろは坂を下り日光駅に到着。駅手前に停車していた路面電車を見に行きます。
これは2017年8月10日から運行開始した日光軌道タイプ特別車両のバスです。
日光軌道は日光市内を走行していた路面電車で、自動車交通量増加の影響で、昭和43年(1968)に営業を終了しました。
SL「大樹」の運転に合わせ、日光と鬼怒川を結ぶバス路線が新設され、土日祝日のみの運行です。 -
日光駅
大正元年(1912)に完成した駅舎です。
旧博多駅と共通する複雑な屋根、正面にデコラティブな半円形の窓、外壁ハーフティンバーの柱の白壁でつくられています。 -
駅舎の2階(日光駅)
かつて1等客の特別待合所として使用されていました。 -
貴賓室(日光駅)
大正天皇が使われた貴賓室。
現在、非公開です。 -
東武の新型特急「リバティ」(日光)
2017年4月21から走り始めた新型特急「リバティ」が、JR日光駅の向かい側を走っています。
「リバティ」の運行は、浅草から日光・鬼怒川間だけでなく、野岩鉄道・会津鉄道にも乗り入れ、朝夕に通勤列車にもなります。 -
485系「リゾートやまどり」(宇都宮)
日光線で宇都宮駅に到着すると、珍しい車両が・・・
特定日に黒磯から八王子まで運転している快速「リゾート那須野満喫号」です。 -
EF81-98電気機関車(上野)
上野駅に到着すると、隣のホームに赤い電気機関車。
交直両用電気機関車のEF81は、以前、北海道への夜行寝台特急「北斗星」「カシオペア」を牽引していました。 -
北斗星牽引に使用されていた「銀の流星マーク」(上野)
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ヘッドマークは「カシオペア」(上野)
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カシオペア車両(上野)
「カシオペア」は2015年まで定期運行していた豪華寝台特急でした。
現在は団体専用列車「カシオペアクルーズ」「カシオペア紀行」として運転しています。
懐かしい車両に巡りあいラッキー!!
今日は日光中禅寺湖の大使館別荘、戦場ヶ原の花々などをじっくり楽しむことができました。
花の開花情報は「日光自然博物館」HPに掲載されています。
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